作成日:2015年 4月22日 エコアクション21 環境活動レポート (運用期間:2014年 4月 1日 ~ 2015年 3月31日) 目次 エコアクション21 環境レポート 1. 組織の概要 P 2 2. 事業規模 P 3 3. 産業廃棄物フロー P 4 4. 認証・登録範囲 P 5 5. 環境方針 P 6 6. 環境目標 P 7 7. 環境目標の実績 P 8 8. 環境活動計画の取組結果-1 P 9 環境活動計画の取組結果-2 P 10 9. 環境関連法規への違反、訴訟等の有無 P 11 10. 代表者による全体評価と見直しの結果 P 11 11. 地域貢献活動の取組 P 12 1 1.組織の概要 (1) 名称及び代表者名 株式会社 加藤建設工業 代表取締役 髙野修 (2) 所在地 ・本 社 埼玉県飯能市大字飯能399-1 ・東京支店 東京都青梅市東青梅2丁目16-5 賀根井ビル201号 ・日高支店 埼玉県日高市上鹿山796-1 ・武藏プラント 埼玉県日高市上鹿山795-3 (3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 ・責任者 総務部 工務次長 天沼 紀昌 TEL:042-974-1700 ・担当者 営業部 宮寺 佑典 FAX:042-974-3464 (4) 事業内容 ・建設業【国土交通大臣(般・特)第24194号】 許可業種: 【特定】土木一式、舗装、とび土工、水道 【一般】管工事、建築工事業 ・産業廃棄物収集運搬業 事業の範囲: 積み替え保管を除く:汚泥(含水率80%以下で無機性のものに限る。) がれき類 ・産業廃棄物処分業(中間処分業) 事業の範囲: 脱水:汚泥(含水率80%以下で無機性のものに限る。) ・建設発生土のリサイクル ・改良土の製造販売 粒状改良土、第2種改良土(石灰改良土) (5) 事業年度 4月~3月 2 2.事業の規模 1968年1月3日 法人設立 35 百万円 資本金 売上高 建設業 1,582 百万円 武藏プラント 535 百万円 (2014年度) 受託した産業廃棄物の処理量 3118 t 収集運搬量 中間処理量 最終処分量 中間処理後の産廃の処分量 29,943 t うち再資源化量 29,943 t うち再資源化量 29,943 t t 29,943 t 重機・車両台数 車 種 台 数 7 台 10tダンプ 4tダンプ 2tダンプ 0.7㎥バックホウ 0.45㎥バックホウ 0.2バックホウ ペーローダ ブルドーザー 2 台 1 台 5 台 1 台 3 台 1 台 1 台 許可・登録の内容 産業廃棄物の種類 産業廃棄物収集運搬業 埼玉県 第01102016592号 平成24年08月08日 が 許可の有効年月日 汚 れ 泥 き 類 平成29年06月18日 ● ● 産業廃棄物収集運搬業 東京都 第13-00-016592号 平成26年04月01日 平成31年03月31日 ● ● 産業廃棄物中間処理業 埼玉県 第01120016592号 平成25年09月17日 平成30年09月16日 ● 平成24年12月27日 平成28年01月31日 種類 発行者 埼玉県林地開発許可 許可番号 許可の年月日 埼玉県 第1489-1号 - 処理施設の種類及び能力等(許可番号 2-44) 処理能力 設置年月日 施設の種類 産業廃棄物の種類 (稼働時間) 許可年月日 215㎥/日 汚泥(含水率80%以下で無機性のものに限る。) 平成15年9月17日 (8時間) 以上1種類 平成15年9月18日 脱水施設 保管施設の種類及び能力等 産業廃棄物の種類 保管の面積 保管の高さ等 汚泥(含水率80%以下で無機性のものに限る。)以上1種類 100.0㎡ 2.0m(屋内) 汚泥(含水率80%以下で無機性のものに限る。)以上1種類 100.0㎡ 2.0m(屋内) 汚泥(含水率80%以下で無機性のものに限る。)以上1種類 300.0㎡ 2.0m(屋外) 3 3.