教養科目 - ノートルダム清心女子大学

哲学Ⅰ
授業コード 12000
哲学Ⅱ
授業コード 12010
[担 当 者]出村 和彦
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
実存主義とは,
「物事の存在」とは異なる「人間存在」の特有なあり
哲学の学的立場と課題を提示し、古代ギリシアの哲学思想,ヘブライ
かたをあくまでも守りぬこうとする思想的文学的な動きを言う―松浪信
ズムの宗教思想を概観し、西洋哲学史・人間学の流れを展望する。
教 養
[担 当 者]原田 豊己
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
三郎「実存主義」―
ギリシャ哲学思想、ユダヤ思想、ヘレニズム、イエスの思想と通して
「人間存在」の問題を解説する。
●到達目標:
過去の哲学思想を学びながら,同時にわれわれの日常生活を反省するこ
とを通して,哲学的なものの考え方を習得する。
●到達目標:
ギリシア哲学がヘレニズムを通してキリスト教をいかに準備したかを
理解する。
●成績評価の基準:
原則毎回の予習課題 50%
授業への参加態度 25%
期末レポート 25%
(人数が多いいときには試験)
●留意事項:
毎回、
次回授業のための課題を提示します。その課題を行ったうえで、
出席してください。
●授業予定一覧:
1 .イントロダクション
2 .アテネ以前の哲学
3 .ソクラテス
4 .プラトン
5 .アリストテレス
6 .その他の思想家
7 .古代中東史
8 .ヘレニズム
9 .旧約聖書概説
10.ユダヤ思想
11.新約聖書概説
12.キリスト教思想Ⅰ
13.キリスト教思想Ⅱ
14.イスラム思想
15.まとめ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
授業中に指示する。
●成績評価の基準:
小テスト(20点)および中間・期末レポート(80点)。
●留意事項:
過去の哲学思想が現在の自分にとっていかなる意味があるのか,という
問題意識をもって積極的に聴講していただきたい。
●授業予定一覧:
授業予定一覧
1 序 哲学の語義および人間学の課題
2 Ⅰ 西洋哲学思想の源流と展開 ヘレニズムとヘブライズム
3 Ⅱ 古代ギリシア哲学の世界観・人間観・倫理思想
4 (1) プラトン・アリストテレスの世界観
5 (2) プラトン・アリストテレスの人間観
6 (3) プラトン・アリストテレスの倫理思想
Ⅲ 聖書の世界観・人間観
7 (1) 聖書の世界観
8 (2) 聖書の人間観 神の似像としての人間
9 (3) 聖書の倫理思想
Ⅳ 古代末期・中世の哲学思想
10 (1) アウグスティヌスの世界観と人間観
11 (2) トマス・アクィナスの哲学思想
Ⅴ 近代現代の哲学思想と人間学 12 ルネサンスの人間観 13 理性と自由と人格
14 現代の人間学
15 まとめ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内
容に関してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内
容を踏まえた課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回
授業を真剣に聴くと共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外
学習を進めてほしい
【必携書(教科書販売)】
『人間学ーその歴史と射程』,金子晴勇,創文社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
講義中に指示
( 23 )
哲学Ⅰ
授業コード 12015
哲学Ⅲ
教 養
[担 当 者]出村 和彦
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]﨑川 修
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
授業コード 12020
●本授業の概要:
●本授業の概要:
哲学の学的立場と課題を提示し、古代ギリシアの哲学思想,ヘブライズムの
21世紀を生きる私たち人間にとって、哲学はどのような意味と役割を持
宗教思想を概観し、西洋哲学史・人間学の流れを展望する。
ちうるのだろうか。本講義では「哲学」という思考スタイルの特徴と、
その方法を学びながら、19世紀後半から20世紀の哲学者たちの向き合っ
た「世界」「自己」「身体」「欲望」「他者」「言葉」といった問題につい
●到達目標:
過去の哲学思想を学びながら,同時にわれわれの日常生活を反省することを通
て考察する。たんに哲学史的な知識の集積に終わらない、現実と対話す
る真の哲学的思考の確立を目指したい。
して,哲学的なものの考え方を習得する。
●成績評価の基準:
小テスト(20点)および中間・期末レポート(80点)。
●到達目標:
教科書的な哲学史の知識の習得だけではなく、哲学という思考の特徴を
理解し、参加者自身が日常の生活の中で「哲学的対話」を実践していく
姿勢を育むことを目標とする。
●成績評価の基準:
授業態度、リアクションペーパー 40%
期末レポート 60%
●留意事項:
過去の哲学思想が現在の自分にとっていかなる意味があるのか,という問題意
●留意事項:
レポートにおいてネットや文献からの無断流用が認められた場合は、単
位を与えないので注意すること。
オフィスアワー:授業中に指示する。
識をもって積極的に聴講していただきたい。
●授業予定一覧:
授業予定一覧
1 序 哲学の語義および人間学の課題
2 Ⅰ 西洋哲学思想の源流と展開 ヘレニズムとヘブライズム
3 Ⅱ 古代ギリシア哲学の世界観・人間観・倫理思想
4 (1) プラトン・アリストテレスの世界観
5 (2) プラトン・アリストテレスの人間観
6 (3) プラトン・アリストテレスの倫理思想
Ⅲ 聖書の世界観・人間観
7 (1) 聖書の世界観
8 (2) 聖書の人間観 神の似像としての人間
●授業予定一覧:
1. 導入:対話としての哲学
2. 「世界」に出会う①存在の驚き
3. 「世界」に出会う②現実と虚構
4. 「自己」への問い①関係としての自己
5. 「自己」への問い②意識としての自己
6. 「身体」への眼差し①「いのち」としての自己
7. 「身体」への眼差し②「からだ」としての自己
8. 「欲望」を見つめる①「快」と「苦」のあいだ
9. 「欲望」を見つめる②「無意識」の深みへ
10.「他者」に向き合う①「こころ」という謎
11.「他者」に向き合う②「すがた」の倫理
12.「言葉」を生きる①意味から行為へ
Ⅳ 古代末期・中世の哲学思想
13.「言葉」を生きる②聴取と表現
14.(予備日)
10 (1) アウグスティヌスの世界観と人間観
15. まとめ
9 (3) 聖書の倫理思想
11 (2) トマス・アクィナスの哲学思想
Ⅴ 近代現代の哲学思想と人間学 12 ルネサンスの人間観 13 理性と自由と人格
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
配布するプリント資料に目を通しておくこと。
14 現代の人間学
15 まとめ
【必携書(教科書販売)】
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
プリントを配布する。
教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内容に関
してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内容を踏まえた
課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回授業を真剣に聴くと
共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外学習を進めてほしい。
【必携書(教科書販売)】
『人間学ーその歴史と射程 』,金子晴勇,創文社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
( 24 )
<参考書等>
随時講義内で紹介する。
哲学Ⅱ
授業コード 12025
哲学Ⅳ
授業コード 12030
[担 当 者]原田 豊己
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
21世紀を生きる私たち人間にとって、哲学はどのような意味と役割を持
実存主義とは,「物事の存在」とは異なる「人間存在」の特有なありか
ちうるのだろうか。本講義では「哲学」という思考スタイルの特徴と、
たをあくまでも守り抜こうとする思想的文学的な動きを言う―松浪信三
その方法を学びながら、19世紀後半から20世紀の哲学者たちの向き合っ
郎「実存主義」―
た「世界」
「自己」
「身体」「欲望」「他者」「言葉」といった問題につい
中世「皇帝権と教皇権」問題、十字軍、ルネッサンス、宗教改革、近代
て考察する。たんに哲学史的な知識の集積に終わらない、現実と対話す
る真の哲学的思考の確立を目指したい。
の思想家を通して、現代「人間存在」理解をキリスト教を軸としながら
解説する。
●到達目標:
教科書的な哲学史の知識の習得だけではなく、哲学という思考の特徴を
理解し、参加者自身が日常の生活の中で「哲学的対話」を実践していく
姿勢を育むことを目標とする。
●到達目標:
現代思想とキリスト教の関連を理解する。
●成績評価の基準:
授業態度、リアクションペーパー 40%
期末レポート 60%
●留意事項:
レポートにおいてネットや文献からの無断流用が認められた場合は、単
位を与えないので注意すること。
オフィスアワー:授業中に指示する。
●授業予定一覧:
1. 導入:対話としての哲学
2. 「世界」に出会う①存在の驚き
3. 「世界」に出会う②現実と虚構
4. 「自己」への問い①関係としての自己
5. 「自己」への問い②意識としての自己
6. 「身体」への眼差し①「いのち」としての自己
7. 「身体」への眼差し②「からだ」としての自己
8. 「欲望」を見つめる①「快」と「苦」のあいだ
9. 「欲望」を見つめる②「無意識」の深みへ
10.「他者」に向き合う①「こころ」という謎
11.「他者」に向き合う②「すがた」の倫理
12.「言葉」を生きる①意味から行為へ
13.「言葉」を生きる②聴取と表現
14.(予備日)
15. まとめ
教 養
[担 当 者]﨑川 修
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
●成績評価の基準:
原則毎回の予習課題 50%
授業への参加度 25%
期末レポート 25%
(人数が多いいときは試験)
オフィスアワー 授業で指示する
●留意事項:
毎回、次回授業のための課題を提示します。その課題を行ったうえで、
出席してください。
●授業予定一覧:
1. イントロダクション
2. 中世(教皇権と皇帝権)
3. 十字軍
4. ルネッサンス
5. 宗教改革
6. 16世紀の思想家
7. 17世紀の思想家
8. 18世紀の思想家Ⅰ
9. 18世紀の思想家Ⅱ
10.19世紀の思想家Ⅰ
11.19世紀の思想家Ⅱ
12.20世紀の思想家Ⅰ
13.20世紀の思想家Ⅱ
14.キリスト教思想と現代
15.まとめ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
配布するプリント資料に目を通しておくこと。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
プリントを配布する。
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
授業で指示します。
<参考書等>
随時講義内で紹介する。
( 25 )
倫理学Ⅰ
授業コード 12060
倫理学Ⅱ
授業コード 12070
教 養
[担 当 者]渡辺 和子
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅱ
[担 当 者]﨑川 修
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
一人格として生きるとはどういうことか。
私たちの「いのち/くらし」の成り立ちと、そこに横たわる諸問題を「ケア」
かけがえのない自分の人格性の形成について考える。
の視点から見つめ、考える。医療や福祉、教育などの「専門的かかわり」にお
●到達目標:
考えながら、参加者一人一人が自分自身それを自分自身の生き方に取り入れて
一人格として生きることへの理解と要点について自ら考える。
●成績評価の基準:
授業への参加度 30%
レポート 70%
●留意事項:
授業前後の礼,授業中の態度を厳しくします。
定員 250名程度
いてのみならず、私たちの日常的な生活の中にある「ケア」の可能性について
いく道を探求する。
●到達目標:
受講者が現代社会の諸問題について、自己の人生と関係付けて理解し、それに
応えていく姿勢を身につける。また、たんに自分の意見を主張し、相手を説得
するだけではなく、他者の言葉に耳を傾けて学び、そこから自分を発見する「対
話」の精神を涵養する。
●成績評価の基準:
授業参加 :60%
●授業予定一覧:
① 人格(Person)
② 人格性
③ 人格化のプロセスとしての成長
④~⑤ 人格としての生き方,接し方
⑥~⑦ 人間理解について
⑧~⑩ 愛
⑪ 人間の尊さ
⑫~⑬ 人格性の特徴
⑭ 精神衛生
⑮ 成熟
期末レポート:40% ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
1. 導入
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
授業中にプリント配布
●留意事項:
・本科目は講義だけではなく、テーマについての参加者からの発表やフィード
バックを交えて進められる予定である。受講者数によってはグループワークや
ディスカッションも取り入れる。詳しいプログラムは受講者数に応じ、相談し
て決定する。
・レポートにおいてネットや文献からの無断流用が認められた場合は、単位を
与えないので注意すること。
・オフィスアワー:授業中に指示する。
・定員 100名
●授業予定一覧:
2. ケアという視点
3.「LIFE= いのちとくらし」の問題圏
4.「ケアの地図」をつくる
5.「育つ」こども・若者の視点から①(「子ども」とは何か?)
6.「育つ」こども・若者の視点から②(教育空間といじめ)
7.「育つ」こども・若者の視点から③(「遊び」とゲーム)
8.「働く」おとなと生活者の視点から①(「おとな」とは何か?)
9.「働く」おとなと生活者の視点から②(貧困と格差社会)
10.「働く」おとなと生活者の視点から③(働くこととケアすること)
11.「生きる」いのちを支えるケアの視点から①(「いのち」とは何か?)
12.「生きる」いのちを支えるケアの視点から②(生まれることの問題)
13.「生きる」いのちを支えるケアの視点から③(安楽死、尊厳死)
14.「生きる」いのちを支えるケアの視点から④(ターミナルケア・グリーフケア)
15. まとめ 他者と共に歩む生へ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
次回の授業のテーマについて、各授業の終わりに意見の記入を求めるので、自
分の記入した内容に説得力があるかどうか、文献やネット上の資料などを使っ
て理解と考察を深めておくこと。
【必携書(教科書販売)
】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
<必携書>
資料としてプリントを随時配布する。
<参考書等>
『教養としての応用倫理学』浅見昇吾・盛永審一郎[編]
,丸善出版 .
