高温ガス炉システムの研究開発

平成29年度新卒職員研究職採用募集テーマ
112 (1)募集テーマ
高温ガス炉システムの研究開発
高温ガス炉は優れた固有の安全性を有し、電源や冷却材の喪失時においても、制御棒を挿入しな
くても、原子炉は自然に停止し、冷却され、放射性物質の放出を抑止できる。また、950℃とい
う高温の熱を取り出せることから、発電のみならず高温熱供給、水素製造等幅広い熱利用が可能な
原子炉である。そこで、高温ガス炉の実用化を目指して、以下のテーマについて研究開発を行う。
①実用高温ガス炉システムの高効率化のために、高性能ヘリウムガスタービンの研究開発を行う。
本研究開発では、CFDを用いた高度な伝熱流動解析と実験結果との比較により、ヘリウムタービンシ
ステムの空力特性を解明する。また、併せて、HTTRガスタービンシステムの設計および安全評価を
行う。
②高温ガス炉の安全性の高度化を目的として、高温ガス炉の安全上の特長を反映した確率論的リス
ク評価手法、固有の安全性(物理現象)のみによる安全確保を目標とした革新的な安全概念等に関
する研究開発を行う。
③高温ガス炉の使用済燃料の発生量低減を目的として、高温ガス炉特有のセラミックス被覆燃料の
高燃焼度化、高出力密度化に関する研究開発を行う。
④高温ガス炉のさらなる安全性の向上を目的として、耐酸化性を向上させた黒鉛の酸化特性、照射
特性等、キャラクタリゼーションに関する研究開発を行う。
⑤高温ガス炉の利用形態の多様化を目的として、ウランのみならず、プルトニウム、トリウム等を
核燃料とした炉心設計を行う。
(2)応募資格
(3)テーマ担当者
大学院修士課程修了(見込)者又は博士課程修了見込者
西原 哲夫
原子力科学研究部門 高温ガス炉水素・熱利用研究センター
小型高温ガス炉研究開発ディビジョン 原子炉設計グループ
TEL: 029-266-7897
(4)関連するHP
http://www.jaea.go.jp/04/o-arai/nhc/index.html