世界最大級の希少資源を開発する絶好チャンス Canadian Dehua International Mines Group Inc. CEO 劉乃順 昔に炭鉱を金づるだと言い、コークス用炭企業を造幣工場だと言われていた。 現在、エネルギー価格が急落し、石炭平均価格の下げ幅は 52%を超えている。 石炭家族のスターである原料炭も値下げに伴い「シンデレラ」のようになった。 世界希少資源である原料炭の世界的埋蔵量と生産配置は一体どうか?原料炭 の本当の利益状況はどうか?世界最大級の埋蔵量、最高品質を誇るレッドディ ア川原料炭はどのような未来にあるか? 一、世界のコークス用炭分布と生産企業概要 石炭は凝固した太陽エネルギーであるため、「太陽石」とも言われている。 コークス用炭は石炭家族に珍しい貴重品種である。石炭は地球上に広く分布し ているが、コークス用炭は石炭埋蔵総量の 10%しか占めていない。その中、50% がアジア、25%が北米、25%がオーストラリアなど他の国と地域にある。 コークス用炭埋蔵量が一番多いなのは中国である、世界埋蔵量の 25%を占め、 中国石炭埋蔵量の 20%を占めている。その中、原料炭は埋蔵総量の 2.4%を占め ている。山西は中国コークス用炭の主な埋蔵地で、中国コークス用炭埋蔵総量 の 52%を占めている。山東、河北、安徽、陝西、黒竜江、貴州、四川などのコ ークス用炭が総量の 47%を占めている。石炭埋蔵量・生産量が多い内モンゴル や新疆には原料炭がほぼない。 原料炭を形成するには厳しい地質条件が求められるので、それも希少資源に なる理由である。カナダを例に、石炭埋蔵量が豊かであるが、コークス用炭が ブリティッシュコロンビア州ロッキー山脈に集中している。この地域にある石 炭は白亜紀に形成された発電用石炭のはずであるが、ロッキー山脈が形成当時 に造山運動による高温、高圧でタイミングよく石炭が良質のコークス用炭にさ れた。 中国はコークス用炭生産量最も多い国であり、コークス用炭危機に最も厳し く晒された国でもある。30 年以上の過度採掘のため、中国の良質コークス用 炭が枯渇寸前にある。生産能力は年間 10 億トンぐらいでまだ規模が大きいが、 高い硫黄排出量、灰の高い溶融点、高い汚染、高いコストなど「六高症候群」 が現れ、市場競争力に欠け、その将来性が心配されている。 世界石炭二番目の生産国はアメリカ、石炭年間生産量は 10 億トン、その中、 コークス用炭が 0.9 億トンにある。三番目はインド、石炭年間生産量は 5.4 億トン、その中コークス用炭が 0.27 億トンにある。四番目はオーストラリア、 石炭年間生産量は 4.4 億トン、その中コークス用炭が 1.6 億トンにある。五番 目はインドネシア、石炭年間生産量は 4.27 億トンにあるが、コークス用炭が ない。ロシアの石炭年間生産量は 3 億トン、その中コークス用炭が 0.2 億トン にある。南アフリカ・モザンビーク・モンゴルなど他の国と地域はコークス用 炭生産量は 0.4 億トンに足りない。カナダの石炭年間生産量は世界 17 番目を ランクしているが、コークス年間生産量は 0.25 億トンにある。 コークス用炭の大きな利益のため、生産拡大・新規建設への投資欲が強いが、 原料炭が世界的に希少であり、新規や拡張建設を応援する地方が多くない。山 西において、2020 年まで、地方炭鉱は資源枯渇により、1/3の炭鉱が淘汰さ れ、五つの国営グループの中から 39 の炭鉱が廃止される見込みである。その 淘汰される炭鉱のごく一部はコークス用炭鉱である。中国では経済的で1億ト ンを超えた原料炭鉱が珍しくなってきた。世界範囲で、レッドディア川のよう な原料炭鉱はとても恵まれて珍しいである。 一、世界稀少資源である原料炭は掛け替えできない 世界稀少資源である原料炭は石炭家族の貴重な品種として、鋼鉄業において 掛け替えのない燃料および原料であり、燃焼後にできたコークスは三つの使い 道がある、それは鉄鉱石を溶かすこと、鉄鉱石と還元反応をすること、高炉内 で鉄鉱石の液化と流通を保障することである。その三つの機能をひとつの原材 料に凝縮し、分けてはならない。2500 年前、人類は錬鉄を発明してから現代 まで、コークスのかわりができる原材料は見つからなく、コークス用炭を使わ ずにコークスにできる方法も見つかっていない。 石炭は人類の基礎エネルギーで、完全の掛け替えがありえない。グリーンエ ネルギーや再生可能エネルギーは一部の石炭燃料機能のかわりになっている が、コークス化分野で画期的な大きな突破がないかぎり、希少資源である原料 炭を原料とすることを現在の科学水準では変えられない。 シェールオイルやシェールガス、石油、天然ガスなどのエネルギーはコーク ス用炭市場に大きな影響を齎していると思われるが、実は原料炭と直接的なつ ながりがないのである。