灰岡 - 和木町役場

平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
議
長
休憩前に引き続き会議を再開いたします。
議
長
次に、質問順位
議
長
灰岡裕美君。
灰 岡 議 員
3番
1番議員
灰岡裕美君。
おはようございます。
先に通告いたしました高齢者の抱える問題について3項目、
学校図書館司書の増員についての2点を質問させていただき
ます。
まず最初に、高齢者の抱える問題1項目目の緊急通報システ
ムについて質問させていただきます。
厚生労働省の資料によりますと、昭和50年、1975年の
65歳以上の一人暮らし世帯は、全国で8.6%でした。平成
12年、2000年には19.7%に増えております。また、
平成25年度の和木町の資料によりますと、和木町在住の一人
暮らし世帯のうち65歳以上の方が239人おられます。加え
て75歳以上のみで構成される世帯の数は相当の数にのぼる
ものと考えられます。ここ和木町ではそれらの方々に対する福
祉事業として乳酸飲料、パンの配達、給食サービス、安心情報
カプセルの交付、高齢者福祉タクシー助成制度、寝たきり者介
護見舞金の支給制度、敬老金給付制度など現在実施しておりま
す。これらは、正に和木町だからこそ出来る心細やかな福祉事
業だと思っております。
しかしながら、このような事業がありながらも、一人暮らし
のご老人が急病や怪我により命を落とされ、死後数日経って発
見されるという悲劇を防ぐことができないのが悲しいけれど
現状なのです。一人暮らしの高齢者世帯や高齢夫婦のみの世帯
など、地域や別居の家族から目が届き難い高齢者の増加によ
り、高齢者世帯の安全の確保が今こそ求められているのではな
いでしょうか。
その1つとして、高齢者の日常生活に於ける緊急時の蓄えと
なり日々の安心と安全の一端を担う緊急通報システムがあり
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
ます。この緊急通報システムは、1988年の補助金制度をき
っかけとして、今では全国の9割以上の自治体に普及しており
ます。山口県におきましても多くの市町村が取り入れておりま
す。この緊急通報システムの歴史は、第1世代
代、第2世代
第4世代
電話型通報の時代、第3世代
非常ベルの時
ペンダント世代、
非福祉型センター受信の時代、いわゆる消防署や警
備会社への通報と続き、現在では第5世代
福祉型センターの
時代と言いまして、福祉型センターが医療や相談の専門スタッ
フを配し急病の前症状などを専門的にまた誤報にも真摯かつ
心温かく対応する理想的なサービスの時代となっております。
このような緊急通報システムには、皆さまご存知のとおり誤
報が避けられない状況であると思いますが、誤報も通報の一部
として捉え、委託実施先を選定する場合についても、誤報を減
らすことよりも誤報への対応がどのように為されるかが問わ
れているのだと思います。
そこでお伺いします。和木町でも緊急通報システムを導入し
ていると聞いておりますが、どのようなシステムでどこへ繋が
るのでしょうか。お伺いいたします。
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
議員の質問にお答えします。緊急通報装置システムは、65
福 祉 課 長 歳以上の一人暮らしの方が対象となっております。通報先とし
ては、今、周南マリコムという委託業者に委託を行っておりま
す。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
周南マリコムに委託されているとお伺いいたしました。65
歳の一人暮らしの方が異常があった場合、このシステムを作動
した時に周南マリコムさんに繋がりまして、そちらではどのよ
うな対応をして下さるのでしょうか。お伺いいたします。
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
通報がありまして業者の方がですね、判断をいたしまして家
福 祉 課 長 族の方に連絡をするのか、それとも緊急先として消防の方に通
報するのか判断して通報するようになっております。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
そのような情報が和木町の担当の方のほうにはご連絡は入
っているのでしょうか。把握しておられますか。
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
今のところ把握はしておりません。
福 祉 課 長
