認知症サポーター養成講座 安心な地域社会を目指して

認知症サポーター養成講座
「何かお困りですか?」 安心な地域社会を目指して
1月12日(火)10:00より、本校視聴覚室において、福祉生産シス
テム科3年福祉情報コースの15名に対し、長井市福祉生活あんしん課地域
包括支援センターの保健師2名の方に講師としておいでいただき講座を開
きました。
認知症についての説明か
ら、その中核症状にはどの
ようなものがあるか、周辺
症状にはどのようなものが
あるか特徴を講義いただき
ました。認知症の方は忘れ
ることに不安を持っている、
自覚があるとの話に驚いていました。
ついで、グループワークとして2つの事例検討を行い、悪い対応のビデオ
を見た後に、個人で悪いところは何かを考え、グループになりどう対応すれ
ばよいかを話し合いまとめて発表しました。
「笑顔で、わかりやすく、
ゆっくり一つずつ説明する」
や「後ろから声をかけない」
「名前を名乗る」など発表
し、講師の先生からも「良
く気付きましたね」とお褒
めをいただきました。具体
的な行動の仕方が理解できたと思います。
最後に「オレンジリング」を全員がいただき、地域で暮らしていらっしゃ
る認知症の方に、適切な対応のできるサポーターとなりました。困っている
様子を見逃すことなく、「何かお困りですか?」と声のかけられる社会人に
なってほしいと思いました。