社 会 福 祉 法 人 砂 町 友 愛 園 砂 町友愛園養護部 園長 山 本 桂 司 〒198-0172 東京都青梅市沢井 1-506 tel 0428-78-8388 fax 0428-78-9104 http://www.sunamachi.or.jp/ 2007 年 秋号 う た 風 と 木 の 詩 ~いまをみつめて~ 社 会 福 祉 法 人 砂 町 友 愛 園 砂町友愛園養護部 園長 山本桂司 〒198-0172 東京都青梅市沢井 1-506 ☎0428-78-8388 fax0428-78-9104 http://www.sunamachi.or.jp/ 2010 年 春号 砂町友愛園の園庭には、今年もソメイヨシノやしだれ桜が咲き乱れて、心が和む季 節になりました。“園には実のなる木がないので苗木を植えてみては?”という職員 の声で、早速、柿、ミカン、ヤマモモ、ブルーベリー、桃などを植えてみました。ま だ若い木ですが、実をつけてくれるのが待ち遠しく、とても楽しみです。畑も耕し、 野菜を植える準備もしています。子どもたちも元気に幼稚園、学校に通い始め、賑や かないつもの生活が戻ってきました。 最近、子どもたちと話しをしたり遊んだりしていて思うのですが、今の子どもは自 分たちで遊びを考えたり工夫したりすることが出来ず、職員に“つまらないから何か して”と、あくまでも受け身で、また、みんなで協力して何かをすることが尐ないた め、自分だけ良ければいいというように、思いやりの心を持つ事が出来ない子どもが 多い様な気がします。私たちが子どもの頃は、子ども同士で形成された“社会”があり、 良い事も悪い事も、楽しい事、嬉しい事、傷も痛みも、大切な事はその中で学んだ記憶 があります。そこには大人の干渉は最小限だった様な気がしますが、それが時代と共に 失われ、子どもにとっても残念な現実であると感じるのは私だけでしょうか・・・ ともあれ、それでもこの時代に生まれ、これからの世の中を背負っていく子どもた ちの未来が尐しでも明るいものである様、出来る努力をしていく責任を感じつつ、 職員にもさまざまな研鑽を積む機会を持たせながら、 日々の子どもの成長を見守って行きたいと思います。 施設長:山本桂司 研修を受けるたびに思うことは・・・ 「あぁ、まさに今担当してる子たちだ!」ということ。話しを聞くたびに、 「だから、こういう言動 を起こすんだ」と納得。全てではありませんが、虐待の影響も含まれている事がわかりました。私が 一番勉強になったことは、私たちが当たり前だと思っていた『人を思いやる心、人の気持ちを考え る』等優しい気持ちは、親の“愛情”あってこその心だということ。愛着をもたない子どもたちには、 それらのやり方が分からないのです。仕事をする中で『どうして相手が傷つくことを平気で言える の?』 『どうしてそんなひどいことするの?』と、何度も思い、心の中で叫びました。でも、研修の おかげで原因を知ることが出来、考え方も見方も変わりました。研修を受けるたびに子どもたちを理 解出来、見えてくるようでうれしいです。 GH砂町担当:辻本 菜月(2 年目) 私は、高校卒業したら一人ぐらしをして みたいと思っていました。でも、Rちゃん “自立に向けた話し合い”を行いました・・・ の話しを聞いて、私にはムリだなぁと思い ました。なぜなら、かたづけとかが苦手な ・・・開催するにあたって・・・ ので、いつかおいだされてしまうかなって 思いながら聞いていました。それに私は、 施設から卒園していくにあたり、自立の道を選ばざ 料理はあまり作れないので、外食ばっかり るえない子どもは多くいます。実際に自立していく子 で、お金がなくなってしまうのではないか ども達を見てきた中で、初めての社会生活に戸惑いを って想像をしていました。そして、やっぱ 感じ、場合によってはせっかくの就職先を短期間で退 り私にはたりない所がたくさんあり、一人 職してしまう子どももいました。 ぐらしには誰かしらの支援が必要だなって 園では調理指導や買い物外出など社会で生活する上 思いました。この先、誰かの支援をかりな での経験を積ませるよう援助していますが、実際に社 いで頑張って、りっぱな自立をして行きた 会に出た後の事をイメージするのはまだ困難な年齢で いと思います。このあいだの話しを聞いて す。その為、実際に園から卒園し、立派に自立への道 大変さがわかってよかったなって思いま を進んでいる卒園生の話を聞く事は、今後の自分の生 す。又、きかいがあったら聞きたいと思 活を見通す上でとても重要なことと感じ、数年ぶりで います。 はありますが、卒園生に依頼し、自己の体験、今の思 いや現状を話してもらう場を設けました。 高校生対象ではありましたが、希望する中学生の参 加もあり、それぞれ自分の思い描く自立後の生活と実 際の生活のギャップに驚いている姿が印象的でした。 話し合い後も個別に質問をしてくる子どももおり、有 意義な場になったのではと感じています。 大田隆正(GH砂町) 銀行見学 銀行見学で私は金庫のぶ厚さにビックリしました。おさつの 数え方を教えてもらって、少しだけ出来るようになりました。 あと、いろいろな場所のカギがいっぱいありました。見学をし て今まで知らなかったこともたくさん知ることができたから、 行って良かったと思ったし、楽しくておもしろかったです。 GH司:U.S(小 3) 東京三菱UFJ銀行さんのご招待を受け、普段は目にする事のな いATMの裏側や金庫などを見せて頂きました。模擬紙幣を使って 数え方の実践も体験、とても有意義な時間を過ごすことができました。 (来年 3 月に特別支援学校高等部を 卒業予定、GH桂:H.T) はじめまして。今年度から職員として働かせていただき ます牧野斗貴と申します。 砂町友愛園に来てから早くも 1 カ月経ちますが、ここに 来て感じたことは園の周りの自然の多さです。 私自身、奥多摩で生まれ育ち、子ども時代には山登り・ 川遊び・虫捕り・秘密基地づくりなど、自然豊かな環境で のびのびと過ごしました。成長するに従って、自然と触れ 合う機会は減りましたが、都会では絶対に感じることや学 ぶことのできない経験は大人になっても忘れられないもの。 変な例えだと言われてしまうかもしれませんが、大きな海 4月から砂町友愛園で働かせていただくこと へと旅立った魚が一回りも二回りも大きくなって、元の生 になりました、稲田と申します。3年前に実習 まれ育った場所へかえってきた、という気持ちです。砂町 をさせていただき、その際に山本施設長が何気 友愛園で成長していく子どもたちにも、私とどこか共通し なくおっしゃった「うちの施設で働くと楽しい ている部分があるのではないでしょうか?これから一緒に よ」の言葉が忘れられず、念願叶ってこちらで 生活していく中で「大人どうし」、 「子どもどうし」、「大人 お世話になる事になりました。 と子ども」という違いはもちろんあると思いますが、違う 早くも子どもとの関わりの難しさを痛感し、 なりにお互いに善く刺激し合い、成長していけたらな・・ 日々悩みは尽きませんが、一日も早く子ども と考えています。ご迷惑をかけてしまう場面もある たち一人ひとりに合った関わりが出来るよう、 かと思いますが、どうぞよろしくお願いします。 先輩方をお手本にしながら自分らしく精一杯 かえで担当:牧野斗貴 やっていきたいと思っております。どうぞよろ しくお願い致します。 なでしこ担当:稲田明季 21.11.28 感謝祭 22.3.3 手作り雛飾り 22.2.7 招待サーカス 22.4.24 横田基地交流会 21.12.23 クリスマス会 22.3.28 22.3.16 門出会 青梅市ふくしまつり 21 年度事業報告より抜粋 *寄付者一覧(敬称略、順不同) 寄附金 ・清水浅吉・沢井駐在所 藤田・並木きぬ江・中林久人・あけぼの幼稚園・野崎君子・飯島千恵美 ・野島秀子・吉﨑商店・株式会社日本プロカラー・国際ソロプチミスト青梅・森下和仁・菅野善朗、泰子 ・沢井一丁目六組自治会・高野健一・大正琴美月琴友会・株式会社小霜オフィス・米軍横田基地通信隊 物品寄附 ・株式会社ロフト・杉山明子・社団法人全国ビスケット協会・株式会社ニトリ・鶴巻智規・清山明彦 ・社団法人東京文具工業連盟・株式会社プレナス・株式会社チュチュアンナ・NPO リビングドリームス ・メリルリンチ日本証券株式会社・かすみ台文具・明治神宮崇敬会・アディダスジャパン株式会社 ・加来芳一・社会福祉法人青梅市社会福祉協議会・野島茂・合同会社西友・日本アムウェイ合同会社 ・セカンドハーベストジャパン・宮本守・馬場医院・フィリップモリスジャパン株式会社・清田美智子 ・財団法人日本聖書協会・株式会社酒井組・株式会社三菱東京UFJ銀行・財団法人日本出版クラブ ・株式会社日本廣告社・全国シャンメリー協同組合・国際ソロプチミスト青梅・社団法人東京馬主協会 ・株式会社 EMI ミュージックジャパン・株式会社シニアコミュニケーション・株式会社トルネ ・株式会社メリーチョコレートカムパニー・財団法人毎日新聞・日本鏡餅組合・米軍横田基地通信隊 ・World Mate・宮本利雄・ケーキスタジオ東京パティ株式会社アドフォス・柴田幸作・肥塚波津子、貞夫 ・株式会社エプコット・株式会社日本プロカラー・フィールズ株式会社・株式会社ナイキジャパン ・財団法人資生堂社会福祉事業財団・あおうめ会(小山製菓、道味、有限会社柳丸、は万の、久保田商店) ・コストコホールセールジャパン株式会社・フローラン ダバディ 行事招待 ・株式会社アントステラ ・新日本石油株式会社・株式会社ヤクルト球団・東京善意銀行・株式会社デジタルナイン ・財団法人ニッセイ文化振興財団・三菱商事㈱・株式会社三菱東京 UFJ 銀行・東京都児童会館 21 年度退職職員 ・渋谷 奈穂美(指導員) ・小野寺 健 (保育士) ・熊原 宏次 (指導員) ・小堀 拓麻 (保育士) ・谷合 初枝 (調理員、定年→再雇用) フレンドホーム ・週末や、長期の休みの時に家に帰るのが困 難な子どもと、ご自宅で一緒に過ごしてくださ る方(パンフレットあり) ボランティア ・子どもに勉強を教えてくださる方 (本園、グループホーム共に) ・一緒に遊んでくださる方 ・行事のお手伝いをしてくださる方等 バザー品 ・古着や電化製品以外でバザーに出して差し 支えのない物 電話での連絡、お待ちしています。 国の補助金である“安心子ども基金”を受け、 本園児童居室のカーテンやエアコンの入れ換え、 デジタル対応テレビの購入など、毎日の暮らしが より快適になりました。 桜が咲いても肌寒い日が続くような変な陽気に悩ま され・・・体調管理が大変でしたね(>_<) 日照不足で野菜高騰も大問題でした。 やっと本来の春らしい陽気になり、緑が美しく映える 季節が到来!梅雨が来る前に沢山外に出て、お日様 チャージをしましょうネ(^.^)/~~~ R 杉の子祭のお知らせ 5月23日(日)11時より、本園 園庭にて開催します! 皆さんのお越しをお待ちしております!!
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