こいかわ 『 鯉 川 水 系 河 川 整 備 基 本 方 針 (案 )』 う じ が わ 『 宇 治 川 水 系 河 川 整 備 基 本 方 針 (案 )』 について県民の皆さんからのご意見を募集します 鯉川及び宇治川は、宇治川商店街、神戸地下街(デュオ神戸)、神戸ハーバーランド等の商業施設や JR、神戸市 営地下鉄等の交通インフラが集積する神戸市の中心部を流れており、ひとたび氾濫すると甚大な被害をもた らすおそれがあります。 そのため、兵庫県では、治水・利水・環境の観点から、鯉川及び宇治川の将来めざすべき姿を明らか にするため、河川法に基づいて「鯉川水系河川整備基本方針(案)」及び「宇治川水系河川整備基本方針 (案)」を作成しました。これらの河川整備基本方針(案)についてご意見を広く募集します。 鯉川と宇治川は、これまでの大きな水害を教訓として、既に一定の改修が完了していますが、今後、 より安全で快適な川づくりに向け、多数のご意見をお待ちしております。 なお、皆さんから寄せられたご意見等の概要及びこれに対する県の考え方につきましては、最終決定 した「鯉川水系河川整備基本方針」「宇治川水系河川整備基本方針」とともに発表いたします。 1.意見募集する案件 『鯉川水系河川整備基本方針(案)』及び『宇治川水系河川整備基本方針(案)』 2.実施期間 平成 28 年 4 月 11 日(月)~4 月 25 日(月)2週間 3.閲覧方法 (1) インターネット 兵庫県のホームページ http://web.pref.hyogo.jp/kok11/pabukome2.html (2) 閲覧場所 ⅰ)本庁県民情報センター(神戸市中央区下山手通 4-16-3) ⅱ)神戸県民センター 神戸土木事務所 (神戸市長田区浪松町 3-2-5 神戸土木事務所 河川課) ⅳ)神戸市役所 2 号館 4F(神戸市中央区加納町 6-5-1 建設局 防災部 河川課) (3) 郵送 送付をご希望の方は、宛先(住所、氏名)を記入し、140 円の郵便切手を貼った角2封筒を下記の 送付先まで送付してください。 (4) 意見の提出方法 ⅰ)記載様式は自由です(よろしければ裏面の様式をご利用下さい) 。 ⅱ)提出いただいたご意見等の内容について、こちらから照会させていただく場合があります ので、住所(所在地) 、氏名(団体名) 、電話番号のご記入をお願いします。 ⅲ)下記のご意見の提出先まで、電子メール、FAX、郵送により提出してください。 なお、お電話でのご意見等の提出はご遠慮いただいておりますのでご理解ください。 (5) お問合せ先・ご意見の送付先 住所 :〒653‐0055 神戸市長田区浪松町 3-2-5 兵庫県 神戸県民センター 神戸土木事務所 河川課 TEL:078‐737‐2157 FAX:078‐735‐1362 E-mail:[email protected] 鯉 川水系河川整備基本方針(案) 宇治川水系河川整備基本方針(案) 概要 ■流域及び河川の概要~鯉川・宇治川はこんな川~ 鯉川、宇治川は、六甲山系の山々と大阪湾とに挟まれ た急峻な地形に拡がる神戸市の中心市街地を流れる二級 河川です。 鯉川の大部分、宇治川の橘橋より下流の区間は、道路 等の地下を流れる「暗渠」の構造となっています。 宇治川の橘橋より上流の開渠区間は、 「表六甲河川」の 典型ともいえる急勾配の三面石積護岸ですが、比較的良 好な水質のもと、ホタルの生息もみられる等、豊かな都 市環境を支える大切な役割を担っています。 