平成26年度京都府地域力再生プロジェクト支援事業 「宇治茶フォーラム~歴史をふまえて未来へ!~」 開催結果 ・2月 27 日当日の参加者数は 78 人であった。 ・フォーラム終了後に「アンケート調査票」への協力をお願いしたところ、78 人の内 53 人から の協力を得ることができた。 ・来場者には、第二部の上映会で流した「宇治茶にまつわる古い記憶を再現プロジェクト」の成 果としてのDVDを配布した。 ・同DVDは、宇治茶ブランド拡大協議会のメンバーにも配布した。 【当日の様子】 <開会の挨拶 宇治茶ブランド拡大協議会 会長 小山元治> <申請事業の概要について(事務局)> 第Ⅰ部 <協議会活動及び「宇治茶の生産力向上プロジェクト」 の概要説明(事務局)> <話題提供:気象情報の活用について 有限会社 青電舎 代表取締役社長 堀 潤也> <堀社長との質疑応答> *【パネリスト(順不問)】 【司会進行】 <パネルディスカッション(*)> 山下晃正(京都府副知事) 下岡久五郎(宇治茶ブランド拡大協議会副会長/京都府茶業会議所専務理事) 森下康弘(宇治茶ブランド拡大協議会監事/京都府茶協同組合会計理事) モンテ・カセム(宇治茶ブランド拡大協議会顧問/京都・地球みらい機構理事長) 第Ⅱ部 <「宇治茶にまつわる古い記憶再現プロジェクト」の趣旨説明及び映像作品「宇治茶 昨日・今日・明日」の発表> NPO 京都の文化を映像で記録する会 理事長 濱口十四郎 アンケート調査 <アンケート調査票> 本日は、フォーラム「」に御参加頂き、有難うございます。 お手数ですが、今後の取組の参考とさせて頂きたく存じますので、アンケートに御協力をお願い 申し上げます。 宇治茶ブランド拡大協議会 ・性別 男性□ ・年齢 10 代□ 20 代□ 30 代□ 40 代□ 50 代□ 60 代□ 70 代□ 80 代以上□ ・関係性 宇治茶生産者□ その他□ 1. 女性□ 宇治茶卸・小売事業者□ 消費者□ 具体的に 今回のフォーラム開催について、どのように(誰から)情報を得ましたか? 協議会メンバー及び関係者から□ その他□ 2. 研究者□ T-1グランプリ参加をきっかけとして□ 具体的に 計測機器設置の取組について、興味/関心をもちましたか? はい□ いいえ□ ⇒「はい」と答えた方にお聞きします。どの程度興味がありますか? 大変興味があり一緒に活動したい□ その他□ 3. 具体的に いいえ□ 次年度以降の協議会の取組について、興味/関心がありますか? 積極的に参加したい□ 5. 今後に期待□ 「宇治茶にまつわる古い記憶を再現」プロジェクトについて、興味/関心をもちましたか? はい□ 4. 詳しく話を聞いてみたい□ 特に興味/関心はもっていない□ その他、フォーラムや協議会の取組内容について、自由に感想、御意見をお書きください。 ご協力ありがとうございました。 <アンケート集計結果> ◆ 有効回答者数53人(フォーラム参加者78人)の回答数と割合 <性別(人)> 男性 39 73.6% 女性 12 22.6% 2 3.8% 記載なし 記載なし 3.8% 女性 22.6% 男性 73.6% <年齢(人)> 10代 0 0.0% 20代 2 3.8% 30代 13 24.5% 40代 12 22.6% 50代 17 32.1% 60代 6 11.3% 70代 2 3.8% 記載なし 1 1.9% 記載なし 1.9% 80代以上 0.0% 70代 3.8% 20代 3.8% 60代 11.3% 50代 32.1% 30代 24.5% 40代 22.6% <関係性(人)> 宇治茶生産者 6 11.3% 23 43.4% 研究者 5 9.4% 消費者 10 18.9% その他(※) 7 13.2% 記載なし 2 2.8% 宇治茶卸・小売事業者 記載なし 3.8% 宇治茶 生産者 11.3% その他 13.2% 消費者 18.9% (※)公務員4/団体職員1/民間企業2 研究者 9.4% 宇治茶 卸・小売 業者 43.4% 1.フォーラムの情報入手先(人) 協議会及び関係者 42 79.2% T-1グランプリ参加 5 9.4% その他(※) 4 7.5% 記載なし 2 3.8% (※) 京都府広報の twitter アカウント/茶業新聞を見て/ 宇治市農林茶業課から/インターネット 記載なし 3.8% その他 7.5% T-1グラ ンプリ参加 をきっかけ として 9.4% 2 計測機器設置の取組について興味/関心あり(人) はい 46 86.8% いいえ 5 9.4% 記載なし 2 3.8% ⇒「はい」と答えた方(46人中) 、どの程度興味があるか(人) 大変興味があり一緒に活動したい 4 9.0% 詳しく話を聞いてみたい 2 4.0% 30 65.0% 今後に期待 その他(※) 7 15.0% 記載なし 3 7.0% 記載なし 4.0% はい 86.0% 詳しく話を 聞いてみたい 4.0% 今後に期待 60.0% いいえ 10.0% 大変興味があり 一緒に活動したい 8.0% その他 14.0% 協議会メン バー及び 関係者から 79.2% (※) ・ 結果が楽しみ ・ 生産品の品質などのデータ(気象以外の要素も大きいと思いますが)との紐づけ、デー タベース化・蓄積があれば非常に参考になると思います。 ・ 経験則からデータによる条件洗い出し、設定を行って安定した品質と物量を確保する方 策は手順の周知や PBCA にもつながり、素晴らしいです。 ・ 気象の変化に伴い対応が難しくなっており、大変興味深いところです。 ・ 気候状況もさることながら、土壌の味に対する影響を分析・解析する事の意味の大きさ を知りました。仕事上も役立つ事と感じています。 ・ 元勤務していた茶業の会社の茶園にもこのような設置があればもっと便利で良い茶が出 来たかと思います。 ・ 緑茶の生産、品質にどの様な影響があるのか、見てみたい。 3. 「宇治茶にまつわる古い記憶を再現」プロジェクトについて興味/関心あり(人) はい 49 92.5% いいえ 2 3.8% 記載なし 2 3.8% 記載なし 4% いいえ 4% はい 92% 4.次年度以降の協議会の取組について興味/関心あり(人) 積極的に参加したい 特に興味/関心は 42 79.2% 2 3.8% もっていない 記載なし 9 17.0% 特に興味/ 関心は もっていない 4% 記載なし 17% 積極的に 参加したい 79% 5.その他フォーラムや協議会の取組内容についての意見・感想 (以下は、アンケート票に記載された文面のまま) ・女性 30 代 古い記憶プロジェクトについて 茶園、製茶工場など生産に関するものに興味があります。宇治茶ブランドで歴史は大切なので、 是非、進めて欲しいです。 ・男性 60 代 宇治茶ブランド拡大と言われている中で、生産者側の意見や製品作りに重きをおいて、消費者 側から見たブランドの話が欲しかった。副知事の言われた事で文化と化学的・物理的と言った 事が必要かなと思いました。 京都ブランドと宇治茶ブランドが融合する必要がある。世界に通用する教とブランドの名を借 りたブランド化が必要と思います。 生産者、茶問屋、流通者、小売店、消費者 全てが豊かになる事が必要でしょう。 ・男性 50 代 計測機器を宇治全体につけて欲しい! 文化と歴史を継承するには、宇治茶が健全に生産され続けていくことが大前提です。 ・女性 40 代 宇治茶ブランド拡大 に向けて、取り組まれている内容が分かりやすく、とても参考になりま した。 ・女性 50 代 茶として考えられたプロジェクトですが、今後農業全体に生かせていける とても良い取組と 思いました。素晴らしい取組と思います。 文化=継続として考えた時に、T-1グランプリの取組はまさに文化の継承の活動として評価 できると思います。若い世代が学び、アイディアを出すことで宇治茶の文化が地球をとりまく 環境の変化にも対応できることができたら良いと思いました。 気候変動は今後も加速していくと考えます。温暖化には全ての国民が関心をもっていますが、 加速をとめる活動としては、まだまだだと思います。一保護者として このフォーラムを通じ て環境保護がいかに大切かを改めて感じました。 副知事様の言われた事にはとても共感いたしました。 人間はおそらく頭の中でデータ処理 感覚をもって、文化を築いてきていると思います。まさ に科学的な機能をもつ絶対的存在と考えます。 虫の生態系についても科学的に お茶と虫の関係も知っていく必要があるのでしょうか。 データを生かすことはとても大事と思います。人間の感性も科学にまさるものがあると思いま す。 近年は、感性がうすれつつある時代です。 ビデオを通じて子供達の中に宇治茶を愛する心がめばえていると思いました。 私の家では、宇治茶を通じて家族団らんできています。 本日はどうもありがとうございました。 ・男性 30 代 スクリーンに表示された資料を配布して頂きたいです。 ・男性 50 代 お茶を飲みたかった! ・男性 40 代 気象データをもとに取組む重要性、世界に宇治茶を広めるための課題など参考になりました。 「宇治茶の未来」についてはますます期待できると思いました。 ・男性 60 代 国内でお茶離れと言われて、久しいがこの様な企画・協議会がきっかけとなり、日本茶全体の 消費・購買につながれば良いと思う。又、宇治茶を世界へ発信する為、残留農薬の問題をクリ アしなければならないと思える。団体・行政が、国へ働きかけて国通して話し合えるようにし て欲しい。 ・男性 40 代 古い記憶のデータを web で公開してない。 ・女性 50 代 生産者側の科学的にデータを取る事により、安定した生産量を保てるのが解かり、それをどう 役立て、特価した製品を作って行くのか?(玉露・抹茶、有機栽培無農薬)などにつなげてい って欲しい。 ・男性 20 代 無し。ありがとうございました。 ・男性 50 代 取組みをもっと幅広く告知して頂きたい。 このようなフォーラムが開かれている事さえ知らない業界関係者も多いと思います。 ・男性 40 代 青電社の社長様、お話が上手で、愉しんで聴くことができました。 映像作品は記録としては申し分ないものの、全く面白味に欠けており、これが宇治茶文化の普 及に寄与できるのか甚だ疑問です。 ・女性 30 代 地道な活動ですが、宇治茶の未来に向けてとても大切な意義のある取組に感激しました。 ・男性 40 代 世界遺産関連のための無駄な事業よりも、気象観測の装置設置に税金を有意義に使って下さい。 ・年代性別記載なし 得られたデータをどう活かすのか。茶園状態(又は、収穫物)の何と関連づけるのかが、全く わからない。 「出口」の部分も計測する必要があるのでは。 ・女性 50 代 「サイエンスティック・文化・伝統の行き来」という言葉が印象的でした。 以上
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