平成28年1月28日

平成28年1月28日(木)18:30~
滝川市役所 8階大会議室
主催:滝川市 協力:滝川地域介護サービス事業者連絡協議会
介護予防・日常生活支援
総合事業について
1
<現行>
【財源構
成】
介護給付
現行と同様
介護予防給付
訪問看護、福祉用具等
都道府県
12.5%
(要支援1~2)
訪問介護、通所介護
介護予防事業
又は介護予防・日常生活支援総合事業
○ 二次予防事業
○ 一次予防事業
1号保険料
21%
介護予防・日常生活支援総合事業の場合
は、上記の他、生活支援サービスを含む
要支援者向け事業、介護予防支援事業。
2号保険料
29%
都道府県
19.75%
介護予防給付(要支援1~2)
事業に移行
新しい介護予防・日常生活支援総合事業
(要支援1~2、それ以外の者)
市町村
12.5%
国 39.5%
介護給付(要介護1~5)
(要介護1~5)
国 25%
【財源構
成】
地
域
支
援
事
業
全市町村で
実施
多
様
化
○ 介護予防・生活支援サービス事業
29年4月から
・訪問型サービス
すべての市町
・通所型サービス
村で実施
・生活支援サービス(配食等)
・介護予防支援事業(ケアマネジメント)
○ 一般介護予防事業
包括的支援事業
包括的支援事業
○地域包括支援センターの運営
○ 地域包括支援センターの運営
・介護予防ケアマネジメント、総合相談支援
業務、権利擁護業務、ケアマネジメント支援
(左記に加え、地域ケア会議の充実)
充
実
市町村
19.75%
1号保険料
21%
<見直し後>
介護保険制度
○ 在宅医療・介護連携の推進
○ 認知症施策の推進
(認知症初期集中支援チーム、
認知症地域支援推進員 等)
30年4月から
すべての市町
村で実施
○ 生活支援サービスの体制整備
(コーディネーターの配置、協議体の設置等)
任意事業
○ 介護給付費適正化事業
○ 家族介護支援事業
○ その他の事業
任意事業
2
○ 介護給付費適正化事業
○ 家族介護支援事業
○ その他の事業
地
域
支
援
事
業
介護予防・日常生活支援総合事業(新しい総合事業)の構成
訪問型サービス
(第1号訪問事業)
・現行の訪問 ①訪問介護
介護相当
②訪問型サービスA(緩和した基準によるサービス)
③訪問型サービスB(住民主体による支援)
・多様な
サービス
介護予防・生活
支援サービス
事業
介護予防・
日常生活
支援総合
事業
(新しい
総合事業)
通所型サービス
(第1号通所事業)
・要支援認定を受け
た者(要支援者)
・基本チェックリスト
該当者(介護予防・
生活支援サービス
対象事業者)
・現行の通所 ①通所介護
介護相当
②通所型サービスA(緩和した基準によるサービス)
・多様な
サービス
(従来の要支援者)
④訪問型サービスC(短期集中予防サービス)
⑤訪問型サービスD(移動支援)
その他の生活支援サービス
(第1号生活支援事業)
介護予防ケアマネジメント
(第1号介護予防支援事業)
③通所型サービスB(住民主体による支援)
④通所型サービスC(短期集中予防サービス)
①栄養改善の目的とした配食
②住民ボランティア等が行う見守り
③訪問型サービス、通所型サービスに準じる
自立支援に資する生活支援(訪問型サービ
ス・通所型サービスの一体的提供等)
※ 上記はサービスの典型例として示しているもの。市町村はこの例を
踏まえて、地域の実情に応じた、サービス内容を検討する。
①介護予防把握事業
②介護予防普及啓発事業
一般介護予防事業
・第1号被保険者の全ての者
・その支援のための活動に
関わる者
③地域介護予防活動支援事業
④一般介護予防事業評価事業
⑤地域リハビリテーション活動支援事業
