ジャフマ 2015 年 FM上級セミナー 「広がるFM(ファシリティマネジメント)」 FMの扱う範囲は近年ますます広がりつつあります。 かつてFMはオフィスのワークプレイスであり、建物の完成後の運用管理が主体のように見えましたが、 今、FMはオフィスに限らずあらゆる用途に展開され、つくることと運営管理を分離して考えるのではなく、 ファシリティのライフサイクルを通して考えることの大切さが理解されはじめています。 そしてワークプレイスから建築、 まちづくりへと広がり、 ハードからソフトサービス、 ホスピタリティへと展開しています。 今回のFM上級セミナーは、 これらの広がりを認識し、 その最先端でご活躍の皆様にその最新情報をご講演いただき、 これからのFMのあり方を俯瞰します。 4日間 8講座の充実した内容を是非ご堪能ください。皆様のご参加をお待ちしております。 セミナー概要 日 程: 2015年10月29日 (木)、10月30日 (金)、11月5日 (木)、11月6日 (金)の4日間 時 間: 講義時間はいづれも13 : 20~17 : 30 2講座/日 質問・休憩時間含む ※初日 (10月29日 (木) ) のみ13:10開始 最終日11月6日 (金) 講義終了後、17:30より修了式を行います。 会 場:JFMA会議室 (定員に達した時点で申込終了と致します) 定 員: 26名 (50,000円) 、 JFMA非会員 (60,000円) ・ ・ ・資料代含む 受講料: 全日程-JFMA会員 ※全日程の受講を原則とします。 やむを得ない場合1日単位の受講も可とします。 ※1日単位-JFMA会員 (15,000円) 、 JFMA非会員 (20,000円) ・ ・ ・資料代含む (CFMJ) 資格登録更新講習B方式ポイント取得 その他: 認定ファシリティマネジャー 1講義/1ポイント、全講義受講者は10ポイント及び修了証交付 主 催/申込先:公益社団法人 日本ファシリティマネジメント協会 (JFMA) 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-13-6 浜町ビル6F TEL: 03-6912-1177 FAX: 03-6912-1178 http://www.jfma.or.jp E-mail:[email protected] 担当:梅澤 (剛) 湯浅 受 講 申 込 書 FAX:03-6912-1178 E-mail:[email protected] 上記及び裏面スケジュールを確認し、下記の通り申し込みいたします。 所属 企業/団体名 所 在 地 〒 受 講 者 氏名 連 絡 先 TEL 受 講 料 役職 FAX ( ) 全日程 受 講 CFMJ資 格 有 ・ 無 e-mail ( ) □ 会員 50,000円 □ 非会員 60,000円 1日受講 (会員) 円 □ 10/29 (木) □ 10/30 (金) □ 11/5 (木) □ 11/6 (金) 1日受講 (非会員) 円 □ 10/29 (木) □ 10/30 (金) □ 11/5 (木) □ 11/6 (金) ●まず、 FAX もしくは e-mailでお申し込み願います。 ●全日程の場合、同一受講者が全講座受講を原則とします。 ●お申し込み後、 請求書を送付いたします。 ●受講料振込み先/みずほ銀行 本店 普通 1016329 名義人:公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 ジャフマ 2015 年 FM上級セミナー 「広がるFM(ファシリティマネジメント)」 研修スケジュール 第 1日 10 29 第 1 講義 13:10〜15:20(挨拶含む) ブリーフで建築をつくる、 ホスピタリティで経営に貢献する 2日 10 30 成田 一郎 常務理事 日本企業とグローバル企業の CRE戦略の違いと今後を考える 11 5 (木) 板谷 敏正 代表取締役社長 氏 日本企業は約 500 兆円の不動産(CRE) を所有、同業種の欧米企業と比較す あります。それを受けて、実際に新築やワークプレイスを計画する時、 ると約 2 ~ 3 倍に達しておりバランスシートにおいても損益計算書において いかに的確な要求条件(ブリーフあるいはプログラム)をつくるかでそ も " 重たい資産 " になっています。一方で、日本企業においては CRE の保有 の方向性は大きく変わります。しかし、ブリーフは難しく考えず、シンプ 量を適正化したり有効活用することにより、企業全体の経営効率や資産効率 ルに素直につければいいのです。そんなブリーフの作り方を紹介します。 を向上させる取り組みも進展しています。 