平成２７年２月９日輸出向け木材産地等連携全国検討会議並びに連携促進セミナーの開催について一般社団法人日本木材輸出振興協会会長安藤直人時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。近年、国内の木材需給や利用を巡る動向には大きな変化が見受けられます。需要面では、合板・製材品工場における国産材利用の進展、CLT等新製品の関連研究開発、木質バイオマスのエネルギー利用の拡大など多様な木材利用推進の取り組み、供給面では、需要に応じた品質・数量の地域材を安定的・効率的に供給する体制の構築などが新たな動きとなっています。このような中、国産材輸出においては、新興国を中心とした世界の木材需要量の増加、環境問題、木造建築、生活空間の木質化に対する関心の高まりなどを背景に、官民一体となった種々の輸出促進の取り組みが活発化しています。しかしながら、消費文化や消費嗜好、商慣習や日本産木材の認知度の低さ、木使いの違いなどにおいて、主な輸出先国としての中国、韓国の輸入需要と我が国の輸出向け木材製品の品質・供給との間に生じた需給面のミスマッチが顕在化するなど、個別の事業者や産地レベルでは対応しきれない大きな課題も多くあります。上述の需給面でのミスマッチ課題の解決を図るため、当協会は、平成２６年度農林水産省補助事業「農山漁村６次産業化対策事業」のうち「輸出に取り組む事業者向け対策事業」の一環として、昨年の９月から１２月にかけて九州、中部、東北、中国･四国の四地域で国産材輸出に取り組まれている行政、木材産地・事業者及び関連団体などと連携した「輸出向け木材産地連携検討会議」を開催し、学識者･専門家も交え輸出向け産地間、企業間の連携の現状や課題について検討してきました。これらの検討結果を踏まえ、下記要領により「輸出向け木材産地等連携全国検討会議並びに連携促進セミナー」を開催し、有識者の各氏から先駆的な取り組みを紹介して頂くとともに、輸出課題解決から必要とされる連携の有り方等について討論して頂く機会を設けることと致しました。つきましては、多くの方々にご参加を賜りますよう、ご案内申し上げます。参加ご希望の方は、申込書に必要事項をご記入のうえ、３月１２日（木）までにFAX（03-3816-5062）でお申し込みください。 1 記 • 日時平成２７年３月２４日（火） 13:30～17:00 • 会場日中友好会館 B1 大ホール（住所：東京都文京区後楽 1 丁目 5 番 3 号） • プログラム・開会挨拶（13:30-13:35）松本有幸日本木材輸出振興協会顧問・農林水産省食料産業局輸出促進グループ挨拶（13:35-13:40）小川俊海外展開専門官（予定）・講演の部 Ⅰ 輸出に向けた中国木材㈱の取り組み状況（13:40-14:10）講師：堀川保幸様（中国木材株式会社代表取締役会長） Ⅱ 木材輸出戦略協議会の取り組み（14:10-14:40）講師：島田俊光様（南那珂森林組合代表理事） Ⅲ FSN 原木出荷連携に向けた研究会の取り組み（14:40-15:10）講師：佐藤義高様（長崎県農林部林政課課長）（休憩： 15:10-15:20）・パネルディスカッションの部（15:20-16:50）討論テーマ：「輸出課題解決から必要とされる連携について」モデレーター：遠藤日雄（鹿児島大学パネラー：小川様（前出）俊堀川保幸様（前出）島田俊光様（前出）佐藤義高様（前出）本間俊明様（北海道留萌振興局橋場忠則様（秋田県農林水産部林業木材産業課長）西室康二様（静岡県経済産業部農林業局林業振興課大場謙三様（日本製紙木材株式会社八代営業所長）東泉清寿様（株式会社トーセン久津輪光一 • 定員教授）森林室長）代表取締役社長）様（池見林産工業株式会社代表取締役社長） 100 名（定員になり次第、締め切らせていただきます。） 2 班長）平成２７年一般社団法人日本木材輸出振興協会月日行（FAX）０３-３８１６-５０６２「輸出向け木材産地等連携全国検討会議並びに連携促進セミナー」参加申込書（ふりがな）会社・団体名参加者名職名住所〒電話番号 FAX 番号講師への質問 ※ 申込書は平成２７年３月１２日までに FAX でお願いします。 ※ ご記入いただいた情報は、日本木材輸出振興協会で適切に管理します。＜申込書 FAX 先・問合せ先＞日本木材総合情報センター事務局 TEL ０３－５８４４－６２７５ FAX ０３－３８１６－５０６２（担当：趙、織田） 3 会場の周辺地図及びアクセス情報 □都営大江戸線・「飯田橋」駅 C3 出口より徒歩約 1 分 □JR 総武線、地下鉄東西線・有楽町線・南北線「飯田橋」駅 A1 出口より徒歩 7 分 □地下鉄丸ノ内線「後楽園」駅より徒歩 10 分 4