学校長より 輝跡祭(学校祭)が行われました ~響け

郡山ザベリオ学園中学校
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■学校長より■
10月も残すところわずかになってしまいました。校内の木々の葉は、木枯らしによってだいぶ散ってし
まいました。冬の到来も近いのではないかと予感させられる今日この頃です。
2週間前に行われた校内文化祭(輝跡祭)の合唱祭では、いつも思うことですが、中学生の声は、不思議
に澄んでいて美しいと、とても感心しました。生徒の皆さんは、自分たちで決めた曲を心を込めて歌いまし
た。気持ちを一つに、心を一つに、歌い上げる集中力と充実感を思いっきり味わうことができたのではない
でしょか。また、未来タイムや長崎研修、職場体験の発表も、発表原稿やスライドの作成などをとおして、
日頃の学習の成果をしっかり発揮できました。ザベリオ中学校の文化の高さ、素晴らしさを大いに示すこと
ができました。これからも、自らを高めようとする意欲を持って,何事にも精進して欲しいと願っています。
さて、高校説明会が終わり、3年生にとってはいよいよ本格的に高校入試に向かった勉強に力を入れる時
期となってきました。焦らず、着実に学びを積み重ね、それぞれの進路実現に向かって力を蓄えて欲しいと
願っています。1・2年生も「勉強の秋」を着実に実践して欲しいと思います。
(校長
滝田文夫)
■輝跡祭(学校祭)が行われました ~響け学園に、戦え仲間と~ ■
10月15日(木)
・16日(金)の二日間、学校祭を行いました。本年度は、生徒の中から学校祭の名称
およびスローガンを公募し、
「輝跡祭~響け学園に、戦え仲間と~」に決まりました。生徒たちは実行委員を
中心に、一生懸命準備に取り組み、二日間の輝跡祭を成功させました。
ご多忙の折、来校いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
輝跡祭実行委員長
鈴木海渡(3年2組)
僕はこの輝跡祭に、実行委員会委員長として、またクラスの一員、そし
て合唱の指揮者として、様々な側面から参加しました。準備期間中に新人
戦・大型連休・学園バザーなどで実行委員が全員集まる機会が少なく、満
足できる打ち合わせはなかなかできませんでしたが、輝跡祭当日の二日間
は大成功を収めることができました。
「輝跡祭」という名前のように、全校
生徒のみなさん一人ひとりの「輝いた跡」が、楽しい思い出として心にず
っと残り、クラスの団結がより深まるきっかけになってもらえたら嬉しい
です。支えて下さったすべてのみなさんに、深く感謝しています。
校内合唱コンクール実行委員長
西村優花(3年1組)
校内合唱コンクールでは、輝跡祭のスローガンである「響け学園に」の
文字通り、全校生徒の思いと歌声を響かせることができたと思います。課
題曲は「未来」という曲で全クラスが歌い、自由曲は各クラスが話し合い
で決めました。それぞれのクラスが今までの練習の成果をステージ上で表
現し、音楽を通して151人の生徒が一つになり、達成感を得ることがで
きたことが嬉しいです。私自身、委員長として、そして最終学年として、
とても思い出に残る合唱でした。最後まで聴いてくださった保護者の方々、
ご指導くださった先生方、本当にありがとうございました。
ザベリオスポーツカップ実行委員長
渡邉晃大(3年2組)
ザベリオスポーツカップ実行委員長として、今年度のザベスポを成功さ
せるために「粉骨砕身」の思いでがんばってきました。クラスがひとつの
目標に向って、全員が団結し、協力し、スポーツ競技を心から楽しんでも
らうためにはどうしたらよいか、自分なりに考えながら準備を進めました。
練習中も、本番でも、みんなが盛り上がっているのを見て、本当によかっ
たと思います。ぜひ来年度も、学校全体の協調性を大切にしたザベスポを
全校生徒で創り上げていってほしいと願っています。
※輝跡祭の様子は本校 HP「お知らせ NEWS&TOPICS」に掲載いたしました。
元気に楽しく活動している様子を、ぜひご覧ください。
輝跡祭 ~受賞クラス~
◇校内合唱コンクール
最優秀賞
3年1組
優秀賞
3年2組
※両クラスは11月12日(木)の
音楽学習発表会に出場いたします。
◇ザベリオスポーツカップ
総合優勝
3年1組
準優勝
2年2組
3位
3年2組
バスケットボール
優勝
3年1組
準優勝
2年2組
3位
3年2組
バレーボール
優勝
3年1組
準優勝
2年2組
3位
3年2組
ドッジビー
優勝
2年1組
準優勝
3年2組
3位
2年2組
最優秀応援クラス 2年1組
■生徒会本部役員、新体制!■
9月30日(水)に生徒会役員選挙・立会演説会が行われました。立会演説会では、学校に対する自分の
