災害時における災害救援型自動販売機使用に関する特記仕様書 (趣 旨) 第1条 この特記仕様書は、災害時における災害救援型自動販売機の使用に関し、必要な事項を定 めるものとする。 (定 義) 第2条 災害救援型自動販売機とは、平常時は通常の飲料販売用自動販売機として設置事業者が一 般消費者に飲料製品を販売し、災害時は被災住民等に自動販売機に収容されている飲料製品を 無償で提供できる自動販売機で、停電時においても飲料製品の取り出しが可能なものをいう。 2 災害救援専用キーとは、飲料製品の無償提供のために災害救援型自動販売機を操作する器具を いう。 (災害救援型自動販売機の位置) 第3条 災害用救援型自動販売機の位置は次の場所とする。 (1) 所 在 地(代表地番) いわき市好間町川中子字落合96番2 (2) 設置場所 夏井川河川防災センター (3) 台 1台 数 建物前(屋外) (災害救援型自動販売機の使用) 第4条 市内に暴風、豪雨、地震その他の災害が発生若しくは発生するおそれがあり、いわき市が 飲料提供を必要と判断した場合は、いわき市は設置事業者より貸与された災害救援専用キーを 使用し、災害救援型自動販売機を使用できる。 2 設置事業者が無償で提供する飲料製品は、災害救援型自動販売機使用開始時点での機内在庫の みとする。 3 いわき市は、第4条第1項により災害救援型自動販売機を使用した場合には、設置事業者に遅 滞なく連絡すること。 4 災害救援専用キーは、設置事業者がいわき市へ1個貸与し、いわき市の責任において厳重に管 理するものとする。 【専用キー管理先】 いわき市平字梅本21番地 いわき市 土木部 河川課 (責任範囲) 第5条 災害救援型自動販売機による飲料製品提供は、十分な数量の飲料製品の提供を保証するも のではなく、災害救援型自動販売機に十分な数量の飲料製品が収容されていない場合でも、設 置事業者に供給の義務はないことを確認し、いわき市は当該事由に基づく損害賠償請求を行う ことはできない。 2 災害時でないにも関わらず、災害救援型自動販売機が使用され飲料製品が取り出された場合、 いわき市と設置事業者は相互連絡をし、設置事業者が当該行為を器物損壊もしくは窃盗事件と して警察に被害届の提出もしくは告訴の届け出を行うことを承諾するものとする。 (期 間) 第6条 平成 28 年4月1日から平成 29 年3月 31 日まで(1年間)
© Copyright 2024 ExpyDoc