廃棄物処理フロー 産業廃棄物収集運搬フロー 最終処分(社外) 工事現場 建設発生土リサイクルフロー 顧客工事現場 工事現場 ・原料土をホッパーへ投入 ・パドルミキサーにて撹拌 (ソイルハード添加) ・ローリングミキサーにて撹拌 (生石灰添加) ・トロンメル式篩いにより篩い分け ・粒状改良土 ・第1種改良土 ・第2種改良土 汚泥リサイクルフロー 自社民間工事 工事現場・浄水場他 ・原料土をホッパーへ投入 ・パドルミキサーにて撹拌 (ソイルハード添加) ・ローリングミキサーにて撹拌 (生石灰添加) ・トロンメル式篩いにより篩い分け ・粒状改良土 4 4.認証・登録範囲 登録組織名: 株式会社加藤建設工業 対象事業所: ・本 社 ・東京支店 ・日高支店 ・武藏プラント 活 動: 建設業、産業廃棄物収集運搬業、産業廃棄物処分業(中間処分業) 建設発生土のリサイクル、改良土の製造販売 【環境管理実施体制図】 役割・責任・権限 ・環境方針の策定 ・環境管理責任者の任命 ・全体の評価と見直し 〔認証登録範囲〕 代表者 代表取締役 髙野修 ・システムの構築・実施・管理 ・代表者への報告 ・教育訓練の計画・実施 ・環境目標・活動計画の確認 ・環境活動レポートの確認 環境管理責任者 ・文書・記録の作成、管理 ・環境活動レポートの作成、公開 環境事務局 ・環境活動計画の審議 ・環境活動実績の確認・評価 幹部会 営業・事務部門 工事部門 東京支店 日高支店 ○営業・総務部長 ○工事部長 ○東京支店長 ○日高支店長 工事現場 ○現場代理人 環境事業部 武藏プラント ○環境事業部長 ○各部門長、支店長及び現場 ・自部門の運用実施 ・自部門計画の実施 ・教育訓練の実施、記録 全従業員 ・環境方針の理解と認識 ・環境活動計画の実施 ・教育訓練の受講 5 5.環境方針 ≪基本理念≫ 株式会社加藤建設工業は、かけがえのない地球環境を未来に残すために環境保全 を経営の最重要課題の一つとして捉え、より良い環境の創造に向けた取り組みを行 ってまいります。 ≪環境行動指針≫ 1.コンプライアンス 当社は、建設工事、廃棄物処理事業活動を通じて、環境マネジメントシステムを構築し、 環境関連の法規及び条例等の規則を遵守致します。 2.環境負荷の低減 環境目標・環境活動計画を定め継続的な改善を行う事で環境負荷の低減に取り組みます。 1.二酸化炭素排出量の削減 2.廃棄物の排出抑制 3.水使用量の削減 4.グリーン購入の推進 5.地域貢献活動の推進 6.改良土の品質維持 制定日 平成 21年 1月 5日 改定日 平成 26年 12月 11日 株式会社加藤建設工業 代表取締役 6 6.環境目標 基準年度:(2013年 4月 1日 ~ 2014年 3月31日) 2013年度 項目 単位 2014年度 2015年度 2016年度 部門 基準年度 二酸化炭素排出量の削減 削減率 目標 削減率 目標 削減率 1,284,969 ▲ 2% 1,259,269 ▲ 3% 1,246,420 ▲ 4% 目標 1,233,570 電力による二酸化炭素削減 電力 本社・支店 52,602 ▲ 2% 51,550 ▲ 3% 51,024 ▲ 4% 50,498 建設現場 13,930 ▲ 2% 13,651 ▲ 3% 13,512 ▲ 4% 13,373 プラント 113,313 ▲ 2% 111,047 ▲ 3% 109,914 ▲ 4% 108,780 建設現場 2,399 ▲ 2% 2,352 ▲ 3% 2,328 ▲ 4% 2,304 建設現場 136,270 ▲ 2% 133,544 ▲ 3% 132,181 ▲ 4% 130,819 プラント 113,375 ▲ 2% 111,108 ▲ 3% 109,974 ▲ 4% 108,840 10tDT 138,090 ▲ 2% 135,328 ▲ 3% 133,947 ▲ 4% 132,566 営業活動 19,769 ▲ 2% 19,373 ▲ 3% 19,176 ▲ 4% 18,978 建設通勤 37,971 ▲ 2% 37,212 ▲ 3% 36,832 ▲ 4% 36,452 プラント 8,033 ▲ 2% 7,872 ▲ 3% 