日: 天文現象 -------------------------------------4:立春(太陽黄経315゚) 月が木星の南を通る(夕方の東) しょさんべつ天文台 今年の冬も雪が多く、雪かきに大 変な思いをしている人も多いでしょ う 。 あ と 2ヶ 月 の 辛 抱 で す 。 宵 の 空 に は 冬 の 星 座 が 見 や す く なっ ています。冬の星座はオリオン座を はじめとしてふたご、おうし、おお いぬ、こいぬなどの星座があり、は と 座 の 南 に 全 天 で 2番 目 に 明 る い カ ノー プスという星があります。関東から 南の地方では見えますが、北海道で は全く見えません。南の地方に行く 機会があれば見てみましょう。この 時 期 は オ リ オ ン 大 星 雲 や プ レ ア デ ス、 プレセペ、二重星団など見やすい天 体がたくさんあります。また、夏ほ ど目立たないものの、カシオペヤ座 からおおいぬ座にかけて天の川があ ります。冬の天の川は銀河系の外の方向になるため、密度が低く薄いので周囲に 明かりがあるととても見にくいです。東の空には春の星座が見えてきています。 2月 は 1年 で 一 番 流 れ 星 は 少 な い 時 期 で す 。 惑 星 は 、 木 星 が 7 日 に 接 近 し 良 く 見 え て い ま す 。 火 星 と金 星は 夕 方の 西 空に 見 え ますが、どちらも観測条件は良くありません。土 星 は 明け方南東の空に見えますが見や すくなるのはもう少し後です。水星は下旬に明け方の東空で見やすくなります。 2月の太陽・月と主な惑星の出没 太 日 出 1 06:51 11 06:39 21 06:24 28 06:12 ご 利 陽 没 16:42 16:56 17:10 17:20 用 案 出 14:23 --:-07:26 12:20 月 没 04:32 09:50 20:07 02:29 金 出 08:00 07:47 07:32 07:21 内 冬季休館のお知らせ 星 没 18:43 19:09 19:35 19:53 火 出 08:18 07:37 07:31 07:14 星 没 19:35 19:37 19:38 19:38 木 出 17:01 16:15 15:28 14:57 星 没 07:26 06:43 06:00 05:31 土 出 02:12 01:35 00:58 00:32 星 没 11:43 11:05 10:28 10:01 電 話 0164-67-2539 E-mail:[email protected] URL=http://www.vill.shosanbetsu.lg.jp/shtenmon/ 天文台は12月から2月末まで冬季休館中です。休館中のご質問、 お問い合わせは教育委員会(自然交流センター)までお願いします。 教育委員会の電話番号 (0164)67-2136 (日中のみ) 6:月の距離が遠くなる(40万6150km) 7:木星が地球に最接近(6月まで見やすい) 月が赤道をこえて南半球へ 13:月と土星が接近(明け方の南東) 月が土星の北を通る 15:月が最も南より(赤緯-18゚23.9') 17:月が水星の北を通る(夕方の西) 19:雨水(太陽黄経330゚) 月の距離が近くなる(35万6995km) 21:細い月と金星、火星が接近(夕方の西) 月が赤道をこえて北半球へ 22:金星と火星が最接近(月の直径よりも近い) 25:水星が西方最大離角(太陽の西26゚) 27:月が最も北より(赤緯+18゚20.0') ●木星が地球に接近 7日に木星が地球に近づきます。 今年はかに座からしし座へと動い ていきます。木星は一番大きな惑 星で、双眼鏡でも丸く見えます。 表面にはしましま模様が見えます が、これは木星の雲が流れてスジ になったものです。この模様は小 型の望遠鏡でも見えますので、ま わりに望遠鏡がある人は見てみま しょう。今年の木星はちょうど真 横を向くため、衛星同士が重なっ て一つになったり、暗くなったり する相互食(そうごしょく)がちょくちょく起こります。このようすは望遠鏡 がなければ見られませんが、6月まで何度も見られます。 ●月と金星、火星が集合 21日の夕方、西の空で細い 月が金星と火星のそばを通って いきます。この三つの中で一番 目立つのは金星でしょうか。金 星を見つけたらその上に月があ り、金星のすぐそばに火星が見 えます。月は新月の2日後でと ても細く見えます。細いですが、 望遠鏡ではクレーターが見えま す。金星はまだ遠いので小さく 丸く見えるだけです。火星はすっ かり遠ざかっているため、ふつうの星とあまり変わりありません。金星と火星 の位置が日に日に変わっていくのが見られます。
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