スライド 1

藤井川ダムの効果(平成27年9月 台風18号)
時間雨量(mm)
【藤井川ダム洪水調節効果】
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台風18号により,9月6日17時から9月11日11時まで
に,藤井川ダム上流の小勝雨量観測局で,累計雨量216mmを
記録しました。
この降雨により,上流からダムへ流れ込んだ水量を貯めながら,
下流へ水を流す「洪水調節」を実施いたしました。上流から流れ
込んだ最大で毎秒155.74立方メートルの水量を毎秒79.
94立方メートルに減少させ下流へ流しました。
その結果,下流の下坪地点(藤井川)で最高水位を20cm低下
させる効果がありました。
累計雨量(mm)
ダムより下流の下坪地点の雨量状況図
50.0
45.0
40.0
35.0
30.0
25.0
20.0
15.0
10.0
5.0
0.0
時間雨量(mm)
250.0
累計雨量(mm)
200.0
9月6 日17 時~9月11日11 時
累計雨量:216mm
150.0
100.0
50.0
0.0
9
11
9/9
13
15
17
19
21
23
3
5
7
9
11
13
9/10
藤井川ダムの洪水調節図
流量(m3/s)
1
上流からダムへ流れ込んだ水量(m3/秒)
ダムから下流へ流した水量(m3/秒)
水位(EL.m)
貯水位(EL.m)
50.0
140.0
常時満水位 EL.45.50m
45.0
120.0
40.0
上流からダムへ流れ込んだ最大水量
155.74m3/秒
(10日 10 :05 )
小勝雨量観測局
100.0
ダムに一時的に
貯めた水量
75.80m3/秒
35.0
30.0
80.0
25.0
60.0
藤井川ダム
40.0
下坪観測所
20.0
ダムから下流へ流した水量
79.94m3/秒
( 10日 10 : 05 )
15.0
10.0
20.0
藤井川ダム常用洪水吐き
ピーク時における状況図
<洪水調節とは>
・多量の雨が降った時に上流から流れてくる水を一時
的にダムに貯め,下流へ流す水量を少なくすること。
・下流へ流す水量が少なくなることで,下流の洪水被
害の軽減を図ります。
5.0
0.0
0.0
9
11 13 15 17 19 21 23
9/9
1
3
5
7
9
11 13 15 17 19 21 23
5
7
9
20cm水位を低下
ダムが無い場合の推定水位
上流から流れ込んだ水量の約5割(毎秒7
5.8立方メートル)をダムに貯め込んだこ
とにより,下流の下坪地点(藤井川)の水位
上昇を抑え,最高水位を20cm低下させる
効果がありました。
3
下坪地点での水位低減効果(イメージ図)
ダムから下流へ流した水量
79.94m3/秒
上流からダムへ流れ込んだ最大水量
155.74m3/秒
1
9/11
9/10
左岸
2.0m
1.79m T.P+ 7.87m
右岸
藤井川の最高水位 9/10 16時 1.59m T.P+ 7.67 m
0.0m
ダム湖
藤井川ダム
藤井川