参考資料2 北海道博物館基本計画概要 ~北海道開拓記念館のリニューアルから北海道ミュージアムへ~ 序 章 野幌森林公園における野外博物館「開拓の村」をはじめとする自然や歴史・文化と語り遊び学ぶ ゾーンを見据え、その中核施設である開拓記念館に求められる理念 □自然、環境、アイヌ民族の先住地といった北海道の特性を活かした博物館 □持続可能な未来に向けた人間史の博物館 □堅固なネットワークを基盤とした道内博物館全体の中核的博物館 第1章 計画の策定にあたって 開拓記念館の現状等 基本計画策定の趣旨・背景 ○設置の経緯 北海道百年記念事業の一つとして 昭和46年に開館 ○収蔵資料件数 155,000件 ○アイヌ文化など北海道 固有の歴史文化等に対する関心の高まり ○道民ニーズの変化と入館者数の減少 ○厳しさを増す道内博物館の活動 ○北海道博物館の基本方針等を示す 開拓記念館のリニューアル 第2章 北海道博物館の設置に向けて 名称 北 海 道 博 物 館 (総合博物館としてイメージしやすく、ふさわしい名称に変更) 基本的機能の充実した博物館 基 本 方 針 ・充実した機能と質の高い活動 ・わかりやすく、おもしろく、 ためになる博物館 ・文化創造と地域活性化の拠点 ・道民と連携・協働する博物館 道内博物館の中核施設 北海道の総合的な博物館 ・自然、環境を含む未来に向けた 人間史の博物館 ・アイヌ文化を保存・継承し、 未来に活かす博物館 ・地域の博物館との連携と 協働 ・人、モノ、情報のネットワークの 充実強化 取 組 の 方 向 資 料 の 収 集 ・ 保 存 ・先人の遺産の適切な保存 展 展 発 揮 す べ き 機 能 育 普 査 研 ・生涯学習や学校教育等への支援の充実 及 究 ・道内外の博物館との連携・協働 ・アイヌ文化関係の研究機能の充実等 ネットワークの再構築 具 体 化 人 材 育 成 ・実習生の受入や共同研究等による人材育成の充実 情 報 化 ・ 情 報 発 信 訂 教 育 普 及 の 充 実 ・利用者の意見や要望などを反映した事業展開 ・学校教育との連携強化等 調 改 ・通史展示からテーマ展示へ ・民間企業等と連携した企画展の取組 示 ・わかりやすく、おもしろく、ためになる展示 ・アイヌの歴史や文化に関する展示の充実等 教 示 ・ICTを活用した情報提供と地域住民等 との連携 施 設 の ・収蔵機能の確保 ・周辺環境の改善 改 善 ・利便性等の向上 アイヌ民族文化研究センターとの統合検討 ・アイヌ文化の調査研究機能の充実 ・情報の共有化と「北海道歴史ギャラリー」の活用 管 学 習 支 援 ・ レ フ ァ レ ン ス ・北海道の歴史や文化の「学び」の拠点 理 運 営 ・周辺施設との一体管理 ・外部資金の導入・活用 ・住民参加 ・博物館運営の評価 基本計画を基に、展示改訂や館内配置、博物館ネットワークなどのプランを策定し、計画的に事業を推進
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