福井県建設技術協会における全建写真展について

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近　畿
─福井県─
福井県建設技術協会における全建写真展について
1．はじめに
福井県建設技術協会では、県民の方に土木行政に
対する理解と関心を深めていただくため、いろいろ
な広報活動を行っており、その一環として全建写真
展を開催している。本稿では、この全建写真展の取
組みについて紹介する。
2．これまでの取組み
⑴ 全建写真展について
平成 28 年度全建写真展金賞作品
⑵ 巡回展示について
この全建写真展は、県内の土木事務所や市町の会
全建写真展入賞作品は、建設事業の果たす役割に
員が職場単位で、担当する事業や会員の日常業務な
ついて理解を深めていただくため県内土木事務所や
どを紹介するもので、近年では、動画や模型等も取
市町役場、土木・農林関係の高等学校等など約20
り入れた作品も登場し、より分かりやすくインパク
箇所を各１〜２週間巡回展示している。
トのある作品が増えてきている。
福井県建設技術協会の総会と同じ日に開催してお
り、会員の投票により入賞作品を決定している。投
票は、
「県民へのＰＲ効果が大きいか」「独創性に優
れているか」
「職場の団結力が感じられるか」など
を選定基準とし、今回入賞した作品（12作品出展）
は、
金賞「熊本地震における応急危険度判定業務（建
築住宅課営繕室ほか）」、銀賞「越前　一乗谷川　蛍
舞い、戦国を写す。水辺の再生（福井土木事務所）」、
銅賞「あれから12年祝鞍谷川改修完了（丹南土木
巡回展示状況（福井県立図書館）
事務所鯖江丹生土木部）」の３作品である。
また展示作品の補足説明用として、動画や模型を
作成しており、特別賞を表彰している。
3．おわりに
今後も県内の土木行政に対する県民の理解と関心
をより一層深めていただくため、この全建写真展及
び巡回展示を継続していきたいと思っている。
最後に各土木事務所及び市町の会員の方に対して、
この全建写真展の趣旨にご理解いただき、毎回趣向
を凝らした作品を製作し、協力していただいている
ことにつきまして感謝申し上げます。
全建写真展展示状況
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月刊建設16−10
（福井県土木部河川課企画主査　清水健）

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