長房小だより

長房小だより
平成 27 年 10 月 30 日
No 745
八王子市立長房小学校
校長
植竹 利之
風にのってどこまでも・・・感謝
校長
植竹 利之
今年も、10月10日(土)に子ども祭り
が行われました。子ども祭りの最後に風船飛
ばしをします。地域の方にいただいた環境に
やさしい風船に、学級ごとに子供たちがメッ
セージを書き、風船に付けて飛ばします。
「手
紙を拾ってくださる方がいますように」と願
いを込めて風船を飛ばします。
平成24年度は千葉県、市原市、25年度
は、狭山市と東久留米市、26年度は、式根
島より風船を拾ってくださった方からお手紙や、お電話をいただきました。昨年度は、式根島の
3年生が、本校の3年生の風船を拾い手紙を書いて送ってくれました。現在も手紙等で交流をし
ています。今年度は、埼玉県さいたま市からお手紙やお電話をいただきました。うれしい知らせ
に子供たちも大喜びです。
高く高く上がっていく風船、子供たちの夢をのせて飛んでいきます。毎年、優しくお手紙を返
信して下さる方、本当に感謝しています。風船を拾ってくださった方への感謝、子ども祭りで、
綿あめや風船を用意してくださっている地域の方への感謝、これからも、感謝の気持ちを忘れず
に、子供たちにいろいろな経験をしていってほしいと思います。
子ども祭りは、子供たちが創意工夫を生かしたお店を考えますが、地域の方、保護者の方、学
童の先生方にもお店を出店していただいています。子供も大人も一緒にお店をめぐり、異学年と
の交流・地域の方との交流が深まる長房小学校にとって大切な行事です。
保護者・地域の方、学童の先生方、毎年本当にありがとうございます。
「学校・地域・家庭」の
つながりが見えた行事
特別活動主任
飯田
智代
私にとって初めての長房小学校子ども祭り。どの
ような行事なのだろうと楽しみにしていました。
こんな場面がありました。モグラたたきのゲーム
をした小さな男の子が、欲しかった景品がもらえな
くて涙目に・・・。景品のところにいた3年生が、
「いいよ、こっちの景品もらってね。」と、景品を
交換してあげていました。その男の子の保護者の方
も、
「優しいお兄さんだね。」とつぶやいていらっし
ゃいました。児童が保護者の方と触れ合う機会とな
った場面を見ました。
さて、3・4・5・6年生の子どもたちが作り上
げたお店は、どれも工夫されていて、クラスごとに協力した成果がよく表れていました。特に6
年生の「ゴーストタウン」は、迫力があり、最高学年としてよく考えられているお店を作ってい
ました。それだけでなく、上記のように、1・2年生、保護者の方々との交流、綿あめやヨーヨ
ーのお店、学童のみなさんのお店など、地域の方々との交流が生まれていました。大成功の子ど
も祭りでした。
長房小学校の子どもまつりは、児童の自主的な活動を生み出し、「学校・地域・家庭」のつな
がりが見える大切な行事です。この行事で育まれた「つながり」が、今後の長房小学校のエネル
ギーとなっていくのだと感じました。来年度の子ども祭りにも期待が膨らみます。
連合運動会
10 月 15日
なのはな学級担任
加藤
早織
エスフォルタアリーナ八王子のサブアリーナ
で市内の特別支援学級の連合運動会が行われま
した。この日はなのはな学級を含めた13学級、
約200名の児童が集まりました。連合運動会の
スローガンは「みんな なかよく ちからいっぱ
い」です。運動会ではそのスローガンのように、
「友達の応援をする」「他校の友達と積極的に仲
良く交流する」「最後まで自分の力を出して頑張
り抜く」等、子どもたちの素晴らしい姿勢が多く
見られました。
「とんでくぐってゴー」
(障害物走)
「玉入れ」
「みんなでダンス」
「高学年リレー」などの競技
に参加しました。また連合運動会では、毎年各学校が競技の説明や見本を担当します。今年度長
房小学校は応援合戦の担当になり、5・6年生が白組の応援団として活躍をしました。一人ひと
りが「大きな声を出す」や「手をしっかり伸ばし、大きな動きで応援する」ことを意識して毎日
練習に取り組みました。本番では、広い体育館に、堂々とした力強い応援の声が響きました。
一つ大きな行事が終わりましたが、10 月末にはなのはな学級の校外宿泊、11 月には学習発
表会を控えています。子どもたちはすでに宿泊に向けて準備を進めています。連合運動会を通し
てまた一つ大きく成長したなのはな学級の子どもたち。今後の活躍も楽しみです。