3
総合事業の基本的イメージ
○ 訪問介護・通所介護以外のサービス(訪問看護、福祉用具等)は、引き続き介護予防給付によるサービス提供を継続。
○ 地域包括支援センターによる介護予防ケアマネジメントに基づき、総合事業(介護予防・生活支援サービス事業及び一般介
護予防事業)のサービスと介護予防給付のサービス(要支援者のみ)を組み合わせる。
○ 介護予防・生活支援サービス事業によるサービスのみ利用する場合は、要介護認定等を省略して「介護予防・生活支援
サービス事業対象者」とし、迅速なサービス利用を可能に(基本チェックリストで判断)。
※ 第2号被保険者は、基本チェックリストではなく、要介護認定等申請を行う。
従 来 の 要 支 援 者
基本チェックリスト※で判断
要支援認定
要 支 援 者
介護予防・生活支援サービス事業対象者
※2次予防事業対象者把
握のための基本チェックリ
ストの配布は行わない
一般高齢者等
地域包括支援センターが介護予防ケアマネジメントを実施
介護予防給付
訪問看護、福祉用具等
※全国一律の人員基準、運営基準
介護予防・生活支援サービス事業
①訪問型・通所型サービス
②その他の生活支援サービス(栄養改善を目的とした配食、定期的な安否確認・緊急時の対応 等)
総合事業
※事業内容は、市町村の裁量を拡大、柔軟な人員基準・運営基準
一般介護予防事業(要支援者等も参加できる住民運営の通いの場の充実等。全ての高齢者が対象。)
4
滝川市における
総合事業の進め方
5
1 実施開始
平成28年3月1日(火)から移行
<理由>
①総合事業の事業費上限額のメリットが生かせる。
②介護保険制度改正に伴う他の取組みや次期事業計画策定作業の業務分散のため。
2 移行の基本方針
(1)平成28年3月からは、現に市内で提供されている介護予防訪問介護サービス
等を対象とし、現行の実施方式を基本に移行する。
※介護サービス提供事業者は、希望によりすべて移行できるようにする。
介護報酬、人員体制、運営方法等は、移行前の実績等を考慮して設定する。
~移行後一定期間が経過した時点で、必要な見直しを行う。
(2)緩和した基準によるサービスは、平成29年度の実施をめざし、介護サービス
事業者の参加のもと検討する。
(3)多様な主体によるサービスは、協議体等で検討する。
6
3 スケジュール
1月28日
事業所説明会
事業者の指定申請受付(2月26日まで)⇒P21
後日、他市町の事業所へ周知
1月29日
滝川市HPからの総合事業コードのダウンロード開始
⇒P22
各事業所でソフト業者との対応を順次実施
2月18日
市議会臨時議会にて補正予算提案
2月下旬
広報たきかわ3月号、滝川市ホームページにて総合事業の開始を周知
3月 1日
総合事業の開始
介護予防ケアマネジメント開始
利用者との契約書・重要事項説明書の順次作成
事業者指定内容の変更(定款、運営規程)
4月以降
緩和サービスの検討
7
⇒P27
10 日以内
未定
・実施主体:未定(地域団体、ボランティア団体、NPOなど)
・生活支援体制整備で設置する協議体において検討
・緩和された人員・設備・運営基準
・独自単価(現行の単価を下回る額)
未定
実 施 主 体 等
・平成28年3月から実施
<対象事業所>
・実施主体:指定事業者
滝川市社会福祉協議会訪問介護事業所
H27.3 末までに指定を受 河村訪問介護サービス
けている事業所はみなし 訪問介護事業所土筆
指定
ヘルパーステーションあると
(*は指定申請要)
じゅせん指定訪問介護事業所
ジャパンケア 滝川
・現行の人員・設備・運営基準
あったか訪問介護事業所
・現行の単価
訪問介護事業所 ゆい
アースサポート滝川(*)