7,792 ▲ 4% 7,712 t 全社 2,220 ▲ 2% 2,176 ▲ 3% 2,153 ▲ 4% 2,131 % 建設現場 100 本社・支店 1,347 ▲ 2% 1,320 ▲ 3% 1,307 ▲ 4% 1,293 357 ▲ 2% 350 ▲ 3% 346 ▲ 4% 343 kWh 重機燃料による二酸化炭素削減 ガソリン ℓ 軽油 ℓ 自動車燃料による二酸化炭素削減 軽油 ガソリン ℓ ℓ 一般廃棄物の削減 産業廃棄物の削減 リサイクル率 100 100 100 水道水の削減 水量 ㎥ プラント・現場 グリーン購入の推進 金額ベース % 全社 40 45 50 12 12 12 8 8 8 改良土の品質維持 回 プラント 12 地域貢献活動の推進 回 全社 ※購入電力のCO2排出量は平成24年度東京電力㈱ 0.525kg-CO2/kWhを使用 7 7.環境目標の実績 運用期間:(2014年 4月 1日 ~ 2015年 3月31日) 2014年度 2013年度 項目 単位 部門 基準年度 削減率 目標 実績 判定 1,284,969 ▲ 2% 1,259,269 1,288,759 × 本社・支店 52,602 ▲ 2% 51,550 42,663 ○ 建設現場 13,930 ▲ 2% 13,651 18,057 × プラント 113,313 ▲ 2% 111,047 132,350 × 建設現場 2,399 ▲ 2% 2,352 3,795 × 建設現場 136,270 ▲ 2% 133,544 146,588 × プラント 113,375 ▲ 2% 111,108 108,184 ○ 10tDT 138,090 ▲ 2% 135,328 132,662 ○ 営業活動 19,769 ▲ 2% 19,373 19,162 ○ 建設通勤 37,971 ▲ 2% 37,212 35,470 ○ プラント 8,033 ▲ 2% 7,872 8,566 × t 全社 2,220 ▲ 2% 2,176 1,710 ○ % 建設現場 100 100 100 ○ 本社・支店 1,347 ▲ 2% 1,320 1,014 ○ 357 ▲ 2% 350 602 × 40 47 ○ 12 14 ○ 8 8 ○ 二酸化炭素排出量の削減 電力による二酸化炭素削減 電力 kWh 重機燃料による二酸化炭素削減 ガソリン ℓ 軽油 ℓ 自動車燃料による二酸化炭素削減 軽油 ガソリン ℓ ℓ 一般廃棄物の削減 産業廃棄物の削減 リサイクル率 水道水の削減 水量 ㎥ プラント・現場 グリーン購入の推進 金額ベース % 全社 改良土の品質維持 回 プラント 12 地域貢献活動の推進 回 全社 ※購入電力のCO2排出量は平成24年度東京電力㈱ 0.530kg-CO2/kWhを使用 8 8.環境活動計画の取組結果1 結果: ○良好 △一部出来ていない ×不良 取組項目 結果 評価・課題 ・空調温度の適正化(冷房28℃ 暖房20℃) △ ・不要照明の消灯 △ 本社における電気使用量は目標に対して減少してい るが、エアコンの能力が会社規模に対して不足して いるため、冬場の灯油使用量が増加してしまった。 エアコンの入替を検討したい。 ・不在時にPCモニタースイッチオフ ○ ・不要な空調機器の停止 △ ・トイレ・洗面所は必要時のみ点灯 ○ ・昼休み時はPCの電源を切る ○ ・空調フィルターの清掃 ○ ・クールビズ、ウォームビズの徹底 ○ ・生産工程の待機時間短縮(プラント) ○ 電力による二酸化炭素削減 現場及びプラントにおいては、業務内容および稼働 率の増加によって電気使用量が増加している。無駄 な電気使用は避けるよう継続的に管理していく 重機燃料による二酸化炭素削減 ・ハイブリット重機の優先使用 × ・アイドリングストップ ○ ・無駄のない施工の見直し ○ ・アイドリングストップ ○ ・急発進、急加速、空ぶかしの禁止 ○ ・排ガス対策機械の優先使用 ○ ・低騒音型建設機械の優先使用 ○ ・低振動型建設機械の優先使用 ○ ・高速走行の禁止 ○ ・車内冷暖房機器の適正使用 △ 当社でメインのレンタル会社ではハイブリット重機 がないため取組評価として不実行になってしまっ た。