厚生労働省 Press Release 北海道労働局【担当】北海道労働局労働基準部安全課安全課長山谷幸雄主任安全専門官大森聡安全専門官渡邊哲也電話：011-709-2311（内 3557・3551）ＦＡＸ：011-756-0056 厚生労働省北海道労働局発表平成２７年８月１９日死亡労働災害は前年同期比７人増加死傷労働災害は前年同期比１．６％減少 − １北海道内の労働災害発生状況（平成２７年７月末現在速報値） − 労働災害による死亡者数（１月∼７月）道内の労働災害による死亡者数は、平成２７年７月末現在で３５人と、前年同期と比べ７人の増加となっています。 12 70 平成26年平成27年平成26年 10 8 6 5 5 5 55 5 3 3 3 2 2 0 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月発生月 37 25 20 20 4 4 45 35 30 ︶︶ 2 8 65 53 ︵︵ 4 8 63 50 死亡 40 者数累 30 計 9 死 8 亡者数 6 各月平成27年 60 10 10 5 0 3 11 15 15 17 25 28 20 9 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月発生月（１）業種別の状況【資料３、４】業種別に見ると、「建設業」が１３人（全体の３７．１％、前年同期比５人増）と最も多く、「陸上貨物運送事業」、「商業」が各４人（各全体の１１．４％、「陸上貨物運送事業」、「商業」とも前年同期比１人増）、「製造業」、「林業」が各２人（各全体の５．７％、「製造業」は前年同期と同数、「林業」は前年同期比１人減）、「港湾運送業」が１人の順となっています。（２）事故の型別の状況【資料５】災害を事故の型別で見ると、「墜落・転落」が１０人（全体の２８．６％）と最も多く、次いで、「交通事故（道路）」、「はさまれ・巻き込まれ」が各６人（各全体の１７．１％）と続き、この３種類の災害で全体の６２．８％を占めています。２労働災害による死傷者数（１月∼７月）道内の労働災害による休業４日以上の死傷者数は、平成２７年７月末現在で、３，１６９人と、前年同期比５２人減（１．６％減）となっています。（１）業種別の状況【資料１、２】業種別に見ると、「製造業」が５８１人（全体の１８．３％、前年同期比４３人増）と最も多く、次いで「商業」が４７１人（全体の１４．９％、前年同期比１４人減）、「建設業」が４６２人（全体の１４．６％、前年比２人減）、「陸上貨物運送事業」（道路貨物運送業及び陸上貨物取扱業）が３９４人（全体の１２．４％、前年同期比５２人減）の順となっています。（２）事故の型別の状況災害を事故の型別で見ると、「転倒」が９３２人（全体の２９．４％）と最も多く、次いで「墜落・転落」が５２７人（全体の１６．６％）、「はさまれ、巻き込まれ）」が３５４人（全体の１１．２％）、「動作の反動・無理な動作」が３３６人（全体の１０．６％）となっています。発生件数 1,000 900 800 700 600 500 400 300 200 100 0 932 527 354 169 140 激突崩壊・倒壊激突され切れ・こすれ 1 踏み抜きおぼれ 45 高温低温の物との接触 10 3 2 5 3 有害物等との接触感電爆発破裂火災 2 交通事故交通事故道路その他︶はさまれ・巻き込まれ 5 ︵飛来・落下 57 174 ︶３転倒 219 170 ︵墜落・転落 336 動作の反動無理な動作 14 1 その他分類不能北海道労働局の対応（１）北海道労働局では先月に引き続き、建設業の死亡労働災害の多発に歯止めをかける為、８月３１日まで「建設工事死亡災害根絶運動」の取組みを展開しております。また、９月１０日に開催される「平成２７年度第３６回北海道産業安全衛生大会」（主催：北海道労働基準協会連合会ほか関係災害防止団体、後援：北海道労働局）について、今後、労働災害多発期を迎えるため、安全衛生管理水準と安全衛生意識の向上を図るため、多数の事業場の参加を呼び掛けています。（２）北海道内においても熱中症による労働災害が発生しています。【資料７】引き続き、リーフレットの配布などにより職場における熱中症防止対策を推進しています。【添付資料】１業種別労働災害発生状況２署別・業種別災害発生状況３平成２７年における死亡災害発生状況[速報] ４平成２７年における死亡災害発生状況（その他の事業の内訳）５平成２７年業種別・事故の型別・起因物別死亡災害発生状況６死亡労働災害の概要（前月把握分）７平成２７年北海道内で発生した熱中症（速報）（リーフレット）「平成２７年度第３６回北海道産業安全衛生大会」