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南城市庁舎等複合施設基本設計概要(案)に対する意見概要とそれに対する市の考え方
番号
ご意見の概要
市の考え方
1
2000台の駐車場について
そもそも、そんなに大型の駐車場が必要なの
か。駐車場建設による建設費、ランニングコス
トを比較し、何年でペイできるのか。
2
2000台の駐車場を災害時の避難場所と
して想定しているとのことだが、必要な面積
は?
避難所を一か所に集中させる必要があるか
疑問。
ご指摘のとおり 2,000 台以上の駐車場とし
てフルに活用するのはイベント開催時になる
と考えておりますが、本市の公共駐車場は単に
イベント時の活用を目的に整備するのではあ
りません。
当該地域は、高台で風光明媚な場所であり、
那覇市や沖縄自動車道と接続する地域高規格
道路「南部東道路」のIC整備予定地、観光複
合施設であるユインチホテル南城が立地し、ま
た、沖縄のみち自転車道や 5 キロ圏内には南都
ワールド玉泉洞や斎場御嶽、琉球GC等、多く
の既存観光施設や公園、景勝地があります。
(本
市の主要観光施設利用者:年間 230 万人)
こうしたポテンシャルを有する場所に、多彩
な活用ができる公共空間を確保し、バランスあ
るまちづくりに向けた拠点地形成を目指して
おり、単にイベント時の駐車場整備ではなく、
また、建設費やランニングコストで収支をはか
る事業ではございません。
避難場所としての面積・規模については、上
記のとおり多彩な活用ができる公共空間の確
保(多様な拠点地づくり)が目的であり、単に
公共駐車場の必要面積だけでは図れないと考
えております。
本市の佐敷から知念、玉城の東側の海岸低地
には多くの集落があり、そこに住む市民は概算
で 14,000 人にのぼり、東日本大震災のような
大規模災害(津波来襲時)においては、公共駐
車場(60,000 ㎡)だけでは対応ができないこ
とも想定され、また、災害の種別、規模等から、
地域の避難所の活用も不可欠であると考えて
おります。
よって、避難場所を一箇所に集中させる可否
については、災害の規模、内容によりその賛否
が異なると考えております。(東日本大震災の
ような大規模災害と台風来襲時等の一部地域
の災害により異なる。)
なお、防災、災害対策の中枢となる防災セン
ター機能を有する庁舎複合施設と緊急避難地
としての広い公共空間が一体化することで、防
災拠点としてより高い機能、迅速な対応が発揮
されると考えております。
3
説明会にて、アリーナ建設にかかる費用につ
いての説明がなかった。
4
2000台の駐車場について、一括交付金を
活用するとのことだが、必要性について検証さ
れているのか。
5
新庁舎建設に伴い、大里・玉城両庁舎に市民
課業務を置かないという説明だった。
なぜ佐敷や知念には出張所を置いて市民課
業務を設置しているのに、大里や玉城には置か
ないというのでは整合性が取れないように思
う。
アリーナ建設については、現在、構想段階と
なっております。
現在、敬老会を地域別に開催しており、市民
より、合同開催できる施設建設の要望も上がっ
ております。また、成人式においては、会場が
手狭であることから、新成人のみで満員とな
り、父兄が入場できない状況となっています。
今後、市民からの要望、本市及び本県南部地
域の体験交流・滞在型観光等の新たな観光振興
の拠点づくり等を踏まえつつ検討を進めてい
く予定です。
公共駐車場の整備については、本市の都市計
画マスタープランの将来の都市構造や多様な
拠点地形成を踏まえ、平成 25 年度の沖縄振興
特別推進交付金(一括交付金)の「特別枠」に
応募し、沖縄県や内閣府の審査を経て事業採択
され、観光振興将来拠点地整備事業として事業
を進めております。
市民課窓口業務は行政機能の一元化を図り、
市民の公平・公正の均衡ある発展のため新庁舎
のみで行い、大里・玉城両庁舎及び佐敷・知念
両出張所は閉鎖します。ただし、自動交付機及
びコンビニ交付についても現在検討していま
す。
平成23年7月より行っている「広域行政窓
口サービス」を更に推進していきます。