海洋汚染防止法の改正に伴う、カクイオイルキャッチャーのメリット 拝啓 時下ますますご清栄の事と、お喜び申し上げます。 2007年4月より海防法の改正に伴いまして油吸着材の備付け量が、重量換算でありました 積算方法から、油吸着処理能力に基づいた積算方法に変更されたことを受けまして、 環境商材 カクイオイルキャッチャーメリットの御案内です。 油吸着材に対する海防法概要 旧) 資材を当該船舶内または備付け基地に置く場合でそれぞれに決められた値に基づいた 油吸着材の量(トン) 新) 当該船舶の総トン数に応じ、想定排出油量の1割または2割に相当する B重油を処理するために必要な量(油処理剤、油吸着材又は油ゲル化剤) 注:当該船舶内に資材を備え付ける場合は1割、備付基地に備え付ける場合は2割 上記を受けまして、カクイオイルキャッチャーと一般市場品でありますポリプロピレン製品との 比較を行い、さらにそれに基づき、備蓄重量及び備蓄容量を求めました。 その詳細につきまして以下に示します。 表1 カクイオイルキャッチャーと、ポリプロピレン製品との比較 カクイ KP-50A型 原材料 植物系天然繊維主体 枚数/1ケース 150枚 金額/1ケース 39,600円 枚/サイズ 50×50×0.4cm kg/1ケース 10kg 枚/シート自重g 66g 枚/吸着量g 1.1kg 1.1kg×150枚 1ケース当たりの油吸着量 165kg 一般型式市場品 ポリプロピレン 100枚 約25,000円 50×50×0.4cm 約10kg 約100g 約1kg 1kg×100枚 約100kg 例) 3tの排出油の処理を実施する場合(改正後) カクイ KP-50A型 一般型式市場品 原材料 植物系天然繊維主体 ポリプロピレン 必要数量(枚数) 3,000,000g÷1,100g=2,737枚 3,000,000g÷1,000g=3,000枚 必要数量(ケース) 2,737枚÷150枚=18ケース 3,000枚÷100枚=30ケース 処理費用 18×39,600=712,800円 30×25,000=750,000円 比較 一般品より約37,200円減(5%削減) カクイ製品より12ケース多く必要 解説)3tの流出油の処理を実施する場合 1)ポリプロピレン製品の場合 3,000kg(流出油量) ÷ 100kg(1箱当りの油吸着量) × 10kg(1箱当りの重量) = 300kg(30箱)必要 2)KP-50A型の場合 3,000kg(流出油量) ÷ 165kg(1箱当りの油吸着量) × 10kg(1箱当りの重量) = 180kg(18箱)でOK ・・・つまり、3分の2以下の重量で油回収作業が可能になります! さらに、その場合の体積は 1)ポリプロピレン製品の場合 30箱×100枚×1枚あたり体積(0.5m×0.5m×0.004m) = 3m3の空間が必要 2)KP-50A型の場合 18箱×150枚×1枚あたり体積(0.5m×0.5m×0.004m) = 2.7m3の空間でOK ・・・つまり、約10%の空間的余裕が出来ることになります!
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