和泉鳥取のやぐら 姿見 (正面) おにいた し が 鬼板(獅噛み) みのこう は ぶ 簑甲 波風 うらごう げぎょ 裏甲 懸魚 こ や こうりょう よこつち 小屋虹梁 横槌 ますぐみ ますあい 枡組 枡合 だいわ らんま 台輪 欄間 なげし はしらまき 長押 柱巻 こわきいた み す 小脇板 御簾 ぎ ボ し こ う ら ん 擬宝珠勾欄 わきしょうじ 脇障子 いたこうらん 板勾欄 うちこうらん 内勾欄 いぬこうらん 犬勾欄 えんかずら 縁葛 ほんまく 本幕 しんぼう だいば 芯棒 台場 かぶら 鏑 ながえ ながや 長柄(長屋) 懸魚 鬼板(獅噛み) 懸魚(げぎょ)、または(けんぎょ)と読みます。屋根の 部分に吊らされた彫り物で、本来は火伏せのまじない として、魚の彫り物を懸(か)けた事から由来しています。 懸魚を吊す習俗は古く、紀元前の頃に既にあったと考 えられます。中国の雲南省石寨山古墳から出土した青 銅の模型に懸魚が存在するところから推察が出来ます。 棟の端に用いられる飾りで、「鬼瓦」の代わりに用いる魔 除けの彫り物です。泉大津市濱八町では鬼熊(おにくま)と 呼ばれ、その他の地域では獅噛(しが)み、または獅子噛( ししか)みと呼ばれる事が多いです。建築用語では、「鬼板 (おにいた)」と云われています。 上部の突き出た角は、建築用語では「鳥衾(とりぶすま)」 と云います。 -5-
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