下水道マンホールポンプ施設の改築計画に関する技術資料(2015年)

公益財団法人 日本下水道新技術機構
下水道用マンホールポンプの長寿命化等に関する共同研究
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目 的
目的
<背景>
<背景>
・自治体の40%が耐用年数(15年)を超えたマンホールポンプを多く抱えている。
・自治体の40%が耐用年数(15年)を超えたマンホールポンプを多く抱えている。
・人やコストに制限がある中で、計画的な対応が必要となっている。
・人やコストに制限がある中で、計画的な対応が必要となっている。
・小型のポンプに関する、調査判定基準・計画策定の規格がない。
・小型のポンプに関する、調査判定基準・計画策定の規格がない。
<目的>
<目的>
・マンホールポンプの老朽化対策を効率的かつ効果的に実施する上で参考と
・マンホールポンプの老朽化対策を効率的かつ効果的に実施する上で参考となる技術資
なる技術資料を整理しました。
料を整理しました。
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技術資料の概要
技術資料の概要
・「下水道事業のストックマネジメント実施に関するガイドライン(平成27年11月)」(国
・
「下水道事業のストックマネジメント実施に関するガイドライン(平成27年11月)
」
(国土交通省水管
土交通省水管理・国土保全局下水道部)を踏まえた内容としました。
理・国土保全局下水道部)を踏まえた内容としました。
・アンケート等によって地方自治体の要望を確認し、その結果に配慮するとともに、事例研
・
アンケート等によって地方自治体の要望を確認し、その結果に配慮するとともに、事例研究等から下
究等から下水道マンホールポンプ施設に関する維持管理実績を反映しました。
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水道マンホールポンプ施設に関する維持管理実績を反映しました。
点検・調査
点検・調査
・定期点検項目の例を表1に示します。
・定期点検項目の例を表1に示します。
・改築計画の策定の際、定期点検の結果を活用することで、点検・調査に伴う現地作業の
・改築計画の策定の際、定期点検の結果を活用することで、点検・調査に伴う現地作業の負担を軽減す
負担を軽減することが可能となるため、定期点検結果を活用する事例が多く見られました。
ることが可能となるため、定期点検結果を活用する事例が多く見られました。
表1
定期点検の項目の例
表1 定期点検の項目の例
点検��
測
点検�目
定
電動機
ポ ン プ
羽根車
ケーシング
着脱装置
その他
水 位 計
制 御 盤
電源電圧
運転時間
運転電流値
ポンプ絶縁抵抗値測定
制御盤絶縁抵抗値測定
電動機の外観状態
潤滑油の状態
ポンプ吐出水量
羽根車の状態
ケーシングの外観状態
着脱装置の状態
運転時のポンプ、配管の状態
ポンプ吊上チェーンの状態
水位計の設置状態
投込圧力式水位計、気泡式水位計の動作
バックアップ用フロートスイッチの動作
水位計の設定水位
制御盤の設置状態
制御盤の内部状態
各表示灯の点灯状態
漏電しゃ断器の動作
保護リレーの動作
自動通報・監視装置の動作
��
1MΩ以下で修理
1MΩ以下で修理
全量交換
出典:「下水道マンホールポンプ施設技術マニュアル(1997年6月)
」(財団法人下水道新技術推進機構)に加筆修正
出典:「下水道マンホールポンプ施設技術マニュアル(1997年6月)」(財団法人
下水道新技術推進機構)に加筆修正
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改築計画の策定
改築計画の策定
改築計画の策定
改築計画の策定
・改築計画(長寿命化計画)の検討フローを図1に示します。
・改築計画(長寿命化計画)の検討フローを図1に示します。
・改築計画(長寿命化計画)の検討フローを図1に示します。
・改築計画(長寿命化計画)の検討フローを図1に示します。
改築計画(長寿命化計画)の検討フローを図1に示します。
・
・本技術資料では、全国の長寿命化計画策定事例の分析結果を反映し、とりまとめました。
・本技術資料では、全国の長寿命化計画策定事例の分析結果を反映し、とりまとめました。
・本技術資料では、全国の長寿命化計画策定事例の分析結果を反映し、とりまとめました。
・・本技術資料では、全国の長寿命化計画策定事例の分析結果を反映し、とりまとめました。
本技術資料では、全国の長寿命化計画策定事例の分析結果を反映し、とりまとめました。
表2
対象設備の選定例
表2 対象設備の選定例
表2
対象設備の選定例
表2
対象設備の選定例
表2
対象設備の選定例
(1)対象設備の選定(表2)
(1)対象設備の選定(表2)
(1)対象設備の選定(表2)
(1)対象設備の選定(表2)
設備例1
設備例1
設備例1
設備例1
(2)管理方法の選定
(2)管理方法の選定
(2)管理方法の選定
(2)管理方法の選定
(3)長寿命化対策検討対象設備の検討
(3)長寿命化対策検討対象設備の検討
(3)長寿命化対策検討対象設備の検討
(3)長寿命化対策検討対象設備の検討
(図2)
(図2)
(図2)
(図2)
設備例2
設備例2
設備例2
設備例2
設備例3
設備例3