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
せっかくこのような通報システムを和木町でも取り入れて
おりますのに、そのような情報が和木町の担当課、地域包括セ
ンターなどにも情報がないというのはとても残念な事だと思
いますが、ご担当はどのようにお考えでしょうか。
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
そういう事態が起これば、担当課として把握すべきだろうと
福 祉 課 長 考えております。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
ぜひ担当の方でも把握していただいて、その後のケアをして
いただくように心から望みます。
続きまして、現在和木町の先程の資料によりますと、65歳
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
以上の方、一人暮らし世帯の方が239人おられますと発言さ
せていただきましたが、現在和木町では、何名の方が登録して
おられますでしょうか。お聞きいたします。
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
現在ですね、高齢者実態調査による把握ですが、386名の
福 祉 課 長 方が登録されておられます。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
失礼しました。地域包括センターの方に確認しますと、先程
の数をお教えいただきました。386名と随分大勢いらっしゃ
るんですね。その中で緊急通報システムの方を登録して利用さ
れている方は、現在の時点で何名いらっしゃるでしょうかお伺
いします。
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
現在2名登録されておられます。
福 祉 課 長
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
386人中2名というのは随分少ない登録人数だと思うの
ですが、何か理由がありますでしょうか。それと共に、町内の
高齢者の方々から緊急通報システム についての要望や相談等
はご担当の方に入っているのでしょうか。教えて下さい。
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
相談につきましてはですね、私が11月に課長になりまして
福 祉 課 長 からも若干相談件数はありました。業者の方に問い合わせてい
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
ただくよう指導しております。それとですね、現在ですね、こ
の通報装置についてですが、通報実績がない事、有効性に疑問
がある事からですね、数年前から新規の受付を行っておりませ
ん。ご理解の程よろしくお願いします。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
相談の方は若干あるというふうにお伺いしました。それと現
在実績がないということから数年前から 新規の募集を止めて
いるという事でよろしいですね。それでですね、私の方にも町
内のご高齢の方から、
「あのシステムを取り入れたいのですが、
今募集されてないという事を聞いたのですが残念です。」って
いう声が2、3入っております。今、募集をされてないという
事で、今後も募集をされる予定はないということでしょうか。
今後のおつもりを聞かせて下さい。
議
長
森 本 保 健
森本保健福祉課長。
現在のところ新規の受付は行っていませんので、今後も受け
福 祉 課 長 付けることはありません。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
大変残念に思います。全国の自治体でも9割以上が導入し
て、山口県でも殆どの自治体が導入しております。和木町の福
祉の充実はとても私自身、他所のどなたにも誇れる充実した福
祉だと自負しておりますが、一番身近な高齢者の方が困った時
に、それではどのように対応されるのがよろしいんでしょう
か。ご担当の考える緊急通報システムがないけれどもこういう
形はありますよというのがありましたら、ぜひお聞かせいただ
きたいと思います。
議
長
森本保健福祉課長。
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
森 本 保 健
