3 西部圏域の状況 (1)市町村地域自立支援協議会の活動状況 鳥取県西部障害者自立支援協議会 設 置 主 体 米子市、境港市、日吉津村、大山町、伯耆町、南部町、江府町 日野町、日南町 設置年月日 H20.3.26 会 議 の 第1回定例会 H20.3.26 開 催 状 況 第2回定例会 H20.8.22 定例会以外の会議の状況 ・分野別(各障害団体、事業所)の委員選考の会 (身障団体)H20.6.3 (知的団体)H20.6.4 (精神団体)H20.6.5 (その他の障害団体)H20.6.9 (在宅事業者)H20.6.10 (通所事業者)H20.6.12 (入所事業者)H20.6.13 H20.8.6 ・運営委員会 ・強度行動障害部会(今年度の実施済み分) 第4回部会 4.26 第5回部会 5.24 第6回部会 6.21 検討課題等 1 検討課題 (1)道路運送法改正に伴う課題 (2)福祉サービス事業所の不足問題 ア 地域のニーズに応えられる居宅介護事業所が不足 イ 医療ケアに対応できる児童デイ、生活介護、日中一時支援 事業所が不足 ウ 医療ケアに対応できる短期入所事業所が不足 (3)強度行動障害者に対する支援環境の未整備問題 (4)制度周知に関する問題 ア 利用者に対する周知不足 イ 事業者に対する周知不足 (5)住宅の保証人問題 (6)障害福祉計画の周知に関する問題 (7)小規模作業所等への通所支援問題 2 運営上の問題点 (1)問題点ではないが、今後、障害別、サービス別の代表者(7名) を部会長として、各部会を開催することとなるのであるが、それ がどれだけ上手く機能するかに、今後の協議会運営が左右される といっても過言ではない。今後、事務局、並びに運営委員会の、 部会運営への支援、協力の在り方が問われていると考えている。 ※ 平成20年の第1回定例会(8月22日)に先立ち、地域で 活動している障害者団体各位にお集まりいただき、障害別に(身 体・知的・精神・その他)、それぞれ代表を選考していただいた。 また、在宅サービス(居宅介護、グループホーム、ケアホー ム)、通所施設(新体系・旧体系施設、作業所等)、入所施設(身 体・知的・精神)にも、同様にお集まりいただき、それぞれの代 表を選考していただいた。 また、その中から、さらに代表者各1名を、すべての障害団 体の代表、事業者団体の代表として選考していただき、昨年度 の発足時の定例会(3月26日)で選出された運営委員に、新 たな委員として加わっていただいた。 これにより、名実とも地域のリーダーの皆さんに、協議会の 運営に参画いただけたことで、自立支援協議会を核として、地 域の課題を話し合い、解決を図るシステムを、望ましい形で立 ち上げることができたと考えている。 (2)西部の協議会は、西部9市町村が合同で運営、開催すること となっている。そのことのメリットとデメリット、即ち西部が 一体となって取り組む、言い換えれば各市町村ごとには取り組 まないことの是非については、定例会でも議論されているとこ ろである。 運営委員会としては、そのメリットを伸ばしながら、デメリ ットを排除しつつ進めていかなければならないと考えている。 この部分については、今の時点では、市町村部会の運営に当 たって、市部と町村部を分けて実施する必要があるかも知れな い、といった程度の議論しかできていない状況ではあるが、今 後、様々な議論の場面で、考慮、配慮していかなければならな いことであろう。 また9市町村で取り組むことで、それぞれの市町村の主体性 が損なわれるようなことがあってはならず、それぞれの市町村 が、自立支援協議会に対して、高い目的意識をもって望まなけ ればならないと考えている。決して、他の市町村任せになって はならないし、また、自立支援協議会での協議とその結果につ いては、それぞれの市町村においても、最大限尊重しなければ ならないことであると、あらかじめ確認されていなければなら ない、と考えている。 (3)自立支援協議会は、従来ありがちな「要求型」ではなく、こ こに集う「すべての人」が、障害者団体、事業所、関係機関、 市町村という立場は違っても、地域の障害福祉のシステム作り に関して中核的な役割を果たしていく、という目的にむかって、 責任と義務を果たしていくのだ、いうことを共通認識としてお く必要があるのではないだろうか。 (2)西部総合事務所の考え方 広域課題へ 基本的に圏域内の課題解決については、西部自立支援協議会にお の対応 いて検討・対応するものと考える。 (サービス サービス調整会議では、自立支援協議会において検討するのが馴 調整会議 染まない案件等について対応する予定であるが、具体的事例は現時 の役割等) 点ではない。
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