山一ケアサポート(*)
・平成29年4月から実施
・実施主体:指定事業者
・平成28年度において滝川地域介護サービス事業者連絡協議会の訪問介
護事業所と内容を検討
・緩和された人員・設備・運営基準
・独自単価(現行の単価を下回る額)
4 滝川市の介護予防・日常生活支援総合事業の内容
(1) 介護予防・生活支援サービス事業
サービス名・内容
滝川市訪問介護相当サービス
①訪問型サービス(第1号訪問事業)
サービス種別
ア 訪問介護
介護予防訪問介護と同様
未定
未定
イ 訪問型サービスA
(緩和した基準による
サービス)
ウ 訪問型サービスB
(住民主体による支援)
未定
未定
エ 訪問型サービスC
(短期集中予防サービス)
オ 訪問型サービスD
(移動支援)
実 施 主 体 等
・平成28年3月から実施
<対象事業所>
・実施主体:指定事業者
滝川市デイサービスセンターすずかけ
H27.3 末までに指定を受 滝川市西町デイサービスセンター
けている事業所はみなし 滝川市見晴デイサービスセンター
指定
デイサービス土筆
デイサービスセンターあえる
デイサービスセンターこうよう
山越さんち
※現行の人員・設備・運営基準
※現行の単価
健康スタジオ デイサービス スロウ滝川
リハビリ特化型デイサービス カラダラボ滝川
・平成28年3月から実施
・実施主体:滝川市(滝川グリーンズに委託)
・緩和された人員・設備・運営基準
機能訓練リハビリステーション トレライフ滝川中央
滝川市通所型サービスA(温泉
教室)
介護予防通所介護と同様
サービス名・内容
滝川市通所介護相当サービス
②通所型サービス(第1号通所事業)
サービス種別
ア 通所介護
イ 通所型サービスA
(緩和された基準によるサ
ービス)
未定
指定事業者
・平成29年4月から実施
・平成28年度において滝川地域介護サービス事業者連絡協議会の通所介
護事業所と内容を検討
・緩和された人員・設備・運営基準
・独自単価(現行の単価を下回る額)
8
ウ 通所型サービスB
(住民主体による支援)
エ 通所型サービスC
(短期集中予防サービス)
未定
未定
未定
・実施主体:未定(地域団体、ボランティア団体、NPOなど)
・生活支援体制整備で設置する協議体において検討
・緩和された人員・設備・運営基準
・独自単価(現行の単価を下回る額)
イ 住民ボランティア等が行う見守り
ア 栄養改善を目的とした配食
未定
未定
未定
③その他の生活支援サービス(第1号生活支援事業)⇒①②とセットが条件
ウ 訪問型サービス、通所型サービスに
準じる自立支援に資する生活支援
介護予防把握事業
・介護予防講座
・75 歳以上高齢者訪問など
(2) 一般介護予防事業 ⇒ 既存事業を移行し、平成28年3月から実施。
介護予防普及啓発事業
・温泉健康セミナー
・料理作りのつどい
・老人クラブ巡回口腔ケア教室
・老人クラブ巡回相談
・高齢者運動チャレンジ教室
・地域体操教室(いきいき百歳体操)
・生きがいと健康づくり事業(老人クラブによる地域活動支援)
・地域ケア会議等へのリハ職の関与
※国の評価手法による評価
地域介護予防活動支援事業
一般介護予防事業評価事業
・いきいき百歳体操サポーター養成講座
地域リハビリテーション活動支援事業
9
総合事業の利用対象者と
利用手続き
10
1 総合事業の利用対象者
(1) 平成28年3月以降に、新規・区分変更・更新により要支援認定を受けた方
⇒■
認定有効期間の開始年月日が28年3月以降の要支援者
(2) 平成28年3月以降に、基本チェックリストにより『事業対象者』と判断された方
⇒■ 「事業対象者」とは、65歳以上の者で、心身の状況、その置かれている環境その他の状況から要支
