福井大学教育地域科学部附属小学校 平成27年7月14日(火) 附小だより 8号 校 長 副校長 ☆会場に響き渡った感動の歌声 大山 巣守 利夫 俊彦 ~6年 福井市連合音楽会~ 6月25・26日に、第57回福井市小学校連合 音楽会が行われました。2日目の午前の部、13校 中8校目に登場した附属小学校の6年生は、力強く、 躍動感あふれる声で、「樹形図」を合唱しました。 多くの人の前での発表は、中学校音楽集会、小学校 音楽集会に続き3回目でしたが、回を重ねるごとに 上達し、当日は、堂々とした様子で、自信にあふれ、 聴いている人に夢、希望、勇気、そして未来への限 りない可能性を感じさせる、すばらしい歌声でした。 感動的な合唱は、本番に強い附属小学校という感じ がしました。今日まで、休み時間をはじめ、わずか の時間をやりくりして練習していた姿が本番以上に 印象に残っています。6年生全体で力を合わせ、作 品づくりや活動に取り組み、成功を得ていくことに より、この上ない達成感が得られます。今回の経験 をこれからの学校生活に生かし、この後の小学校生活を充実させてほし いと考えています。 各校の発表の後には、芸術鑑賞教室が行われ「トリオ・ベニッシモ!」 による、ソプラノ、フルート、ピアノによる演奏を楽しみました。 連合音楽会の感想から ○6月26日に連合音楽会がありました。私たちは「樹形図」という曲を歌いました。この歌 は二ヶ月間ぐらいかけて、みんなと心を1つにすることができました。最初は高中低に分かれ て音とりだけでしたが、そのうち先生がいなくても全員で練習ができるようになりました。学 年の団結力が深まったような気がしました。今日、他の学校の合唱を聞いて(見て)附属とは かなりちがうことが分かりました。みんなで一緒にゆれながら歌う学校や、男女関係なく足を 開いていた学校もたくさんありました。その一つ一つのしぐさや行動に、その学校らしさがで ていて良かったなあと思いました。次の大きな活動といえば、夏の学団活動や運動会です。連 合音楽会でできた団結力を活かし、これからの活動もがんばりたいです。 ○今回の福井市小学校連合音楽会は最初で最後だった。そして、ここまでこれたのは指導して 下さった水野先生や私たちのあきらめずに練習した気持ちがあったからだ。連音当日に水野先 生、盆出先生が「いつも通りでいい」とおっしゃってくれたお陰で緊張感がとけた。しかし、 ステージに上がると肝をつぶすほど緊張した。その中で歌っていると、先生方から言われた「い つも通り」という言葉を思い出した。その言葉を思い出しながら歌っていると、人前で歌うこ との楽しさや歌は人を笑顔にさせる力があると気づいた。そして最後まで楽しく歌えて、最後 の客席からの拍手をもらうと自然と自分も笑顔になっていた。この連音で、改めて歌の力を学 んだ。歌でこんなにも人を笑顔にさせ、心を落ち着かせる力があり、最後まで歌いきることで、 自分もほっとする気持ちになって良かった。 ○今日、連合音楽会がありました。今まで、音楽の時間や大休みや昼休みにたくさん練習しま した。音程、表情、ひびきなどに気をつけて歌ってきました。その成果が今日の発表で出たと 思います。半分きんちょう、半分楽しみでした。ちょっときんちょうしていたので少し顔がか たくなってしまいました。でも歌いはじめると心が1つになり、楽しくなり、笑顔で歌うこと ができました。音程やひびきもよかったと思います。今日の発表はとてもよかったと思います。 せいいっぱい歌えました。よかったです。他の学校の発表もよかったと思いました。一つ一つ の曲の感じが伝わりました。みんなで歌う「つばさをください」や「すてきな一歩」もきれい に歌うことができてよかったです。今日の連合音楽会は最初で最後の発表でした。とてもいい 経験になりました。この連合音楽会をもとに、いろいろなことにいかしていきたいです。 ☆「小京都」大野を散策しました ~中学年夏の学団活動~ 7月2日(木)に大野市街を舞台に中学年夏の学団活動が行われました。当日は晴天に恵まれ、 気温も高くなりましたが、子供たちは元気に協力しながら縦割り班での活動に取り組みました。 今回はイトヨの里を見学した後、10時過ぎに大野の城下町の探索に出発しました。班ごとに たてたスケジュールに従い、4年生の班長が中心になって、地図を読みながら、醤油屋さんや七 間通りの商店街、お清水などを巡り、まちなか交流センターに集合して昼食をとりました。午後 はセンターを起点として、それぞれの班が武家屋敷、大野城、朝倉氏史跡、民俗資料館などを見 学して戻るというコースです。道を間違えて予定の場所に行けなかった班もあれば、時間が余っ たので予定外の所にも足をのばしたという班もありましたが、全員無事に活動を終えることがで きました。今回の活動で子供たちに与えられた課題は、大野の人、歴史、文化に触れ、大野に関 するクイズを作ることでした。どんなクイズができるか楽しみです。 <お清水見学> <お菓子屋~けんけら~> <しょう油作り見学> 学団活動の感想から ○わたしはきのう大野へ行きました。わたしが心にのこったことが2つあります。1つ目は、 お清水です。お清水ではしんせんなお水を味わいました。わたしたちがゆっくり味わっている とほかの人がきました。なかにはペットボトルで持って帰る人もいました。毎日、お清水の水 が飲めたらいいです。2つ目は、わたしが楽しみにしていた大野じょうです。大野じょうでは、 けしきを見ました。今まで見たことのないきれいなけしきでした。大野のことを知るためにメ モをとりました。家にかえりました。春の学団活動よりとても足がつかれてしまいました。来 年くるときは、4年生なのでちゃんとがんばりたいです。 ○夏の学団活動でたのしかったのは、お清水に行ったことです。のみはじめたらとまらないく らい、おいしくてびっくりしました。水の中にある岩に足をのせて、スニーカーに水がしみて きたので、来年の3年生には、おなじしっぱいをさせないように気をつけてあげたいです。水 をさわったら、本とうに気持ちがよくて、まい朝ここで顔をあらったら目がさめて、きもちい いだろうなあと思いました。春の学団活動では道にまよって時間をオーバーしてしまったけど、 今回の学団活動では時間にも間に合ったのでとてもよかったです。 ☆願いをこめて ~七夕かざり~ 今年も図書コーナーやその入り口に笹竹が登場し ました。図書ボランティアの皆さんが、折り紙等で 作られた天の川や織り姫、彦星など可愛らしく飾り 付けをしてくださり、カラフルな短冊でより一層図 書コーナーがにぎやかになりました。 たくさんの子どもたちが休み時間になると列をな して短冊を手に取り、真剣な表情で願い事を考えて いました。「足が速くなりますように」「なわとびで にじゅうとびができますように」「お医者さんになり たい」など自分の願い事の他に、「あかちゃんがげん きになりますように」「家族がいつまでも元気で幸せ にくらせますように」といった心温まる短冊もみら れました。日本の特色でもある四季、その季節なら ではの風物詩や風習、楽しみ方に触れるよい機会に なればと思います。
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