一部現場では協力会社のハイブリット重機を使 用しているため、現場での評判次第で当社として購 入するに値するか否かを検討したい。 プラントでリテラの導入を推進しているが、粉じん 対策、業務の拡大、業務の効率化に貢献すると思わ れるが、環境面においても期待が持てる 自動車燃料による二酸化炭素削減 ・アイドリングストップ ○ ・効率的なルートでの運行 ○ ・法定速度遵守 ○ ・公共交通の利用促進(営業活動) △ ・急発進、急加速の禁止 ○ ・車両整備による燃費向上 △ ・車内冷暖房機器の適正使用 △ ・現場への相乗り △ ・エコドライブの教育 ○ ・燃費掲示によりる意識の向上(ダンプ) ○ ・過積載防止(ダンプ) ○ 8tDT2台中まだ1台がほぼ未稼働のため、今後は 燃料が増える事が予想される。 ダンプの燃費は全体で平成25年度の2.99ℓから 3.05ℓと改善している。引き続きグラフの掲示等 によりエコドライブを呼び掛けたい。 今年度より営業・現場通勤車両においても燃費管理 を前年度比で管理するようになり、全体として燃費 が改善された。 工事 9.71ℓ → 10.75ℓ 営業 10.86ℓ → 12.21ℓ プラント 10.40ℓ → 10.67ℓ 5月にドライブレコーダーを導入予定 9 8.環境活動計画の取組結果2 結果: ○良好 △一部出来ていない ×不良 取組項目 結果 評価・課題 ・裏紙利用の徹底 ○ ・書面の見直しによる印刷ミスの徹底 △ 裏紙使用の意識がだいぶ浸透しており、支店・現場 でも実践している。現場においてゴミの分別を徹底 しゴミを減らすように継続的に呼びかける。 ・ペーパーレス化の推進 ○ ・排出物の分別 ○ 一般廃棄物の削減 産業廃棄物の削減 100%を目指して継続する。 ・マニフェストによる適正管理・処理 ○ ・分別を徹底しリサイクル率を上げる ○ 水道水の削減 ・節水の掲示 ○ ・節水弁取り付け △ ・自動水栓取り付け ○ ・洗車の効率化 △ ・漏水のチェック ○ 現場の業務内容によって水の使用が増減してしまう が、無駄な使用は避けるよう引き続き教育を実施す る。 本社・支店においては、節水の効果が現れていると 思われる。 グリーン購入の推進 ・事務用品グリーン購入比率向上 ○ ・省エネ性能の高い電気製品の購入 △ 目標値40%に対して47%と高い水準で推移してい る。今後も高い水準を維持するべく継続して管理し ていく ・改良土の品質維持 ○ 日々の適切な品質維持が実施されている ・受入残土の分析 ○ 改良土の品質維持 地域貢献活動の推進 ・本郷~能仁寺間美化運動 ○ ・中山陸橋道路サポート ○ ・除雪業務 ○ 地域貢献として、今後も中山陸橋道路サポート及び 道路美化、除雪を実施 10 9.環境関連法規への違反、訴訟等の有無 環境関連法規の遵守状況をチェックの結果、違反はありませんでした。また、地域からの苦情も ありませんでした。関係当局よりの違反の指摘、利害関係者からの訴訟等も過去5年間発生してお りません。 10.代表者による全体評価と見直しの結果 エコアクション21を導入した初年度の本年は、社員一人一人の環境に対する意識が高まった結 果、目標に対して成果が出ており、環境マネジメントシステムは有効に機能していると思われる。 一部業務拡大に伴い目標未達の項目があるが、情報の共有化及び内部コミュニケーションの充実 を図り、作業手順の見直し、業務の効率化を推進しコスト削減及びCO2削減に努めたい。次年度に 向けても、社員の意識が衰退することのないよう継続して教育を実施し、環境は当社における重要 経営課題であるという意識を植え付けたいと思う。 株式会社加藤建設工業 代表取締役 高野修 11 11.地域貢献活動の取組 中山陸橋道路サポート 会社周辺道路美化運動 除雪業務 12
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