アリックスのショールの編み方図

2)マーナは、
『Stahman's Shawls and Scarves──
Lace Faroese-Shaped Shawls from the Neck
Down and Seamen's Scarves』(ロッキングチェア・
プレス、アイダホ州ボイシ、2000年)の著者であり、また
出 版 者 兼 販 売 者 で も あ り ま す 。メ ー ル アド レ ス は
[email protected]
3)
〈ブルームーン・ファイバーアーツ〉社の取り扱い商品につ
いてのくわしいご案内はwww.bluemoonfiberarts.com
まで。
アリックスのショール(メリヤス編み)
●
編み方
輪針で往復編みをしていきます。まず、別鎖を作って11目作
り目 をします。糸端を25cm残し、編地の表から見て裏目2
1
目、表目1目、裏目1目、表目3目、裏目1目、表目1目、裏目2
目となるように編みます。次の段からは、模様編みB、模様
編みA、表目1目(偶数段では裏目1目)と編み、再び模様編
みA、模様編みB'の順で編んでいきます。模様編みBとB'の
滑目は、裏目を編むように右針を入れます。かけ目記号のあ
る、両端と中央の左右の4箇所で増目をしながら、好みの大
きさになるまで、18段1模様を繰り返し編みます。最後に模
様編みCを編み、より太めの輪針に替えて裏から伏せ止め
をします。
中央1目立てて増す
模様編みC
伏せ止め
模様編みA
11目作る
模様編みB'
8段
18段
模様編みB
=透かし模様
ショールを洗ってきれいに形を整えましょう。ショールは
手編みの“抱擁(ハグ)”なのです。でき上がったら、ハグで元気
づけたい友人にプレゼントしてあげましょう。2枚目のショー
ルは、あなた自身や別の友人のために編んでくださいね。
アリックスのショール(ガーター編み)
●
編み方
メリヤス編みのショールの編み方を次のように変更します。
作り目のあと、次の段はすべて表目で編みます。模様編みA
のメリヤス編みをガーター編みにし、模様編みBとB'の滑目
以外の目も表目で編みます。模様編みBとB'の滑目は、表目
を編むように右針を入れます。
【注釈】
1 )アリックスは 、あとからほどける作り目にして います 。
ショールができ上がったあと、最初に残しておいた糸を
使って、作り目をほどいた編み始めをメリヤスはぎで合
わせました。どんな作り目でもかまいませんが、編み終
わったら、そこをはいでください。あとからほどける作り
目については、
『Stahman’
s Shawls and Scarves』
などの編み物の本をご覧ください。
〈編み方図(メリヤス編み)〉
表目記号
=
模様編みA
好みの大きさになるまで18段1模様を繰り返す。
50
45
40
35
30
20
18
段1模様
25
15
10
5
模様編みB’
→ 偶数段
← 奇数段
1
模様編みB
偶数段 →
奇数段 ←
←
模様編みC
糸を編地の向こう側にお
いて滑目をします。この
とき、裏目を編むように
右針を向こう側から手前
側に入れます。
伏せ止め
5
1
中 央
MIRA BOOKS公式ホームページで、同じ図を拡大してご覧いただけます。
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