流域図 鯉川の暗渠区間 宇治川の開渠区間 鯉川・宇治川流域 ■河川の総合的な保全と利用に関する基本方針~川づくりの方向性~ “ひょうご・人と自然の川づくり”基本理念・基本方針に基づき、河川整備の実施状況、水害の発生状況、 河川利用の現状、河川環境の保全等を考慮するとともに、総合治水条例や神戸市のまちづくり計画等を 踏まえて、河川の総合的な保全と利用を図ります。 鯉川と宇治川の川づくりについては、治水・利水・環境・維持管理それぞれに関して、次の方針に沿っ て進めていきます。 (鯉川・宇治川共通) ◆計画規模の降雨で発生する洪水等に対して、洪水調節施設の整備(宇治川)や河川管理施設の機能 維持に努め、浸水被害の防止・軽減を図る。 治 ◆計画規模を超える洪水等に対しては、 「流域対策」や「減災対策」を住民や関係機関と連携して推 進し、被害の軽減を図る。 水 流域対策の例:六甲山(森林)の適正管理、歩道や駐車場の透水性舗装 減災対策の例:避難訓練、ハザードマップの周知・活用、情報伝達体制の充実 ◆河川の適正な利用・流水の正常な機能の維持を図るため、河川の水量変化を把握しながら、関係 機関と連携して必要な流量の確保に努める。 ◆新たな水需要が発生したときは、水資源の合理的かつ有効な利用の促進を図る。 水 ◆渇水や震災時等には、適切な河川水の利用が図られるよう配慮する。 利 ◆関係機関・地域住民と連携して生態系の保全や再生を図る。 環 ◆開渠区間の維持管理の際には、動植物の生息・生育・繁殖場として良好な河川環境の整備・保全・ 再生に努める。 境 ◆開渠区間では、周辺環境との調和を図りながら、景観に配慮した河川空間の形成、河川環境の整備 に努める。 ◆流域全体で水質保全に努める。 ◆暗渠内や沈砂池等に堆積した土砂の適宜撤去 維 ◆許可工作物(橋や暗渠区間地上部の道路等)の指導・監督 持 ◆動植物の生息・生育環境の保全と安定的に水を利用できるように、関係機関との連携のもと、流 管 水の正常な機能の維持に努めるとともに、良好な水質を維持するため、住民の水質に対する意識 理 の向上を図る。 ◆河川に関する情報を地域住民等に提供して、地域財産としての意識や大雨時の危険性に対する意 識を醸成する。 ■河川整備の基本となるべき事項~工事を計画するときの将来目標~ ◆鯉川 <基準点:JR 高架橋> 計画流量 計画高水位と川幅 基本高水の ピーク流量 洪水調節施設 による調節流量 河道への 配分流量 河口からの 距離 計画高水位 川幅 30 ㎥/s ― 30 ㎥/s 0.6km T.P.4.51m 5.3m 大阪湾 ■JR 高架橋 30m3/s 流量配分図 ◆宇治川 計画横断図 (注)T.P.:東京湾平均海面 <基準点:清風橋> 計画流量 計画高水位と川幅 基本高水の ピーク流量 洪水調節施設 による調節流量 河道への 配分流量 河口からの 距離 計画高水位 川幅 85 ㎥/s 5 ㎥/s 80 ㎥/s 1.0km T.P.13.50m 10m 大阪湾 ■清風橋 80m3/s 流量配分図 流水の正常な機能を維持するために必要な流量 計画横断図 (注)T.P.:東京湾平均海面 (鯉川・宇治川共通) 河川の水量変化や取水と河川流入量との関係の把握、その他河川や流域での諸調査を行うなど、引き続 きデータの蓄積に努め、今後、さらに調査検討を行ったうえで必要な流量を決定するものとします。 「鯉川水系河川整備基本方針(案)」についてのご意見・ご提案 「宇治川水系河川整備基本方針(案)」についてのご意見・ご提案 ※書ききれない場合は、どのような用紙をお使いいただいても結構です。 住所 氏名 電話番号 - -
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