地域の実情がわかった

<配置する職員について>
【問合せ先:行政体制整備室
095-829-1124】
●地域の実情がわかった職員を配置できるか。
●総合事務所に、地域を知った職員を配置してもらいたい。
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長崎市に求められる職員というのは、地域のことがわかって、地域に入っていける職
員でないといけませんが、すべてわかっている職員ばかりではなく、新たに入る職員も
いますので、研修や実際に地域に入って皆さんと関わらせていただく中で、経験を積ま
せ、職員を育成していきたいと考えています。
●地域センターに配置する職員は事務職員のみか。専門職はいるか。
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地域センターでは基本的に身近な手続きができることと、まちづくりの相談を受けま
す。現在行政センターにいる土木、保健師などの専門職員は、総合事務所に集約するこ
とになり、地域センターには専門職員の配置はありません。
すべての地域センターに専門職員を配置できれば一番いいと思いますが、それだけの
職員を配置すると全体の効率性は非常に悪くなります。専門職員が必要な業務について
は、本庁ではなく、より地域に近い総合事務所で対応するというしくみをつくります。
●この話を初めて聞いたが、来年の 7 月実施とは唐突感がある。もっと早く知らせてほし
い。地域を知っている職員を地域センターに配置してほしい。最初は配置されるだろう
が、そのうちいなくなると思うし、イベントにも誰も来なくなると思う。
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新しく来た職員も地域を知るところからスタートとなります。地域をよく知ることが
仕事となります。皆さんに温かく育てていただければありがたいです。
地域を知っている職員を残してほしいという意見は大切なことと思います。地域の方
は地域のことすべてを知っていますが、市役所の組織は縦割りですので、これからは地
域ごとに見ていきたいと考えています。これからだんだん根付いていくようにしたいで
す。人事の配置も気を付けないといけませんが、地域の中で、職員が育っていきます。
今までも地域の皆さんに職員を育てていただきましたが、これからももっといろいろ教
えてほしいと思っています。
また、検討に時間を要し、地域の皆さんへの説明時期が今となったことについては、
反省しています。
●総合事務所の職員の在籍期間は長くできないか。
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様々な職場を経験することも大切ですので、いつまでも長く置いておくわけにもいき
ませんが、何人かの組み合わせで、先輩からの引継ぎ、経験をさせながら育てていきた
いです。
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●新しい組織での、職員の地域への関わり、職員のレベルアップは図られるか。
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これまで市役所は縦割りで地域に入っていくことが基本でしたが、地域の問題は複合
的なことが多く、市役所も地域全体で見られるような体制を取り入れていかないと問題
が見えてきません。地域の皆さんと解決しようとするとき、地域の皆さんと職員とで話
が合わないことがないようにすることが見直しの主眼にあります。
今回しくみをやり変えることになりますが、最初はなかなか上手く回らないかもしれ
ません。職員が地域を見る力をつけていくために、力を貸していただき、叱ったり、褒
めていただいたりして育ててもらいたいと思っています。
職員の力を上げると同時に、地域のことを知っている職員を配置していくなど、工夫
しながらやっていきます。
●地域センターの職員が知らない人ばかりだと相談しづらい。地元出身者や地域を知って
いる人を配置するべきではないか。
●新しく着任される人は、伊王島のことをよく知ってもらいたい。
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すべて地元出身者を配置することは現実的には難しいです。地域の実情を知っている
職員というのも大事ですが、このしくみは一緒に地域のことを考えるというしくみです
ので、多くの職員が地域に出向き、お話をさせていただいて、一緒に地域のまちづくり
について考えていきます。そういう職員を育成しなければいけないと思っていますし、
地域の中でそういう職員を育ててもらいたいと思っています。
来年 7 月の制度改正後すぐに完璧な状態で迎えることは難しいですが、研修などを通
じて、地域に溶け込み、地域と一緒に仕事ができるような職員をつくっていきたいと思
っています。
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