東日本大震災・福島第 1 原発の過酷事故から 4 年目を迎えます。震災からの復興はまだ道半ば。復興住宅に も移れない多くの被災者は仮設住宅で寒さに震え、将来への希望を見出せないでいます。そして福島では政府 の情報隠しによって多くの住民が被爆させられ、福島県によれば、県内で検査を受けた子ども 30 万人のうち、 甲状腺がんあるいはその疑いと判定された子どもは、昨年末で 112 人(子ども 2648 人に 1 人)、通常の甲状腺が ん発症率(100 万人に 1 人)の 380 倍と言われています。 どれだけの人々が故郷を追われ、生活の基盤を失い、家族は離散・崩壊し、希望の持てない生活を送ってい るのでしょうか。その上、彼らはその苦しさを、社会に向かって、いや、家庭のなかでさえ、語ることができ ないでいます。安倍首相がオリンピックを日本に招致するため、原発事故の被害はコントロール され、問題は解決したかのように発言、事故は風化させられているからです。 安倍政権の意図は明白です。敗戦後守り続けてきた平和憲法をかなぐり捨て、「戦後レジーム からの脱却」の名の下に、日本を戦争する国に変質させることにほかなりません。一昨年 12 月、 国家安全保障会議を創設、次いで特定秘密保護法を強行採決、昨年 7 月には閣議で集団的自衛 権行使容認を決めました。その上、原発の再稼動・輸出も日程に上げています。 今年の 3・11 集会&パレードには「さよなら原発、まもろう憲法」をスローガンに掲げまし た。多くの生き物が棲むこの緑豊かな美しい地球を破壊する原発と戦争に、私たちは大きな怒 りをこめて強く反対します。 集会&パレードにぜひご参加ください!東海第2原発をはじめすべての原発の廃炉、そして 安倍政権の暴走に反対する声を広め、子どもたちのために安全と平和な日本を残しましょう! あなたの想いと共に!! 主催:さよなら原発つくばアクション&パレード実行委員会 協賛団体:秘密保護法の廃止を求めるネットワークつくば、脱 原発ネットワーク茨城、放射能汚染から子どもを守ろう@つく ば、新しいつくばを創る市民の会、新日本婦人の会つくば支 部、憲法 9 条の会つくば、茎崎 9 条の会、筑波研究学園都市 研究所・大学関係9条の会、つくば平和の会、茎崎平和の会、 つくば母親連絡会、茨城のうたごえ協議会、つくば生活と健康 を守る会、常陸 24 条の会、戦争を語り継ぐ女性の会、かーさ んプラス、千年先の未来・ツクろーかる、全日本年金者組合つ くば支部、土浦民主商工会つくば支部、県南農民組合、保健 生活協同組合つくば支部、まつぼっくり保育園(職員会)、筑波 研究学園都市研究機関労働組合協議会、つくば・市民ネット ワーク、日本共産党つくば市委員会、新社会党つくば 戦争への道を 止める学習会 も開催!
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