援(要介護)状態となることを予防するための援助を行う必要があると「基本チェックリスト」の実
施により該当した者(事業対象候補者)をいいます。
ただし、事業対象者が利用できるサービスについては、介護予防ケアマネジメントに基づいての利用
となるため、チェックリスト該当=現行相当サービス利用に安易につながるわけではないことに留意
してください。
■ 事業対象者の有効期間は、2年間とします。
(3) 平成28年3月より前に、要支援認定を受けている方
⇒■ 介護予防訪問介護・介護予防通所介護を利用している方は、28年3月からはサービスが総合事業に
変わります。(介護予防サービス計画、契約書、重要事項説明書、個別サービス計画の対応要)
11
2 利用手続き
※明らかに要介護1
以上と判断できる場合
※介護予防訪問看護
等の利用が必要な場合
主訴を尋ね状態を
聞き振り分ける
サービス事業利用のみ
の場合は、基本チェック
リスト実施が迅速に
サービス利用できること
を紹介
利
用
者
介支
護援
福セ
祉ン
課タ
ー
・
地に
域相
包談
括
○施設サービス
要介護1
~
要
介
護
認
定
申
請
医
認師
定の
調意
査見
書
要
介
護
認
定
居宅サービス計画
要介護5
予
要支援1
要支援2
予防給付のみ
介護予防
サービス計画
予防給付
総合事業併用
非該当
総基
合本
事チ
業ェ
のッ
ク
説リ
明ス
ト
地域包括支援
センターが実施
サービス
事業対象者
介
護
ケ予
ア防
マ
ネ
ジ
メ
ン
ト
アセスメント実施
介護予防ケアマネジメント
依頼届出書提出
被保険者証発行
非該当
※明らかに介護予防・生活支援サービス事業の
対象外と判断できる場合
○居宅サービス
○地域密着型サービス
介
護
給
付
介護予防ケアマネジメント契約
防
○介護予防サービス
給
・介護予防訪問看護
付
・介護予防通所リハビリ
・介護予防居宅療養管理指導 など
○地域密着型介護予防サービス
・介護予防小規模多機能型居宅介護
・介護予防認知症対応型通所介護 など
○介護予防・生活支援サービス事業
・訪問型サービス
・通所型サービス
・生活支援サービス
総
合
事
業
○一般介護予防事業
(※全ての高齢者が利用可)
・介護予防普及啓発事業
・地域介護予防活動支援事業
・地域リハビリテーション活動支援事業など
○その他 (※全ての高齢者が利用可)
・任意事業(友愛訪問、配食サービスなど)
一般高齢者
12
「要介護認定申請」・「基本チェックリスト」の振分けの目安
<新規相談>
サービス利用希望なし
何もしない
サービス利用希望あり(支援か非該当か微妙)
新規申請
サービス利用希望あり(確実に介護になりそう)
新規申請
サービス利用希望あり(医療や認知面で不安定)
新規申請
予防給付(訪看・デイケア・福祉用具など…)の利用が必要
新規申請
<継続>
要
支
援
1
要
支
援
2
サービス未利用
基本チェックリスト
通所と訪問のみ(状況安定)
基本チェックリスト
通所と訪問のみ(やや身体状況悪化)
更新申請
通所と訪問のみ(医療や認知面で不安定)
更新申請
給付も利用
更新申請
サービス未利用
基本チェックリスト
通所と訪問のみ(状況安定
支援1になりそう)
基本チェックリスト
通所と訪問のみ(状況安定
支援2以上になりそう)
更新申請
通所と訪問のみ(医療や認知面で不安定)
更新申請
給付も利用
更新申請
<区分変更>
通所と訪問のみの利用希望
要介護→要支援
通所と訪問以外のサービス利用希望
要支援→要支援
要介護→要支援
要支援→要支援
13
基本チェックリスト
変更申請
「事業対象者」に該当する基準
No.