ほか随時講義内で紹介する。
( 26 )
倫理学Ⅲ
授業コード 12080
倫理学Ⅱ
授業コード 12085
[担 当 者]出村 和彦
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
倫理学とはどういう学問かを概説し、古代ギリシアにおける人間につい
倫理学とはどういう学問かを概説し、古代ギリシアにおける人間につい
ての問いを中心に、正義と法、理性と情念、「善」「美」と道徳、愛や幸
ての問いを中心に、正義と法、理性と情念、「善」「美」と道徳、愛や幸
福、文化と宗教等の観点から倫理学の諸問題を紹介する。
福、文化と宗教等の観点から倫理学の諸問題を紹介する。
●到達目標:
倫理学を踏まえて、人間について、自己と他者の生き方・在り方につい
●到達目標:
倫理学を踏まえて、人間について、自己と他者の生き方・在り方につい
て、思索できるようにする。
て、思索できるようにする。
●成績評価の基準:
小テスト (20点 ) および中間・期末レポート (80点 )
●成績評価の基準:
小テスト (20点 ) および中間・期末レポート (80点 )
●留意事項:
古代ギリシアの哲学、文学、歴史書の世界を幅広く紹介しますので、人
間についての普遍的な興味を持って受講してください。
●留意事項:
古代ギリシアの哲学、文学、歴史書の世界を幅広く紹介しますので、人
間についての普遍的な興味を持って受講してください。
●授業予定一覧:
1. 序「倫理学」への招待 人間の学としての「倫理学」・エートスの学
としての倫理学
2.3. ソクラテスと無知の自覚 4.5. オイディプスと自己の深淵 ギリシア悲劇の人間理解(1)
6.7
『アンティゴネ』における人間の法と神々の掟 ギリシア悲劇の人間理
解(2)
8.9法と人間 ソクラテスはなぜ脱獄しなかったか 『クリトン』
10.11. 徳は教えられるか
12.13 ポリス的人間の倫理学
14.力と正義 トゥーキュディデース『戦史』より
15. まとめ
●授業予定一覧:
1. 序「倫理学」への招待 人間の学としての「倫理学」・エートスの学
としての倫理学
2.3. ソクラテスと無知の自覚 4.5. オイディプスと自己の深淵 ギリシア悲劇の人間理解(1)
6.7『アンティゴネ』における人間の法と神々の掟 ギリシア悲劇の人間理
解(2)
8.9法と人間 ソクラテスはなぜ脱獄しなかったか 『クリトン』
10.11. 徳は教えられるか
12.13 ポリス的人間の倫理学
14.力と正義 トゥーキュディデース『戦史』より
15. まとめ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内
容に関してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内
容を踏まえた課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回
授業を真剣に聴くと共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
教科書の指定箇所や毎回の授業で紹介した文献について、興味のある内
容に関してそれを参考に理解を深めてほしい。特にレポートには講義内
容を踏まえた課題に関してより多角的に、発展的な論述を求める。毎回
授業を真剣に聴くと共に、積極的な質問や文献研究など、十分な授業外
学習を進めてほしい。
学習を進めてほしい。
【必携書(教科書販売)】
『ソクラテスの弁明・クリトン』,プラトン,講談社
【必携書(教科書販売)】
『ソクラテスの弁明・クリトン』,プラトン,講談社
『オイディプス王・アンティゴネ』,ソポクレス,新潮社
『プロタゴラス』
,プラトン 藤沢令夫訳,岩波書店
『オイディプス王・アンティゴネ』,ソポクレス,新潮社
『プロタゴラス』,プラトン,岩波書店
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
教 養
[担 当 者]出村 和彦
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
( 27 )
文学Ⅰ
文学Ⅱ
授業コード 12110
教 養
[担 当 者]藤川 玲満
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]遊佐 徹
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
日本の古典紀行文学を学ぶ。
古来、人々は職務や修行等、様々な旅をし、紀行文を著してきた。また、
近世には、旅の隆盛に伴い、名所を題材とする書物も数多く著された。
本授業では、近世期のものを中心に、これらの作品を作者や著述の方法
に注目しながら読む。
授業コード 12120
●本授業の概要:
長きに渡った中国の王朝体制をやがて崩壊へと導く原因のひとつとなった西洋
「近代」の影響は、中国人の「身体」へも及びました。本授業では、その実際を
「他者=西洋」の論理、技術、思想文化によって姿を写し取られ、蠟人形、銅像、
肖像画……等、様々な「像」と化すことになった著名な近代中国人において検
証し、それらを通じて異文化理解、異文化交流のあり方を文化史的に解明する
ことを目指します。
●到達目標:
紀行文学に関する知識を習得する。
日本古典文学における旅や場所の表現のあり方を理解する。
●成績評価の基準:
小テスト(適宜実施する)40%
レポート60%
●留意事項:
オフィスアワー:水曜日5・6時限
●授業予定一覧:
1 導入
2 中古の紀行
3 中世の紀行
4 芭蕉1
5 芭蕉2
6 芭蕉3
7 貝原益軒
8 橘南谿1
9 橘南谿2
10 京都の名所と文学1
11 京都の名所と文学2
12 江戸の名所と文学
13 東海道の旅と文学1
14 東海道の旅と文学2
15 総括
16 レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
指示する文献を読むこと。
●到達目標:
以下の諸点を目指します。
1、思想、芸術、技術史、文学等の様々な研究方法を領域横断的に駆使する能
力を養います。
2、異文化理解、異文化交流についての認識を深めます。
3、従来とは異なる中国文化の理解の技術を学びます。 ●成績評価の基準:
指名回答、授業中に課す小課題30%、期末レポート70%で採点します
●留意事項:
近代史(世界史、日本史)について一定レベルの知識を持っていることが望ま
しい。
●授業予定一覧:
1、ガイダンス
2、「身体」への関心―身体論とは
3、文化史研究と中国近代文化史研究
4、近代史概観―中国近代を中心にながめた世界
5、天安門の毛沢東肖像画
6、様々な毛沢東「像」―「像」に作り成される意味
7、ロンドンで蠟人形と化した中国人―林則徐、李鴻章
8、李鴻章の世界周遊―世界にその「身体」を晒した中国人1
9、李鴻章の世界周遊―世界にその「身体」を晒した中国人2
10、中国人と「銅像」1―李鴻章の銅像
11、中国人と「銅像」2―中国人とコメモレーション文化
12、ロンドンで「肖像画」に描かれた中国人―引き裂かれた「身体」
【必携書(教科書販売)】
13、北京で「肖像画」に描かれた中国人―権威と「身体」
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
適宜プリントを配布する。
15、再び毛沢東「像」へ―消費される「身体」
14、
「肖像画」から「肖像写真」へ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
小レポートを課しますので、しっかり取り組んでください。
授業では、文学、芸術、政治、視覚文化、身体論等様々な知識を動員しますので、
復習を忘れずに。
【必携書(教科書販売)
】
蠟人形・銅像・肖像画―近代中国人の身体と政治,遊佐 徹,白帝社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
<必携書>
<参考書等>
参考文献については授業中に紹介します。
( 28 )
文学Ⅲ
授業コード 12130
文学Ⅳ
授業コード 12135
[担 当 者]村中 李衣
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
テーマ 中国古典白話小説の世界――『三国志演義』を中心に
国内外の児童文学作品及び絵本を鑑賞することを通して、「物語」の
中国を代表する長編小説『三国志演義』を中心に据えて、白話体で書か
もつ力とそれを受容する読者の間に生じる読みのダイナミクスを学ぶ。
れた古典小説の成立と展開のドラマを探ります。
毎回、児童文学作品については1~2編、絵本については3作品程度
教 養
[担 当 者]遊佐 徹
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
を読み解く。
●到達目標:
また、創作のベースとなるメルヘンの構造についても、最初に学び、
後の作品読解の手がかりになるようにする。
単なる文学作品を超えて、古典白話小説を文化的存在として捉え、従来
の文学史的記述とは異なる中国小説観を獲得することを目指します。
●成績評価の基準:
受講態度 20%
質問提示 10% によって評価します。
テスト 70%
●留意事項:
中国史について一定レベルの知識を持っていること。
●到達目標:
児童文学作品に関心を持ち、積極的に読書するとともに、それぞれの
作品世界について自分なりの意見や世界観を持てるようになる。
また、メルヘンの構造にも理解を深め、巷のメディアに翻弄されない
児童文学作品の選択が書店等に立ち寄っても、できるようになる。
講義と演習の組み合わせによって、児童文学研究の基礎形成を行う。
●成績評価の基準:
授業への参加態度 20%
レポート 80%
●留意事項:
2.
「小説」と中国の「小説」
3 .近代からの視点―近代と「近代小説」
4 .中国小説史概観
5.
『三国志演義』あらすじ1
6.
『三国志演義』あらすじ2
7 . 語り物文芸と『三国志演義』―桃園結義の場面の比較を通して
8 .中国演劇史概観
9 .元曲と『三国史演義』―虎牢関の場面の比較を通して
10.京劇と『三国志演義』―虎牢関の場面の比較を通して
●授業予定一覧:
①児童文学とは
②メルヘンの系譜その1:しらゆきひめ
③メルヘンの系譜その2:あかずきん
④メルヘンの系譜その3:ももたろう
⑤ファンタジーの公式:モーリスセンダックの世界
⑥ファンタジーの公式:エリック・カールの世界
⑦幼年童話の構造その1:あまんきみこの世界
⑧幼年童話の構造その2:神沢利子の世界
⑨短編童話の構造:安房直子の世界
⑩文学教材の問題を考える:レオ・レオニ作品について
⑪翻訳児童文学の問題と可能性
11.
『三国志演義』の成立と展開
12.口語共通語の成立と「小説」
13.歴史上・文学上・漢語の「近代」
14.近代的存在としての中国「古典」小説
⑫文学と語り
⑬読書療法から読みあいへ
⑭読みあい体験
⑮まとめ
●授業予定一覧:
1 .ガイダンス
15.文学史の形成と「小説」
16.テスト
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
どのようなバージョンでも結構ですから、『三国志演義』を読んでおい
てください。また、原文資料も使用しますから、言葉の意味など漢和字
典で確認してください。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
テキストを授業内での指示に従って事前に読み考えてきてもらいます。
【必携書(教科書販売)】
子どもと絵本を読みあう,村中李衣,ぶどう社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
コピー資料を配布します。
<参考書等>
参考文献については授業中に紹介します。
( 29 )
文学Ⅴ
授業コード 12137
日本語表現Ⅰ
授業コード 12140
教 養
[担 当 者]山根 道公
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]山根 道公
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
キリスト教作家遠藤周作の文学の集大成である小説『深い河』を取り上げ,孤
日本語の表現力を養うために、まず表現力の豊かな日本の詩歌等の文学作品
独に苦しむ現代日本の各世代の主人公たちがインドを旅し,本当の自分に出会
や歳時記を取り上げて感性や想像力の豊かな表現について学ぶ。また、創造的
い癒されてゆく過程を遠藤の人生と信仰及びマザー・テレサの信仰とも結び付
けて読み解く。また、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』と響きあう世界についても
考察する。
●到達目標:
キリスト教と関わった作家の作品に,作家の信仰と文学の問題がどのように深
く投影されているかを読解する力を付ける。更に孤独な主人公たちの魂が「深
い河」に象徴される母なる世界に出合い,癒されてゆく作品のテーマを分析す
る力をつける。
●成績評価の基準:
受講態度・リアクションペーパー 30%
課題レポート 20%
期末レポート 50%
●留意事項:
○授業が一方通行にならないようにリアクションペーパーに授業の要点、感想・
疑問等のメモを書いてもらう。受講者は主体的に授業に臨むこと。
な表現と論理的な表現の技法について講義し、あわせて、そうした文章表現の
実作をし、それを授業の中で発表し、評価しあうことで、文章表現力を養う。
●到達目標:
・感性や想像力の豊かな日本語の表現力を養うための技法を理解し、創造的な
日本語の文章表現力を高める。
・論理的な文章表現の技法を理解し、ブックレポートを書く力を身につける。
●成績評価の基準:
○受講態度・リアクションペーパー…30%
○授業中の課題…40%
○期末レポート…30%
●留意事項:
○授業が一方通行にならないように毎回,意見・質問等を書いたリアクション
ペーパーを提出してもらうので、主体的に臨むこと。
○日本語の表現力を高めることをめざし、多くの課題を出し、その発表をして
○オフィスアワー:授業中に指示する。
もらうので、積極的に取り組む受講態度が必要。
●授業予定一覧:
○オフィスアワーは授業中に指示する。
○定員は設けないが、少人数が望ましい。
1 .イントロダクション―日本近代文学とキリスト教との関
連,及びその流れの中での遠藤文学の位置について概説
●授業予定一覧:
2.
「1 章」―人生と生活,死と再生
Ⅰ 文学作品の表現
3.
「2 章・3 章」―空虚と無意識の渇望,愛の働きの神
1 .導入
4.
「4 章」―人間の孤独と悲しみの同伴者としての動物
2 .表現力豊かな作品を読む (1)
5.
「5 章」―戦中派の戦後の孤独と苦しみの同伴者
6.
「6 章」―別次元の領域印度への旅と心の内界への旅
7.
「7 章」―母なる女神と意識下の渇望
8.
「8 章」―母なるガンジス河
9.
「9 章」―Xを渇望する無意識
10.
「10章」―イエスの転生(復活)
11.
「11・12章」―マザー・テレサの世界と響きあう信仰
12.
「13章」―母なる深い河の癒し・多元的宗教理解
13.宮沢賢治『銀河鉄道の夜』との比較
14.映画『深い河』との比較
15.まとめ
3 .表現力豊かな作品を読む (2)
4 .表現力豊かな作品を読む (3)
Ⅱ 創造的な表現
5 .創造的な表現の技法
6 .俳句を作る
7 .詩を作る
8 .手紙を書く(1)
9 .手紙を書く(2)
10.エッセイを書く(1)
11.エッセイを書く(2)
Ⅲ 論理的な表現
12.論理的な文章を書く技法
13.ブックレポートを書く(1)
14.ブックレポートを書く(2)
15.まとめ・合評
期末レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
・
『深い河』の第一印象のレポートを連休明けまでに提出してもらうので,それ
までに自分で一読すること。
・毎回、次の授業で読み進めるテキストの範囲を指示するので予習をしておく
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
・毎回の授業で、次回までにやってくる課題を出し、その中から授業で発表し
てもらう課題も出すので、自信をもって発表できるように準備をしっかりする
こと。
こと。
・期末レポートの資料になるように毎回の授業の復習をしておくこと。
・発表した原稿は最後に文集にまとめるので、発表後もさらに推敲して完成度
の高い作品にしあげること。
【必携書(教科書販売)】
遠藤周作『深い河』
(講談社文庫)
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
< 必携書 >『遠藤周作『深い河』を読む』山根道公(朝文社)
< 参考書 > 遠藤周作『「深い河」創作日記』
(講談社文庫)・遠藤周作『
「深い河」
をさぐる』
(文春文庫)
( 30 )
【必携書(教科書販売)
】
速水博司『大学生のための文章表現入門』( 蒼丘書林 )
大野林火編『ハンディ版 入門歳時記』
(角川書店)
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
日本語表現Ⅱ
授業コード 12150
日本語表現Ⅲ [a]
[担 当 者]木山 博雅
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
教 養
[担 当 者]山根 道公
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
授業コード 12160
●本授業の概要:
●本授業の概要:
日本語の声と身体を含めた総合的な表現に関して、方言の表現力と身体感覚、
近年、NIE(Newspaper in Education =「教育に新聞を」)活動の有
効性についての認識が深まり 、小中高校の学習指導要領にも積極的な
文学作品の想像力と身体性に富んだ表現について、朗読を取り入れ、解説し、
さらに方言による詩作や翻訳、身体性に富んだ表現の分析、また、前期に引き
続き、歳時記を使って句作や詩作を授業の中で行って発表し、全員の作品集を
作り、講評・合評することで表現力を養う。また、テキストとして宮沢賢治の
想像力と身体性に富んだ作品を取り上げる。
●到達目標:
・想像力と身体感覚の豊かな日本語の表現力を身につけ、声と身体を含めた総
合的な表現力を高める。
・論理的な文章表現の技法を理解し、作品を分析してレポートを書く力を身に
つける。
●成績評価の基準:
・受講態度・毎回課すリアクションペーパー…30%
・授業中の課題…40%
・期末レポート…30%
●留意事項:
○授業が一方通行にならないように毎回、意見・質問等を書いたリアクション
ペーパーを提出してもらう。
○身体感覚の豊かな表現力を身につけることをめざし、多くの課題を出し、そ
の発表をしてもらうので、積極的に取り組む受講態度が必要。
○日本語表現Ⅰを受講していることが望ましい。
○オフィスアワーは授業中に指示する。
●授業予定一覧:
1 .導入―声と体の総合的表現
2 .方言の表現力と身体感覚(1)
3 .方言の表現力と身体感覚(2)
4 .岡山の方言を学ぶ
5 .方言による翻訳
6 .方言による詩の実作と発表
7 .賢治の詩に学ぶ表現力
8 .詩の実作と発表
9 .賢治の童話に学ぶ表現力…比喩表現とオノマトペ(1)
10.賢治の童話に学ぶ表現力…比喩表現とオノマトペ(2)
11.賢治の童話に学ぶ表現力…色彩表現 (1)
12.賢治の童話に学ぶ表現力…色彩表現 (2)
13.作品の表現の分析…レポートの書き方
14.まとめ―作品集の作成
15.講評・合評
期末レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
・毎回の授業で、次回までにやってくる課題を出し、その中から授業で発表し
てもらう課題も出すので、自信をもって発表できるように準備をしっかりする
こと。
・発表した原稿は最後に文集にまとめるので、発表後もさらに推敲して完成度
の高い作品にしあげること
【必携書(教科書販売)】
新聞の活用が明確に位置づけられた。新関の記事などを題材に、読解力
を養い、分かりやすく説得力のある文章を書くための基礎を学ぶ。
●到達目標:
・自己表現、コミュニケーションの重要な手段である文章表現の方法を
身につける。
・論理的、客観的な文章の技法を理解し、リポートや論文を書く力を養
う。
●成績評価の基準:
○受講態度・リアクションペーパー 30%
○授業中の課題 40%
○期末レポート 30%
●留意事項:
○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互の批評、ディ
