<平成 27 年度 3月号> 学校 TEL911-6281 FAX912-489 【学 校 教 育 目 標】 豊かなかかわりを通して ともに高め合い 主体的に取り組む子 学校だより 横浜市立新石川小学校 学校 URL 学校 TEL911-6281 FAX912-4892 http://www.edu.city.yokohama.jp/sch/es/shinishikawa/ 豊かな関わり 校長 片山博文 創立20周年記念で植樹した中庭のさくらんぼの木が1月下旬に開花 したのを始まりに、今、白梅、紅梅がそれぞれ西門や職員門横で満開を 迎えています。季節は巡りいよいよ3月、平成27年度最後の月となり ました。6年生にとっては、あと14日間の学校生活になります。残り 少ない小学校生活の日々を大切にし、希望をもって新石川小学校を羽ば たいて欲しいと願います。 さて、今年度の6年生も低学年、特に1年生にとって、頼りになる優 しいお兄さんお姉さんでした。登校班やなかよし遠足では優しくリード <職員門の紅梅> してくれました。校外学習でもマナーがよく、全校児童の前で褒められた程です。休み時間にも1年生と よく遊んであげていました。 先日、その6年生のある児童から「1年生の頃、あんな6年生になろうと思っていた。」という言葉が あったと聞きました。自分が1年生だったあの頃、6年生のお兄さんお姉さんはあこがれの存在だったの です。このことから、新石川小学校のよい伝統は、しっかりと受け継がれていると思いました。 本校の学校教育目標は「豊かな関わりを通して、互いに高め合い、主体的に取り組む子ども」であり、そういう子ども 像をめざしています。この「豊かな関わり」のために、様々な活動を取り入れており、その一つとして異学年との交流活動 「なかよし活動」があります。上の学年が下の学年をお世話する中で思いやりの心を育むことを意図しています。前述の 6年生の言葉は、そういった異学年との活動の中で生活してきた子どもが、わたしたちの意図した方向に成長してくれた ことの証と思っています。もちろん、なかよし活動だけでなく、登校班や、委員会、クラブ活動など、学校生活でのあらゆ る場面があったにちがいありません。 こう考えると、1年生から6年生までの子どもたちが、同じ場所で関わりながら生活する小学校時代は、子どもの成長に とって、とても有意義であるとあらためて思います。 子どもは人との関わりの中で影響しあいながら成長していきます。友達と、異学年と、教師と、親と、兄弟と、地域の方 と、海外の友達と…。今後も本校では、教育活動を精選し、人との関わりを大切にしながら子どもたちを育てていきたい と考えています。 今年度の1年生が5年後、6年生になった時、「1年生の頃、あんな6年生になろうと思っていた。」という 言葉をたくさん聞けるよう導いていきたいと思います。 本年度も本校の教育活動にご理解、ご協力をいただき、本当にありがとうございました。
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