種目名 Ⅰ バ ケ ッ ト ボ ー ル Ⅰ (ゴ ー ル ゲ ー ム ) 競技の特性 網状のラケットを使い,投げられたボールを打 ち返すスポーツである。的をねらったり飛距離に 挑戦したりして楽しむことができる。バケットは テニスラケットのような柄がなく,飛んでくるボ ールに正対して構えることができる。さらに,ボ ールを打つ面が大きいので比較的容易にボールを 打ち返すことができる。ガットの反発力でボール を飛ばすのでバケットを両手で持って支えるだけ でも楽しむことができる。 Ⅱ 施設・用具 1.施 設 屋内外に問わずに行えるが,プラスチック性の軽いボールを使用する時は,風の影 響を受けない屋内が望ましい。 2.用 具 (1)バ ケ ッ ト 鉄 の フ レ ー ム に ビ ニ ー ル 性 の ガ ッ ト を 張 っ た も の (図 1 ) (2)ボ ー ル プラスチック製ボール,スポンジ製ボール硬式テニスボール,紅白玉などを使用。 (3)防 球 フ ェ ン ス ( 図 2 ) (4)フ ラ イ ン グ デ ィ ス ク ゴ ー ル ( 図 2 ) (5)得 点 板 図1 バケットとボール 図2 得点ゴール -8 (1)- 図3ボウリングのピン Ⅲ 競技の方法 1.人 数 ( チ ー ム の 編 成 等 ) 人数は問わない。団体戦,個人戦どちらで ベーシックゴール も行える。 2.競 技 の 進 め 方 (1)紅 白 チ ー ム の 代 表 が じ ゃ ん け ん を 行 い , 先 攻・後攻いずれかを選択する。 (2)各 チ ー ム は ゲ ー ム 開 始 前 に ボ ー ル を 打 つ 順 番を決める。 3 m~ 5 m (3)1 ゲ ー ム に つ き 一 人 1 0 球 ず つ , 投 げ ら た ボールを打ち返し的をねらう。審判はボー ルが入ったゴールを確認し,1球ずつ得点 をカウントして行く。 (4)先 攻 の 一 番 が 終 わ っ た こ と を 審 判 が 告 げ 後 攻 の 一 番 が 打 つ 。紅 白 チ ー ム が 交 互 に 打 ち , :防球フェンス :バッティングライン :投げる人 :プレイヤー 全 員 の 試 技 が 終 わ っ た と こ ろ で 1ゲ ー ム 終 :スペシャルゴール 了となる。2ゲーム行う。 3.得 点 (1)ベ ー シ ッ ク ゴ ー ル に ボ ー ル が 入 る と 1 点 。 (2)ス ペ シ ャ ル ゴ ー ル に ボ ー ル が 入 る と 5 点 。 (3)い ず れ の ゴ ー ル に も ボ ー ル が 入 ら な か っ た ら 0 点 。 4.勝 敗 の 決 定 2ゲーム行い,紅白各チームの合計得点で勝敗を決定する。 Ⅳ その他 1.個 に 対 す る 配 慮 (1)プ レ ー ヤ ー の 打 つ 能 力 に 合 わ せ て , バ ッ テ ィ ン グ ラ イ ン を 変 更 す る 。 (2)ベ ー シ ッ ク ゴ ー ル の 中 に ボ ー ル を 打 ち 返 す の が 困 難 な プ レ ー ヤ ー に は , ベ ー シ ッ クゴールを作っている防球フェンスの一部を取り払って対応できる。スペシャル ゴ ー ル の 代 わ り に ボ ウ リ ン グ の ピ ン を 並 べ ,そ れ を 打 ち 返 し た ボ ー ル で 倒 す な ど , プ レ ー ヤ ー の 実 態 に 合 っ た 的 を 準 備 し て 楽 し む こ と が で き る (図 3 )。 ※いずれの場合も対戦相手の了解が必要である。 -8 (2)-
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