スカッションする。
受講者は主体的に授業に臨むこと。
オフィスアワーは授業で指示します。
●授業予定一覧:
1 新聞というメディア(1)-その過去、現在、未来
2 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ
3 新聞という メディア(3)-文章の特徴
4 記事を書いてみる ( 準備編 )- 材料の選択・分析
5 記事を書いてみる ( 実践編 )
6 発表と批評・ディスカッション
7 発表と批評・ディスカッション
8 コラムから学ぶ(1)
9 コラムから学ぶ(2)
10 コラムから学ぶ(3)
11 コラムを書いてみる ( 準備編 )- 材料の選択・分析
12 コラムを書いてみる ( 実践編 )
13 発表と批評・ディスカッション
14 発表と批評・ディスカッション
15 まとめ
期末レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
適宜授業で指示する。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリント等を授業中に配布
大野林火編『ハンディ版 入門歳時記』(角川書店)
速水博司『大学生のための文章表現入門』(蒼丘書林)
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
宮沢賢治のテキストは授業中に指示する。
<参考書等>
参考図書は授業中に指示する。
( 31 )
日本語表現Ⅲ [b]
授業コード 12167
日本語表現Ⅳ [a]
授業コード 12170
教 養
[担 当 者]木山 博雅
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]木山 博雅
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
近年、NIE(Newspaper in Education =「教育に新聞を」)活動の有
効性についての認識が深まり 、小中高校の学習指導要領にも積極的な
新聞を活用した学びである NIE(Newspaper in Education)は、
思考力、
新聞の活用が明確に位置づけられた。新関の記事などを題材に、読解力
るとして近年注目されている。本授業では新聞を教材に、マスメディア
を養い、分かりやすく説得力のある文章を書くための基礎を学ぶ。
と社会についての知識を深めるとともに、論説文などを書くことを通し
判断力、表現力を育て、コミュニケーション力をつけるために有効であ
て分かりやすく論理的な文章の表現力を養う。
●到達目標:
・自己表現、コミュニケーションの重要な手段である文章表現の方法を
●到達目標:
身につける。
・論理的、客観的な文章の技法を理解し、リポートや論文を書く力を養
う。
・マスメディアとマスコミュニケーションの現在について学び、現代人
として身につけておくべき知識を習得する。
・情報を批判的に読み解くメディアリテラシーの力をつける。
・論説文を書くことで、社会に主体的に関わりながら自らの主張、意見
を表現できる文章表現技術を身につけ、社会のさまざまな場で活躍でき
る力を養う。
●成績評価の基準:
○受講態度・リアクションペーパー 30%
○授業中の課題 40%
○期末レポート 30%
●留意事項:
○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互の批評、ディ
スカッションする。
受講者は主体的に授業に臨むこと。
オフィスアワーは授業で指示します。
●授業予定一覧:
1 新聞というメディア(1)-その過去、現在、未来
2 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ
3 新聞という メディア(3)-文章の特徴
4 記事を書いてみる ( 準備編 )- 材料の選択・分析・結論
5 記事を書いてみる ( 実践編 )
6 発表と批評・ディスカッション
7 発表と批評・ディスカッション
8 コラムから学ぶ(1)
9 コラムから学ぶ(2)
10 コラムから学ぶ(3)
11 コラムを書いてみる ( 準備編 )- 材料の選択・分析・結論
12 コラムを書いてみる ( 実践編 )
13 発表と批評・ディスカッション
14 発表と批評・ディスカッション
15 まとめ
期末レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
適宜授業で指示する。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリント等を授業中に配布
●成績評価の基準:
○受講態度・リアクションペーパー 30%
○授業中の課題 40%
○期末レポート 30%
●留意事項:
○2014年度「日本語表現Ⅲ」を履修しておくことが望ましい。
○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互の批評、ディ
スカッションする。
○受講者は主体的に授業に臨むこと。
○オフィスアワーは授業で指示します。
●授業予定一覧:
1 マスメディアとマスコミュニケーション
2 新聞というメディア(1)-地方紙と全国紙
3 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ
4 新聞というメディア(3)-取材と報道
5 新聞というメディア(4)-公共性・報道の自由・人権
6 新聞というメディア(5)-メディアリテラシーについて考える
7 新聞という メディア(6)-新聞の文章作法
8 記事を書いてみる(1)
9 記事を書いてみる(2)
10 社説を書いてみる(準備編)-読み比べ
11 社説を書いてみる(準備編)-材料の選択・分析
12 社説を書いてみる(実践編)
13~14 発表と批評
15 まとめ
期末レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
適宜授業で指示する。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリント等を授業中に配布
( 32 )
日本語表現Ⅳ [b]
授業コード 12175
日本語表現Ⅴ
授業コード 12180
[担 当 者]森田 恵子
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
新聞を活用した学びである NIE(Newspaper in Education)は、思考力、
本当に伝えたいことは何なのか。
判断力、表現力を育て、コミュニケーション力をつけるために有効であ
伝わる、伝わらない、その差は何かを自ら掘り起こしながら、就職活動
るとして近年注目されている。本授業では新聞を教材に、マスメディア
だけではなく一人の社会人として必要なコミュニケーション力を体得し
と社会についての知識を深めるとともに、論説文などを書くことを通し
ていく。「口頭表現」としては、人との関わりに必要な「聴く」
「伝える」
て分かりやすく論理的な文章の表現力を養う。
を演習、実践を通して学びを深めていく。また、マスコミの記事や情報
誌などを例にあげ、簡潔でわかりやすく、相手の心に届く文章を書くた
●到達目標:
めの基礎知識を学び、「文章作成」についても触れていく。
・マスメディアとマスコミュニケーションの現在について学び、現代人
として身につけておくべき知識を習得する。
・情報を批判的に読み解くメディアリテラシーの力をつける。
・論説文を書くことで、社会に主体的に関わりながら自らの主張、意見
を表現できる文章表現技術を身につけ、社会のさまざまな場で活躍でき
る力を養う。
●到達目標:
・自分のコミュニケーションの状態を知る。
・「伝える力」を身につけ、日常生活で活かせるようになる。
・ロジカルな考え方、簡潔で分かりやすい文章を書けるようになる。
●成績評価の基準:
○受講態度・リアクションペーパー 30%
○授業中の課題 40%
○期末レポート 30%
●成績評価の基準:
レポート提出(テーマは授業内で伝える)50点
定期試験(口頭発表) 50点
授業中のマナーや発言など、授業への取り組み度も評価につながる。
●留意事項:
○2014年度「日本語表現Ⅲ」を履修しておくことが望ましい。
○授業の中で課題を出し、受講者が発表するとともに相互の批評、ディ
スカッションする。
○受講者は主体的に授業に臨むこと。
○オフィスアワーは授業で指示します。
●留意事項:
・自分たちで授業を作り上げていく意識をもってほしい。発表など場へ
の貢献を大いに望むが、上手に流暢に発表することを目的にはしていな
い。
●授業予定一覧:
1 マスメディアとマスコミュニケーション
2 新聞というメディア(1)-地方紙と全国紙
3 新聞というメディア(2)-構造とコンテンツ
4 新聞というメディア(3)-取材と報道
5 新聞というメディア(4)-公共性・報道の自由・人権
6 新聞というメディア(5)-メディアリテラシーについて考える
7 新聞という メディア(6)-新聞の文章作法
教 養
[担 当 者]木山 博雅
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
●授業予定一覧:
1 .講義内容説明~なぜ「日本語表現」を学ぶのか
2 .伝える力・聴く① 自己紹介①
3 .伝える力・聴く② 自己紹介②
4 .非言語がもつ力~表情・しぐさ・身体表現など
5 .新聞・情報誌から見る「伝わる文章」
6 .リサーチと取材について
7 .おすすめの岡山を書く その1(原稿作成)
8 記事を書いてみる(1)
9 記事を書いてみる(2)
10 社説を書いてみる(準備編)-読み比べ
8 .おすすめの岡山を書く その2(発表)
9 .中間振り返りとフィードバック
10.会の進行~ファシリテーションの役割
11.グループディスカッションの実践
11 社説を書いてみる(準備編)-材料の選択・分析
12 社説を書いてみる(実践編)
13~14 発表と批評
15 まとめ
期末レポート
12.自分のもっとも身近な女性にインタビューしよう(発表)
13.ノートルダム清心女子大学の PR 文を作ろう(取材)
14.ノートルダム清心女子大学の PR 文を作ろう(発表)
15.まとめ・質疑応答
定期試験(口頭発表)
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
適宜授業で指示する。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリント等を授業中に配布
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリント等を授業中に配布
( 33 )
日本語表現Ⅵ
授業コード 12190
文学Ⅶ
授業コード 12237
教 養
[担 当 者]森田 恵子
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]藤木 和子
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
本授業のねらいは、
「他者との関わりを通してコミュニケーションの基
英文学作品を読み、キリスト教的な考え方がどのような形で組み込ま
礎を体得していく」ことである。日頃使っている言葉や表現、相手の表
れているかに着眼し、作品のテーマを考えていく。
現を理解することを改めて振り返り、自分の伝達能力を高め、円滑な人
間関係を築いていくことに繋げていく。そのために、本授業では、
「聴く」
「伝える」
「自分を知る」
「相手を知る」をベースに実践と体験学習を展開。
気付いたことを全員でシェア(共有)しながら学びを深めていく。
●到達目標:
キリスト教圏で制作された文学作品には、聖書からの引喩が大なり小
なりみられる。それがどのような形で作品中に表現されているかを把握
することは、作家の意向・主張を理解する大きな鍵となる。言語、或い
●到達目標:
・自分のコミュニケーションの状態を知る
・
「できない」を「できる」に変える意識がもてるようになる
・協働により学びを深め日常生活に活かせるようになる
●成績評価の基準:
授業への取り組み度(マナー、発言など) 40%
レポート(テーマは授業内で伝える) 20%
定期試験(口頭発表) 40%
は、イメージで表現される宗教的要素を指摘し、それがどのように作品
のテーマに関わっているかを確認し、作品理解を深めていく。
●成績評価の基準:
受講態度 40%
期末試験 60%
●留意事項:
授業では主に翻訳(本)を使用するが、原文(英文)を参照すること
もある。翻訳、原文を問わず、
「読む」ことに積極的姿勢を持って欲しい。
●留意事項:
授業への取り組み、定期試験などで上手に発表することを目的にはし
ていない
●授業予定一覧:
1 .講義内容説明~まずは声を出してみよう。簡単な自己紹介
2 .自己紹介~話す材料・組み立て・自分をアピールする方法
3 .コミュニケーションとは
4 .コーチング入門1~「聴く」「承認する」
5 .コーチング入門2~「質問の種類」「フィードバック」
6 .コーチング入門3~「自分を知る」「相手を知る」
7 .他己紹介~他者を取材するポイント
8 .他己紹介~他者を魅力的にアピールする
9 .言葉づかい~敬語・クッション言葉・NGワードなど
10.電話のかけ方・受け方
11.フリートーク~短いセンテンスでわかりやすく
オフィスアワー:研究室ドアに掲示
●授業予定一覧:
1. 導入
2. 英文学の詩作品を詠む
3. 〃
4. 〃
5. 〃
6. 英文学の演劇作品を読む
7. 〃
8. 〃
9. 〃
10. 〃
12.フリートーク~話し言葉を意識し自分らしさを活かす
13.ブックリストの交換~好きな本を伝える
14.ブックリストの交換~リストの本について意見交換
15.テレビ・ラジオの世界から~気になる言葉や表現など
11.
12.
13.
14.
〃
英文学の小説作品を読む
〃
〃
定期試験(口頭発表)
15. 〃
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリント等を授業中に配布
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
授業のときに指示する。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
プリント配付。
( 34 )
芸術Ⅰ
芸術Ⅱ
授業コード 12250
授業コード 12260
[担 当 者]大谷 文彦
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
中世以来のグレゴリオ聖歌は,数百年の間に典礼・音楽両面から次第
モンテヴェルディを皮切りとして花開き,音を駆使してテキスト内容
に形を変え発展していった。授業では時間の始めにグレゴリオ聖歌を歌
を表現しようとするバロック音楽は,宗教改革を終えたドイツで,プロ
い,中世のオルガヌムやルネサンスのミサ曲などを鑑賞しながら,祈り
テスタントの賛美歌を恰好の題材としながら発展していった。後期は特
のひとつとして民衆に受け入れられていった宗教音楽を味わっていく。
に2人の作曲家,イタリアのモンテヴェルディとドイツのバッハにフォー
中世の音楽理論についても軽く触れたい。
カスを当て,前者の「聖母マリアの夕べの祈り」や,後者の「マタイ受
難曲」を鑑賞しながら,その作曲法の巧みさと霊性を味わっていく。古
●到達目標:
楽器についても触れる。
・グレゴリオ聖歌や,中世・ルネサンスの宗教音楽の魅力を感じるとと
もに,その変遷の様子を簡単に説明できる。
・音楽に対する新しい視点を持つ。
・グレゴリオ聖歌を1曲覚えることができる。
●成績評価の基準:
・授業中の関心・態度:14%
・学期末テスト:66%
・グレゴリオ聖歌暗譜唱:20%
●留意事項:
・ある程度,楽譜が読めることが望ましい。
●到達目標:
・オリジナル楽器による演奏を鑑賞しながら,バロック音楽の特有の音
楽観を発見することができる。
・モンテヴェルディやバッハに見るバロック音楽独特の作法を味わい,
その面白さを感じ取り,簡単に説明できる。
・コラールを1~2曲、覚えることができる。
●成績評価の基準:
・授業中の関心・態度:10%
・定期試験:80%
・コラール暗譜:10%
●授業予定一覧:
Ⅰ 単旋律聖歌の変遷
1 宗教音楽とミサ曲
2 グレゴリオ聖歌の実際
3 クラシック音楽の中のグレゴリオ聖歌
4 中世の音楽理論(グィードの左手)
5 トロープスとゼクウェンツィアの役割
6 トロープスの実際
Ⅱ ポリフォニー音楽の発達
7 定旋律とオルガヌム
8 ノートルダム楽派
9 モドゥスリズム
10 モテトゥス
●留意事項:
・芸術Ⅰの単位修得者が好ましい。
・内1 回,岡山カトリック教会でオルガンについて学ぶ。
Ⅲ ルネサンスの音楽
11 定量記譜法
12 ギョーム・ド・マショーとイソリズム
13 ブルゴーニュ楽派
14 フランドル楽派
15 オラショ
Ⅲ
Ⅳ
Ⅳ 学期末試験
16 学期末試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
毎回の授業にちゃんと出て、寝ないで聞いていれば、難易度は低い。カ
タカナが出てきて、頭がパニックにならないこと。
【必携書(教科書販売)】
「中世・ルネサンスの音楽」,皆川達夫,講談社学術文庫
教 養
[担 当 者]大谷 文彦
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
●授業予定一覧:
Ⅰ バロックの夜明け
1 カメラータと呼ばれる人々
Ⅱ モンテヴェルディ
2 マドリガーレ集
3 「聖母マリアの夕べの祈り」ⅰ
4 「聖母マリアの夕べの祈り」ⅱ
5 「オルフェオ」ⅰ
6 「オルフェオ」ⅱ
宗教改革
7 オルガンの魅力
8 ルターからバッハへ
バッハとヘンデル
9 「マタイ受難曲」ⅰ
10 「マタイ受難曲」ⅱ
11 「マタイ受難曲」ⅲ
12 「マタイ受難曲」ⅳ
13 「マタイ受難曲」ⅴ
14 「メサイア」
15 ミサとミサ曲・古楽器
Ⅴ 定期試験
16 定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
毎回、授業に出て、寝ないでちゃんと聞いていれば、難易度は低い。
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
【必携書(教科書販売)】
「バロック音楽―豊かなる生のドラマ―」,磯山 雅,NHKブックス
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
( 35 )
芸術Ⅲ
芸術Ⅳ
授業コード 12270
授業コード 12280
教 養
[担 当 者]金沢 百枝
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]山本 聡美
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
美術館を訪れたとき、自分なりの見方で絵画や彫刻をたのしむのも良
本授業のねらいは、日本美術史に関する通史的な理解を深めることにあ
いのですが、絵画にどんな主題が描かれているのか、画家たちはどんな
る。
工夫をしてきたのか、時代によってどんな風に描き方が変化してきたの
講義では、古代から現代までの日本美術の流れについて、絵画・彫刻を
か、いわゆる美術史とよばれる分野を学ぶと、よりいっそうたのしくな
中心に概説する。
るでしょう。
本授業では、とくに絵画芸術を中心に、宗教画、神話画、肖像画、風
各回の授業では、画像を用いて各時代の代表的な作品について、その制
作背景とともに講じる。なお、高校で日本史を選択していない場合を考
俗画、風景画、静物画など、主題ごとに学びます。とくにヨーロッパの
慮して、時代背景の解説にも時間を割く。校外見学(倉敷市の大原美術
文化の基礎となる宗教画(キリスト教絵画)を、重点的に扱います。ま
た、最後にそうした枠組みが崩れた後の、19世紀半ば以降の近代絵画に
ついても触れます。
館)も予定している。
●到達目標:
美 術 館 へ 行 っ て、
19世 紀 以 前 の 西 洋 美 術、 い わ ゆ る 伝 統 絵 画(Old
Master Paintings)と呼ばれる絵画の主題を理解し、遠近法、図像学、
時代様式などを踏まえて鑑賞し、たのしめるようになること。
●成績評価の基準:
出席を重視します。課題報告(あるいは小テスト)やディスカッション
もあります。課題か小テストのどちらにするかは、履修人数によって授
業開始時に判断します。
●留意事項:
●到達目標:
日本美術史に関する基礎知識の習得を目指す。