一方、ホスピタリティを単なるおもてなしと考え、経営とは結びつかない 本セミナーでは CRE に関する取組を経営指標の観点から国際比較するととも と思われている方がいます。FM でいうホスピタリティは人々に感動を与 に、今後日本企業にも必要となる CRE 戦略推進のための考え方や目標設定 え、経営に大きく寄与するものです。そんな最新事例も紹介いたします。 あるいは推進のための組織体制やガバナンス体制について紹介をします。 第 1 講義 13:20〜15:20 第 2 講義 公共FMの動向と インフラマネジメントの展開 15:30〜17:30 コミュニティ統合マネジメントシステムの実現に 向けて -アセットマネジメントISO55000シリーズの活用と課題- 公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団 萩原 淳司 主任研究員 第 1 講義 株式会社日本環境認証機構(JACO) 氏 2012 年 12 月の中央道笹子トンネル天井板落下事故を契機として大きく 動いた公共 FM・インフラマネジメントに関する国・地方公共団体の動向、 及び、現状と課題を概観し、ファシリティマネジャーが公共分野で活躍で きるビジネスモデルを探ります。 3日 プロパティデータバンク株式会社 氏 ファシリティマネジャーには経営戦略のもとに、FM 戦略を立てる役目が (金) 第 15:30〜17:30 公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA) (木) 第 第 2 講義 13:20〜15:20 顧問 猪股 篤雄 15:30〜17:30 欧米の事例から FMの広がりを俯瞰する 名古屋大学大学院 環境学研究科施設計画推進室 公益財団法人埼玉りそな産業経済振興財団 理事長 氏 我が国では人口減、財政難という状況の中で、社会インフラによるサー ビスレベルと費用負担について、国民の間での合意形成が喫緊の課題と なっています。この合意形成のためには、社会インフラの適切なマネジ メントが必須です。アセットマネジメント ISO55000 シリーズは、社会イ ンフラのサービスレベルと費用負担の合意形成を行い、社会インフラの 計画、維持、廃棄のライフサイクルプロセス全体を対象とするマネジメン トシステムです。 第 2 講義 日本の縮図 神奈川県の成長から 持続可能な社会への転換をさぐる 山本 富夫 松岡 利昌 氏 氏 特任准教授 戦後 70 年、日本は高度経済成長そしてバブル経済崩壊を経て、いまや 1970 年代後半に米国で産まれた「ファシリティマネジメント」。その概 団塊世代が 65 歳を超え、10 年後には「超高齢社会」を迎えます。 進 む少子高齢化は今まで経験の無い、国内需要の縮小が進行しています。 「金融・本社機能の中心地」東京では実感出来ない事が見える「日本の 縮図~神奈川県~」における「成長から鈍化への流れ」を再認識し、 「持 続可能な社会の構築」を模索します。 念は、瞬く間に全世界に広がり、今や国際標準として ISO41000 シリー ズとして認証規定になろうとしています。欧米はもとより、中国やインド、 ASEAN 諸国の取り組みなど、日本のファシリティマネジメントの位置づけ を確認するとともに、アセットマネジメントや CRE、PRE という概念との 関係性について、全体像を解説します。また、これから、日本の FM は どこに向かうのか、将来の方向性についても示唆したいと思います。 第 4日 11 6 (金) 第 1 講義 13:20〜15:20 第 2 講義 建築関連産業の大転換 『箱の産業』 から 『場の産業』 へ 15:30〜17:30 リノベーションによる 不動産価値再生 東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 松村 秀一 教授 氏 膨大な空き家・空きビルの存在に端的に表れているように、日本の建築 ストックはかつてないレベルで充足し、これまでのように、きちんとした 箱(建物)をきちんと届ける「箱の産業」に対して社会からの強いニー ズが続くことは考えにくい状況です。これから社会から強く求められるの は、それらのストックを空間資源として有効に利用し、豊かな暮らし・仕 事・遊びの「場」に仕立て上げる活動ではないでしょうか。先端的な取 組みを通して、そうした活動のあり方について考えます。 株式会社ブルースタジオ 専務取締役 大島 芳彦 氏 不動産価値再生のツボはつくり方(施工)にあらずつかい方のデザイン。 「リノベーション」の視点と事例を体系的にお話しします。
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