CAD/CAM冠の接着ポイント

口 ‰酬脚
「KZR二 CADノ ヽ
イブリッドレジンブロック」
「KZR― CAD
CAD/CAM冠 の接着 ポイン ト
HRブ ロック2」 を用いた
CAD/CAM冠 の脱離の リスクを抑えるため、下記の装着手順を遵守 していただくことをお勧め します。
咬頭頂
13mm以 上
全ての外径は丸みを付け
なめらかにする
マージン部
アンダーカット
0 8mm以 上
Jマ
ージン
ディープショルダー
ナイフエッジ
その他】先端が鋭利」
、
グルーブ、
ラフマージン、
【
テーパー角 0度 、
テーパー角が大きすぎる、
歯冠長が短すぎる。
支台歯形成 時の ク リアランスや形状 も重要なポイ ン トです。禁忌症例では、精度
装着手順
■
アルミナサンドブラスト処 理 。
言
樋
適合不良 によ り脱離の リスクが高 くな ります。
目的・注意点
処理方法
● 約 50μ 調のアルミナ粒子を用い 02∼ 0 3111Paの 圧
●
力で十分にサン ドブラス ト処理することで、無機
フィラー表面を露出させます。
・
CAD/CAM冠 内面の接着阻害因子 (切 削粉など
)
を除去 します。
● 粗造化により接着強さを向上させます。
● サン ドブラス ト処理後は十分に超音波洗浄 乾燥
します。
注意点】
【
●
0 1MPa程 度の圧力では、表面が十分に削 られて
いない場合があります。
E試
適後 の内面洗浄
● 試適後は、CAD/CAM冠 内面に ※リン酸エッチン
グ整を塗布 し、
水洗 乾燥を行います。
● 試適時にCAD/CAM冠 内面の調整を行 つた場合
は、ダイヤモン ドポイン トやアルミナサン ドブラ
ス トを用いて内面を再度粗造化 します。
※ 具体的な製品は、裏面の「CAD/CAM冠 対応の接
着性レジンセメン ト リン酸エッチング材」をこ参
照ください。
Elシ ランカップリング処理
● 内面に ※シランカ ップリング斉J含 有のプライマー
エアー乾燥させます。
を塗布 して、
※ 具体的な製品は、裏面の「CAD/CAM冠 対応の接
着性 レジンセメン ト プライマー、ボンディング
材
■ 支台歯の清掃・表面処理
CAD/CAM冠 」をこ参照ください。
● 仮着材や仮封材を超音波スケーラーなどで除去 し
ます。
● 口腔内サン ドブラス トやブラシヨーンなどで歯面
表面を清掃 します。
● 十分に水洗 乾燥 します。
● こ使用の レジンセメン ト添付文書に従い、必要に
応 じてエナメル質への リン酸エ ッチング処理を行
しヽ
、
歯質用プライマーで表面処理 します。
● 唾液や血液中のたんぱく質を除去 し、接着力の低
下を防ぎます。
注意点】
【
● 洗浄時は、唾液や血液中のたんぱく質が凝固する
ため、エタノールや高温のスチーマーは使用 しな
いでください。
● リン酸エッチング材の洗浄が不十分になると、含ま
れる増粘材などが接着阻害因子になるので、十分に
水洗・乾燥してください。
● CAD/CAM冠 内面の無機成分とレジンセメン ト
を化学的に接着させる効果をもたせます。
注意点】
【
● シランカップリング剤を過剰に塗布したり、乾燥
が不十分な場合は接着力が低下します。
● 支台歯の接着阻害因子 (唾 液など)を 除去 し、支台
歯とレジンセメン トを化学的に接着させる効果を
もたせます。
注意点】
【
● 象牙質が露出 している場合は、 リン酸エ ッチング
処理により術後疼痛を誘発する恐れがあります。
● 支台歯用のプライマーは支台歯の材質 (歯 質、メタ
ル、レジン)に より異なる場合があります。
※ 具体的な製品は、裏面の「CAD/CAN/1冠 対応の接着
性レジンセメン ト プライマー、ボンディンク材」を
こ参照ください。
装着手順
Eロ
目的 。注意点
処理方法
セメント
の塗布
● C∧ D/CAM冠 内面に適度に混和された ※接着性
● 支台歯と CAD/CAM冠 を接着させます。
.