質
問
項
回答(いずれかに○をお付
け下さい。)
目
1
バスや電車で 1 人で外出していますか
0.はい
1.いいえ
2
日用品の買物をしていますか
0.はい
1.いいえ
3
預貯金の出し入れをしていますか
0.はい
1.いいえ
4
友人の家を訪ねていますか
0.はい
1.いいえ
5
家族や友人の相談にのっていますか
0.はい
1.いいえ
6
階段を手すりや壁をつたわらずに昇っていますか
0.はい
1.いいえ
7
椅子に座った状態からなにもつかまらずに立ち上がっていますか
0.はい
1.いいえ
8
15 分位続けて歩いていますか
0.はい
1.いいえ
9
この 1 年間に転んだことがありますか
1.はい
0.いいえ
10
転倒に対する不安は大きいですか
1.はい
0.いいえ
11
6ヵ月間で2~3kg 以上の体重減少がありましたか
1.はい
0.いいえ
12
身長 cm 体重 kg(BMI )(注)
1.はい
0.いいえ
13
半年前に比べて固いものが食べにくくなりましたか
1.はい
0.いいえ
14
お茶や汁物等でむせることがありますか
1.はい
0.いいえ
15
口の渇きが気になりますか
1.はい
0.いいえ
16
週に1回以上は外出していますか
0.はい
1.いいえ
17
昨年と比べて外出の回数が減っていますか
1.はい
0.いいえ
18
周りの人から「いつも同じ事を聞く」などの物忘れがあると言われますか
1.はい
0.いいえ
19
自分で電話番号を調べて、電話をかけることをしていますか
0.はい
1.いいえ
20
今日が何月何日かわからない時がありますか
1.はい
0.いいえ
21
(ここ 2 週間)毎日の生活に充実感がない
1.はい
0.いいえ
22
(ここ 2 週間)これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった
1.はい
0.いいえ
23
(ここ 2 週間)以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる
1.はい
0.いいえ
24
(ここ 2 週間)自分が役に立つ人間だと思えない
1.はい
0.いいえ
25
(ここ 2 週間)わけもなく疲れたような感じがする
1.はい
0.いいえ
14
事業対象者に該当する基準
3項目以上に該当
⇒運動機能の低下
10 項目以上に該当
2項目に該当
⇒低栄養状態
2項目以上に該当
⇒口腔機能の低下
NO16に該当
⇒閉じこもり
1項目以上に該当
⇒認知機能の低下
2項目以上に該当
⇒うつ病の可能性
⇒複数の項目に支障
「基本チェックリスト」によるサービス事業利用の目安
通所型サービス
訪問型サービス
現行サービス相当
通所型サービスA
現行サービス相当
運動(6~10)
○
○
○
栄養(11~12)
×
×
×
口腔(13~15)
×
×
×
外出(16)
×
×
×
理解(18~20)
×
○
×
気分(21~25)
×
○
×
20 項目中 10 項目該当
×
○
×
通所・訪問の現行サービス相当については、「運動機能の低下」に該当することが利用の条件
通所型サービスAについては、
「運動機能の低下」「閉じこもり」
「認知機能の低下」
「うつ病の可能性」のいずれかに該当することが利用の条件
15
要支援・要介護認定への申請案内の目安
①杖をついたり、歩行器を使用しても一人で歩くことができない場合
(車いすに乗っている。寝たきりである。
)
②認知症の悪化により日常生活に支障をきたしている場合
(買う品物を忘れてしまうため、必要な物を一人で購入することができない。料理をする段取り
を覚えられないため、料理が一人でできない。洗濯機の操作や掃除の段取りがわからず、家事
が遂行できない。)
③入浴や体を洗う行為が一人でできないために、清潔を保つためのサービス利用を目的とする意向
が強い場合
④服薬や病気の管理のために訪問看護サービスの利用目的がある場合
⑤自宅内での移動や外出、浴槽が深いなどの理由から住宅改修や手すり等の設置が必要な場合や
福祉用具のレンタルや購入の希望が明確な場合
⑥家族の介護力の問題で、長時間の預かりの場を求めている場合
(不適切な介護や高齢者虐待の疑いなどで、定期的に家族との分離として、ショートステイの
利用が必要な場合)
⑦その他
(是非にでも認定を受けたいと窓口で主張される方)
16
介護予防ケアマネジメント
について
17
1 介護予防ケアマネジメントの概要
地域包括支援センターが要支援者や事業対象者に対するアセスメントを行い、その状態や置かれている環境等
