海外子会社の管理・再編・撤退をめぐる法的諸問題とリスク対応

東京開催
関係部門へ
ご回覧ください
改正会社法令をふまえた
海外子会社の管理・再編・撤退をめぐる法的諸問題とリスク対応のポイント
∼グローバルなリスク管理体制の強化に向けた方策を具体的に解説!∼
日 時
平成27年7月8日(水)10:00∼16:00(5H)
会 場
東京・代々木・本会内セミナー室(右図参照)
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8 TEL
(03)
3403−1972
(直)
講 師
長谷川俊明法律事務所
所長・弁護士
対 象
経営企画部門の方々、海外事業部門の方々 ほか
長谷川 俊明 氏
セミナー参加者に講師(長谷川俊明氏)著書の
「海外子会社の契約書管理」(中央経済社)を
サブテキストとして配布します。
主催
開催にあたって
企業活動のグローバル化にともない、海外子会社の管理や海外での事業活動をめぐるリスクへの対応が、日系企
業の重要な懸案の一つとなっております。海外では法制度・商習慣・労働慣行などが日本とは大きく異なり、昨今
では賄賂やカルテルといった不正競争行為への取り締まりも厳しくなっていることから、思わぬところで思わぬト
ラブルに巻き込まれるケースが後を絶ちません。
本セミナーでは、海外子会社管理ならびに海外での事業活動をめぐる一連の法律について、日系企業を取り巻く
環境変化、特にアフリカなどの新興国におけるリスクや危機管理上の着眼点をふまえながら具体的に解説いたしま
す。また、改正会社法令で強化された企業集団内部統制の一環として、海外子会社も含むグローバルなリスク管理
体制をどう整備していくべきかについても検討してまいります。この機会に、関係各位多数のご参加をお勧め申し
上げます。
■申込・支払方法
参加申込書に必要事項をご記入のうえ、郵送又はFAXにてお申込みください。
追って、振込口座名を記載した請求書と参加券をご派遣責任者(連絡担当者)まで
お送りします。受付は参加券・請求書送付にて確認します。不着の場合は必ず電話
にて確認ください。お振込みは原則として請求書に記載されましたお支払期限まで
にお願いします。
●振り込み手数料は貴社(団体)にてご負担ください。また、領収書は「振込金受領書」をもっ
てかえさせていただきますのでご了承ください。
●万一ご都合が悪くなった場合は代理の方がご出席ください。
●教材は原則として当日会場にてお渡しします。
●参加者が少数の場合、天災の場合などにおいては中止・延期させて頂く場合があります。
すでにお振込の場合は、全額返金させていただきます。
●録音録画、撮影等は原則として出来ません。ご了承ください(特記の場合を除く)
。
■キャンセルについて
開催日の3営業日前からは30%、開催当日は100%をキャンセル料として申し受
けます。なお、当日までに連絡が無く欠席の場合は、100%のキャンセル料となりま
すので、あらかじめご了承ください。
■複割について
同一講座に複数名のお申込みで、参加料を1名あたり
2,160円(税込)割引いたします。
テキスト代
参加料[ ]参 加 料 消 費 税
含む
合 計
NOMA会員(1名) 32,000円
2,560円
34,560円
一 般(1名) 37,000円
2,960円
39,960円
お申込み・お問合せ先
一般社団法人 日本経営協会 企画研修グループ 中川
〒151−0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷3−11−8
TEL
(03)3403−1972(直)
FAX(03)3403−8417
URL http://www.noma.or.jp
キ リ ト リ セ ン
一般社団法人 日本経営協会 企画研修グループ 宛
FAX(03)3403−8417 平成
参加申込書
事務局
年 月 日 使用欄 No.