各回の授業で、5~10作品を取り上げるので、まずはこれを「覚える」
ことからはじめて欲しい。作品に関する鑑賞体験を蓄積することが、美
術史を理解する第一歩である。
その上で、各時代の政治・経済・宗教的背景を再確認し、美術とそれを
生みだした社会や人への理解を深めることが最終的な到達目標である。
●成績評価の基準:
授業への取り組み(意欲、履修態度)20%
授業内小テスト20%
レポート30%
定期試験30%
●授業予定一覧:
1 オリエンテーション、聖人画とアトリビュート
2 新約聖書1:キリスト伝:幼年期・公生涯
3 キリスト伝:受難
4 聖母マリアの図像と時代様式 (課題の発表)
5 旧約聖書1:天地創造と宇宙観
6 旧約聖書2:人間の創造、堕罪、楽園追放、カインとアベル
7 課題発表(あるいは小テスト)
8 最後の審判と死後世界、2度の審判、地獄と煉獄、中世の幽霊譚
9 神話画1 ゼウスと恋
●留意事項:
10 神話画2 物語画と寓意画
11 肖像画 12 風俗画
13 風景画
8室町将軍の唐物コレクション
9室町時代の絵画(やまと絵)―土佐派
10室町時代の絵画(水墨画)―狩野派と雪舟
11校外見学
14 静物画
15 まとめ 19世紀におけるジャンル・ヒエラルキーの崩壊と近代絵画
12校外見学
13江戸のデザイン―宗達と光琳
14江戸の出版文化―浮世絵
15近代国家と美術
16定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
適宜指示する。プリントを配布
●授業予定一覧:
1日本美術史概観―縄文土器から現代美術までのパースペクティブ
2古代飛鳥と仏教伝来―高松塚と法隆寺金堂壁画
3シルクロードと天平の美―東大寺と正倉院
4平安貴族文化と仏教―両界曼荼羅と平等院
5院政期の絵巻物―「源氏物語絵巻」と「伴大納言絵巻」
6鎌倉仏教と美術―浄土図と六道絵
7中世の肖像―似絵から頼朝像まで
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
とくになし
【必携書(教科書販売)】
美術出版ライブラリー 日本美術史,山下裕二・高岸輝監修,美術出版
社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
( 36 )
歴史学Ⅰ
授業コード 12310
歴史学Ⅲ
授業コード 12330
[担 当 者]鈴木 真
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
現在の日本にとっての琉球・沖縄の問題を理解するための、歴史的な視
10世紀以前の中国の歴史について,皇帝による支配およびその理念を
点を学ぶ。
中心に講義する。
教 養
[担 当 者]横山 學
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
歴史・文化・民族・民俗・文学などの資料を用いて、多面的に理解する
方法を学ぶ。
●到達目標:
常に、自らの考えを大切に。
中国史において皇帝がどのような存在であるか,また皇帝が自身の家
系や王朝の正統性を確保・喧伝するため,どのような概念・方策を用い
●到達目標:
ていたのかを理解する。
日本と琉球・沖縄の関係を正しく理解する。もしくは、正しく理解する
姿勢を学ぶ。
琉球・沖縄は日本社会にとって、社会的・文化的に「どのような位置に
あるのか」の視点を持てるようにする。
●成績評価の基準:
小テスト・レポート:10%
期末試験 :90%
●成績評価の基準:
1. 平常 20点
2. レポート 10点
3. 期末試験 40点
4. 取り組み度 30点 ●留意事項:
本授業では、必要に応じて、資料を配布もしくは表示画面に提示する。
座席は指定しないが、自分の条件に合った場所に位置に座して、積極的
に授業に取り組まれたい。
毎授業の終了時には、「質問・意見」メモを回収する。
オフィスアワーについては、授業中に指示します。
●授業予定一覧:
1. はじめに・日本から見た「琉球」
2. 琉球・沖縄・日本 この関係を理解するために
3. 近世までの日琉関係
4. 近代・現代の沖縄問題
5. 日本資料に観る琉球の歴史・日本書紀
6. 近世史料
7. 近代史料
●留意事項:
期末試験は,長文の論述形式でおこなう。
また,学期中にレポートを課す場合がある。
オフィスアワー 火曜日 9,10時限
●授業予定一覧:
1.中国史と皇帝
2.皇帝とエンペラー
3.天子と易姓革命
4.周王と封建制
5.秦の法家思想
6.始皇帝の時代
7.楚漢戦争
8.漢代における儒家思想の発展
9.天人相関説と陰陽五行説
10.宗廟と郊祀
11.国号と年号と暦
12.司馬遷と『史記』
13.漢魏革命と禅譲
14.正史の編纂と正統性
15.まとめ
8. 中国と琉球
9. 琉球の中の中国文化 冊封関係
10. 琉球史料の中国
11. アジアと琉球・大航海の時代
16.期末試験(長文論述形式)
12. アジアの中の琉球
13. アジア文化と琉球
14. 琉球・沖縄をめぐる問題 薩摩の琉球侵攻
15. 琉球所属問題・
「沖縄学」について
しておくこと。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
< 予習 > 前回の講義ノートを読み返す。
< 復習 > 授業で示された固有名詞や用語について、不明なものは確認
する。参考に示された資料や事象については、図書や Web で確認する
こと。
常に、授業と関係のある事柄に関心を広げて、新聞などにも目を通す。
今年度は沖縄関係の「事件」が多いと予測される。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
毎回資料プリントを配付するので、講義の前後に熟読して内容を把握
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
必要に応じて講義中にプリントを配付する。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
参考書等(その他)
横山學『琉球国使節渡来の研究』吉川弘文館 ( 37 )
歴史学Ⅳ
授業コード 12340
歴史学Ⅴ
教 養
[担 当 者]轟木 広太郎
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]小嶋 博巳
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
①導入として、ポンペイの遺跡を材料に、古代ローマ人の生活と社会に
授業コード 12350
●本授業の概要:
〔イエとムラの民俗学〕日本民俗学の成果を用いて,村落社会の仕組み,
ついて紹介する。
とくにイエ ( 家 ) というもののあり方と,そのネットワークである同族・
②西欧を中心とした、16世紀以降のグローバル化を説明する理論=「世
親類,そしてムラ ( 村 ) について考察する。
界システム論」を紹介する。
③社会史の具体例として、「性愛」と「富と貧困」のふたつのテーマを
取り上げる。
●到達目標:
慣習や伝承を資料として,文字に書き残されることの少なかった民衆
の生活の歴史を明らかにしようとするのが民俗学である。その立脚点を
●到達目標:
①世界システム論を通して、一国ごとの縦割りの歴史ではなく、モノや
人の移動によって結ばれた地域間のつながりから世界史を捉える見方を
理解する。
②過去の社会の生活や習俗を、その独自の合理性から考察することを通
じて、現代人とは異なる行動様式・考え方・感性の多様なありようを学
び取る。
●成績評価の基準:
平常点(30%)と試験(70%)による総合評価。ただし、受講者数によっ
ては、試験はレポートに変える可能性もある。
●留意事項:
オフィスアワーは授業中に指示する。
●授業予定一覧:
1. イントロダクション
2. ポンペイ遺跡から見る古代ローマ1;生活の諸相
3. ポンペイ遺跡から見る古代ローマ2;パンとサーカス
4. 世界システム論1;理論のあらまし
5. 世界システム論2;ヘゲモニー国家
6. 世界システム論3;世界商品をめぐって
7. 世界システム論4;ヨーロッパの生活革命
8. 世界システム論5;ハイチの事例
9. 性愛の歴史1;キリスト教の性倫理
10. 性愛の歴史2;中世
11.
12.
13.
14.
性愛の歴史3;近世
性愛の歴史4;近現代
富と貧困の歴史1;キリスト教初期
富と貧困の歴史2;中世
15. 富と貧困の歴史3;近世
試験
理解し,かつ日本人が生きてきた社会についての基本的な知識を得るこ
とを目標とする。
●成績評価の基準:
小テスト:20%
定期試験:80%
●留意事項:
成績評価は厳格に行うので,そのつもりで受講されたい。
オフィスアワーは木曜日5・ 6時限とする。ただし,これ以外でも在
室の限りは随時,質問・相談に応じる。
●授業予定一覧:
1.イエ ( 家 ) と家族
2.日本のイエの特質
3.イエの諸形態① ――さまざまな「跡取り」――
4.イエの諸形態② ――隠居慣行と傍系家族――
5.大きなイエと小さなイエ
6.東北日本と西南日本
7.イエと先祖祭祀① ――「先祖になる」ということ――
8.イエと先祖祭祀② ――先祖を祀る民俗――
9.同族と親類
10.仮のオヤ ( 親 ) と仮のコ ( 子 )
11.ムラ ( 村 ) とは何か
12.ムラの共有と協働
13.近世の村、近代の村
14.村組、近隣組、近隣関係
15.まとめ
定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
考えなら聴講し,注意深くノートをとることを求める。疑問点や興味
をもった点は,積極的に質問してほしい。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
毎回の授業でプリントを配布する。
( 38 )
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
教科書は用いない。しばしば資料プリントを配布する。
法学Ⅰ
授業コード 12370
日本国憲法Ⅰ [ 英日現 ]
授業コード 12380
[担 当 者]葛生 栄二郎
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
生まれてから死ぬまで,わたしたちが関わる(あるいは,関わるかも
テーマ「平和と人権」近代憲法と呼ばれるためには,なによりも人権の
知れない)さまざまな法制度を分かりやすく解説する。法学の基礎、裁
保障がなければならない。また,日本国憲法が,世界に誇れるのは平和主
判員制度に関わる基礎知識も学ぶ。
義である。平和主義と人権の有機的な相互関係を明らかにしたい。また、
教 養
[担 当 者]浅沼 友恵
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
この理念が統治機構にどのように反映しているかを論じる。
●到達目標:
好みや感情によってではなく,客観公平な目で正義を見きわめる力
(legal mind という)を養う。
●到達目標:
何よりも、日本国憲法の理念をその原点から正しく把握することが目標
である。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度:30点
定期試験:70点
●成績評価の基準:
受講態度:30点
テスト:70点
毎回、質問・意見に関するリアクション・ペーパーの提出を求める。質
●留意事項:
六法辞書について、授業では『ポケット六法』を使用するがすでに持っ
ていれば、それを使用してもかまわない。
問には次回回答するとともに、出席状況の把握に用いる。なお、リアクショ
ン・ペーパーが白紙で提出された場合には、受講態度に関する評価が0点
になるので、注意すること。
●留意事項:
●授業予定一覧:
Ⅰ イントロダクション
第1回 法とは何か
2 クラス開講する。
2 年生以上は対象学部の指定はない。いずれのクラス
第2回 国法の体系と裁判の仕組み
●授業予定一覧:
Ⅱ 刑法と裁判員制度
第3回 刑法の基本理念・犯罪の成立
第4回 刑罰の種類
第5回 刑法の及ぶ範囲
第6回 裁判員制度
Ⅰ.① イントロダクション
Ⅲ 人の誕生
第7回 “人”とは何か
第8回 嫡出・親権・後見について
第9回 未成年者と法
⑤ 大日本帝国憲法の成立とその特色
第10回 少年法と現代社会
第11回 子供の人権条約について
⑧ 第9条の条文解釈
Ⅳ 家族と法
第12回 婚姻の効力
第13回 夫婦別氏制度
第14回 夫婦の財産関係
第15回 離婚の効力
⑩ 平和主義をめぐる判例
Ⅴ 定期試験
⑭ 思想良心の自由と信教の自由
を取ってもよい。オフィスアワーという概念はない。随時、
質問に応じます。
Ⅱ.② 憲法とは何か
Ⅲ.憲法の歴史
③ 近代憲法の成立
④ 近代憲法の理念と近代国家の統治機構
⑥ 日本国憲法の成立
Ⅳ.平和主義
⑦ 日本国憲法の平和理念
⑨ 第9条と自衛隊
Ⅴ.⑪ 法の下の平等
⑫ 私人間の憲法適用
Ⅵ.自由権
⑬ 人身の自由
Ⅶ.テスト ●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
予習はテキストの次回のテーマの部分に目を通すことを希望します。授
業中はノートの取り方に工夫をしてください。特に説明なども書き加え
復習しやすいノートの作成を希望します。試験前にまとめて復習しよう
とすると多岐にわたる内容を網羅することが難しいため、その都度配布
されたプリントやノートの内容を見直し定着をはかるように努めてくだ
さい。また、日常生活の中でニュースや新聞、ネットなど関連する記事
に注目してください。
⑮ テスト
Ⅷ.社会権
⑯ 生存権と教育権
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
授業予定は上記の通りなので、事前に教科書を熟読しておくこと。また、
毎日のニュースに関心を持つこと。高校までの教科書を復習することも有
益。
【必携書(教科書販売)】
『現代法学入門』
(有斐閣双書),伊藤正巳・加藤一郎編,有斐閣
『ポケット六法』
,有斐閣
【必携書(教科書販売)
】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
平和と人権の憲法学,葛生栄二郎、高作正博、真鶴俊喜,法律文化社
<必携書>
『平和と人権 資料集』資料集は第1回目の授業時に配付する。
( 39 )
日本国憲法Ⅰ [ 人児食 ]
授業コード 12390
日本国憲法Ⅱ
教 養
[担 当 者]葛生 栄二郎
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]高橋 正徳
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
授業コード 12400
●本授業の概要:
●本授業の概要:
テーマ「平和と人権」近代憲法と呼ばれるためには,なによりも人権の保障
近代憲法は,権利の章典と統治機構からなっている。本授業は,この
がなければならない。また,日本国憲法が,世界に誇れるのは平和主義である。
うち,統治機構を中心に説明する。とくに,近代国家誕生以降の権力分
平和主義と人権の有機的な相互関係を明らかにしたい。また、この理念が統治
立の意義,統治機構の具体的な仕組みなどについて検討する。
機構にどのように反映しているかを論じる。
●到達目標:
●到達目標:
人権保障を確保するための統治機構の原則である権力分立の意義を理
何よりも、日本国憲法の理念をその原点から正しく把握することが目標であ
解してもらいたい。
る。
●成績評価の基準:
受講態度:30点
●成績評価の基準:
小テスト:30%
定期試験:70%
テスト:70点
毎回、質問・意見に関するリアクション・ペーパーの提出を求める。質問に
●留意事項:
は次回回答するとともに、出席状況の把握に用いる。なお、リアクション・ペー
パーが白紙で提出された場合には、受講態度に関する評価が0点になるので、
注意すること。
●留意事項:
2 クラス開講する。2 年生以上は対象学部の指定はない。いずれのクラスを
取ってもよい。オフィスアワーという概念はない。随時、質問に応じます。
●授業予定一覧:
Ⅰ.① イントロダクション
Ⅱ.② 憲法とは何か
Ⅲ.憲法の歴史
③ 近代憲法の成立
④ 近代憲法の理念と近代国家の統治機構
⑤ 大日本帝国憲法の成立とその特色
⑥ 日本国憲法の成立
Ⅳ.平和主義
●授業予定一覧:
1 憲法と近代立憲主義
2 基本的人権と統治機構
3 国民主権―民主主義の基本原理
4 国民主権―国民主権と選挙
5 立法権―国会の組織
6 立法権―国会の権能
7 立法権―国政における議会の位置
8 行政権―内閣の地位および組織
9 行政権―内閣の権限および責任
10 行政権―行政権の課題
11 司法権―司法権の意義
12 司法権―司法権の組織と運用
13 司法権―違憲審査制と憲法訴訟
14 地方自治―地方公共団体
15 地方自治―住民の権利
16 定期試験
⑦ 日本国憲法の平和理念
⑧ 第9条の条文解釈
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
⑨ 第9条と自衛隊
教科書の予習・復習を毎回しっかり行うとともに,新聞を読む習慣を
つけ,日々の政治や社会の動きに関心をもってほしい。
⑩ 平和主義をめぐる判例
Ⅴ.⑪ 法の下の平等
⑫ 私人間の憲法適用
【必携書(教科書販売)】
Ⅵ.自由権
『高校から大学への憲法』,君塚正臣編,法律文化社
⑬ 人身の自由
⑭ 思想良心の自由と信教の自由
Ⅶ.テスト
⑮ テスト
Ⅷ.社会権
⑯ 生存権と教育権
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
授業予定は上記の通りなので、事前に教科書を熟読しておくこと。また、毎日
のニュースに関心を持つこと。高校までの教科書を復習することも有益。
【必携書(教科書販売)】
『平和と人権の憲法学』,葛生栄二郎ほか
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
『平和と人権 資料集』資料集は第1回目の授業時に配付する。
( 40 )
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
小型六法(どれでもよい)
政治学Ⅰ [a]
授業コード 12410
政治学Ⅰ [b]
授業コード 12415
[担 当 者]小田川 大典
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
映像資料を用いながら、政治学(国際政治を含む)の重要なトピックに
映像資料を用いながら、政治学(国際政治を含む)の重要なトピックに
ついて概説する。
ついて概説する。
●到達目標:
●到達目標:
政治学についての基本的な知識を身につけるとともに、現代政治の諸問
題について批判的に考察する能力と、自分の意見を組み立てる能力を涵
政治学についての基本的な知識を身につけるとともに、現代政治の諸問
題について批判的に考察する能力と、自分の意見を組み立てる能力を涵
養すること。
養すること。
●成績評価の基準:
授業中に行う小テスト:30%
レポート課題:30%
期末テスト:40%
●成績評価の基準:
授業中に行う小テスト:30%
レポート課題:30%
期末テスト:40%
●留意事項:
・中江兆民『三酔人経綸問答』についてのレポート(2000字程度)を課す。
・講義についての情報を下記の twitter で公開する。
http://twitter.com/odg700/
●留意事項:
・中江兆民『三酔人経綸問答』についてのレポート(2000字程度)を課す。
・講義についての情報を下記の twitter で公開する。
http://twitter.com/odg700/
●授業予定一覧:
1 .イントロダクション―政治の学び方
2 .政治家とはどのような存在か(一)(DVD 鑑賞)
3 .政治家とはどのような存在か(二)(DVD 鑑賞)
4 .デモクラシーの政治学
5 .デモクラシーと熟議(一)(DVD 鑑賞)
6 .デモクラシーと熟議(二)(DVD 鑑賞)
7 .メディアの政治学
8 .ジャーナリズムと政治(一)(DVD 鑑賞)
9 .ジャーナリズムと政治(二)(DVD 鑑賞)
10.国際政治学入門
11.外交と危機管理(一)(DVD 鑑賞)
12.外交と危機管理(二)(DVD 鑑賞)
13.レポート課題解説
14.文学と政治(一)(DVD 鑑賞)
●授業予定一覧:
1 .イントロダクション―政治の学び方
2 .政治家とはどのような存在か(一)(DVD 鑑賞)
3 .政治家とはどのような存在か(二)(DVD 鑑賞)
4 .デモクラシーの政治学
5 .デモクラシーと熟議(一)(DVD 鑑賞)
