平成 26 年度の主な事業報告 社会福祉事業 法人の理念及び基本方針に基づいて、より質の高いサービスの提供と利用者が社会の 一員として地域で暮らすための環境整備を重点施策として、成人部門 4 事業、児童部門 5 事業、相談部門 5 事業、5 施設のグループホーム事業を展開した。 組織的には、本部組織に総合事業長補佐 2 名を配置し、担当制のもとマネジメントの 強化及び利用者支援の質的向上、職員の育成に取り組んだ。職員数は、年初は 136 名で あったが平成 26 年度末では 141 名となっている。 事業については、行政、関係機関等との調整が円滑に進まず利用者の確保が困難とな ったため、自立訓練事業と就労支援事業の 2 事業について平成 26 年度を以って廃止し、 機能を就労継続支援 B 型事業に取込みことで支援の質的向上・効率化を図ることとした。 なお、就労支援事業は、ニーズがある他市町で新たに事業展開する方向とした。 また、指定一般相談支援事業は、今年度は利用実績がなく今後も見込めないことから 平成 31 年まで事業を一旦休止し、ニーズが発生した場合に再開することにした。 公 益 事 業 社会生活の高次化支援、コミュニケーションスキルアップ、GW の定着と工夫をコン セプトに障害者就業・生活支援センター事業(雇用安定等事業)を受託事業として実施した。 職場定着促進及び就労意欲の向上を目的として、在職者による「交流会」を年 4 回開催、 延参加者は 95 名であった。また、行政、企業、学校等、関係機関との情報共有・連携強 化を目的として就労支援連絡会を年 2 回開催した。 第 1 回(6/19)の参加者は 50 機関、 57 名、 第 2 回(11/25)は 40 機関、47 名であった。 なお、支援対象障害者数は年度末で 708 名となっている。 社会貢献活動事業 静岡保護観察所の要請を受け、保護観察者 1 名を受け入れた。具体的には、就労継 続支援 B 型事業所にて述べ 3 日間、利用者とともに軽作業で就労体験を行った。 また、地域企業の社員研修、学生の実習、関連諸団体の見学等を積極的に受け入れ 地域との連携を強化した。 法人独自の事業としては、地域交流センターを組織し、地域とのインクルージョン を目的に「ウェルフェア塾」を年 4 回開催した。利用者、ボランティア、職員等の延 参加数は 603 名にのぼり定着化が進んでいる。 また、児童から高齢者まで制度の狭間に居る人たちの相談を受入れるために総合相 談事業を実施した。 相談件数は 11 件で相談内容に応じて関係機関、 事業所等に繋げた。
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