学年弁論大会より(小さな親切)

1年団通信
2015年6月18日発行第48号
発行責任者:大野孝之
[email protected]
印 刷 所:丸亀市立飯山中学校
http://www.hanzan-jh.ed.jp/
学年弁論大会より(小さな親切)
私は新しくできた道で一人のおばあちゃんを見かけました。道幅が広く、そ
のおばあちゃんは横断歩道を渡ろうとしていました。私は、赤の信号がなかな
か変わらないのでふと見てみると、そのおばあちゃんは押しボタン信号だと気
づかず、ボタンを押していませんでした。
私はとても急いでいて、一瞬どうしたらよいのか迷いました。でもその時、一
人の男の子がやってきておばあちゃんの横で立ち止まりました。その男の子も
とても急いでいる様子でした。男の子は押しボタン信号のことをおばあちゃん
に教えてあげていて、ボタンを押してあげていました。その時、おばあちゃんは
ニコッと笑顔になりほっとした様子でその男の子にお礼を言っていました。私
はその男の子がとてもすごいなあと思いました。
このようなちょっとした小さな親切でも、人の役に立てるようになっていけるよ
うに、困っている人たちを助けていきたいです。
例えば、電車やバスなどが混んでいるとき、お年寄りの方に自分の席をゆ
ずる、困っている人、大変そうにしている人たちを進んで助けることなど、私た
ちにできることはまだまだたくさんあります。
私が電車に乗っているとき、お年よりの方と若い方が電車に乗ってきました。
私はあいている席にお年よりの方がすわると思っていました。しかし、若い方
が先にすわり、お年よりのすわる席がなくなってしまったことがありました。その
時、他の人が席をゆずる姿を見て、改めて小さな親切は大切なものだと思い
ました。
私はこれから小さな親切をたくさんしていき、誰でも幸せに生活が送れるよ
うになってほしいです。小さな親切をする心を忘れずに、人を思いやることの
できるような人になっていきたいです。(K)
学年弁論大会より(動物も同じ命)
私は昔、本で犬や猫の殺処分が、香川県は毎年ワースト5位に入るとい
うことを知り、大きなショックを受けました。昔から犬が飼いたかったこともあり、
母に頼んでみると「あなたには飼えない」と言われました。その時は、絶対に
飼えるんだと思い、母にはとても腹が立ちました。私は今まで金魚やメダカを
飼っていました。私は正直、その子たちが死んでもなんとも思っていませんで
した。
ある日、カナヘビを飼うことになり、愛情をこめて育てていましたが、突然死
んでしまいました。その時は、何とも言えない絶望感と申し訳なさでいっぱい
になりました。その時、気づきました。母の言っていたことはこういうことなのかと
思いました。私は動物の命を軽く見るなんて最低なやつだと思っていましたが、
思えば私も命を差別していた最低な人間なのかなあと思いました。
その日から買う時にちゃんと最後まで愛情を持って飼えるのか考えてから
買い、死んでしまったときには何がいけなかったのか?を考えるようにしていま
す。
中には、動物の命なんてと思う人たちがいて、簡単に捨てる人がいます。
そして、人間の身勝手な理由で死んでいく犬や猫たちが年間30万匹以上も
いるそうです。とても心が痛みます。動物たちも幸せに暮らせるということも、
社会を明るくするために必要なことだと私は思います。
私は捨て犬や猫を助けるということに直接かかわることはできないけど、今
飼っているペットを大切に飼うことに努めています。(T)
自転車を並べてくれた野球部の人たち
先週から何度か、体育館下自転車置き場の自転車を私が奥から並べ
直していると、声に出して頼んだわけでもないのに、野球部の人たちが自然
に手伝ってくれました。こういうことができるようになることが、私は1年から3年
まで縦のつながりの中で活動している部活動に入る意味だと思います。この
野球部の人たちは、部活動の中で社会に役に立つ心と身体がつくられてい
ます。とてもさわやかな朝の始まりになりました。感謝。