広 経 大 報 第 27-04 号 平成 27 年 8 月 19 日 報道関係 各位 広島経済大学 広 報 課 戦後 70 年を超えて―さらなる継承の取り組み「広島を学ぶ」実施のお知らせ 広島経済大学(学長 前川 功一)では8月24日(月)から26日(水)まで、広島の戦 前、戦中、戦後を学ぶ広域型単位互換授業「広島を学ぶ」を実施いたします。 この授業は被爆地広島を実際に自分の足で歩き、被爆者の証言を現地で聞くことを特色の一 つにしております。被爆者の高齢化により、お話しいただける方は年々少なくなっております が、今回は5人の被爆者の方にお越しいただくことができました。 また広域型単位互換授業として、各地からの参加学生がそれぞれの大学で単位取得が可能な 形式で行われます。本年も昨年に引き続き、桃山学院大学、広島女学院大学、呉工業高等専門 学校、沖縄国際大学(単位外)の学生を含め約 90 名の学生が参加いたします。 原爆投下前後の広島を学ぶことにより、戦争の持つ意味や、命の大切さについてしっかり考 えていただけるようなプログラムになっております(日程は別紙をご覧ください)。 つきましては、以下のとおりお知らせいたしますので、ぜひ取材していただきますよう、よ ろしくお願いいたします。 記 【日程】 平成 27 年 8 月 24 日(月)~26 日(水) 【講師】※詳細は別紙①参照 ・平成 27 年 8 月 24 日(月)田辺 雅章 氏 ・平成 27 年 8 月 25 日(火)岡 ヨシエ 氏 ・平成 27 年 8 月 25 日(火)田辺 良平 氏 ・平成 27 年 8 月 25 日(火)葉佐井 博已 氏 ・平成 27 年 8 月 26 日(水)川上 清 氏 ・平成 27 年 8 月 26 日(水)勝山 拓 氏 別紙① 【講師紹介】 ▼田辺 雅章 氏 原爆ドームのすぐ東隣に自宅があり、両親と弟を失う。ライフワークとして爆心地の復元映 像制作に取り組まれ、本年その集大成「知られざるヒロシマの真実と原爆の実態」を完成さ れた。今回はその映像とともに講話される。 日時/場所: 8 月 24 日(月)13:30~/広島経済大学 1 号館 2 階 121 教室 ▼岡 ヨシエ 氏 広島城公園内の被爆建物「旧司令部通信室」内で被爆。奇跡的に通じていた電話回線により、 広島壊滅の第一報を発信された方。今回もその施設内でお話を伺う。 日時/場所: 8 月 25 日(火)8:15~/広島城内「旧司令部通信室」 ▼田辺 良平 氏 戸坂に買出しに行っていて被爆。父親は市内中心部にあった広島銀行におられたため、行方 知れずのまま。広島の近、現代史に取り組まれ、二葉の里地区のガイドとしても活躍。 今回は二葉の里を歩きながらお話を伺う。 日時/場所: 8 月 25 日(火)12:00~/ 牛田工兵橋~二葉の里 ▼葉佐井 博已 氏 学徒動員中広島市郊外の工場で被爆。大学で原子力の研究をされ、広島大学教授、広島国際 学院大学学長として活躍。現在は被爆体験継承者の育成に尽力されている。 原子爆弾についての科学的説明を含めお話を伺う。 日時/場所: 8 月 25 日(火)16:30~/広島県民文化センター内県立大学教室 ▼川上 清 氏 学徒動員中観音の三菱工場で被爆。自宅が丹那のため、市内中心部を通っての帰宅ができず、 川舟を漕いで河口を横切り帰宅。実家が網元であるため、当時の広島湾の状況を熟知。今回 宇品の陸軍桟橋が見渡せる場所で講話される。 日時/場所: 8 月 26 日(水)7:45~/宇品港 1 万トンバース付近 ▼勝山 拓 氏 海上自衛隊で平成14年に自衛艦隊司令官を勤められ退官。現在呉水交会会長として、呉の 海軍関係者と海上自衛隊OBのお世話をされている。今回、呉の海軍と海上自衛隊の歴史に ついてお話を伺う。 日時/場所:8 月 26 日(水)11:30~/海上自衛隊第一術科学校内 別紙② スケジュール 以上 ※記事に関してのお問い合わせは下記にお願い申し上げます。 広島経済大学 教養教育 教授 岡本貞雄(おかもとさだお) 電話 082-871-1476(研究室直通)090-7975-4465(携帯) E-mail : [email protected] ※ご取材の向きは、事前に下記までご一報下さいますようお願い申し上げます。 広島経済大学 広報課 平田・住本・高田 電話 082-871-1313
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