原料炭と直接つながりを持つのはコークス化業と鋼鉄 業である、間接つながりを持つのはインフラ施設の建設と不動産業、民間製 品・軍事用製品業である。 二、レッドディア川の良質原料炭鉱へ投資すること は金づるを育て、将来の造幣工場となる 現在、石炭企業の多くは赤字で、石炭への投資リスクが大きい、仕返しが低 いというのが一般の見方である。事実上、国際コークス用炭商品は暴利である。 昔に石炭 1 トン当たりの利益は 230 米ドル以上の最高記録があった、それはと ても暴利であった。谷まで値下げた今でも、石炭 1 トン当たりの利益は 40-50 米ドルぐらいにある。コークス用炭の生産コストは高くても 45 米ドルを超え ない、運輸代・港利用代などコストを加え、コークス用炭 FOB コストは高くて も 70 米ドルを超えない。原料炭の希少性と分布のアンバランスで、エネルギ ー不足は 5%を超えたら、価格は飛躍的に上昇し、原料炭の FOB 価格は 120 米 ドルから 300 米ドルまで急上昇したことがある。 世界では炭鉱の採掘停止理由は赤字ではなく、炭鉱の規格によるサービス期 限切れ、或いは剥土比をあげても利益上昇の見込みがないため繰り上げて停止 させた。停止前、すでに相当の利益を獲得した。 中国の石炭企業赤字率は 70%を超えている。言い換えると、中国の石炭企 業の科学的生産能力は 30%に達していない。中国現存のコークス用炭生産企 業は規模が大きいが、強くない。主力製品である原料炭を分析しても、楽観的 ではない。たとえば、石炭生産において、一人あたりの効率は 1 万トンぐらい にあるのに対し、中国は 600 トンぐらいにある。国際上、コークス用炭の回収 率は 65%以上に対し、中国は 40%を下回っている。国際上、コークス用炭に 含まれた硫黄は 0.8%以下に対し、中国の多くは 1.5%以上である。 品種というのも科学的生産の重要な一部である。たとえば、発電用石炭とコ ークス用炭とのコストがほぼ同じである一方、コークス用炭価格は発電用石炭 より 1 倍高い、その高い部分は利益となる。今、発電用石炭は中国国内価格が 400 人民元/トンあまりで、良質のコークス用炭が 800-900 元/トンである。国 際上、発電用石炭の販売価格は 60 米ドル/トンで、良質コークス用炭も 100 米ドル/トン以上である。 弊社は開発計画中のレッドディア川炭鉱埋蔵量は世界最大級で、品質も一流 である。面積 149.36K ㎡、埋蔵量 70 億トン以上、製品に低い硫黄、灰の低い 溶融点、高い発熱量、高い回収率、簡単な洗浄選別という特性がある。コーク ス用炭年間生産量は 1000 万トン、生産と管理職員が 700 人あまりしか要らな い。とりわけ、レッドディア川炭鉱はカナダに位置し、カナダは鉄道・電力・ 港などのインフラ施設が整え、世界最も安全で最も競争力のある投資環境があ る。 元中国石炭設計総院のフィージビリティリポートによると、レッドディア川 炭鉱について、47 キロの鉄道建設を含んだ第一炭坑開発は 11.8 億米ドルの予 算が必要で、5 年間で投資を回収できる。製品コストが低く、品質が高く、総 合競争能力が強いかぎり、企業の利益取得能力を心配する必要がない。レッド ディア川原料炭鉱へ投資し、それで金づるを育て、将来に造幣工場となると確 信しておる。 四、良質の原料炭市場ニーズが衰えない 歴史を振り返ると、人類の欲望が開かれたたら止められない。アメリカやカ ナダなど先進国で送る現代生活に他国と地域の民衆も憧れているため、これら の欲望やニーズにより、エネルギーと原料の需要成長をもたらす。 生活品質への追求、中国実力の成長、インドなど発展途上国がコークス用炭 および鋼鉄への需要が長きにわたり衰えない、将来の原料炭市場は売り手市場 であると確信しておる。 化石燃料の再生不可能で、それが過剰の理由は必ず短期内の生産能力が需要 を上回る結果であるが、埋蔵総量の減少により、その市場の低迷が長く続かな い。中国石炭企業の全面的縮小から、国際コークス用炭企業の発展チャンスを 見えてきた、それもレッドディア川炭鉱の発展チャンスとなる。 レッドディア川炭鉱の主な市場は韓国、日本、ブラジル、ペルー、インド、 中国大陸・台湾など太平洋国家と地域である。現在は世界鉱業資源最も廉価な 時期で、世界希少資源である原料炭も「シンデレラ」の時である。レッドディ ア川炭鉱は世界最大級の埋蔵量、世界一流の品質を有する原料炭である、それ に鉄道・電力・港などインフラ施設が整え、法律政策が完備したカナダにある。 レッドディア川原料炭鉱プロジェクトは大きな利潤があり、環境にやさしい事 業で、グローバル企業の多様化および転換、グレードアップに最も貴重なチャ ンスと里程標だと確信している。 2015 年 2 月、バンクーバーにて
© Copyright 2024 ExpyDoc