┏
海外子会社の管理・再編・撤退をめぐる法的諸問題とリスク対応のポイント┛ 03473
フリガナ
企業(団体)名
□会 員 □一 般
TEL
(該当にレ印をつけて下さい)
〒
所 在 地
業 種
FAX
参加者氏名
2015.7/8
10:00開講
NOMA
従業員数 名
メールアドレス
所属・役職
フリガナ
e-mail:
フリガナ
e-mail:
フリガナ
e-mail:
フリガナ
派遣責任者
所属・役職
メール
e-mail:
アドレス
参加申込書にご記入いただいた情報は、以下の目的に使用させていただきます。
①参加券や請求書の発送などの事務処理 ②経営企画・海外事業関連セミナーなど本会セミナー
(事業)
のご案内 ※なお、②がご不要の場合は□にチェックしてください。―□不要
※今後eメールによるご案内も予定しています。ご希望の方は、ご記入ください。
プログラム内容
1.海外子会社とは、改正法令の下でのガバナンス
⑴海外子会社の役割、意義
3.ハブ法務による海外子会社の管理
―整理・清算、撤退、「選択と集中」
⑵海外子会社の形態、種類
⑴ディストレストM&Aの展開
⑶海外子会社のつくり方
⑵アメリカの場合
①単独進出か合弁かコンソーシアムか
①チャプター11手続の中で整理・売却を行う場
②新たな設立
合と同手続を利用しない場合の違い
③M&Aによる取得
②販売代理店契約の解消とこれに伴う法律問題
⑷海外子会社の国籍、登記、設立準拠法
⑶中国など新興国の場合
⑸海外子会社に対する日本法の適用
①合弁の解消とフェードアウト(撤退)
⑹海外子会社に対する現地法の適用
②子会社の清算・解散による撤退の法律問題
①現地法コンプライアンス体制の必要性
③中国独占禁止法の下での“集中度チェック”
②注意すべき法分野―人事・労務、贈賄・リベ
及びカルテル規制
ート、税、他
⑻海外子会社の統轄とグローバル・企業集団内部
4.ハブ法務による海外子会社の管理
―親子会社間の取引、資金移動など
統制…会社法改正との関係
⑴移転価格税制
①海外子会社のグループリスク管理体制、ガバ
⑵利益相反取引
ナンス体制と日本からの出向、役員派遣
⑶架空取引、グループ業務委託と海外子会社を使
②持株会社(ホールディング・カンパニー)な
った 「飛ばし」 防止体制
どを使った地域ごとの統轄システム
―不正会計の“隠れ蓑”になっていないか
⑺海外子会社のディスクロージャー
⑷「裏金の日本還流」に注意、海外エージェンシー
との契約における贈賄防止
①日本の親会社間の合併で2つの事業の整理・
5.ハブ法務による海外子会社の管理
―訴訟リスク対応
統合の問題が生じるのみか
⑴海外子会社における法令違反、不祥事と「親会社
⑵海外子会社間の統合
とその役員」の責任、役員兼任の有無による違い
①海外子会社が従前の親会社から切り離される
⑵親会社も共同被告とされる場合、注意すべき法分野
ことによる取引への影響
―PL法、独禁法、FCPA、知財、雇用差別
⑴事業拠点のみの統合の場合との比較
②親会社による各種支援(保証・経営指導念書、 ⑶親会社に対する現地の裁判管轄権を認められな
ノウハウのライセンスなど)がなくなること
いようにするにはどうすべきか
への対応
⑷親会社に対するディスカバリー(証拠開示)要
③取引関係、知財関係、労働問題などのデュー
求への対応、とくにeメールなどを含む電子文
ディリジェンス(買収監査)におけるポイント
書の保存体制をどうするか
⑶統合後(ポストマージャー)の問題
⑸現地法における法人格否認の法理の適用を避け
⑷持株会社(ホールディング・カンパニー)を使
るには
った子会社のM&A
講師プロフィール
長谷川俊明法律事務所 所長・弁護士
長谷川 俊明(はせがわ としあき)氏
1973年早稲田大学法学部卒およびワシントン大学ロースクール法学修士課程修了。ニューヨーク・ロンドンの弁護士
事務所勤務を経て現職。渉外弁護士として活躍するかたわらセミナー、執筆等に活躍中。豊かな経験をふまえた実践
的な指導には定評がある。
主著:「海外進出の法律実務―法的リスクマネジメントの展開」
「危機管理30章―法的リスクマニュアル―」
「リスクマ
ネジメントの法律知識」「中国投資の法的リスク・マネジメント(共著)」「入門―中国のビジネス法(共著)」「競争社
会アメリカ」「ビジネス法律英語入門」「ローダス法律英語辞典」他著書・論文多数。
※出張研修も承っております。表面のお申込先までお問い合わせ下さい。
左記プログラムは都合により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。
2.ハブ法務による海外子会社の管理
―再編・統合の法律問題