思いと決意を、立候補者の生徒が熱く語りました。演説会終了後に投票が行われ、選挙管理委員会の生徒に
よる開票作業の結果、以下のような新体制が発足しました。
選挙までの間、立候補者や応援者はもちろんのこと、選挙管理委員会、そして立候補者や応援者を支えた
各クラスのメンバーもとてもよく頑張っていました。選挙まで一生懸命に頑張った日々を忘れることなく、
新生徒会役員のメンバーには、よりよい学校生活のため、
責任を持って力を尽くしてほしいと思います。
【生徒会新役員】
会長
根本
副会長
吉仲
阿部
書記長
川島
書記次長
岡﨑
会計長
北原
会計次長
中目
織華 (2年1組)
咲希 (2年1組)
千穂 (1年2組)
新菜 (2年1組)
誉弘 (1年2組)
麟太郎(2年2組)
雅郁 (1年1組)
この度、生徒会長に就任いたしました、根本織華です。全校生徒のみなさんが私に任せてくださった
ことへの感謝とその責任を胸に、生徒会活動を進めていきたいと思っています。何より大切にしたいの
が「生徒の生徒による生徒のための生徒会」であることです。立会演説会でお話しした「温故知新」と
学校をよくしていきたいという初心を忘れずに、志の強い生徒会役員の6名の仲間と共に、日々努力し
て、全校生徒のみなさんと歩んでいきたいです。よろしくお願いいたします。
(生徒会長 根本織華)
■学習部より~1年間の折り返しとなりました~■
後期がスタートして1ヶ月が経とうとしています。今年度の折り返しを迎え、1・2学年はさらなる学力
向上を達成するために、3学年は自分の目指す進路を実現するために、学習体制を見直し、確立する時期で
す。10月30日(金)にはベネッセ学力推移調査(全学年対象)
、11月9日(月)は新教研テスト(3学
年のみ)
、11月20日(金)には後期中間テストが予定されています。不得意教科を克服するとともに、得
意教科をさらに伸ばしていくよう、ご家庭でもご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
学力向上のため日々の努力を重ねているが、なかなか思うように成績が上がらない…という悩みをお持ち
のお子様や保護者の方も多くいらっしゃるかと思われます。日本女子大学の准教授・瀬尾美紀子先生による
と、自律的な学習習慣と確かな学力の定着のためには、3つの学習方略のポイントがあるようです。
ポイント1
情報を付加しながら記憶することで学習事項の定着を促す
学習内容を定着させるためには、情報をより豊かにすること、つまり、学習する時に理由や根拠もまとめ
ることが挙げられます。例えば、1年生の社会科「世界の地域と住居」に「アンデスの伝統的な住居は日干
しレンガなどでできている」という事項がありますが、これを丸暗記するのではなく、
「アンデスは高山のた
め材料となる木材が乏しい」など、理由と一緒に覚えることで定着しやすくなります。
また、自分が思ったこと、感じたことを加えることで情報が豊かになります。例えば、数学で比例が出て
きた時、「小学校でも習ったけど、その時とは定義が違う!」など、気づいたことをノートに書き加えます。
そうすると、「何が違うのだろう?」という意識が芽生え、授業への構えの変化にもつながります。
ポイント2
思考過程を振り返ることでケアレスミスを減らし、応用力の基盤を作る
誤答やケアレスミスを繰り返さないためには、間違いの原因を分析し、次に正
答するための方法を考えることが大切です。例えば、数学の計算問題を振り返る
とき、「しっかり計算しよう」だけでは抽象的過ぎます。右の事例のように、「通
分するときには分子全体に括弧をつけよう」など、具体的な言葉で自分のノート
に書くことで、正確な処理ができる可能性がさらに高まり、応用力が身について
いきます。
ポイント3
自分で学習計画を立て、振り返ることで学習の自己調整力を身に付ける
学習計画を自分で立てることで、責任を持って取り組もうとする意識が芽生え、
より自律的な学びへ発展します。授業で分かったこと、分からなかったことを振り返り、その日の家庭学習
で取り組む内容を考えます。加えて、学習が終わった後に家庭学習自体の振り返りまで行うと、より効果が
上がります。「どのくらい達成できたか」「分からないところはどこか」を明確にし、次の授業で注意するポ
イント、先生に質問する事項を整理して書き出します。こうした取り組みを継続することで、学習を自分で
自己調整する力が身に付き、授業と家庭学習が連携して捉えられるようになります。
出典 ベネッセ教育総合研究所『VIEW21 中学版 2014 年度 vol.3 「特集 学びの質を高める家庭学習」より
(http://berd.benesse.jp/up_images/magazine/VIEW21_chu_2014_vol3-02toku_03.pdf)