福 岡 県 公 安 委 員 会 活 動 状 況 ＜ 定 例 会 の 主な 議 題 及び 要 旨 ＞ 平成 ２ ７ 年１ ０ 月 １５ 日 （ 木 ） 【報告事項】 １ ９ 月 定 例県 議 会 の結 果 に つ い て （ 総 務部 ） 警察 本 部か ら「平 成 ２ ７年 ９ 月１ ８ 日か ら 開 催さ れ た９ 月 定例 県 議 会は ２ ２日 間 の日 程を 終 え、１０ 月 ９日 に閉 会 した 。議 会 の代 表質 問 では 、ニ セ 電話 詐欺 対 策及 び 暴力 団 対策 に 関す る 質問 が、一般 質 問で は、サ イバ ー空 間 にお け る性 的 脅 迫事 案、い わゆ る セ クス ト ーシ ョ ンの 対 策 強化 に 関す る 質問 が 行 われ た。警 察委 員 会で は、非違 事 案の 発 生 等に つ いて 報 告を 行 っ た。 」 旨の 報 告が あ っ た。 公安 委 員か ら「 暴 力団 対策 に おけ る 組員 の 離 脱促 進 につ い て 、全国 的に 進 めて い く動 きは あ るの か 。」旨 の 質問 が あり 、警察 本 部 から「 本年 ７ 月に 、初 めて 警 察庁 主 催に よ る暴 力 団か ら の離 脱 促 進に 関 する 会 議が 、福 岡県 で 開催 さ れ、その 後、個別 に 福 岡 県 と 各県 と で協 議 を進 め て いる と ころ で ある 。ま た、今後 行 われ る 全国 警察 本 部長 会 議の 席 上に お いて も 離脱 促 進 の取 組 への 支 援・協力 をお 願 いし た いと 考 え てい る。」旨 の 説明 があ っ た。 公安 委 員か ら「 県 内で の離 脱 促進 は 、受 け皿 とな る 民間 企 業と 警 察 の継 続 的な 協 力関 係や 、金 銭 的な 補 償等 によ り 進展 す ると 思 う 。こ れか ら 県内 の 民間 企業 、警 察 、行 政 で 形が で きて い けば 、暴 力団 か らの 離 脱の 動 き も活 発 にな る だろ う。今日 の 新聞 に も、 『北 九州 市 民調 査 によ る 市 政評 価 で暴 追 運動 の 推 進が ト ップ と なっ た 』旨の 記 事が 掲 載さ れ てい た が、暴力 団 対策 が広 く 市民 に も認 め ら れて き たと 感 じて い る 。時 間は か かる か も しれ な いが 、少し ず つ でも 進 めて い ただ き た い。」旨の 発 言が あ り 、警 察 本部 か ら「 成 功例 を 積み 重 ねて 、そ れを 広 報し て いく な ど して 着 実に 進 めて い き たい 。」旨の 説 明が あっ た 。 ２ 平 成 ２ ７年 人 事 委員 会 に よ る 給与 勧 告 等の 概 要 に つ いて （警務部） 警察 本 部か ら「福 岡 県 人事 委 員会 よ り平 成 ２ ７年 の 福岡 県 の職 員 の 給与 等 に関 す る報 告及 び 勧告 が 行わ れ た 。勧 告等 の 概要 に つい て、１点 目 が、月例 給 の引 上 げな ど の民 間 給与 と の較 差 に基 づ く 改定 で あり 、給 与 条例 改正 後、平 成２ ７ 年４ 月１ 日 に遡 及 して 差 額追 給 とな る。２ 点目 が、段階 的 に実 施 して いる 地 域手 当 や単 身 赴 任手 当 の引 上 げな ど の給 与 制度 の 総合 的 見 直し で あり 、平 成 ２８ 年４ 月 １日 か らの 実 施 とな る。」旨 の 報告 があ っ た。 公安 委 員か ら「 地 域手 当の 支 給地 域 とな る 東 京都 特 別区 と はど こ を 言う の か。」旨 の 質問 が あり 、 警察 本 部 から 「 特別 区 とは 東 京 都２ ３ 区で あ る。 」 旨 の説 明 があ っ た。 公安 委 員か ら「 単 身赴 任手 当 の加 算 限度 額 と は何 か。」旨の 質 問が あり 、警 察 本部 か ら「 単身 赴 任手 当 は、距離 に 応じ 基 礎額 に 加 算さ れ る。