今後の取り組みについてですが、民生委員協議会や社会福祉
福 祉 課 長 協議会の関係機関の協力を得てですね、今、見守り事業という
愛の一声運動、給食サービス事業、安心情報カプセル事業のこ
の事業を継続、推進していきたいと考えております。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
私自身昨年から福祉委員を仰せつかりまして、一人暮らしの
ご高齢の世帯にパンをお配りさせていただいております。1週
間に1回、他の給食事業とかもありますので、近所の方の、見
守ってくださるご近所の温かい眼は、本当に和木町はあると思
っております。ただ、夜間や思いもかけない時に事故が起こっ
た場合、病状が急変した場合に頼れる先をつくって差し上げ
て、より細やかな福祉の体制を取れるのが和木町の良さではな
いかと思っております。どうか検討していただくように強く望
みます。
高齢者を取り巻く環境というのは、介護保険制度を中心とし
て日々変化しております。環境の変化に対応した緊急通報シス
テムの見直しや利用者である高齢者への実態調査などから、ぜ
ひ今後の緊急通報システムの役割や位置づけを再検討してい
ただき、和木町の細やかな福祉の充実の1つとして有効なサー
ビスとして考えていただきたいと思います。ぜひよろしくお願
いいたします。望みます。
次に、高齢者問題の2項目目として、緊急災害時の避難誘導
についてお伺いいたします。
昨年一般質問させていただきました、災害時の避難道として
の山の手遊歩道の整備が、平成26年度予算化していただいて
おります。まずは、高齢の方にも避難し易い形になりほっとし
ております。しかしながら、昨年の一般質問時に、「災害時の
避難は自助の精神で」とのご答弁をいただいたと記憶しており
ます。もちろん一人ひとりが自分の身を守るのは当然の事だと
思います。けれど今日が丸3年経過いたしました東日本大震災
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
の例を見てもお分かりのように、それが難しいご高齢の方にこ
そ細やかな避難誘導のシュミレーションをたてる必要がある
と考えます。個人情報開示の問題もあり、今後の課題でもある
と考えますが、ご担当は高齢者の災害時の緊急避難誘導につい
てどのようにお考えか重ねてお伺いいたします。
議
長
田 中 企 画
田中企画総務課長。
高齢者の緊急避難誘導をどうするかというご質問をいただ
総 務 課 長 きました。まず自助、共助、公助とあります自助の事を申され
た訳でございますが、まず公助の面から申し述べさせていただ
きます。町長は、「災害に強い町づくり」を4本柱の1つと掲
げております。この中には当然ながら高齢者の避難誘導こうい
った問題も含まれてくると思います。町といたしましては、災
害時に避難が必要となる際には、まず避難が必要であるという
情報を正確にお伝えする、これがまず第1点であると考えてお
ります。防災無線を中心にいたしまして、緊急速報メール、ケ
ーブルテレビ、或いは広報車、消防車両このような広報活動、
あらゆる手段を用いて広報する必要があると思っております。
それから台風であるとか事前に避難を要するであろうとい
うこと事態が想定される災害の場合にはですね、早期避難所と
してコミセン或いは文化会館を開放するようにしております。
必要と思われる方に、避難は如何ですかということを民生委員
さんなどを通じてですねお聞きしていただいて必要であれば
町の職員がお迎えにまいる、このような事を現在行っていると
ころでございます。
災害時にじゃあどのように高齢者の方を避難していただく
かという事なんですけど、考えられる手段といたしましては、
既に実施しておりますが災害時要援護者制度、これは保健福祉
課の方で名簿の作成を行い、自治会長さん或いは民生委員さ
ん、社会福祉協議会等々名簿の共有を図っております。これが
現時点で名簿の共有という段階でございます。これからどうい
うふうに進めるのかという事が重要になると思います。なかな
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
か難しい問題があると思いますけど、どのようにするのかこれ
を考えて行く必要があると思います。
もう1点、自治会の皆さまとは、従前より防災関係について
様々な事項について繰り返し協議を重ねさせていただいてお
ります。実は明日も自治会の役員さんとお話をするようになっ
ております。現在和木町には22の自治会がありますけど、1
6の自治会において自主防災組織も規約を制定していただい