6 .デモクラシーと熟議(二)(DVD 鑑賞)
7 .メディアの政治学
8 .ジャーナリズムと政治(一)(DVD 鑑賞)
9 .ジャーナリズムと政治(二)(DVD 鑑賞)
10.国際政治学入門
11.外交と危機管理(一)(DVD 鑑賞)
12.外交と危機管理(二)(DVD 鑑賞)
13.レポート課題解説
14.文学と政治(一)(DVD 鑑賞)
15.文学と政治(二)(DVD 鑑賞)
16.期末テスト
15.文学と政治(二)(DVD 鑑賞)
16.期末テスト
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
『三酔人経綸問答』
,中江兆民,岩波文庫
【必携書(教科書販売)】
『三酔人経綸問答』,中江兆民,岩波文庫
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
授業の中で随時紹介する。
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
教 養
[担 当 者]小田川 大典
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
( 41 )
経済学Ⅰ [a]
授業コード 12430
経済学Ⅰ [b]
授業コード 12435
教 養
[担 当 者]釣 雅雄
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]釣 雅雄
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
日本経済を,
経済学の考え方や経済情報をもとに読み解きます。主なテー
日本経済を,経済学の考え方や経済情報をもとに読み解きます。
主なテー
マは,お金,物価,景気,経済成長,経済政策,為替,貿易,財政,金
マは,お金,物価,景気,経済成長,経済政策,為替,貿易,財政,金
融などです。経済時事問題も多く扱って行きますので,一般的な経済知
融などです。経済時事問題も多く扱って行きますので,一般的な経済知
識を身につけられ,就職活動や将来の仕事に向けた準備にもなります。
識を身につけられ,就職活動や将来の仕事に向けた準備にもなります。
過去の日本経済を事例に,なぜ経済はそのように動いてきたのかを学ん
でいきます。事例学習を通じて応用力を身につけ,今後の経済状況も理
過去の日本経済を事例に,なぜ経済はそのように動いてきたのかを学ん
でいきます。事例学習を通じて応用力を身につけ,今後の経済状況も理
解できるようになります。
解できるようになります。
●到達目標:
社会人として必要な日本経済の基礎知識を身につけ,テレビや新聞の経
済ニュースを理解できるようになる。
●到達目標:
社会人として必要な日本経済の基礎知識を身につけ,テレビや新聞の経
済ニュースを理解できるようになる。
●成績評価の基準:
期末試験,中間確認試験の結果,出席などによる総合評価
試験は論述式で,暗記ではなく考えるタイプの問題が中心です。
●成績評価の基準:
期末試験,中間確認試験の結果,出席などによる総合評価
試験は論述式で,暗記ではなく考えるタイプの問題が中心です。
●留意事項:
質問は,講義終了後の教室か,またはメールでしてください。メールを
送るときには,
タイトルに「清心」と入れるとともに,本文に学科・学年・
氏名を記入してください。メールアドレスは,[email protected]
です。
●留意事項:
質問は,講義終了後の教室か,またはメールでしてください。メールを
送るときには,タイトルに「清心」と入れるとともに,本文に学科・学年・
氏名を記入してください。メールアドレスは,[email protected]
です。
●授業予定一覧:
1 講義の概要
2 日本経済の温故知新
3 日本経済の見方1 4 日本経済の見方2 5 現代日本経済1 インフレ
6 現代日本経済2 景気循環と経済成長
7 現代日本経済3 高度成長と経済構造の変化
8 現代日本経済4 1980年代の日本経済,経常収支
9 現代日本経済5 バブル経済の発生と崩壊,対応
10 1990 年代以降の日本経済
11 構造改革への取り組み
12 財政・財政政策
13 金融・金融政策
14 Topics in 日本経済1 15 Topics in 日本経済2
16 定期試験
授業は教科書の内容にそって進みますが,その他に,毎回,時事問題を
みます。時事問題を扱う関係上,経済状況によっては予定が大幅に変更
になります。また,中間確認試験を行う予定です。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
日々の経済ニュースを読んでください。
【必携書(教科書販売)】
『入門 日本経済論』
,釣雅雄,新世社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
『入門・日本経済』
,浅子和美・篠原総一編,有斐閣,最新版
( 42 )
●授業予定一覧:
1 講義の概要
2 日本経済の温故知新
3 日本経済の見方1 4 日本経済の見方2 5 現代日本経済1 インフレ
6 現代日本経済2 景気循環と経済成長
7 現代日本経済3 高度成長と経済構造の変化
8 現代日本経済4 1980年代の日本経済,経常収支
9 現代日本経済5 バブル経済の発生と崩壊,対応
10 1990 年代以降の日本経済
11 構造改革への取り組み
12 財政・財政政策
13 金融・金融政策
14 Topics in 日本経済1 15 Topics in 日本経済2
16 定期試験
授業は教科書の内容にそって進みますが,その他に,毎回,時事問題を
みます。時事問題を扱う関係上,経済状況によっては予定が大幅に変更
になります。また,中間確認試験を行う予定です。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
日々の経済ニュースを読んでください。
【必携書(教科書販売)】
『入門 日本経済論』,釣雅雄,新世社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
『入門・日本経済』,浅子和美・篠原総一編,有斐閣,最新版
社会学Ⅰ
授業コード 12450
社会学
授業コード 12455
[担 当 者]二階堂 裕子
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
前半では,これまで社会学が蓄積してきた概念や枠組み,研究方法に
前半では,これまで社会学が蓄積してきた概念や枠組み,研究方法に
ついて講義する。後半では,現代におけるさまざまな社会問題を取り上
ついて講義する。後半では,現代におけるさまざまな社会問題を取り上
げ,それらの現象が生起した背景や具体的な課題,解決に向けた取り組
げ,それらの現象が生起した背景や具体的な課題,解決に向けた取り組
みの現状などについて解説を加える。
みの現状などについて解説を加える。
●到達目標:
●到達目標:
現代社会のしくみを捉える視点を養うとともに,今日の諸問題に対す
現代社会のしくみを捉える視点を養うとともに,今日の諸問題に対す
る関心と理解を深める。そのうえで,めまぐるしく変化する今日の社会
において,私たちはいかに生きていくべきかを考える力を獲得する。
る関心と理解を深める。そのうえで,めまぐるしく変化する今日の社会
において,私たちはいかに生きていくべきかを考える力を獲得する。
●成績評価の基準:
リアクションペーパー(講義で学んだことや意見):30%
期末試験:70%
●成績評価の基準:
リアクションペーパー(講義で学んだことや意見):30%
期末試験:70%
●留意事項:
受動的に講義を聴くのではなく,社会の諸現象が自らの日常生活とい
かに関連しているかを真摯に検討してほしい。
オフィスアワーは,授業中に指示する。
●授業予定一覧:
1.社会学とは何か
2.社会学の研究方法
3.行為と相互作用
4.地位と役割
5.集団とネットワーク
6.親密性と公共性
7.現代社会の病理
8.家族と現代社会
9.ジェンダーと現代社会
10.教育と現代社会
11.仕事と現代社会
12.地域社会と都市化
13.宗教と現代社会
14.情報と現代社会
15.グローバル化する現代社会
16.期末試験
教 養
[担 当 者]二階堂 裕子
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
●留意事項:
受動的に講義を聴くのではなく,社会の諸現象が自らの日常生活とい
かに関連しているかを真摯に検討してほしい。
オフィスアワーは,授業中に指示する。
●授業予定一覧:
1.社会学とは何か
2.社会学の研究方法
3.行為と相互作用
4.地位と役割
5.集団とネットワーク
6.親密性と公共性
7.現代社会の病理
8.家族と現代社会
9.ジェンダーと現代社会
10.教育と現代社会
11.仕事と現代社会
12.地域社会と都市化
13.宗教と現代社会
14.情報と現代社会
15.グローバル化する現代社会
16.期末試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
倉沢進他編『社会学入門〔新訂〕』(放送大学教育振興会,2001年)
西澤晃彦・渋谷望『社会学をつかむ』(有斐閣、2008年)
このほか,適宜文献を紹介する。また,講義中に参考資料を配布する。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
倉沢進他編『社会学入門〔新訂〕』(放送大学教育振興会,2001年)
西澤晃彦・渋谷望『社会学をつかむ』(有斐閣、2008年)
このほか,適宜文献を紹介する。また,講義中に参考資料を配布する。
( 43 )
社会学Ⅱ
授業コード 12460
ボランティア学Ⅰ
教 養
[担 当 者]濱西 栄司
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]平松 正臣
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
授業コード 12470
●本授業の概要:
●本授業の概要:
本授業の目的は,アクティブ・ラーニングの方式を用いて,社会学の基本的
本授業のねらいは,ボランティアの思想と歴史,現状や課題を広い視野
な姿勢・技法について理解することにある。社会学は同時代の社会現象を捉え
ようとする学問であり,メディアや日常生活を通して形成される先入観や思い
込みから距離を置き,対象に冷静かつ客観的に向き合う姿勢を基本としている。
本授業では,そのような姿勢を理解した上で,議論を通じた視座の多角化や資
料の批判的読解に関する技法を具体的に学び,現代社会を自立的・主体的に生
きる力を身につけていく。
●到達目標:
①現代社会の諸課題について,多角的に考えることができる。
②資料やディスカッションをもとに,自分の考えを文章で表現することがで
きる。
から学習する。また,福祉教育におけるボランティア活動の意義と役割
を理解する。さらに,様々な領域の専門職と関連する諸分野,市民との
協働による福祉の向上を目指し,支援を必要とするさまざまな対象への,
総合的支援を実現するための知識や技術を身につける。
●到達目標:
ボランティア実践並びに福祉教育の役割と意義を理解する。
●成績評価の基準:
授業への取り組み姿勢 30%
定期試験 70%
●成績評価の基準:
授業への取り組み:30%
ワークシート:30%
期末レポート:40%
●留意事項:
・ディスカッションの得手不得手は,成績評価に一切関係しない。
・各回のテーマ等は『グループディスカッションで学ぶ社会学トレーニング』
(三
省堂)に基づいているが,履修者が同テキストを購入する必要はない。
・1,
2年生は「ディスカッションから社会を考える」(自立力育成科目 B 群)と
して履修する。
・定員140名程度
オフィスアワー:授業中に指示する(履修者数に応じて定める)。
●授業予定一覧:
1.オリエンテーション
【第1部 いいか悪いか考える】
2.コンビニ深夜営業規制,是か非か――図式化して整理する
3.携帯電話のアンテナ設置に税金投入 ?――多角的に考える
4.
「若者言葉」を考える――言葉と社会を考える・1
5.定住外国人に教える日本語は ?――言葉と社会を考える・2
6.商店街へ税金投入 ?――公共性を考える
【第2部 根本から考える】
7.民族って何だ ?――概念をとらえ直す・1
8.貧困って何だ ?――概念をとらえ直す・2
●留意事項:
授業に積極に参加すること(質疑など)
●授業予定一覧:
1 ボランティアとは(ボランティアの思想)
2 ボランティアの原則とボランティアの役割
3 ボランティア活動の心構え
4 ボランティア活動における留意点
5 施設での活動
6 コミュニティでの活動
7 福祉教育とボランティア
8 教育現場での活動(体験学習)
9 障害のある児童への教育現場での活動(体験学習)
10 障害のある人への支援活動(知識)
11 障害のある人への支援活動(技術)
12 ボランティアコーディネート
13 アドボカシーとボランティアコーディネート
14 災害支援におけるボランティア活動
15 ボランティア活動の課題
16 定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
適宜授業で指示する。
9.会社は誰のものか――組織とは何か,経済とは何かを考える
10.累進課税を考える――税金のあり方を考える
【必携書(教科書販売)】
【第3部 構想する】
11.どの記事を採用する ?――メディアを考える
12.どれがよい環境保全活動 ?――環境保全と公共性・1
13.歴史的建造物を保存すべき ?――環境保全と公共性・2
14.どれがよいまちづくり ?――コミュニティを考える
15.大学の未来のプランを作ろう――アイデア発想とコミュニティ・プラン
※各回の授業は,基本的に(1)テーマの説明と資料等の配布,(2)個人での考
察とワークシート前半部の記述,(3)簡単なグループ・ディスカッション,
(4)
再び個人での考察とワークシート後半部の記述,(5)全体の総括と解説,とい
う流れで進む。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
( 44 )
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
心理学Ⅱ
授業コード 12510
心理学Ⅲ
授業コード 12520
[担 当 者]多田 志麻子
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
この授業では、臨床心理学の基礎を概説します。カウンセリング、教
人間関係の心理学について学ぶ。人間は人と人との関係のなかで生き、
育、保育などの場で、人と人が出会い、ともに成長していくための心理
成長している。人間関係に焦点を当て、人の心の仕組みや働きを知るこ
学です。
とは日常の対人関係や自己を見つめなおす機会になると考えられる。講
臨床心理学の基礎を幅広く扱っていきますが、中でも大事にしたいこ
義では、人間関係の基礎的知識とコミュニケーションスキルを学ぶ。心
とは、
「相互性の観点」と「物語」です。カウンセラー自身も、相手と出会っ
て成長していること。教えた内容そのものよりも、自由に語り合った夢
理テスト等を実施し、自ら体験しながら、自己を知り、他者との関係を
考えるようにする。さらに、コミュニケーションスキルのなかで
「聴く」
、
の方に意味があること。
子どもたちと出会った実例など、映像なども使用しながら、心につい
て考えていきます。
●到達目標:
臨床心理学の観点から、「出会うこと、ともに成長すること」に関す
るテーマを選び、文献・資料を踏まえながら、自分自身の考察を深める
こと。
●成績評価の基準:
レポート 70%
課題 30%
●留意事項:
毎回の授業後に、リアクション・ペーパーを提出してもらいます。その
他の課題は、授業中に指示します。
オフィスアワー 木曜日 7,8時限
「自己表現する」スキルについて理論やスキルを学ぶ。
●到達目標:
人間関係の基礎的知識を理解する。
自己を振り返り、人間関係上の問題を考えたうえで、よりよい人間関係
を保つコミュニケーションスキルについて理解し、習得する。
●成績評価の基準:
定期試験:60%
小テスト:20%
授業への取り組み:20%
●留意事項:
●授業予定一覧:
1. 臨床心理学とは何か
2. 臨床心理学の方法論について
3. 心をどう見るか ― 力動論と行動論
4. カウンセリングの考え方
5. 行動という通路 ― 行動療法
6. ありのままの私 ― 来談者中心療法
7. 子どもと出会う ― 遊戯療法
8. 環境と関係性 ― 精神分析療法
●授業予定一覧:
1.人間関係の発達 ①新生児期・乳幼児期
2.人間関係の発達 ②児童期・青年期
3.人間関係の発達 ③成人期・老年期
4.人間関係の動機
5.人間関係と欲求
6.人間関係とストレス
7.人間関係の諸問題
8.対人認知:印象形成・対人魅力
9.他者との関わり
10.自己理解
11.他者理解
9. 心と物語 ― 夢の分析
10. 語られる言葉をどう聴くか ― コミュニケーションの理解
11. 人間の発達 ― 人生の歴史とその意味
12. 家族関係と社会の影響
12.コミュニケーションの基礎
13.コミュニケーションスキル ①聴くスキル
14.コミュニケーションスキル ②自己表現するスキル
15.講義のまとめ
13. 教育・保育と心理学
14. 心の「病」について
15. 生涯発達と個性化
定期試験(レポートによる)
16.定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
授 業 に つ い て の 連 絡・ フ ィ ー ド バ ッ ク を 双 方 向 的 に 行 う た め、
manaba folio を使用します。受講者は必ず、manaba folio 掲示板のリマ
インダ機能をオンにして、内容を見ておくようにしてください。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
毎回の講義でお伝えします。図書館1F に西の授業に関する指定図書
コーナーを設けていますので、手に取ってみてください。
教 養
[担 当 者]西 隆太朗
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
受講後、配布資料とノートを見直し、復習し、次の講義を受講する。
参考文献から該当部分を読み、より理解を深める。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
毎回、資料を配布する。
参考書は講義中に提示する。
( 45 )
数学Ⅰ
授業コード 12540
数学Ⅱ
授業コード 12550
教 養
[担 当 者]水野 博
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]保江 邦夫
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
線形代数の基礎として,行列,行列式及びその応用について学ぶ。その
計算法をまず修得する。次に応用として,連立1 次方程式,線形変換,
初等教育における数学の不備,特に九九の暗記による四則演算の理解
不足を基本から正すための授業を行う。
統計の初歩について述べる。
●到達目標:
●到達目標:
行列式及び行列の計算ができること。
数の概念を正しく理解し,たし算,ひき算,かけ算,わり算の正しい
意味を理解することを目標とする。
連立1次方程式が解けること。
線形変換ができること。
統計の基本用語を理解すること。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度:20%
小テスト:20%
定期試験:60%
●留意事項:
一度欠席するとついてくるのが困難になることがあるので注意するこ
と。論理的思考力を養うことがこの講義のねらいでもあるので、受講生
はそのことを理解しておくこと。
オフィスアワー 金曜日 1,2時限
●授業予定一覧:
1 .2次の行列式
2 .3次の行列式
3 .行列式の性質
4 .多元連立1 次方程式
5 .余因子と小行列式
6 .行列
7 .行列の計算
8 .逆行列
9 .線形変換とベクトル
10.線形変換の行列表示
11.線形変換の合成,逆変換
12.統計の必要性
13.統計の基礎
14.統計と行列
15.総合演習
●成績評価の基準:
毎回の小テスト:30%
定期試験:70%
●留意事項:
オフィスアワー 授業中に指示する
●授業予定一覧:
1 .数える数,自然数
2 .たし算=和集合=右シフト
3 .3 +5 =5 +3 ,自然数とはなにか?
