豊間・薄磯 震災復興事業 月刊ひばり新聞

2015年7月 第19号
豊間・薄磯 震災復興事業 月刊ひばり新聞
発 行 : 豊間・薄磯震災復興JV
田植えをしてから3ヶ月経った水田は、緑の絨毯が広がって夏本番を心待ちして
いるようです。暑い日は熱中症になりそうなほど暑く、1日の内でも雨が降ったりや
んだりして、ぐずついた日が交互に訪れて、不安定な天気が続いています。台風
がいくつも発生しており、梅雨もいつの間にか明けました。天候は工事の都合に
合わせてくれませんので、工程を守るために出来るところから安全に作業を進め
盛土工事
ます。
現在行われている工事の概要と今後の予定
盛土工事
排水工事
盛土工事
地盤改良後の平場の一部に盛土を継続しています。
高台造成の山裾で盛土工事を継続しています。
旧豊間中学校
解体工事
高台造成工事
本格的な造成工事を継続しています。
旧豊間中学校解体工事
造成切土工事
+場内運搬
旧豊間中学校の校舎解体を行っています。
薄井神社・安波大杉神社・切通しの地蔵御祓い
7月4日土曜日に、薄井神社・安波大杉神社の鳥居や狛犬等の移設
に先立ち、大嶺宮司にお祓いをしていただきました。また、切通しの地
蔵を今の場所から一時仮置きする前に、修徳院の住職に拝んでいただ
きました。
薄井神社と安波大杉神社の鳥居は、現在盛土する場所に建っている
ため、そのまま盛土をすると埋まってしまいます。一度別な場所に移動
させて盛土を行い、新たな鳥居の位置を確定してから戻すことになりま
す。また安波大杉神社の鳥居は、神社の敷地を盛り上げた後、新しい
鳥居を建てる計画になっています。
切通しの地蔵も盛土をする場所になっているため、やはり移設が必要
です。工事施工後に元の場所へ戻す予定ですが、工事期間の間だけ
修徳院へ仮置きすることになりました。
鳥居も地蔵も工事現場の中にあり、施工に支障があることから移動を
してもらうことになりますが、前もって拝んでいただくことで工事スケ
ジュールを守って移設が出来るようになりました。仮置きの期間を出来
るだけ短くすることで御参りする方への影響を少なくしたいと考えていま
す。
pr
PRルーム
現在の工事の状況
バス通りの両側に平場の盛土と防災緑地の盛土を施工しており、今まで見えて
いた海側の防潮堤や高台の地盤が見えづらくなってきました。盛土場所が防災緑
地から平場に移ってきて、地盤改良が終わった北ノ作も盛土工事が行われていま
す。また排水工として流末水路もボックスや人孔(マンホール部分)の設置を施工
しています。旧豊間中学校は解体中であり、今月末には完了します。地盤面より
下の構造物撤去も含めて10月には工事が完了します。切土・土砂搬出工も順調
に進んでいます。梅雨明けもまだで雨天時の施工もありますが、雨水対策を確実
に行って作業します。
安波大杉神社の御祓い
お知らせ
切通し地蔵の御祓い
夏季現場閉所 8月12日~18日 尚、PRルームも閉所となります。
現場事務所連絡先のご案内 安藤ハザマ・五洋・西武・玉野総合・基礎地盤いわき市震災復興事業共同企業体
通 称 : 豊間・薄磯震災復興JV
住 所 : いわき市平沼ノ内諏訪原1-12-5
電 話 : 0246-98-2610
バス通りから見える盛土の景観
解体中の旧豊間中学校
責任者 : 最上 登久也(モガミ トクヤ)
渉外担当 : 大橋 正英