キャロライン・ケネディ米国駐日大使 久米島初訪問 キャロライン・ケネディ

(MENSORE!)
めんそ~れ!
キャロライン・ケネディ米国駐日大使
久米島初訪問
キャロライン・ケネディ米国駐日大使が 10 月 10 日(土)~ 11 日(日)の日程で夫のエドウィン・シュロスバー
グ氏とともに久米島を訪問されました。ケネディ大使の来沖は、今回で 5 回目となりますが県内離島への訪問
は久米島が初めてとなります。
ケネディ大使は海洋環境や再生可能エネルギーに関心が高く、今回の訪問は沖縄県海洋深層水研究所内で実
証試験中の「海洋温度差発電施設:OTEC」などの視察が目的でした。久米島とハワイ島では毎年交互に「沖縄・
ハワイクリーンエネルギー協力」に基づく再生可能エネルギーワークショップが開催されており、昨年、久米
島で開催されたワークショップにはケネディ大使から開催成功を祈るメッセージも寄せられています。
研究所では海洋深層水の複合利用方法の説明を受けたあと OTEC 発電の様子や隣接する「佐賀大学海洋エネ
ルギー研究センター・久米島サテライト」では、同大の池上康之教授から海水淡水化装置や水素製造装置の説
明を受け、その後、久米島海洋深層水開発株式会社の海ブドウ養殖場を見学して、海洋深層水という大自然の
力に大変、感銘を受けていました。
大使は研究所訪問前に「久米島ウミガメ館」を訪問して大田町
長とウミガメ保護に関しても話し合われました。また、日程の最
後には「久米島紬の里・ユイマール館」で紬製造工程の砧打ちや
機織りも体験され、久米島紬やその歴史に大変素晴らしいなどと
感想を述べられていました。
久米島町としても今回の久米島視察を契機に、沖縄・ハワイ ( 米
国 ) クリーンエネルギー協力における「海洋深層水温度差発電」
の更なる発展へつながることを期待しています。
キャロライン・ケネディさん
第 35 代アメリカ合衆国大統領、ジョン・F・ケネディの長女として
1957 年米ニューヨークで誕生、現在 57 歳。
2013 年から駐日米国大使として日本へ赴任(大使就任前は米国で弁護士として活躍)
2015
(平成27年)
11月号 発行/久米島町役場 編集/久米島町役場総務課 TEL.098-985-7121 FAX.098-985-7080
久米島町役場ホームページ http://www.town.kumejima.okinawa.jp FMラジオ/ラジオ広報ハイサイくめじま 平日午前10時~11時・午後5時~6時[再放送]