設備例3
設備例3
対象設備��
対象設備��
対象設備��
対象設備��
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・電気設備
・電気設備
・電気設備
・電気設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・ポンプ設備
・電気設備
・電気設備
・電気設備
・電気設備
・マンホール設備
・マンホール設備
・マンホール設備
・マンホール設備
表3 ポンプ本体の主要部品の例
表3
ポンプ本体の主要部品の例
表3
ポンプ本体の主要部品の例
表3 ポンプ本体の主要部品の例
ポンプ本体の主要部品の例
表3
(4)調査・診断:健全度評価(表3)
(4)調査・診断:健全度評価(表3)
(4)調査・診断:健全度評価(表3)
(4)調査・診断:健全度評価(表3)
部品例
部品例
部品例
部品例
電動機
電動機
電動機
電動機
(5)対策の検討:ライフサイクルコスト
(5)対策の検討:ライフサイクルコスト
(5)対策の検討:ライフサイクルコスト
(5)対策の検討:ライフサイクルコスト
の比較
の比較
の比較
の比較
ポンプ本体
ポンプ本体
ポンプ本体
ポンプ本体
ケーシング
ケーシング
ケーシング
ケーシング
羽根車
羽根車
羽根車
羽根車
着脱ベンド
着脱ベンド
着脱ベンド
着脱ベンド
(6)改築計画の策定
(6)改築計画の策定
(6)改築計画の策定
(6)改築計画の策定
図1 改築計画の検討フロー
図1
改築計画の検討フロー
図1
改築計画の検討フロー
図1
改築計画の検討フロー
図1
改築計画の検討フロー
対象設備
対象設備
対象設備
対象設備
管理方法
管理方法
管理方法
管理方法
時間計画保全
時間計画保全
時間計画保全
時間計画保全
事後保全
事後保全
事後保全
事後保全
状態監視保全
状態監視保全
状態監視保全
状態監視保全
主要部品の
主要部品の
主要部品の
主要部品の
※※
※
入手可否
※
入手可否
入手可否
入手可否
入手可能
入手可能
入手可能
入手可能
長寿命化対策
長寿命化対策
長寿命化対策
長寿命化対策
検討対象設備
検討対象設備
検討対象設備
検討対象設備
入手不可
入手不可
入手不可
入手不可
長寿命化対策
長寿命化対策
長寿命化対策
長寿命化対策
検討対象外設備
検討対象外設備
検討対象外設備
検討対象外設備
※設置からの年数が著しく経過し、明らかに劣化が著しい場合や同機種の設備に比べて陳腐化・旧式化して
※設置からの年数が著しく経過し、明らかに劣化が著しい場合や同機種の設備に
※設置からの年数が著しく経過し、明らかに劣化が著しい場合や同機種の設備に
※設置からの年数が著しく経過し、明らかに劣化が著しい場合や同機種の設備に
※設置からの年数が著しく経過し、明らかに劣化が著しい場合や同機種の設備に
比べて陳腐化・旧式化していることで非効率となっている場合等を含む。
図2 長寿命化対策検討対象設備の選定フローの例
いることで非効率となっている場合等を含む。
比べて陳腐化・旧式化していることで非効率となっている場合等を含む。
比べて陳腐化・旧式化していることで非効率となっている場合等を含む。
比べて陳腐化・旧式化していることで非効率となっている場合等を含む。
図2
長寿命化対策検討対象設備の選定フローの例
図2
長寿命化対策検討対象設備の選定フローの例
図2 長寿命化対策検討対象設備の選定フローの例
長寿命化対策検討対象設備の選定フローの例
図2
出典:
「ストックマネジメント手法を踏まえた下水道長寿命化計画策定に関する手引き(案)-2013年版-(平
出典:「ストックマネジメント手法を踏まえた下水道長寿命化計画策定に関する手引き(案)
出典:「ストックマネジメント手法を踏まえた下水道長寿命化計画策定に関する手引き(案)
出典:「ストックマネジメント手法を踏まえた下水道長寿命化計画策定に関する手引き(案)
出典:「ストックマネジメント手法を踏まえた下水道長寿命化計画策定に関する手引き(案)
成25年9月)
」(国土交通省水管理・国土保全下水道部)に加筆修正
-2013年版-(平成25年9月)」(国土交通省水管理・国土保全下水道部)に加筆修正
-2013年版-(平成25年9月)」(国土交通省水管理・国土保全下水道部)に加筆修正
-2013年版-(平成25年9月)」(国土交通省水管理・国土保全下水道部)に加筆修正
-2013年版-(平成25年9月)」(国土交通省水管理・国土保全下水道部)に加筆修正
共同研究者:㈱荏原製作所、㈱クボタ、新明和工業㈱、大平洋機工㈱、㈱鶴見製作所
共同研究者:㈱荏原製作所、㈱クボタ、新明和工業㈱、大平洋機工㈱、㈱鶴見製作所
共同研究者:㈱荏原製作所、㈱クボタ、新明和工業㈱、大平洋機工㈱、㈱鶴見製作所
共同研究者:㈱荏原製作所、㈱クボタ、新明和工業㈱、大平洋機工㈱、㈱鶴見製作所
共同研究者:㈱荏原製作所、㈱クボタ、新明和工業㈱、大平洋機工㈱、㈱鶴見製作所
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〒162-0811 東京都新宿区水道町 3 番 1 号 水道町ビル 7 階 TEL 03-5228-6511 FAX 03-5228-6512
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