4 .ひき算=左シフト=差集合
5 .ゼロとマイナスの数
6 .整数と自然数の比較
7 .整数のたし算、ひき算
8 .計算とは何か?かけ算とは?
9 .集合とかけ算,九九
10.九九の効用,分配則,アーベル
11.マイナス×プラス=マイナス,ゼロをかけるとゼロ
12.プラス×マイナス=マイナス
マイナス×マイナス=プラス
13.わり算=かけ算=シフト分割
14.余り,整数のわり算
15.まとめ
定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう
に努めてください。
16.定期試験
【必携書(教科書販売)】
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
予習より復習を重視すること。授業中に話すことをまず理解することが
大切であり、わからなければその場で質問すること。授業中にその日の
内容の練習問題を配布するので、それを各自解いておくこと。
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
保江邦夫著『数の論理』(講談社)
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
必要な場合はプリントを配付する。
( 46 )
物理学Ⅰ
授業コード 12560
物理学Ⅱ
授業コード 12570
[担 当 者]保江 邦夫
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
惑星,恒星,銀河系,宇宙などについて得られているデータやそれから
航空宇宙技術における物理学の基本的役割を理解する。
教 養
[担 当 者]水野 博
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
推測される天体や宇宙の姿について述べる。宇宙の神秘,調和にふれて
もらえば幸いである。
●到達目標:
基本物理法則の概念的理解だけでなく,飛行や宇宙航行への応用面か
●到達目標:
遠い天体の真の姿についての知見を得るために、どんなデータからどう
ら実用的理解を得ること。
いう論理を用いて導くのか、その過程を理解すること。
●成績評価の基準:
●成績評価の基準:
授業への参加度:20%
小テスト:20%
定期試験:60%
●留意事項:
この講義は、天体に関する単なる博物学的な知識を得るためのものでは
ない。到達目標にあるように、論理的思考力を養うことが大切である。
受講生はそのことを理解しておくこと。オフィスアワー 金曜日 1,2
時限
●授業予定一覧:
1 .宇宙の階層,太陽系のスケール
2 .地球のスケール
3 .地球の内部
4 .地球の大気
5 .地球の自転,公転
6 .太陽系の仲間
7 .内惑星の特徴,内部構造
8 .外惑星の特徴,内部構造
9 .太陽の内部構造
10.恒星の内部構造
11.恒星の一生
12.銀河系の構造
13.銀河系の分布
14.宇宙と構造と進化
15.太陽系の起源
16.定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
予習より復習を重視すること。授業中に話した内容をもう一度確認した
り、計算を自分でやってみること。
毎回の小テスト:30%
定期試験:70%
●留意事項:
オフィスアワー 授業中に指示する
●授業予定一覧:
1 .慣性の法則
2 .運動の解析
3 .時間と空間
4 .流体力学と飛行
5 .重力と万有引力
6 .月とスペースシャトル
7 .化学ロケットとジェットエンジン
8 .電磁ロケット,光ロケット
9 .光とは何か?
10.相対性理論
11.宇宙飛行で時間は遅れるか?
12.光よりも速く移動できるか?
13.タイムマシンは実現できるか?
14.星の進化と人間の進化
15.まとめ
定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう
に努めてください。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
必要な場合にはプリントを配布する。
( 47 )
化学Ⅰ
授業コード 12580
化学Ⅱ
授業コード 12590
教 養
[担 当 者]北畠 典子
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]宮崎 正博
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
化学は「中心の科学」といわれることがある。なぜなら化学はほかの科
成体幹細胞、ES 細胞、iPS 細胞などを培養して移植し、壊れた組織
学に対して基礎となる学問だからである。化学は物質を扱う学問である。
や臓器を再生して健康なからだを取り戻す再生医療が、現在、急ピッチ
すなわち、物質の性質や特性を調べたり、他の物質との反応による変化
で開発されている。本授業では、文化系、理科系を問わず、すべての女
などについて研究する学問である。また、これまでにわかったことを応
子大生が興味を持って取り組むことができるように、再生医療の基礎的
用して新しい物質を創り出すのも化学の仕事である。物理学、生物学、
地学、生化学などの分野で扱う物質はそれぞれ違っても、それらを研究
な内容をわかりやすく解説する。
するには原子や分子レベルで共通の化学的基礎知識が必要である。本講
●到達目標:
義では、はじめに化学的基礎知識について述べ、次に身のまわりの「物
質」や「現象」について、その本質や変化を理解できるよう分子レベル
で解説する。
細胞培養の基本(培養の設備、無菌作業など)を理解する。また、成
体幹細胞、ES 細胞、iPS 細胞の培養、移植による再生医療について基
礎的な内容を理解する。さらに、これに伴う生命倫理問題について考え
を述べることができる。
●到達目標:
日常生活の中で接する物質や現象に対して、化学的な知識や原理と関連
付けて理解できるようになる。 ●成績評価の基準:
授業への取り組み度:30%
定期試験:70%
●留意事項:
日常生活の中で起こる現象について、疑問点があれば提起してください。
新しい機能を持った化学製品などがあれば、提起してください。
●授業予定一覧:
1 原子の大きさってどれくらい? 原子と分子
2 アイソトープってどんなもの? 元素の種類と核化学
3 ダイヤモンドはなぜ硬い? 化学結合と化学反応式
4 氷はどうして浮いてるの? 物質の状態変化
5 梅酒作りに氷砂糖を使うのはなぜ? 溶液の性質
6 圧力鍋だとなぜ早く煮えるの? 気体の性質
●成績評価の基準:
授業中にレポートを課す。成績評価は、レポート60% と受講態度40%
により判定する。
●留意事項:
15回授業の2/3以上に出席した者が成績評価の対象となる。遅刻や欠
席がないように受講すること。
●授業予定一覧:
1.細胞の構造と機能
2.細胞培養の基本
3.細胞の継代培養、クローニング、凍結保存
4.ラット肝細胞の初代培養とその移植による肝機能補助
5.ヒト肝細胞の初代培養と不死化
6.不死化ヒト肝細胞移植による肝機能補助
7.成体幹細胞の分離
8.成体幹細胞の培養と分化誘導
9.成体幹細胞と再生医療
10.ES 細胞の作成
11.ES 細胞の培養と分化誘導
12.ES 細胞と再生医療
7 ものが燃えるってどういうこと? 酸化と還元
8 レアメタルってどんなもの ? 無機物と有機物 9 石けん水はアルカリ性 ? 酸と塩基 洗剤の化学
10 ご飯がさめると固くなるのはなぜ? 糖質の化学
13.iPS 細胞の作成
14.iPS 細胞の培養と分化誘導
15.iPS 細胞と再生医療
11 卵をゆでると白くなるのはなぜ? タンパク質の化学
12 魚の油と肉の脂、どこが違うの? 油脂の化学
13 ビタミンCはお肌にいいの? 有用物質の化学
14 ジャガイモの芽には毒があるの? 有害物質の化学
15 復習 模擬試験と解説
16 定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
毎回の授業で、前回の授業内容から問題を出し、その解答用紙を回収す
ることにより出席を確認する。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
必要な資料を授業中に配布する。
<参考書等>
授業中に指示する。
( 48 )
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
プリントを配布する。
生物学Ⅰ
授業コード 12600
生物学Ⅱ
授業コード 12610
[担 当 者]長濱 統彦
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
生き物観察を中心にしたビデオ教材なども用いて、身近な生き物や自
地球に暮らす生物の多様性を学ぶ。生物は地球の歴史と共に多様化し、
然環境を具体的に挙げながら、生態系の成り立ちや生き物の多様性など
地球環境にも大きな影響を与えてきた。生物はどのくらい多様で、どの
を学習する。さらに、「人間と自然との関わり」についても考える。
ように多様化したのか考えてみたい。
●到達目標:
生き物観察に必要な知識を学習し、人間も自然を構成する多くの生き
●到達目標:
地球生物の多様性を理解する
物の一員であることを理解し、生き物や自然にやさしい目を持つことを
生物進化の仕組みを理解する
教 養
[担 当 者]小川 賢一
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
育む。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度:30%
定期試験:70%
●留意事項:
オフィスアワー 月曜日 9,10時限(ただし、在室の場合はいつでも対
応する)
●授業予定一覧:
生き物観察をテーマにしたビデオを毎回見てもらうと同時に、以下の内
容についても、講義する。
1. 自然観察とは
2. 自然の見方
3. 自然観察と五感
4. 自然観察の服装、道具
5. 野鳥の聞きなし
6. 自然観察とフィールドマップ
7. 雑木林の観察
8. 水生昆虫・ホタルの観察
9. 磯と干潟の生き物の観察
10. 川の生き物の観察
11. 雑木林の昆虫の観察
12. 川原の野鳥と巣の観察
13. 鳴く虫の観察
14. 木の実の観察
15. まとめ
定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
配布されたプリントや講義ノートの利用、授業中の学修への助言等を参
考にして、予習・復習を行い、授業に臨むこと。
【必携書(教科書販売)】
●成績評価の基準:
質問カード 50%
定期試験 50%
●留意事項:
オフィスアワー 水曜日 5,6時限
●授業予定一覧:
1. 生物の定義
2. 生物の多様性
3. 生物の基本構造
4. 生物の遺伝
5. 生物の遺伝と変異
6. 生物の分類
7. 種とはなにか
8. 生物と地球の歴史
9. 生命の起源と微生物の多様性
10. 原核生物と真核生物
11. 菌類の多様性
12. ウイルスの多様性
13. 動物の多様性
14. 共生と多様化の仕組み
15. 進化論
16. 定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
デイヴィッド・サダヴァ , デイヴィッド・ヒリス , クレイグ・ヘラー ,
メアリー・プライス , 石崎泰樹 , & 斎藤成也 . (2014). カラー図解 アメ
リカ版 大学生物学の教科書 第4巻 進化生物学 . 東京 : 講談社 . ISBN:
9784062578752
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリントを随時配布
( 49 )
科学史Ⅰ
授業コード 12620
科学史Ⅱ
教 養
[担 当 者]九鬼 一人
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[担 当 者]九鬼 一人
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
科学史の哲学。科学の発展と宗教との関係を考察する。西欧において、キリスト教を背景
とする「一般に通用していた思考の枠組み ( パラダイム )」が、どのように近代科学を育
んだかを知り、19世紀より前の科学史の知識を身につけることができる。途中、キリスト
教や宗教についての内省が深められるよう適宜、エピソードを織り込む ( パスカルの賭け
の問題・無神論者の信仰等 )。原則として教材はインターネットの掲示板で確認できるよ
うにする。史実の講義は機械論に重点を絞ることにした。とくに科学と人生の問題の関係
を詳論する。
●到達目標:
近代科学の発展を促したのは、キリスト教の信仰であったことを把握できるようになる。
すばらしい世界の構造の探究は、創造主である神の偉大な意図を知ることである。このよ
うな道筋で前科学期の科学が推し進められたことを学ぶ。
●成績評価の基準:
・毎回の小レポート 35点 ( 内コミック感想文10点を含む )
・期末試験 65点 (HP の空所補充題から中心に出題する )
( それ以外に宿題をボーナス点として加算する ) コミックは、近代人の魂の救済を扱った
ものである。学説史の把握と共に的確な質問ができるかを重視する。なお感想文執筆のさ
い、コピペ厳禁。引用のさいは出典を明記し、引用符号で括ること。
●留意事項:
村上陽一郎『新しい科学論』ブルーバックス・講談社が手引きとなるだろう。
積極的に授業に臨むことが望ましい。また manaba folio を活用するので、掲示板に注
意すること ( 質問は掲示板・コレクションで受け付ける )。重点項目を要約した小冊子を
manaba でダウンロードできるようにするので、活用すること。なお商大 HP の内容は更
新中である。
授業コード 12630
●本授業の概要:
科学と社会。科学を社会的事象としてとらえ、科学がどのように社会の文脈に即してなさ
れているか、に目を向ける。そしてこれからの科学はいかにあるべきかを考える。同時に
19世紀以後の科学史の知識を身につけることができる。途中、比較文化論・原発問題等の
問題が考察できるよう、適宜、エピソードを織り込む。原則として教材はインターネット
の掲示板で確認できるようにする。なお【物語りと科学】はナラティブ〔物語り〕という
方法を、科学論に応用する試みであって、狭義の文学を扱うものではない。とくに科学と
人生の問題の関係を詳論する。
●到達目標:
科学に対する複眼的な見方を養うことができる。自分なりに科学のあるべき姿について、
意見をまとめることができる。また科学の営まれる様式 = モードの変遷について知識を
得られる。前半の授業でやったことは後半の第二部で復習する。
●成績評価の基準:
・毎回の小レポート 35点 ( 内コミック感想10点を含む )
・期末試験 65点 (HP の旧課程科学と哲学の空所補充題を含む )
( それ以外に宿題をボーナス点として加算する ) コミックは原発問題を扱ったものである。
原発利用の是非ではなく、その立論の巧拙・資料の組み立て方によって評価する。コピペ
は厳に慎むこと。引用のさいは出典を明記し、引用符号で括ること。意見のまとめ方や的
確な質問能力を重視する。
●留意事項:
積極的に授業に臨むことが望ましい。また manaba folio を活用するので、掲示板に注意
されたい ( 質問は掲示板・コレクションで受け付ける )。なお商大 HP は更新中である。
●授業予定一覧:
●授業予定一覧:
パソコンを使う (word を使う )・教科書のコピーは配布する ( 村上陽一郎『西欧近代科
学〈新版〉』)
1 . アウトライン : 規約主義という科学観の一端を紹介する
2 .【科学と宗教】自然を通して神に触れることを理解できる
: 古代・中世のキリスト教と科学
3 .【規約主義】コペルニクスを題材に「思考の枠組み」を考える
4 .【帰納主義】経験の積み重ねは理論形成にとって有効かを問う
5 .【帰納主義】ベイコンの方法論とキリスト教の結びつきを把握できる
:その本来の意図はキリスト教精神であった
参考書:渡辺正雄 (1989)「F・ベイコンの学問革新論-その宗教的起源-」
伊東俊太郎・村上陽一郎共編『講座科学史1、西欧科学史の位相』培風館。
6 .【科学と宗教】機械論は神への信仰に向き合ったものであることを知る .1
7 .【科学と宗教】機械論は神への信仰に向き合ったものであることを知る .2
8 .【帰納主義】経験という根拠がいかに薄弱かを七面鳥の話で理解する
:あわれな七面鳥の物語
9 .【帰納主義】確率とは生き方の態度表明であることを学ぶ ( 小テスト )
参考書:大森荘蔵 (1981)『流れとよどみ』産業図書よりテスト出題。
10.【科学と宗教】近代理性と神 ( 啓蒙以前・啓蒙以後 )
11.【規約主義】ガリレオの月観察 : 観察は理論に基づくことを理解する
12.【科学と宗教】ブレヒトの戯曲を題材にしてガリレオ裁判の真相を知る
参考書:B. ブレヒト (1995) 千田是也訳『ガリレイの生涯 』
( ブレヒト戯曲選集 ; 第3巻 ) 白水社。
13.【科学と宗教】哲学者ニュートンの思想の一端に触れることができる
:ニュートンにとって空間は神 ( の感覚中枢 ) そのもの
14.【科学と宗教】科学のキリスト教からの離脱について知る
15.【科学と宗教】小休憩 : 魂の救済をめぐるコミック・全体討議
期末試験 ( 科学史/神学に関する空所補充・選択問題・的確な質問設定等 )
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
〈予習〉この授業では、manaba を利用します。可能な限り授業の前日までに、manaba を
通じて授業に利用するプリントを閲覧し、全体の話の流れや疑問点などを把握した上で出
席してください。(manaba は履修登録後の次の日から利用できるようになります。)
〈復習〉配布したプリントの事項をできるだけ暗記して、次回の授業に臨んでください。
復習を次回に行います。また manaba のコレクションに記入されたコメントを閲覧し、反
省材料としてください。回によっては勉強のすすめを課すことがあります。
【必携書(教科書販売)】
パソコンを使う (word を使う。
9・10・12回目は power point)
2~7で19・20世紀までの科学を扱い ( 第一部 )、
8~13で20世紀後半以降の現代科学を扱う
( 第二部 )。第一部の復習は第二部で行う。
14.15. はまとめである。
1 . 大人のための科学論 : 授業に臨む姿勢について
2.
