暗殺で読み解くイタリア史 華麗で楽しいイメージとは裏腹に、イタリアの歴史を 紐解くと暗殺や陰謀が渦巻いています。古代ローマ 皇帝シーザーの暗殺、ルネサンス期に政敵を毒殺し たボルジア、近現代には 1900 年の国王ウンベルト１ 世の暗殺、1924 年ムッソリーニの政敵マッテオッティ 暗殺、戦後の 1978 年元首相モーロ暗殺、数人もの反 マフィア判事の暗殺…。これら暗殺事件からイタリア の社会を読み解き、その歴史の闇に迫ります。 4 月から始まる 5 ヵ月講座です。（8 月は休講） ●講 師 名古屋市立大学人文社会学部教授 松本佐保 ●開講日 第 4 水曜日 13：00～14：30 ●受講料 6 ヵ月（全 5 回）分 10,000 円＋税 ●講師プロフィール 松本佐保（まつもと・さほ） 慶応義塾大学大学院修士課程修了、英国ウォーリック大学博士号（PhD）。イタリア政府給費留学生時代 にバチカン秘密文書館の史料を閲覧・収集。現在、名古屋市立大学人文社会学部教授、専攻は国際関 係史（イギリス・イタリア・バチカン政治・外交・文化史）、近著に『バチカン近現代史―ローマ教皇たちの 「近代」との格闘―』中公新書、2013 年。他に Britain and the Papacy in the Age of Revolution, 2003 や共 著に『イギリス外交史』有斐閣アルマ 2005 年、『アジア主義は何を語るのか』ミネルヴァ書房 2013 年、『世 界の蒐集―アジアをめぐる博物館・博覧会・海外旅行』山川出版社 2014 年など多数 講義内容 ４月２２日 皇帝シーザーの暗殺とボルジアによる暗殺 ５月２７日 教皇の首相と国王の暗殺 ６月２４日 ファシストと赤軍による暗殺 ７月２２日 イタリア・マフィアによる暗殺 ※９月３０日 イタリア・ファッション界の暗殺 ※９月４週目は休講日のため、５週目の９月３０日に振り替えとなります。
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