その 限 度が 加算 限 度額 で ある 。」 旨の 説 明が あ った 。 公安 委 員か ら「 単 身赴 任者 は 何人 く らい い る のか 。」旨 の質 問 があ り、警察 本 部か ら 「現 在、単 身赴 任 手当 の支 給 対象 者 は１ ５ １ 人で 、概 ね 県警 察 職員 ８０ 人 に１ 人 の割 合 であ る 。」 旨 の説 明 が あっ た 。 ３ 平 成 ２ ７年 秋 の 勲章 伝 達 式 の 実施 に つ いて （ 警 務部 ） 警察 本 部か ら「 平 成２ ７年 １ １月 ６ 日、博多 サン ヒ ルズ ホ テル に お いて 平 成２ ７ 年秋 の勲 章 伝達 式 を実 施 す る。 受 章者 数 は １ ０ １ 人で 、 伝達 式 には ９ ５ 人の 方 が出 席 する 。 公安 委 員長 の 御出 席 を お願 い する 。 」旨 の 報 告が あ った 。 ４ 少 年 非 行の 情 勢 と抑 止 対 策 の 推進 状 況 につ い て （ 生活 安 全部） 警察 本 部か ら「 平 成２ ６年 中 の県 内 の非 行 情 勢に つ いて は、刑 法犯 検挙 補 導人 員、非 行者 率（ 少 年人 口 に占 める 刑 法犯 検 挙補 導 人 員の 割 合）及び 再 犯者 数は 平 成２ ２ 年以 降 年々 減 少傾 向 にあ る が 、全 国順 位 は依 然 とし て高 水 準に あ る。抑止 対策 と して 、非 行 少 年等 に 対す る 立ち 直 り 支援 活 動を 行 って お り 、ま た 、学 校 や自 治 体 と連 携 を強 化 して 、 立ち 直 り支 援 専門 機 関 とし て の少 年 サポ ー ト セン タ ー、学 校と 警 察 の架 け 橋と し ての ス クー ル サポ ー ター の 活 動を 推 進し て いる 。な お、学校 へ のス ク ール サポ ー ター の 配置 に 関す る アン ケ ート を 実 施し た 結果 、学 校 の９ 割が 効 果的 と 回答 し て いる 。」旨の 報 告が あっ た 。 公安 委 員か ら「 立 ち直 り支 援 は再 犯 者を 対 象 とし て いる の か。この 支援 が 増え れ ば再 犯率 も 減る の では な い かと 考 えて い る。」旨 の発 言 があ り、警 察本 部 か ら「 立 ち直 り 支 援は、事件検挙や補導された者や再犯者等で、本人と親の同意がある者を対象として いる 。立 ち 直り 支 援の 対象 者 数は 、刑 法 犯検 挙補 導 人員 や 少年 人 口 の減 少 等か ら 微減 と なっ て いる 。 」旨 の 説 明が あ った 。 ５ 田 川 市 にお け る 会社 経 営 者 等 によ る 殺 人事 件 被 疑 者 の逮 捕 等 につ い て （ 刑 事部 ） 警察 本 部か ら「 田 川警 察署 及 び捜 査 第一 課 は 、平 成１ １ 年２ 月 から ６月 こ ろ、田川 市 所在 の 河川 に 被害 者 を 突き 落 とし 溺 死さ せ た 殺人 事 件に つ いて 、平 成２ ７ 年１ ０ 月１ ０ 日、 嘉 麻市 居 住の 会 社 経営 の 男性 ほ か２ 人 を 逮捕 し た。 」 旨の 報 告 があ っ た。 ６ 窃 盗 （ 空き 巣)被 疑者 等 の 逮 捕 につ い て （刑事部） 警察 本 部か ら「 行 橋警 察署 及 び捜 査 第三 課 は 、平 成２ ７ 年７ 月、京 都郡 苅 田町 に おい て 、空 き 巣事 件 を敢 行 し 、そ の 被害 品 の一 部 を質 店 の経 営 者が 買 い 受け た 事件 に つい て、 同年 ９ 月１ ５ 日、田川 市居 住 の土 木 作業 員 の 男性 を 窃盗 で、同 年１ ０月 ８ 日、田川 市 居 住の 質 店経 営 の女 性 を 組織 的 犯罪 処 罰法 違 反・盗 品等 有 償譲 受 けで 逮捕 し た。」旨 の報 告が あ った 。
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