柏厚生総合病院 整形外科後期研修プログラム Ⅰ 整形外科の概要 現在常勤医師は5名(うち整形外科学会専門医3名)であり、 日本整形外科学会専門医による研修施設です。 ・平均外来数 110名/日 ・年間手術件数 2014年度 517件 2013年度 461件 Ⅱ 臨床研修プログラムの研修目標 整形外科は外傷・骨折、脊椎疾患、関節疾患、代謝免疫疾患、先天奇形、骨・軟部腫瘍など 多岐にわたる疾患を担当し、幅広い知識と実技を要求されている。年齢層は新生児より高齢 者まで男女を問わず扱っているが、とくに高齢化社会において骨粗しょう症・脊椎疾患・関 節変形における責任は年々高くなっている。また、当院での臨床研修においては外科系救急 診療に占める外傷・骨折の頻度は高く、腰痛や、関節痛も救急患者として経験することが多 い。したがって、このような疾患の診断と治療が確実に実施できるような研修を目標とする。 当院整形外科後期研修の目標は、日本整形外科学会専門医取得とする。 Ⅲ 研修施設と指導責任者 研修施設 柏厚生総合病院(グループ内の日本整形外科学会認定専門医研修施設にて 研修可能) 指導責任者 整形外科部長 太田 光宣(日本整形外科学会専門医) 同部長 小野 智敏(日本整形外科学会専門医) 同部長 國府 幸洋(日本整形外科学会専門医、日本手外科学会専門医 認定リウマチ医、認定運動器リハビリテーション医、 認定スポーツ医、認定脊椎脊髄病医) 同医員 杉山 敦樹 同医員 宮内 志昴 Ⅳ 整形外科後期研修目標 下記項目を研修目標として、指導医によってその習得状況を順次確認していく。 1) 実践の医療実技の習得 A 外来患者 1.外来患者の病状聴取 2.レントゲン他画像検査オーダー 3.骨折、靭帯損傷、腱損傷の診断 4.ギプス固定、脱臼整復実技の習得 5.膝・肩関節注射の適応と実技 6.理学療法の処方・問診 7.薬剤・注射の処方 B 入院患者 1.入院患者の病歴聴取・現症のチェック 2.検査・治療プランの作成 3.患者説明の習練 4.脊髄造影の適応と実技 5.術前心肺機能のチェックと術後全身管理の経験 6.手術適応と手術方法の選択 7.感染のない手術(手洗い、術衣着衣)の実践 8.手術実技の経験 腱修復、靭帯修復、骨接合術、髄内釘固定、人工骨頭の置換術、膝関節鏡、 腱鞘切開術 等 C 救急外来 1.外傷患者の初期治療 2.開放骨折の初期治療 3.緊急入院患者の指示 2) 医学知識の習得 1.理学療法士との合同症例検討会(入院・外来患者) 2.整形外科クルズス 3.整形外科抄読会 クルズス 4.整形外科学会 研究会の参加 Ⅴ Ⅵ 整形外科の特色 整形外科では、骨折、脱臼などの一般的な外傷、関節や四肢の疾患、脊椎疾患、骨粗鬆症 などの治療を担当しております。単純レントゲンの他、骨密度測定装置、マルチスライス CT、MRI など最新の機器を使用して診断し、手術療法から保存的治療まで幅広く最適な 治療法を選択しております。外傷に関しては、侵襲が少なく早期の復帰が可能な方法を選 択しております。 脊椎リウマチに対しては、従来の抗リウマチ薬だけでなく生物学的製剤による治療を取り 入れております。関節鏡による滑膜切除術や人工股関節、人工膝関節の手術も行っており ます。また脊椎疾患に関しては、専門外来を開いており各種神経ブロックや脊椎の手術も 行っております。 整形外科後期研修募集要項 1.応募資格 医師免許取得後2年以上の厚生労働省指定卒後臨床研修終了または 修了見込みの者 2.研修期間 平成 28 年 4 月から平成 31 年 3 月まで 3.募集人員 2名 4.出願 研修期間開始まで随時受付 5.応募手順 1)応募書類:履歴書、医師免許証(写) 、臨床研修修了証 2)選考方法:研修指導責任者及び当院院長による面接 6.処遇 1)身分:期限の定められた常勤職員(レジデント) 2)給与:年俸 720 万円(医師免許取得後 3 年目) 840 万円(同 4 年目) 960 万円(同 5 年目) 3)手当:当直手当、時間外手当、通勤手当、住宅手当、学会参加手当他 4)保険:各種保険加入 7.お問合わせ 〒277-8551 千葉県柏市篠籠田617番地 柏厚生総合病院 総務課採用係 TEL:04-7145-1111 FAX:04-7143-8637 E-mail:[email protected]
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