に応じて、本人が自立した生活を送ることができるようケアプランを作成するもの。
(1)利用するサービスが「給付」または「給付+総合事業」 → 介護予防サービス計画
(2)利用するサービスが「総合事業」「一般介護予防事業等」→ 介護予防ケアマネジメント
2 実施主体
利用者本人が居住する地域包括支援センターにおいて実施(指定居宅介護支援事業所へ委託可)
※委託条件
⇒介護予防ケアマネジメントA(原則的な介護予防ケアマネジメント)を行うケースで、以下のいずれかに該当する場合
○要支援者
○要支援の認定有効期間の終了後に更新申請せずチェックリストで事業対象者となった場合
3 類型
類
型
ケアマネジメントA
(原則的な介護予防ケアマネジメント)
ケアマネジメントB
(簡略化した介護予防ケアマネジメント)
ケアマネジメントC
(初回のみの介護予防ケアマネジメント)
内
容
現行と同様
3 か月ごとにモニタリング
サービス担当者会議省略
適宜モニタリング
モニタリングは行わず、介護予防
手帳で状況等を把握
18
対象サービス
滝川市訪問介護相当サービス
滝川市通所介護相当サービス
滝川市通所型サービスA(温泉
教室)
一般介護予防事業
介護事業者の指定等
20
1 総合事業の指定申請
滝川市へ指定申請が必要な事業者は、次の通り。
(様式は別途通知します。申請は2月26日まで。)
(1)平成27年4月1日以降に介護予防訪問介護、介護予防通所介護の指定を受けた事業者
(2)平成28年3月1日以降に滝川市訪問介護・通所介護相当サービスに参入しようとする事業者
2 みなし指定
(1)平成27年3月31日までに介護予防訪問介護・介護予防通所介護の指定を受けていた事業者については、
平成27年4月1日に総合事業(現行相当サービス)の指定を受けたものとみなされており、指定申請は
不要です。
(2)みなし指定の有効期間は、平成30年3月 31 日まで。平成30年4月1日以降も事業継続する場合は、
指定更新が必要です。
(3)指定内容に変更が生じた場合は、滝川市に対し変更届が必要です。原則変更があった日から10日以内に提
出願います。
※介護給付の訪問介護・通所介護の指定内容に変更が生じた場合は、指定権者である北海道へ届け出ること。
※平成28年3月1日に変更が生じる事項は次の通りです。変更届(様式別途通知)の提出をお願いします。
①運営規程
②重要事項説明書
③定款(法人の事業として総合事業に関する記載がない場合など)
21
3 サービスの基準
(1)人員、設備、運営の基準については、現行の介護予防訪問介護・介護予防通所介護と同様の基準とします。
(ただし、記録の保存期間は5年とします。)
(2)同一の事業所で要支援者、事業対象者、要介護者とを一体的にサービスを提供する場合、現行同様に、要支
援者、事業対象者、要介護者を合わせた数で基準を満たす必要があります。
4 サービスコード
国保連合会に請求する流れは変わりませんが、サービスコードが変更になります。
平成28年3月以降に総合事業に移行した方について、総合事業のサービスコードで請求してください。
サービス区分
1
事業者
訪問介護相当サービスのみなし指定事業者
サービスコード
A1
滝川市訪問介護相当サービス
①H27.4.1 以降に介護予防訪問介護の指定を受けた事業者
2
②H28.3.1 以降に訪問介護相当サービスに参入しようとする事業者
3
通所介護相当サービスのみなし指定事業者
A2
A5
滝川市通所介護相当サービス
4
①H27.4.1 以降に介護予防通所介護の指定を受けた事業者
②H28.3.1 以降に通所介護相当サービスに参入しようとする事業者
A6
※サービスコードA1・A5は国保中央会から入手(購入)、A2・A6は滝川市ホームページからダウンロードしてください。
※従前のサービスコードの介護予防訪問介護:61がA1・A2に、介護予防通所介護:65がA5・A6に変わります。
22
5 その他
(1)サービス単価
基本は算定単位が1月あたりの包括報酬を用います。また、加算・減算については、現行の
介護予防訪問介護・介護予防通所介護と同様です。
(2)利用者負担額
介護給付の利用者負担割合(原則1割、一定以上所得者は2割)と同じとします。
給付における利用者負担額の軽減制度に相当する高額介護(介護予防)サービス費相当事業等
を実施するほか、保険料滞納者に対する給付制限措置を適用します。
(3)給付管理
指定事業者のサービスを利用する場合にのみ、給付管理を行います。要支援認定を受けた方が