【モード論】高木仁三郎のビデオ観賞 : 民衆が決断する科学的意思決定を考える
3.
【モード論】モード1以前における科学のキリスト教的背景を知る
【モード論】モード1と関連した、現代の科学観について考えを深める
4.
5.
【科学主義】科学者中心的歴史観の限界を理解する ( 小テスト )
参考書:堀田善衛 (1994)『ゴヤ』朝日学芸文庫よりテスト出題。
6.
【科学主義】ゴヤの芸術 : 民衆中心の歴史観の可能性を探る:ビデオ
7.
【物語りと科学】近代科学の背景となった西洋の自然観の特質を把握する
8.
【科学と倫理】原爆開発をめぐる科学者の責任を考察できる
【物語りと科学】宮澤賢治をお手本にして、科学者としての生き様を再考する
9.
10.
【科学と倫理】エコロジーの極北 :「よだかの星」を題材にして対話編を作る
11.
【モード論】モード2と関連して、ロゴス ( 数学 ) を用いた科学の営みを考える
ビデオ:神の数式
12.【物語りと科学】モード2と関連して、物語りによる科学的啓蒙の意義を探る
13.【科学と倫理】ヴェーバーの人生の問題と科学との関係を学ぶ ( 小テスト )
参考書:佐藤文隆 (2011)『職業としての科学』岩波新書よりテスト出題
14.
【科学と倫理】小休憩 : 原発問題をめぐるコミック・全体討議
15.
【科学と倫理】ニーチェを手掛かりに、西欧近代科学を思想史的に総括できる
期末試験 ( 科学と社会に関する空所補充・選択問題・的確な質問設定等 )
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
(予習)この授業では、manaba を利用します。可能な限り授業の前日までに、manaba を
通じて授業に利用するプリントを閲覧し、全体の話の流れや疑問点などを把握した上で出
席してください。(manaba は履修登録後の次の日から利用できるようになります。)
〈復習〉配布したプリントの事項をできるだけ暗記して、次回の授業に臨んでください。
次回に復習をします。また manaba のコレクションに記入されたコメントを閲覧し、反省
材料としてください。回によっては勉強のすすめを課すことがあります。
【必携書(教科書販売)
】
『科学者とは何か』
,村上陽一郎,新潮社
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
<参考書等>
○見田宗介著『宮沢賢治』岩波現代文庫
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
<参考書等>
○村上陽一郎『新しい科学論「事実」は理論をたおせるか』ブルーバックス・講談社
○塩野七生著『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』新潮文庫 ( 購読を推奨する )
( 50 )
○濱田恂子著『生きる環境の模索』創文社
○江藤 淳著『夏目漱石―決定版』新潮文庫
医学Ⅰ
授業コード 12640
医学Ⅱ
授業コード 12650
[担 当 者]齋藤 信也
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
①社会福祉分野専攻の学生にとっては、社会福祉士として働く際に専門
超高齢社会を迎えたわが国において、日常生活を営む上で何らかの援助
職として必要な、人体の構造と機能及び疾病に関する知識を習得できる
を必要とする人たちは増加してきている。家族の介護力が低下した現在、
授業とする。
医療的ニーズに応えながら生活面のケアを提供する「医療福祉」分野へ
教 養
[担 当 者]齋藤 信也
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
(社会福祉士国家試験指定科目『人体の構造と機能及び疾病』に相当する)
の期待は高まっているが、一方、医療福祉の現場で起きる複雑でデリケー
②社会福祉分野以外の専攻の学生にとっては、医学一般の概略が理解で
きる授業とする。
トな問題の数々、特に倫理的ディレンマの解決に単一の回答を見いだす
ことは困難である。そこで、医療職と福祉職の職能的背景の違いも踏ま
えつつ、チーム・アプローチの中で、その解決試案を探ってゆく力を養
●到達目標:
① 心身機能と身体構造及び様々な疾病や障害の概要について,人の成
長・発達や日常生活との関係を踏まえて理解できる。
② 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要について理解できる。
③ リハビリテーションの概要について理解できる。
④ 医学の基礎知識について理解できる。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度 40%
定期試験 60%
●留意事項:
●授業予定一覧:
1. 人の成長・発達 (1) 身体の成長・発達
2. 人の成長・発達 (2) 精神の成長・発達
3. 人の成長・発達 (3) 老化
4. 身体構造と心身の機能 (1) 人体部位の名称
5. 身体構造と心身の機能 (2) 各器官等の構造と機能
6. 疾病の概要 (1)
7. 疾病の概要 (2)
8. 疾病の概要 (3)
9. 障害の概要 (1)
10. 障害の概要 (2)
11. リハビリテーションの概要
12. 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要 (1)
13. 国際生活機能分類(ICF)の基本的考え方と概要 (2)
14. 健康の捉え方
15. まとめ
16. 学期末試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
『新・社会福祉士養成講座 第1巻 人体の構造と機能及び疾病』,福祉
士養成講座編集委員会編,中央法規出版
えるような授業を予定している。
また、社会福祉系専攻以外の学生にとっても医学の概論が理解できるよ
うな講義を心がけている。
●到達目標:
1. 医療と福祉の違いと共通点が理解できる。
2.医療職と福祉職の協働の必要性が理解できる。
3.医療福祉という概念が説明できる。
4.生命倫理、医療倫理、看護倫理について大まかに理解できる。
5.医療福祉の現場で生じる倫理問題へのアプローチ法が理解できる。
6.医療福祉の現場で生じる倫理問題の解決策について自分の言葉で語
ることができる。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度 40%
課題レポート 30%
定期試験 30%
●留意事項:
●授業予定一覧:
1.生命倫理について
2.看護倫理について
3.医療福祉の場で起こる倫理問題について
4.ケアの倫理について
5.医療福祉倫理事例の問題解決プロセス
6.事例1 医療難民、事例2 個人情報保護
7.事例3 ALS 患者の人工呼吸器の装着、事例4 在宅医療と救急
8.事例5 統合失調症患者とキーパーソン、事例6在宅終末期医療
9.事例7 認知症の独居高齢者、事例8 介護放棄
10.事例9 利用者間のトラブル 事例10 終末期医療の決定
11.事例11 医療ネグレクト、事例12 超低出生体重児と医療
12.事例13 嚥下障害と胃ろう、事例14 予後の告知
13.医療と福祉
14.医療福祉の専門職とその倫理綱領
15.まとめ
16.試験
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
ケースで学ぶ医療福祉の倫理,菊井和子他,医学書院
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
未定
<参考書等>
未定
( 51 )
総合科目Ⅰ
授業コード 12850
身体科学
授業コード 12890
教 養
[担 当 者]石原 金由・高橋 幸子
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
[担 当 者]保江 邦夫・横田 和典
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]演習・講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義・実技 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
女性の社会的活躍がますます求められる時代において、持続可能なキャリアデザインに
ついて各自が考え、自分を省察する一助となる授業にしたい。この授業では、女性の自立
にあたって、必要な資質・能力とは何かを講義や特別講義(4名の講師)と演習を通して
考えていく。演習では、3名の特別講師による講演を材料として、受講者は複数のグルー
プに分かれ、上級生(3,
4年生)のリードによって、問題の提起と討論を行い、レポート
にまとめてもらう。また,可能であればプレゼンテーションの機会も設けたい。
●到達目標:
女性の自立に求められる資質・能力を知識として理解するだけでなく、自分にはどのよ
うな力があり、どのような力が欠けているかを省察し、これからどうすべきかを各自が意
識し、考えられる機会を提供する。この授業を通して、自己の認知活動を省察するメタ認
知(メタ認知方略)、生涯学習、論理的思考の重要性を意識し、実践してもらいたい。また、
演習では積極的に自分の意見の発表するだけでなく、他者の意見を傾聴し、必要に応じて
反論を行って欲しい。
●成績評価の基準:
授業への取組態度:40%
課題:60%
●留意事項:
(1) 積極的・主体的に授業に参加して欲しい。
(2)manaba folio を利用する予定なので、各自リマインダ登録をしておくこと。
(3) 受講希望者が多い場合、抽選をするので、第1回の授業(オリエンテーション)には必
ず出席すること。第2回の授業からの出席は認めない。
(4) オフィスアワーはオリエンテーションで指示する。
●授業予定一覧:
01(10/01). オリエンテーション(石原・高橋)
02(10/08). ディベートについて (1)(講師:吉永)
(石原・高橋)
(石原・高橋)
03(10/15). ディベートについて (2)(講師:吉永)
04(10/22). コミュニケーション能力(高橋) ※次回の課題テーマを提示
05(10/29). 課題演習(高橋 ・ 石原)
※課題1(600字程度)
06(11/05). 特別講演Ⅰ(講師:小笠原ヒロ子)
(高橋・石原)
演題:You are 将来のお母さん
※50分の講演+質疑応答後,小グループに分かれて次回の演習でのテーマ設定
(3,4年生がリード)
07(11/12). 演習Ⅰ:グループ毎に討論(司会は上級生,教員も参加)
※課題2(600字程度)
08(11/26). 卒業5年後の自分(石原) ※次回の課題テーマを提示
09(12/03). 特別講演Ⅱ(講師:金井陽子)
(石原・高橋)
演題:ライフプランを考えるために~働く女性の現状と労働関係の法律~
※50分の講演+質疑応答後,小グループに分かれてテーマ設定
10(12/10). 演習Ⅱ:グループ毎に討論(司会は上級生,教員も参加)
※課題3(600字程度)
11(12/17). 課題演習(石原 ・ 高橋) ※ワールドカフェ方式 12(12/24). 課題演習(石原 ・ 高橋)
※課題4(600字程度)
13(01/07). 特別講演Ⅲ(講師:平岡みどり)
(高橋・石原)
演題:技術は身を助ける
※50分の講演+質疑応答後,小グループに分かれてテーマ設定
14(01/14). 演習Ⅲ:グループ毎に討論(司会は上級生,教員も参加)
※課題5(600字程度)
15(01/21). プレゼンテーションまたは総合討議(石原・高橋) 16(02/04). まとめ(石原・高橋)
※課題6(800字程度)
注:課題は manaba folio のレポート機能を利用する場合もある。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
教員からの課題テーマまたは特別講演を聴いて受講者自らが決定したテーマに基づいて
グループ単位で発表・討論をしてもらうので、受講者個人及びグループとしての準備は不
可欠である。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
<必携書>
なし
<参考書等>
なし(自分で探すことが重要)
( 52 )
●本授業の概要:
身体運動の科学について,静力学・並進動力学・回転動力学等の物理学
的観点,並びに日本武道や少林寺拳法に伝わる精神技法的観点から論じ,
現代社会におけるコミュニケーション技法のひとつとしてのボディーバ
ランスコミュニケーション技法にまで進むと同時に,身体運動を前面に
出した新しい身体コミュニケーション技法として学生の自立力育成の助
けとなるように再構築する。
●到達目標:
単なる座学としての理解ではなく,各自が日々実践することによって自
立力を育成することができるレベルまでの本質的理解を目指す。
●成績評価の基準:
実技習熟度と講義内容の理解度の両面から総合的に判断する。
●留意事項:
オフィスアワー 授業中に指示する
●授業予定一覧:
第1回 講義 武道における身体運動
第2回 講義 身体運動制御と力学
第3回 講義 身体運動制御と精神
第4回 講義 身体と精神と自立力育成
第5回 講義 ボディーバランスコミュニケーション(BBC)とは?
