記者発表資料平成２８年３月３日中部地方整備局公契約関係競売等妨害に係る指名停止措置について指名停止措置の概要１．指名停止措置業者名及び業者の住所株式会社ＮＪＳ東京都新宿区富久町６－８２．指名停止措置期間：平成２８年３月３日から平成２８年６月２日まで（３ヵ月）３．指名停止措置の範囲：中部地方整備局管内４．事実概要： (株)ＮＪＳの社員らは、千葉市が発注した下水処理施設の設備更新に関する設計業務の入札において、同市職員から予定価格について情報提供を受けたとして、平成２８年１月７日、千葉県警に公契約関係競売等妨害の容疑で逮捕された。また、千葉市が発注した別の設計業務の入札においても同市職員から予定価格について情報提供を受けたとして、平成２８年１月２８日、千葉県警に公契約関係競売等妨害の容疑で再逮捕され、同容疑で新たに社員１名が逮捕された。更に、不正を隠すために書類を偽造したとして、同日、証拠隠滅容疑で新たに役員１名が逮捕された。加えて、平成２８年２月１０日、元執行役員１名が公契約関係競売等妨害容疑により逮捕され、現執行役員が証拠隠滅容疑で逮捕された。５．指名停止措置理由：有資格業者である（株）ＮＪＳの元執行役員が、公契約関係競売等妨害容疑で逮捕されたことは、指名停止等措置要領別表第２第８号ロに該当する。よって、本件の指名停止期間は、３ヵ月（指名停止期間の短期（１ヵ月）、①複数の入札で公契約関係競売等妨害があったため１ヵ月を加算、②業者が証拠隠滅を行ったことは悪質であるため１ヵ月を加算）とする。＜指名停止措置要領別表第２第８号＞措置要件期間（公契約関係競売等妨害又は談合）８次のイ又はロに掲げる者が締結した請負契約に係る工事に関し、一逮捕又は公訴を知った般役員等又は使用人（使用人においてはイに掲げる場合に限る。）が日から公契約関係競売等妨害又は談合の容疑により逮捕され、又は逮捕を経ないで公訴を提起されたとき（第１２号に掲げる場合を除く。）。イ当該地方整備局の所管する区域内の他の公共機関の職員 2ヵ月以上12ヵ月以内ロ当該地方整備局の所管する区域外の他の公共機関の職員 1ヵ月以上12ヵ月以内６．配布先中部地方整備局記者クラブ７．解指定なし禁問い合わせ先国土交通省中部地方整備局名古屋市中区三の丸２－５－１総務部契約課長青木契約課長補佐早川名古屋合同庁舎第２号館康広保弘電話052-953-8138