プレスリリース コーン・フェリー・ヘイグループと米ビジネス誌フォーチュンとの共同調査 『世界で最も賞賛される企業 2016』を発表 『世界で最も賞賛される企業 』は変革、後継者育成と優秀な人材の確保に注力 トリプル A(Apple, Alphabet(Google), Amazon)が上位1, 2, 3 位に 日本勢はトヨタが 28 位にランクイン 2016 年 2 月 22 日、ロサンゼルス発 人材と組織のグローバルアドバイザリー企業コーン・フェリー(NYSE: KFY)のヘイグループ部門は、米ビ ジネス誌「フォーチュン」と毎年共同で実施する調査、第 19 回『世界で最も賞賛される企業(World’s Most Admired Companies)』(以下 WMAC)を発表しました。 1 位は 9 年連続で Apple、2 位 Alphabet(Google)、3 位 Amazon、日本企業はトヨタ自動車が 28 位にラ ンクインしました。 『世界で最も賞賛される企業 2016』の Top 50 は、フォーチュン誌ウェブサイトでご覧ください。 (英語) http://fortune.com/worlds-most-admired-companies/ 日本企業がランクインした業界別ランキングは、プレスリリース最終頁のリストをご覧ください。 (日本企業は、12 業界/ 18 社が 2016 年 WMAC に入りました。 2015 年は、8 業界/ 14 社) WMAC は、ビジネス環境による仕事の質的変化に備えてアクションを取る 本年の調査によれば、WMAC の 78%が、「仕事の質的変化に備えること」が重要な注力領域であり、今 後 10 年間を見据えて組織の人員構成や、社員およびリーダーに必用とされる能力の強化、人材の確 保と維持のための方策についてすでにアクションを起こしていると答えています。 次世代のリーダーは社内で育成 さらに、WMAC は将来自社のリーダーとなる人材について、内部で育成したいと考えていることが分かり ました。WMAC の内、将来の主要リーダーが組織外部から雇用されるだろうと指摘したのはわずか 11% で、81%が必要な能力を備えた将来のリーダーが順調に育っているという自信を示しています。2025 年 の時点で最も必要とされるリーダーの能力については、迅速さ(91%)、信頼感(87%)、EQ(心の知能指 数)(86%)、多様性の受容(84%)、グローバルな発想(78%)、および他組織の人々との協調性(78%)を挙 げています。 従業員エンゲージメント、総合的な福利厚生、仕事における意義創出が鍵 また、新たなビジネス環境において適切な人材を確保することが鍵になることも調査により明らかになり ました。WMAC は、2025 年の時点で人材を惹き付け、確保し、かつ維持する上で重要なこととして、従 業員の持続的成長と発展をサポートすること(88%)、仕事への目的意識と意義付けを与えること(80%)、 および従業員に優れた価値を提供すること(77%)を挙げています。将来は職場における価値観が多様 化し、単に給料を与えるよりも従業員エンゲージメント、総合的な福利厚生、および仕事における意義創 出に明確に重点を置くようになると考えていることがうかがわれます。 フォーチュン/コーン・フェリー・ヘイグループの「世界で最も賞賛される企業」調査について コーン・フェリー・ヘイグループはフォーチュン誌との共同で 1997 年以降毎年『世界で最も賞賛される企 業』の選定とランク付けを行い、そうした企業への高い評価と成功の要因となったビジネス慣行を調査し ています。ランキング決定のための手法の詳細については、コーン・フェリー・ヘイグループのウェブサイ トをご参照ください。 (英語) http://www.kornferry.com/institute/fortune-worlds-most-admired-companies 約 15,600 人の上級幹部、外部取締役および証券アナリストに対して、各自が属する業界で信頼度に関 する 9 つの特性について企業の評価を依頼し、フォーチュン 1000、グローバル 500 およびその他の非 米国主要企業から選ばれました。今年は米企業 458 社および 29 の国の非米国企業 234 社が評価を 受けました。また、回答者から業種を限定せず最も賞賛すべき企業 10 社として選ばれた トップ 50 社 は、「WMAC オールスター」と認定されます。 WMAC 選定のための調査と結果分析に加え、年間 WMAC ランキングに入った企業の上級幹部 815 人 に補足調査を行い、組織が将来の仕事環境に備えるためにどのような備えを行っているかについても 分析しています。補足調査は、全業種トップ 50 「WMAC オールスター」と各業種のトップ 3 にランクイン した企業が対象となっています。 