第6回 講義 BBC第一課 三点チェックと簡易骨格調整法
第7回 講義 BBC第二課 歩法(1人でできる簡易骨格調整法)
第8回 講義 BBC第三課 櫓漕ぎ呼吸法(コミュニケーション呼吸法)
第9回 講義 BBC第四課 九転十起修練法と自立力育成法
第10回 講義 BBC第五課 座法による自立力育成
第11回 講義 BBC第六課 立ち会い法による自立力育成
第12回 講義 BBC技法体系の展開とコミュニケーション技法として
の確立
第13回 講義 社会コミュニケーションと身体運動による自立力育成
第14回 講義 自者と他者から自他融合という形による自立
第15回 講義 まとめ
第16回 定期試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう
に努めてください。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
心理学Ⅰ
授業コード 12900
人材育成論
授業コード 12920
[担 当 者]西井 麻美 他 2 名
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
人の心理学的理解、日常生活と心の健康、人の成長・発達と心理、心
持続可能な社会に向けたキャリアデザインについて考える一助となる大
理的支援の方法と実際などの学習を通して、心理学の概要を理解する。
学-地域・企業-行政の三者連携の生涯学習や ESD(持続発展教育 / 持続
教 養
[担 当 者]平松 清志・清板 芳子
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅰ
可能な開発のための教育)の活動を知ることを通して、どんな社会人を目
●到達目標:
指せばよいのか探ってゆく。また、ライフスキルとライフワークバランス
科学としての心理学がどのような学問かを知るとともに、人間の心へ
の興味と理解を深める。
の学習を通して、女性の社会進出に必要な資質能力開発や力量形成につい
●成績評価の基準:
担当ごとに試験またはレポート(80%)、小テスト等(20%)を実施し、
多元的に評価する。
また、外部講師を招いて特別講義を開催し、それを踏まえて、これからの
て自ら探求していくように奨励する。
なお、この授業は、複数教員(西井麻美、池田満之、富岡美佳)で担当する。
社会づくり・人づくりに係る課題について具体的に探求する。
●到達目標:
●留意事項:
オフィスアワー:平松 火曜日 9・10限
オフィスアワー:清板 月曜日 3・4限
社会進出に求められる力量を知識として理解するだけでなくワーク
ショップや様々な地域の活動に参加や視察を行うことを通して、自からの
ライフスキルを高め、地域の一員として生きる自分の姿を具体的に設計し
ていくことができるようにする。
●授業予定一覧:
本講義はオムニバス形式(複数担当者)で行われる。各担当者の講義
内容は、以下の通りである。
●成績評価の基準:
授業への参加態度20% 課題提出30% 試験・レポート提出50%
の割合で、総合的に評価する。
平松:人の心理学的理解、日常生活と心の健康(6回)
1 心理学とは,欲求・動機づけと行動
2 感情・情動
3 ストレス・適応
4 感覚・知覚・認知
5 学習・記憶・思考
6 心と脳・知能・創造性
清板:人の成長・発達と心理(2回)
7 乳幼児期
8 幼児期・児童期
平松:人の成長・発達と心理(2回)
9 思春期・青年期
10 成人期・老年期
清板:心理的支援の方法と実際(5回)
●留意事項:
別途、特別講義を組むので参加してもらいたい。
オフィスアワー 授業中に指示する
●授業予定一覧:
1 .今日求められる人材育成
2 .持続不可能な社会を変えるために「社会に参画する力」をつけるには
3 .一人ひとりの日常の中にある ESD
4 .ESD で暮らしを改善する
5 .私たちは何ができるのか:あなたが変わると地球がかわる
6 .未来を創造する
7 .ESD による人づくり
8 .ESD コーディネーターのスキルポイント
11 欲求不満と葛藤
12 無意識と有意識
13 心理検査(知能と能力・性格と適性)
14 精神療法・カウンセリング・ソーシャルワーク
9 .地域の振興について考える
15 心の病気
16 定期試験 平松・清板
13.参加と当事者性を創る教育手法
10. 地域の振興についての意見交換
11.持続可能な未来をつくるライフスキル:ライフサイクルから見た課題
12.ライフスタイルの転換:アクションリサーチを通して
14.ESD の実践プログラム
15.ライフスキル教育の可能性
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
16.まとめ・試験
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
参加型学習を取り入れるため、授業外学習として事前準備や振り返りを各
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<必携書>
随時推薦図書を紹介する
自で行うことが必要である。課題として出されるものもあるので、十分な
授業外学習を行いながら取り組んで貰いたい。
【必携書(教科書販売)
】
<参考書等>
随時推薦図書を紹介する。
持続可能な開発のための教育(ESD)の理論と実践,
西井麻美・藤倉まなみ・
大江ひろ子・西井寿里編著,ミネルヴァ書房
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
<参考書等>
授業中に適宜紹介する
( 53 )
総合科目Ⅲ [a]
授業コード 12930
総合科目Ⅲ [b]
教 養
[担 当 者]山下 美紀
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
[担 当 者]小川 賢一 他 3 名
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
[授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
授業コード 12935
●本授業の概要:
現代社会はさまざまなリスクに満ちている。私たちがこの社会のなかで生きて
いくうえで、リスクを回避することはできない。むしろ、そのリスクに対峙し、
対処する力=リスクマネージメント力が求められている。
本授業では、現代社会の女性問題を中心に取り上げ、ゼミナール形式で課題の
発議・討論を行う。また、実際に外部の講演会やシンポジウム(場合によって
は裁判傍聴)などにも出かけ、実際の社会で生起している問題に向き合う機会
を設ける。
●本授業の概要:
●到達目標:
この演習授業を通して身に付けてもらいたい力は次の通り
1.女性の人権について敏感になること
2.生活上のリスクを認知する力とそれに対処しうるリスクマネージメント力
の養成
3.問題に対して自分の頭で考え、自分の言葉で語れる(=発信できる)よう
になること
●到達目標:
各担当者が提示した課題について各自が調べ、考え、さらにプレゼン
テーションやグループ討論などを通して、自立した消費者としてさまざ
まな問題に対処できる能力を身につけることをめざす。
●成績評価の基準:
授業への取り組み:40%
課題(複数回のレポート):40%
最終試験:20%
●留意事項:
この授業は演習形式です。授業の概要にも示したように、外部の催しに参加す
ることがあるので、決められた授業時間以外の時間的拘束があること、人数制
限があることに注意してください。
オフィスアワー 授業中に指示します
随時、電子メールで質問を受け付けます
●授業予定一覧:
講義
1. ガイダンス
2~15.現代社会と女性
講義
・女性の視点から見た歴史
・世界で起こっている女性問題
・日本で起こっている女性問題
・人権侵害
など
外部実習
・外部講演会
・シンポジウム
・裁判所見学(裁判傍聴)
など
討論
外部実習後の共同討議
講義12回、実習12時間
消費者を取り巻く生活環境は多様化・複雑化している。情報にあふれ
た現代に生活する消費者は、消費に関わる事柄だけでなく、広い視野に
立って食環境や自然環境(資源)の利用、エネルギー問題など、生活の
基盤に関するさまざまな環境問題にも向き合っていく必要がある。よっ
て、本授業では、消費者問題と環境問題に焦点をあてた演習を通して、
消費者として自立する(賢く生きる)ために必要な能力を育成する。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度:30%
課題(レポート等)の達成度:70%
●留意事項:
・身のまわりのさまざまな事例から問題点を考えること
・図書館、Web の利用は必須
・オフィスアワー 月曜日 9,10時限(ただし、在室の場合はいつでも
対応する)
●授業予定一覧:
1. 消費者とは何か。消費者問題の基礎知識(矢吹・小川)
2. 商品・サービス取引に関する問題
3. 情報通信・決済に関する問題
4. 事例研究(発表)
5. 自然環境と産業(清板・小川)
6. 多様化する人と自然との関わり方、資源をめぐる諸問題
7. 課題発表
8. 論点整理・討論
9. 江戸時代の「エコの仕組み」について(横山・小川)
10. 事例研究(発表)
11. 事例研究(討論)
12. 江戸時代と現代社会のエコ(問題点の整理とまとめ)
13. 総合討論(消費者と環境問題)(小川)
14. 総合討論(自立した消費者とは)
15. まとめ
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
毎回の授業で、出された課題を次回の授業までに調べて、プレゼンテー
ション並びに討論ができるように準備する。
【必携書(教科書販売)】
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
この授業では、世界の各地で日々生起している問題を題材にします。日ごろか
ら新聞やテレビのニュースをチェックするなど、問題関心を深めるようにしま
しょう。
また、数回の外部実習後には、討論する機会を設けます。自分の気づきや主張を、
自分の言葉で表現できるよう準備してください。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
( 54 )
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
総合科目Ⅲ [c]
授業コード 12940
総合科目Ⅲ [d]
授業コード 12945
[担 当 者]若本 ゆかり
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
[授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
教 養
[担 当 者]西 隆太朗
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
●本授業の概要:
【子どもと出会う保育学(演習)】
保育は、子ども達と出会い、かかわることで成り立っています。したがって、
保育を理解し、保育を研究するとき、何よりも自分自身で子ども達と出会うこ
とが、その出発点になります。
本授業では、附属幼稚園で子ども達と出会い、ともに遊び、その体験につい
てディスカッションを行うことで、子どもと保育への理解を深めます。
また、保育をはじめとする、人間関係の研究方法を学びます。自ら人とかか
わる中で研究する、心理学的・教育学的・社会学的なフィールドワークの方法
論について考察します。
授業は次のようにして進みます。
<保育参加体験(5回)>
授業時間内に附属幼稚園を訪れ、自由遊びの時間に子ども達とかかわります。
その体験を、次の授業までに記録しておきます。
<ディスカッション>
子ども達と出会った体験について、自由に話し合います。話し合いから生ま
れたテーマについて、関連する文献・資料を読み解き、話し合います。
<研究法についての考察>
保育を理解する視点や、事例研究の方法について学びます。関連する文献・
資料を読み解き、話し合います。
●本授業の概要:
「食」はその時代の社会状況,多様化するライフスタイルを反映し,様々に形
を変えて多様化してきている。その時代のニーズが「食」を創造すると言って
も過言ではない。本授業では現代の「食」を題材として社会のニーズを把握し,
社会に求められる思考力,判断力,実践力を習得する。
まず講義形式で基礎的な部分について学習し,続いて情報収集,情報分析等
の個人ワークにより理解を深める。さらにグループワークを通してコミュニケー
ションスキルおよびプレゼンテーションスキルを養う。
●到達目標:
子どもとのかかわりとその理解について、体験を通して学ぶ。また、出会い
の体験を記述し、文献・資料を踏まえた考察を行うことで、一つの事例研究を
まとめ、期末レポートとする。
●留意事項:
〇毎回、次回の授業についての課題を課すので、探究心をもって積極的・主体
的に取り組んでほしい。
〇第1回目に予定しているオリエンテーションで今後の流れを説明するので必ず
出席すること。
〇オフィスアワーは授業中に指示する。
●成績評価の基準:
授業への取り組み 50%
レポート 50%
●留意事項:
オフィスアワー 木曜日 7,8時限
●授業予定一覧:
1. オリエンテーション
2. 保育を理解する視点
3. 保育参加体験 (1)(子どもと出会う)
4. ディスカッション (1)(子どもと出会う)
5. 保育参加体験 (2)(子どもと親しむ)
6. ディスカッション (2)(子どもと親しむ)
7. 保育参加体験 (3)(遊びを表現として見る)
8. ディスカッション (3)(遊びを表現として見る)
9. 保育参加体験 (4)(遊びの中のイメージの広がり)
10. ディスカッション (4)(遊びの中のイメージの広がり)
11. 保育参加体験 (5)(かかわりの体験と省察)
12. ディスカッション (5)(かかわりの体験と省察)
13. 事例記述の方法論
14. 事例解釈の方法論
15. まとめ
定期試験(レポートによる)
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
保育参加の日は、9時過ぎから10時まで、附属幼稚園を訪れます。子ども達に
敬意を持ってかかわり、次回までにその体験を記録にまとめ、ディスカッショ
ンに積極的に参加するようにしてください。
授業についての連絡・フィードバックを双方向的に行うため、manaba folio
を使用します。受講者は必ず、manaba folio 掲示板のリマインダ機能をオンに
して、内容を見ておくようにしてください。
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
毎回の講義でお伝えします。図書館1F に西の授業に関する指定図書コーナー
を設けていますので、手に取ってみてください。
●到達目標:
「食」に求められる要素は栄養面だけではない。他にどのような要素があるの
か,それらの情報を収集し,分析して,自らが食の企画,立案,プレゼンテーショ
ンを通し,創造性に富んだ考えやアイディアを導き出す方法について習得する
ことを目標とする。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度 30%
課題 30%
レポート 40%
●授業予定一覧:
1. オリエンテーション
2. 食の変遷と多様化
3. 食のトピックス
4. 食のコーディネートとマネジメント
5. 食の課題
6. グループディスカッション①
7. グループディスカッション②
8. グループディスカッション③
9. グループディスカッション④
10. プレゼンテーションテーマ設定
11. プレゼンテーション①
12. プレゼンテーション②
13. プレゼンテーション③
14. プレゼンテーション④
15. まとめ
16. レポート作成
6. ~9. では、小グループに分かれて毎回異なるテーマで行う。テーマはグルー
プ間で検討し設定する。
10. ~14. では、個別にテーマ設定とプレゼンテーションを行う。
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
毎回の授業で,次回の授業に関する課題を課す。いずれもその日の内容を踏
まえた課題となるので,授業内容の振り返りをするとともに,得られた知見に
基づいて課題に取り組み,翌週の授業の際に提出すること。
【必携書(教科書販売)
】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)
】
<必携書>
必要に応じて紹介する
<参考書等>
必要に応じて配付または紹介する
( 55 )
総合科目Ⅲ [e]
授業コード 12950
総合科目Ⅲ [f]
教 養
[担 当 者]髙尾 肇
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
[担 当 者]保江 邦夫
[開 講 期]1 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
[授 業 形 態]講義・演習 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
まちのバリアフリー点検やボランティア活動などを実践し、その活動の
授業コード 12955
●本授業の概要:
「愛」について科学的、哲学的、宗教学的な観点からその本質を理解する。
社会的役割を体験的に学ぶことによって、自立・自律力を育成する。
具体的には、大学の内外で車いすを利用するなどしながらまち(地域)
●到達目標:
を体感し、地域社会のバリアフリーについて考える。また、自発的にボ
単に概念的理解や論理的把握にとどまらず、感性と直感に訴えた形而上
ランティア活動に参加し、ボランティアの社会的な役割について考える。
学的な愛の理解を目指す。
●成績評価の基準:
●到達目標:
ボランティア活動参加の意義を説明できる。
身近な課題を解決するボランティア活動について、自ら企画開発できる
ようになる。
福祉体験から地域社会での役割を考え、貢献できる実践力を身につける。
授業中の研究討議や口頭試問により50%、残り50%は期末定期試験
または長文考察レポートによる。
●留意事項:
オフィスアワー 授業中に指示する
※ オフィスアワー 水曜日 5,6限(変更は、授業中に指示する)
●授業予定一覧:
1 講義・研究討議 愛の定義1 哲学・倫理学から
2 講義・研究討議 愛の定義2 宗教とは何か
3 講義・研究討議 愛の定義3 科学の弱点
4 講義・研究討議 愛とは何か どこにあるのか
5 講義・研究討議 愛するとはどうすることか 何がどうなるのか
6 講義・研究討議 愛の形 どんなものまでが愛なのか
7 講義・研究討議 聖書にある放蕩息子の父親の愛について
8 講義・研究討議 愛することと愛する努力をすることの違い
9 講義・研究討議 愛のない世界に生きるには
10 講義・研究討議 愛情と愛の違い
11 講義・研究討議 愛を見出すには何が必要か
12 講義・研究討議 愛に生きるとは如何なることか
13 講義・研究討議 愛に上下、優劣はあるのか
14 講義・研究討議 愛の実例報告
15 講義・研究討議 これから何を変えていかなければならないのか
16 定期試験
●授業予定一覧:
1 授業の進め方、留意事項
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
予習や復習は必要ありません。授業中に真剣に講義内容を理解するよう
2 ボランティアセンターの利用
3 ボランティアの活動事例
4 当事者組織の活動、ソーシャルアクション事例
5 まちのバリアフリー点検
に努めてください。
●成績評価の基準:
フィールドワーク実践 30%
授業への参加・貢献度 30%
レポート 40%
●留意事項:
定員を15名とする
10月第1土曜日又は日曜日に、募金活動に参加する
年度初めに、地元の社会福祉協議会か岡山市社会福祉協議会・ボラン
ティアセンターへ行って、ボランティア保険に加入しておくことが望ま
しい(日頃のボランティア活動に対応できる、約300円)。ボランティ
ア活動も実践しましょう。
6 車いす利用・介助体験
7 ガイドヘルプ(アイマスク利用)介助体験
8 福祉体験参加計画作成
9~12 フィールドワーク・福祉体験の実践
13~15 発表・まとめ
レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
( 56 )
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
総合科目Ⅲ [g]
授業コード 12960
総合科目Ⅲ [h]
授業コード 12970
[担 当 者]木山 博雅
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
[授 業 形 態]演習 [単位]2 [受講者指定]
[授 業 形 態]講義 [単位]2 [受講者指定] [対 象 学 科]
[対 象 学 科]
[対 象 資 格]
[対 象 資 格]
●本授業の概要:
●本授業の概要:
宗教に絡んだ国際問題が毎日のようにニュースに流れているが、そうし
本授業のねらいは、あらゆる学習の基本である読解力を養うととも
た現代社会を生きる私たちは、グローバル化する世界に視野を広げ、様々
に、相手に分かりやすく伝える文章力を磨くことにある。そのための
な国際社会の問題に関心を持つことが必要であり、その理解のためには
世界の宗教についての知識が不可欠である。この授業では、世界の主要
教材として主に新聞を用いる。近年、わが国の学校現場では「NIE
(Newspaper in Education)
」
の実践活動が深化しており、
本授業でも日々
な文明社会と深くつながる宗教(キリスト教、イスラム教、仏教、ユダ
ヤ教等)の歴史や考え方、および現代の国際社会の問題との関係などの
刻々変化する現代社会の問題をさまざまな形で切り取る記事やコラムを
題材に、作品制作と発表、ディスカッションを通じて自分で考え、表現
基礎知識を学び、そのうえで受講者も自ら調べ、発表し、ディスカッショ
するための知識と技術の習得を目指す。
ンすることを通して、世界の宗教と国際社会の問題についての知識と理
解を深めることを目指す。
●到達目標:
・世界の主要な宗教の歴史や考え方についての基本的知識を身につけ、
そうした宗教と現代の国際社会の様々な問題との関係について理解する
力を修得する。
・世界の宗教と国際社会の問題について、発表やディスカッションを通
して、自分で考え、自分の意見を述べることのできる力を養う。
●成績評価の基準:
発表 40%
ディスカッション 30%
レポート 30%
●留意事項:
受講者各自が調べ、発表し、全体でディスカッションする形式で授業を
進めるので積極的な受講態度が必要。
オフィスアワーは授業中に指示する。
教 養
[担 当 者]山根 道公・原田 豊己
[開 講 期]2 期 [履修可能最小学年]Ⅲ
●到達目標:
・自己表現、コミュニケーションの重要な手段である文章表現の方法を
身につける。
・論理的で簡潔な文章の構成、表現技法を理解し、レポートや論文を書
く力を養う。
・膨大な情報が氾濫する多メディア時代にあって、自立した個人として
情報を取捨選択し、有効に活用することのできるメディアリテラシーを
身につける。
●成績評価の基準:
授業への取り組み度 30%
授業中の課題 30%
期末レポート 40%
●留意事項:
授業の中で課題を出し、発表、批評、ディスカッションするので、受
講者は主体的に授業に臨むこと。
●授業予定一覧:
1 イントロダクション
2 世界の主要な宗教についての概説
3 世界の宗教についての発表とディスカッションの説明
4 ①ユダヤ教
5 ②キリスト教
●授業予定一覧:
1 イントロダクション
2-3 新聞というメディアの構造、コンテンツ、文章の特徴
4 記事を書いてみる
5-7 コラムから学ぶ
6 ③イスラム教
7 ④仏教
8 世界の宗教の比較についての発表とディスカッションの説明
9 ①ユダヤ教・キリスト教・イスラム教
8 コラムを書いてみる
9-10 発表と批評、ディスカッション
11-12 社説から学ぶ
13 社説を書いてみる
10 ②キリスト教と仏教
11 現代の国際社会の問題と宗教との関係について概説
12 現代の国際社会の問題と宗教との関係についての発表とディスカッ
ションの説明
13 ①中東の問題
14 ②その他の問題
15 まとめ
14 発表と批評、ディスカッション
15 まとめ
レポート
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
適宜授業中に指示する
【必携書(教科書販売)】
●準備学習(予習・復習)に必要な学修内容:
基礎知識を得るための資料を指示するので、事前に読んで演習のディス
カッションに参加すること。
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
プリント等を授業中に配布
【必携書(教科書販売)】
【必携書・参考書等(教科書販売以外)】
<参考書等>
参考文献については、授業中に指示する。
( 57 )