ております。これが制定されていなかったら問題かというとそ
ういう事でもなくてですね、もう、特段の組織化をする必要も
なく対応できるという自治会もおありだと思います。自主防災
組織についてもですね、現在は完成形ということではなく、ま
だ途中段階にあるのではないかというふうに考えております。
今後の方向性については 、協議を続けさせていただいてです
ね、各組織のペースに合せた活動を展開できるよう、町として
はサポートさしていただきたいというか考えております。
今、全部申し上げたことが、自助、共助、公助全て含まれた
内容になっているのではないかと私は考えております。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
自助、共助、公助の考え方、お伺いいたしました。今私も自
治会活動の中で、災害時の避難誘導、避難に対する規約を作成
して、作成が終わっております。ただ、その規約の作成がどの
ようにこれから実際にシュミレーション をして災害時に役に
立つのかというと、まだまだ一歩歩き始めたばかりの規約であ
ります。まぁはっきり言って机上の空論からまだ今は出ており
ません。ただ、そこから一歩足を踏み出すには自治体だけの問
題ではなくて、これから町でも防災に関するスペシャリストを
育成されていくという事ですので、ぜひ自治会組織にもそうい
う方を派遣していただいて、じゃあこの規約を活かすためにど
ういうふうに活動していって、どういうふうに訓練をしていっ
たらいいのかという事をそういう方々も含めて、各自治体でも
っと練り上げて、実際に役に立つ規約、役に立つ災害時の対応
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
を作っていくのが必要だと考えますので、これから町と町民が
一体となってみんなで作り上げていくという姿勢で臨んでい
くのが一番の方法だと、活路だと考えます。どうぞよろしくお
願いいたします。
それでは、高齢者問題の第3項目目としてお伺いいたしま
す。3項目目として高齢者住宅の建設についてお伺いいたしま
す。
先月、岩国市内に建設されました高齢者住宅を見学して参り
ました。ご本人の希望に沿った介護つきの住まい、プライベー
トを優先した住まい、それぞれを選択できる入居者本位の行き
届いたサービスのある住宅だと感じました。高齢者の方が一歩
部屋を出ると、見守ってくれる介護の方がいらっしゃり仲間も
いる。しかし部屋にいる時には誰にも気兼ねせずに部屋でのプ
ライバシーは確立できております。今の時点では、まさに理想
に近い高齢者住宅だと感じました。と同時にぜひ和木町にもこ
のような高齢者住宅の建設ができたらと強く思いました。なか
なか和木町の住宅問題でも厳しい問題があると思いますが、ご
担当は、和木町の高齢者住宅につきまして、どのようなお考え
でいらっしゃるかお伺いいたします。
議
長
末 岡 都 市
末岡都市建設課長。
高齢者用住宅建設、これに向けての取り組みという事でお答
建 設 課 長 えいたします。
現在、本町においては307戸の町営住宅を管理しておりま
す。そしてその中は老朽化が進んでおります住宅が多く、これ
から計画的な建て替えを推進していかなければならないと い
うもう緊迫した状況がございます。現在これに向けて、町営住
宅の長寿命化建て替え計画、これを策定中でございますけど、
公営住宅法でいう60歳以上の高齢者、単身もしくはお二人の
高齢者世帯、この世帯は全部で115世帯ありまして、全体の
約4割となっております。したがって、現状の高齢者世帯率を
考えると、今後建て替え事業を進めるにあたりまして、比較的
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
家賃の低廉な一定量の高齢者住宅の建設は必要であるという
ふうに考えております。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
先に、定例会でも同僚議員が質問されましたように、ぜひ、
一般向けの町営住宅と高齢者世帯向けの町営住宅の建設をこ
れから計画して検討していかれるということでよろしいです
か。
議
長
末 岡 都 市
末岡都市建設課長。
今、計画しておりますのは、高齢者専用ではなくて高齢者向
建 設 課 長 け住宅という事で、これまで建て替え事業を進めていくにあた
りまして各団地でさまざまなアンケート調査、また説明会等や
っております。その中でやはり新住宅になりますと家賃が上が
って家賃が払えないという事で、やはりそういう関係で建て替
え事業がなかなか進まないという現状もございます。やはりこ