コーン・フェリーについて コーン・フェリーは人材と組織に関して傑出した専門性を持つグローバルなコンサルティング会社です。 人の潜在能力を最大限に引き出すことで、リーダー、組織、社会の成功を支援します。約 7,000 人の従 業員が、エグゼクティブ・サーチ、ヘイグループ、フューチャーステップの各部門を通じサービスを提供し ます。詳細は kornferry.com をご覧ください。 【この件に関するご連絡先】 コーン・フェリー・ヘイグループ 川崎晃一 Tel: 03-5157-7878 (代表)/E:mail:[email protected] 広報代理 株式会社グッドアングル 真角暁子 Tel: 080-6723-9050/E:mail:[email protected] 『世界で最も賞賛される企業 2016』日本企業がランクインした、業界別ランキング 業界別ランキングの作成方法:フォーチュン 1000 とフォーチュン・グローバル 500 にランクされた企業、およびその他の米国以 外の大手企業の中から評価対象企業を選出。売上およそ 100 億ドル以上、業界内のトップクラスであることが基準。各業界対 象企業の経営幹部や証券アナリストが 9 項目で各業界企業を評価。評価スコアが各業界の上位半分にランクされた企業が『最 も賞賛される企業』としてランクとともに FORTUNE 雑誌、ウェブサイトで公表されます。 Rank 1 2 3 4 Beverages Anheuser-Busch InBev Coca-Cola Diageo Heineken Holding Rank 1 2 3 4 Industrial Machinery Illinois Tool Works Parker-Hannifin ABB Ingersoll-Rand 5 サントリー 5 Dover 6 SABMiller 6 三菱重工 7 8 Rank 1 2 3 4 5 Coca-Cola Enterprises Dr Pepper Snapple Group Computers Apple EMC Lenovo Group Asustek Computer Seagate Technology 6 Western Digital 7 HP 8 Rank 1 2 3 4 5 6 7 8 Megabanks Goldman Sachs Group J.P. Morgan Chase Wells Fargo Morgan Stanley Bank of America Citigroup HSBC Holdings 三菱 UFJ フィナンシャル・グループ Rank Metals キヤノン 1 Alcoa Construction and Farm Machinery 2 ArcelorMittal 1 Caterpillar 3 新日鉄住金 2 Deere 4 POSCO 3 Cummins 5 JFE ホールディングス 4 コマツ 6 ThyssenKrupp Rank 5 Rank 1 2 3 Volvo Delivery FedEx Deutsche Post DHL Group UPS 7 8 9 Rank 1 Tata Steel Baosteel Group China Minmetals Motor Vehicle Parts Robert Bosch 日本郵政 2 豊田自動織機 La Poste Electronics Siemens 3 4 5 Goodyear Tire & Rubber Johnson Controls Michelin 2 General Electric 6 デンソー 3 4 Samsung Electronics Honeywell International 7 8 ZF Friedrichshafen Continental 5 パナソニック 6 ソニー 1 トヨタ自動車 7 Royal Philips 2 BMW 8 日立製作所 3 Daimler 4 5 Rank 1 Rank Rank Motor Vehicles Information Technology Services 4 Hyundai Motor 1 Accenture 5 本田技研工業 2 3 IBM Booz Allen Hamilton Holding 6 7 General Motors Volkswagen 4 富士通 8 日産自動車 5 6 7 Cognizant Technology Solutions Gartner CACI International Rank 1 2 3 4 5 6 7 Telecommunications AT&T Verizon Communications BT Group Deutsche Telekom Telefónica Vodafone Group NTT (日本電信電話)
© Copyright 2025 ExpyDoc