レジンセメン トを塗布 します。
注意点】
【
※ 具体的な製品は、下記の「CAD/CAM冠 対応の接
着性 レジンセメン ト」をこ参照ください。
● 支台歯側にレジンセメン トを塗布すると接着面に
気泡が入 りやすくなり、接着力が低くなることが
あります。
口 圧着・光重含
デュアルキュア型 (化 学 光重合型)】
【
● CAD/CAM冠 を支台歯に圧接 し、仮重合後に余
セメン トを除きます。
乗」
● レジンセメン トの最終重合は、
各方向から十分に
光照射します。
化学重合型 (ス ーパーボン ド)】
【
● CAD/CAM冠 を支台歯に圧接 し、使用するレジ
ンセメン トの添付文書に従い、余乗」
セメン トを
除きます。
● デュアルキュア型の レジンセメン トは、十分に光
照射することで、短時FB8で 高い接着強さが得 られ
ます。
注意点】
【
● グラスアイオノマー系レジンセメン トやリン酸亜
鉛セメン トなどの合着材は化学的な接着効果が無
く、脱離の原因となるため使用しないでください。
CAD/CAM冠 の接着ポイントチェック表
チェック
項目
チェック
項目
①
適切な支台歯形成
⑤
支台 歯 の清掃
②
CAD/CAM冠
⑥
支台歯への表面処理 (専 用プライマー)
③
試適後の CAD/CAl17冠 内画洗浄
⑦
CAD/CAM冠
④
CAD/CAM冠 内面へ のシランカ ップリング処理
③
確実な重合
内面へのアルミナサン ドブラス ト処理
CAD/CAM冠
対応の接着性 レジンセメン ト皓社カタログより弓旧
)
v.-h接着性 レジンセメ ン ト
レジンセメン トのタイプ
サンメディカル
3M
トクヤマデンタル
プライマー
ボンディング材
スーバーボン ド
(粉 液タイプ)
リライエックス刊
アリ
レ
ティメットレジン
セメント
エステセム
プ ライマー 併 用 型
ボンディング材
併用型
プ ライマー 併用 型
2
3
バナビア=F20
クリアフィル●エステティックセメント
4 SAル ーティング●プラス
5 SAセ メントプラスオートミックスこ
ジーセム
123
45
セルフ
アドヒーシブ型
プライマー併用型
スーパーボン ド
PZプ ライマー (2液 )
トクヤマ ユニバー
サルプライマー (2液
セラミック
プライマーⅡ
ポーセレン
プライマー
1 バナビア●V5ト ゥースプライマー
23 EDプ ライマーⅡ(2液
45 不要
不要
AB(2液
アロイ プライマーおよび
バナビ乃 V5ト ゥースプライマー
アロイ プライマーおよび
EDプ ライマーⅡ(2液 )
不要
不要
メタリ
レリンク
CCエ ッチャント
など
インパーバボンド
エッチンググルなど
1
)
23
45
ティースプライマー 、
もしくま表面処理材グリーン
もしくは高粘度グリーン
支台歯
(メ タル)
銀 含 金 :不 要
金 パ ラ IV― プ ラ イマー
スコッチボンド刊
ユニバーサル
アドヒーシブ
エ ス テ リンク (2液 )
トクヤマ ユニバー
サルプライマー (2液 )
23
4
CAD/CAM冠
内面 の洗 浄
エナメル質の
エッチング処理
プライマー併用型
セルフア ドヒーシブ型
表面処 理材 レッ ド
表画処理 材 レッ ド
も しくは高粘度 レッ ド
スコッチボンドTM
ユニバーサル
エッチャントシリンジ
トクヤマ
エッチンググルなど
バナビア●V5ト ゥースプライマー
クリアフィル=セ ラミックプライマー
およびEDプ ライマーコ(2液
不要
帖3う II女 う
レジセム
)
)
]
リン酸
エ ッチング材
松 風
クリアフィルⅢセラミックプライマーなど
支 台歯
(歯 質)
,
GC
クラレノリタケ
]バ ナビア'V5
CAD/CAM冠
支台歯
(レ ジン)
対応のレジンセメン トの使用
Kエ ッチャン トシリンジなど
象牙質 :リ ン酸エッチング後に、ADゲ ル
(次 亜塩素酸ナ トリウム)の 併用可能
プライマー
)
※上 記の メー カー名 や製品名称 は、許可
承認 認証 届 出 における名称 と異な り、
通称 略称 と してしヽ
る場合 があ ります。
※上記の 製 品を使用 する際 には、添付文書 や取扱説 明書 に記勃 されて いる詳細な使 用 方法 を こ確 認 ください。
※上 記 の 製 品 は各メーカー の 接 着 性 レジ ンセ メン トシステムで あ り、
「KZR―
CAD八 イブ リッ ドレジ ンブ ロ ックJお よび「KZR― CAD HRブ
お取 扱 店
製 造販売元
麒vAmA‖ in
/山
本
ロ ック 2」 との 接 着 性 を保 証 するもので はあ りませ ん 。
社 〒5430015
本資金属地金株式会社
大阪市天工寺 区真 口山町3書 7号
ξ
単瑞電詰循習
端ξ
営1:li轟 嘉進
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