の高齢者社会に対応した住宅政策というのは、公営住宅に限ら
ず、民間の借家とか持ち家の高齢者、これも含めて大きな社会
問題でございますので、岩国市で先進的な高齢者住宅建設され
たという事でございますので、その状況やまたはそのニーズ等
もですね調査しながら今後検討していく課題であるというふ
うに考えております。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
民間の高齢者住宅のようになかなかサービスの行き届いた
高齢者住宅を作るのは、予算の関係からも町で建設するのは難
しい事もあるかもしれませんが、ただいまご担当がおっしゃっ
たように高齢者向け住宅を建設する場合に、アンケート等をと
ってらっしゃるという事でうれしく思いました。ぜひ60歳以
上の方、また65歳以上の方向けの高齢者住宅を建設される際
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
には、そのような方々が加わられた検討委員会を設けていただ
きまして、できれば病院やスーパーマーケットの近くに、交通
の便もいい所に建てていただきたいというのが私の願いであ
ります。ぜひ当事者の方々に入っていただいて検討会を何度も
開かれて、皆さんが入りたい、ここで過ごしたいと思われるよ
うな住宅を建設していただくように心から望みます。
私は町民の代表としてここに立っております。和木町の皆さ
まが暮らし易い和木町にしていく為に手を挙げさせていただ
きました。一人ひとりが誰かと繋がっているという安心感を持
てる町にするための手段として、高齢者向けの緊急通報システ
ムの充実、緊急時の避難誘導の充実、高齢者住宅の充実を図っ
ていただきたいと願っております。
次の質問にうつります。
小中学校の図書館司書の増員についてお伺いいたします。
先の定例議会で、同僚議員の質問にありましたとおり、平成
25年度から学校司書が和木小学校、中学校に兼任で配置され
ました。その結果、図書の貸出冊数、貸出人数に大きな伸びが
あり、如実な変化、大変な成果が出たとのご答弁をいただきま
した。
私も小学校の図書室に見学に行かせていただきました。広く
日当たりのよい図書室に、専門的にわかり易く図書が分類して
あり、多くの児童が楽しそうに本を選んでおられました。本に
親しんでいる子供たちを見て、心から嬉しく思いました。
先の定例議会の質問の際、小学校、中学校に専任の司書を配
置することにつきましては、教育長、町長共にもう少し様子を
みていきたいとのお考えだったと思っております。しかし平成
26年度におきましては予算化されておりません。
質問いたします。大きな成果が得られました結果を鑑み、小
学校、中学校に選任の司書の配置を予算化されなかったことの
理由をお伺いいたします。
議
長
新枝教育委員会事務局長。
平成 26 年第 2 回(3 月)定例会
新
枝
教育委員会
ご質問に対してお答えいたします。
昨年6月から図書司書の資格を有する臨時職員を1名雇用
事 務 局 長 し、小学校に週3日、中学校に週2日配置しているところでご
ざいます。これによりまして平成25年4月から平成26年2
月までの図書の貸出サービスにつきましては、小学校が1万
3,665冊、中学校が1,995冊で、それぞれ昨年度と比
較しますと小学校が6,519冊、中学校が716冊の増とな
っております。また同期間の貸出人数につきましては、小学校
が8,076人、中学校が1,205人で、昨年度との比較で
は、小学校が1,516人、中学校が526人の増となってお
ります。
灰岡議員から質問がありました平成26年度につきまして
は、昨年9月議会でお答えいたしましたように、兼任配置と単
独配置のそれぞれの利点を比較検討して、より効率的な配置に
ついてしばらくかけて様子を見たいと考えていますのでご理
解をいただきたいと思います。
議
長
灰 岡 議 員
灰岡裕美君。
私は、町民にとってよい事は、ぜひ迅速に実行していただき
たいと願います。今、ご担当から伺いました図書の貸出冊数、
貸出人数、小中学校共驚くほどの成果を見せております。もち
ろん町長が推し進めようとされております英語教育の充実は
素晴らしい政策であり、賛同しております。と同時に日本語を
読み、学び、理解力を養うための読書習慣は、全ての科目の基
礎、土台になるのではないでしょうか。昨年の成果を踏まえ、
よりこの流れが大きな大河となりますよう、図書館司書の増
員、小学校、中学校の専任配置を心より強く望みます。以上で
質問を終わります。
議
長
再質問がないようですので、以上で灰岡裕美君の一般質問を
終わります。