旧扇浦浄水場跡地における原水調整池の整備計画について 平成27年8月24日 小 笠 原 村 1.原水調整池の整備の必要性 (1) 整備の必要性 平成23年に大渇水の状況に陥り、村民生活に支障(給水制限など)が生じため、 渇水対策が必要 (2) 渇水対策の方針 ①方針 渇水時に、ダムの総貯水量の50%の水を確保できるよう水源を整備する ②現在の水源確保の状況 ・第1原水調整池(新浄水場内)… 3,400㎥(完了) ・第2原水調整池(旧浄水場内)… 4,000㎥(整備中) 2.旧扇浦浄水場跡地に整備せざるを得ない理由 ①現在の浄水場に近い場所で整備することが望ましいこと …遠くなるほど導水管・送水管等の設備投資が大きくなる ②扇浦地区においてはオオコウモリへの影響の配慮は必須であり、新たな土地の開発 行為は熟考を要すること …既開発地である旧浄水場跡地に整備することで新たな土地開発は抑制できる ③旧浄水場の設備である時雨ダムからの原水導水管をそのまま活用することができ、 かつ旧浄水場建物の解体に対する財源(補助金)も確保できること …既存設備の活用と新たな設備投資を抑制できる 3.整備に当たっての留意 (1) 跡地の状況 ・扇浦の中心地である ・津波の浸水予測は2m~5mである ・跡地利用のご要望がある (2) 整備上の留意 ・原水調整池は、地下に整備にする(津波対策) ・制約は生じてしまうが、地上の利用の検討を行う (調整池の上に建物等は建てられないなどの制約) 4.整備計画の内容 (1) 整備する設備 (2) 年次計画 ①調整池 … 容量4,000㎥(20m×40m×5m)、RC造 ②建 屋 … ポンプ設備、電気設備 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 基本計画、地質調査 用地測量、詳細設計 旧浄水場建物解体工事 第2原水調整池の築造工事 〃 (竣工) 以上
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