総合事業を利用する場合には、現在適用の予防給付の利用限度額の範囲内で、給付と総合事業
を一体的に給付管理します。
事業対象者については、予防給付の要支援1の利用限度額と同じとします。
23
滝川市訪問介護相当サービス 単位・対象者
サービス名称
サービスコード
訪問型サービス費(みなし)
(Ⅰ)
訪問型サービス費(みなし)
(Ⅱ)
訪問型サービス費(みなし)
(Ⅲ)
単
位
1月につき1,168単位
A1・A2
1月につき2,335単位
1月につき3,704単位
対象者
事業対象者(※)
・要支援1・
2
週1回程度の訪問型サービ
ス(みなし)が必要とされた
者
事業対象者(※)
・要支援1・
2
週2回程度の訪問型サービ
ス(みなし)
が必要とされた者
要支援2
週2回を超える程度の訪問
型サービス(みなし)が必要
とされた者
※事業対象者対象のサービスは、原則、要支援1相当です。
※各種加算・減算(初回加算、生活機能向上連携加算、介護職員処遇改善加算Ⅰ~Ⅳ、サ責減算、同一建物減算
など)は給付と同一。
24
滝川市通所介護相当サービス 単位・対象者
サービス名称
サービスコード
通所型サービス費(みなし)
単
位
対象者
1月につき1,647単位
事業対象者・要支援1
1月につき3,377単位
要支援2
A5・A6
通所型サービス費(みなし)
※事業対象者対象のサービスは、要支援1相当ですので、原則、1,647単位となります。
※各種加算・減算(生活機能向上グループ活動加算、運動器機能向上加算、栄養改善加算、口腔機能向上加算、
選択的サービス複数実施加算、事業所評価加算、サービス提供体制強化加算、介護職員処遇改善加算、定員超
減算、職員減減算、若年性認知症利用者受入加算、同一建物減算など)は給付と同一。
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介護事業者の対応等
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1 利用者との契約
指定事業者は、平成28年3月以降、総合事業としてサービスを提供する利用者から順次、契約書の締結、重
要事項説明書の同意を行ってください。
なお、要支援の利用者へ介護予防通所介護から引き続き現行相当サービスを提供する場合は、利用者及び家族
に対し、予防給付から総合事業へ移行した旨の説明を行い、3 月 1 日までに契約書等の変更に係る覚書を作成し、
同意を得た上でサービスの提供を開始するなど必要な手続きを行ってください。
2 契約書・重要事項説明書等の変更
(1)契約書・重要事項説明書・個別サービス計画の文言の変更
①サービスの種類
介護予防訪問(通所)介護 → 第1号訪問(通所)型サービス
※重要事項説明書等で、第1号訪問(通所)型サービスのサービスの種類として、「滝川市訪問(通所)
介護相当サービス」を明記
②介護予防ケアプラン
介護予防サービス計画、介護予防ケアマネジメントの両者、またはどちらかを示す。
③記録の保存期間
「5年間」とする。
(2)定款の変更
各事業所の定款の表現にもよりますが、総合事業に対応する記載がない場合は、介護保険法で使用されてい
る用語で記載することが適当と考えられます。
例:「介護保険法に基づく第一号事業」
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3 利用手続きに関する注意事項
(1)他市町の利用者について
①利用者が居住する市町が総合事業を実施していれば、その市町のサービスコードを使用
②利用者が居住する市町がまだ総合事業を実施していなければ、従来の介護予防給付のサービスコードを使用
(2)住所地特例者の利用について
住所地特例者に対する総合事業は、居住する施設が所在する市町村が行い、滝川市とその当該市町村とで別途
精算対応します。
【住所地特例対象者に対して提供されるサービス】
保険者市町村
施設所在市町村
①
給付
給付
②
給付
総合事業
③
総合事業
給付
④
総合事業
総合事業
利用できるサービス
給付
総合事業
給付
総合事業
※住所地特例対象施設
・介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型施設
・有料老人ホーム
・軽費老人ホーム
・養護老人ホーム
・有料老人ホームに該当するサービス付き高齢者向け住宅
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