展望を開きたい(PDF)

展望
JAの進むべき道
努力し、伝えて、展望を開きたい
組合長・会長会議を開催
28年度中には一社化以降の姿につき会
昨年11~12月、全国 6 か所でJA組
員の方々とご相談を始めます。機能を
合長・会長会議を開催いたしました。
再編します。変わらなくてはいけませ
全中として初めてのことです。急な開
ん。もう一段、良い組織を目指します。
催でしたのに多くの方にご出席いただ
お伝えしながらやりたい
きました(463人のJA代表者の参加)
。
この過程をお伝えしながら進めたい。
しっ た
アンケートを含め、叱咤激励、厳しい
意見、具体的な提言を多数いただきま
した。うまくお応えできず悔いの残る
比嘉政浩
(JA全中専務理事)
やりとりもあり、何よりたくさんの課
何 度 も 折 を 見 て、 到 達 点、現時点で
の限界など率直にご説明したいと思い
ます。そして、今秋あるいは冬、もう
一度、JA組合長・会長会議を開催さ
題・宿題を頂戴しました。ありがとうございま
せていただきたい。気持ちを込めて臨みます。
した。看過することなく、実践し受発信いたし
JAにおかれても
ます。
改正農協法に「 5 年後までに准組合員の事業
うまくお伝えできてこなかった
利用規制の在り方に結論を得る」とする条文が
個別課題に加え、感じたことは、全中はこれ
あることは常に頭から離れません。昨今の情勢
まで、自らがやっていること、やってきたこと
は「嵐は過ぎた、今後は平時」との認識がいか
を、うまくお伝えできてこなかったのではない
に誤りであるかを如実に表しています。JA役
か、との反省です。
「初めて聞いた」
「良い機会」
職員におかれても、危機感の共有は既になされ
「第一歩として評価」などのアンケートの記載
ておられることと思います。「こういう事態に
からこうしたことを感じました。
なる」
「ここが問われる」という具体的なイメー
まず良い仕事をすること
ジを伴った危機感が行動につながります。われ
もちろん、まず会員の方々の期待にお応えで
われはやるしかありません。JA綱領の実現で
きる良い仕事をすることが第一です。第27回J
す。JAグループが掲げている理想と思想に確
A全国大会決議では各JA・連合会・中央会で
信を持ち、何とか実務に落としていきたい。
自己改革工程表を作り実践するとしました。全
そして、これまで以上にJAのご努力を組合
し ろ ばかま
中も白 袴であってはなりません、中期 3 か年計
員の方々にお伝えいただきたいと思います。
「J
画を立て、重点項目につき自己改革工程表を作
Aはよくやっている」という評価を組合員の方々
成しました。今回の中期計画は一般社団法人全
からいただくことが、この 3 年度間のわれわれ
中になるまでの間のものではありますが、平成
共通の目標です。
2016/03
月刊 JA
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