落札者決定基準書(添付資料4)(PDF:191KB)

添付資料4
アスベスト台帳整備に向けた
建築行政業務支援システム再構築業務
落札者決定基準書
平成 28 年3月
札幌市都市局
1
本書の目的
本書は「アスベスト台帳整備に向けた建築行政業務支援システム再構築業務(以
下「本業務」という。)の調達に当たり、総合評価一般競争入札方式を採用するこ
とにより、技術提案内容を公平かつ客観的に評価して、最適な受託者を選定するた
めに必要な事項を定めるものである。
2
基本的な考え方
技術提案内容に対する評価点(満点 420 点。以下「提案評価点」という。)に、
入札価格に対する評価点(満点 150 点。以下「入札価格評価点」という。)を加え
た、合計点数(満点 570 点)により、評価を行う。
(1) 有効数字
評価点の算出に当たっては、小数点以下第1位までを有効とし、小数点以下第
2位を四捨五入する。
(2) 総合評価の方法及び落札者の決定方法
予定価格等の制限の範囲内において入札があり、「入札価格評価点」及び「提
案評価点」の合計点数が最も高い者を落札者とする。
(3) 合計点数の最も高い者(以下「最高得点者」という。)が2以上あるときの決定
方法
ア
最高得点者それぞれの「提案評価点」、「入札価格評価点」が異なる場合
「提案評価点」が高い者を落札者とする。
イ
最高得点者それぞれの「提案評価点」、「入札価格評価点」が同じで、かつ
「入札価格」が同じ場合
別途日を定め、当該入札者が直接くじを引き、落札者を決定するものとする。
この場合において、当該入札者又はその代理人がくじを直接引くことができな
いときは、これに代えて、当該入札事務に関係のない職員がくじを引くものと
する。
(4) その他
技術提案書の総ページ数が 50 ページを超えた場合は、提案評価点から 30 点を減
点する。
1
3
費用見積の評価について
次に掲げる費用見積について、項目毎に評価を行う。
費用分類
費用区分
システム構築費 ・システム再構築費用
・システム再構築に伴
う付帯作業費用
運用・保守費
・システム保守費用
・運用サポート費用
4
資料名
補足説明
入札書(様式
入札価格評価点
1)
として評価する。
運用・ 保守費
提案価格評価点
見 積 書 ( 様 式 として評価する。
8)
本市が別途調達
する。
技術提案内容の評価
「提案評価表(別紙)」に基づき、技術提案内容について以下の通り評価する。
(1) 大分類の設定
以下の通り、大分類を設定する。
ア
機能要件
(ア) システム機能要件
(イ) 画面要件
(ウ) 帳票要件
(エ) データ要件
イ
非機能要件
(ア) 性能要件
(イ) システム全体構成要件
(ウ) ソフトウェア要件
(エ) 情報セキュリティの要件
ウ
システム移行等に関する要件
(ア) テスト
(イ) システム移行
(ウ) 研修の実施
(エ) 操作マニュアル等の作成
エ
運用・保守に関する要件
(ア) 運用保守要件
(イ) 運用サポート要件
(ウ) 運用・保守費用
オ
プロジェクト管理等
(ア) 推進体制
(イ) システム再構築スケジュール
2
(2) 提案評価点の算出方法
提案評価点は、機能評価点と提案価格評価点の合計とする。
各評価点の算出に当たっては、小数点以下第1位までを有効とし、小数点以下第
2位を四捨五入する。
ア
「4(1) ア(ア)(イ)(ウ)(エ)」の機能評価点について
「個別機能要件確認書(様式4)」に記載された対応可能な機能等項目数を
もとに、以下の通り算出した機能評価点の合計とする。
(ア) システム機能要件の機能評価点
=
基礎点(40 点)×(対応可能な機能項目点 ÷ 機能項目総数)
「対応可能な機能項目点」は、システム機能要件の機能毎にデモ等による
実現方法を検証した上で、以下の基準に基づいて評価、算出した合計とする。
・パッケージで対応可能な機能は「1.0 点」とする。
・カスタマイズ等による実現性が高い機能は「0.7 点」とする。
・著しいかい離がある機能及びデモ等による実現方法が検証できない機能
は「0.3 点」とする。
・対応できない機能は「0.0 点」とする。
更に、「個別機能要件確認書(様式4)」に記載された対応可能な機能以
外に当部が利用可能で有用な機能の提案があれば、有用度に応じて最大 10
点加点する。
更に、機能評価点が 35.0 点以上の場合、10 点を加点する。
(イ)~(エ)
各要件の機能評価点
=
基礎点(30 点)×(対応可能な機能項目点 ÷ 機能項目総数)
「対応可能な機能項目点」は、各要件毎に技術提案書等による実現方法を
検証した上で、以下の基準に基づき評価、算出した合計とする。
・パッケージで対応可能な機能は「1.0 点」とする。
・カスタマイズ等による実現性が高い機能は「0.7 点」とする。
・著しいかい離がある帳票及び技術提案書等による実現方法が検証できな
い機能は「0.3 点」とする。
・対応できない機能は「0.0 点」とする。
・各要件毎に、「個別機能要件確認表(様式4)」に示した重要機能のす
べてに対応可能な場合(パッケージで対応可能又はカスタマイズ等によ
る実現性が高い場合)は、各 10 点を加算する。
イ
「4(1)イ~オ(エ(ウ)
運用・保守費用を除く)」の要件評価点について
評価項目単位の採点は下記の(ア)~(オ)の5段階で評価、算出する。
(ア) 非常に優れた提案は「10 点」とする。
3
(イ) 本市想定より優れた提案は「7点」とする。
(ウ) 本市が想定していた提案は「5点」とする。
(エ) 本市の想定より劣った提案は「2点」とする。
(オ) 記述のないものは「0点」とする。
ウ
「4(1)エ(ウ)」の提案価格評価点について
提案価格評価点の採点は、次のように算定する。ただし、各入札者の見積額
は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問
わず、運用・保守費見積額の 108 分の 100 に相当する金額の平成 29 年度から
平成 33 年度までの累計とする。
・ 提案価格評価点
=
基礎点(30 点)×
5
入札者の中の最低見積額
÷
入札者の見積額
入札価格の評価
入札価格評価点の満点は 150 点として、次のように算定する。ただし、入札者の
入札価格が本件の予定価格等の制限の範囲を超えている場合は、落札者としない。
評価点の算出に当たっては、小数点以下第1位までを有効とし、小数点以下第2
位を四捨五入する。
・入札価格評価点 =
基礎点(150 点)×
6
入札者の中の最低入札価格
÷
入札者の入札価格
合計点数の算出方法
入札者の獲得する合計点数は、以下の計算となる。
・合計点数
=
提案評価点
=
(機能評価点
+
入札価格評価点
+
提案価格評価点)
4
+
入札価格評価点