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春季キリスト教強調週間
2015年4月21日(火)~23日(木)
賛美!賛美!!賛美!!!
~ 主に向かって高らかにうたおう♪ ~
特別講師
高浪 晋一 先生
日本賛美歌学会会長・日本基督教団讃美歌委員・元国立音楽大助教授
四国学院大学
宗教センター
講師のプロフィール
高浪晋一 先生
日本賛美歌学会会長・日本基督教団讃美歌委員・元国立音楽大助教授
[略歴]
国立音楽大学教育音楽科卒業、同大学専攻科修了後、玉川学園・国立音楽
大学で教鞭をとる。国立音楽大学を定年退職後、現在はセミプロ・アマチュア合唱団
やカルチャーセンターにおいて、肩肘の張らない‘その気にさせる’指導で「合唱のよろこ
び」を伝えるとともに、キリスト教界では超教派(日本基督教団・日本キリスト教会・聖
公会・バプテスト同盟、連盟など)の全国各地区の集会や聖歌隊に招かれ賛美指導
に用いられている。スイス・モントルーで行われた「国際合唱コンクール」では母校卒業
生を中心とした合唱団を指導・指揮し「金賞」「主催者賞」を受賞、玉川学園勤務時
代には吹奏楽部を指揮・指導し、「全日本吹奏楽コンクール」で「金賞」を5年連続受
賞するなど、その音楽作りと音楽指導には定評がある。また賛美歌やオルガン奏楽曲
の創作等でもキリスト教音楽に従事している。
日本賛美歌学会会長、日本基督教団讃美歌委員、日本キリスト教会世田谷千
歳教会員(オルガン奉仕)、中日文化栄センター講師。他に指導する市民合唱団・
聖歌隊多数。
[ご著書 他]
『讃美歌 21』への収録(作曲)=10 作品
『讃美歌 21 合唱曲集』『讃美歌 21 による礼拝用オルガン曲集』
『讃美歌 21 やさしい伴奏集』などへの編曲
『新しい賛美歌作家たち』(対談、著:横坂康彦)
『讃美歌 21』CDシリーズ・こどもさんびか改訂版CD監修
★ プログラム ★
特別チャペル
春季キリスト教強調週間(10:45~11:25 a.m.)
4月21日(火)
題
目
さあ、歌おう!さあ、賛美しよう!
聖
書
詩編102:19
讃 美 歌
「ハレルヤ!ハレルヤ!ハレルヤ!」
「主をほめたたえよう!」
21-62 「天にいます わたしたちの父」
4月22日(水)
題
目
キリストの生涯と永遠のいのち
聖
書
ヨハネの福音書3:16
讃 美 歌
21-39-6 「ハレルヤ」
21-290 「おどり出る姿で」
21-575 「球根の中には」
4月23日(木)
題
目
平和をいのる、平和をうたう
聖
書
マタイによる福音書5:9
讃 美 歌
こどもさんびか改訂版34 「キリストのへいわ」
21-499 「平和の道具と」
こどもさんびか改訂版140 「みんなでへいわを」
講師を囲む学生のティー・タイム
音〝楽〟~ 歌う喜びを体験しよう!~
日時:4月22日(水)15:10~ / 場所:清泉礼拝堂
世界のあたらしい賛美歌を楽しく一緒に歌いましょう♪どなたでもお気軽にどうぞ!!
賛美!賛美!!賛美!!!
~ 主に向かって高らかにうたおう♪ ~
高浪 晋一
日本賛美歌学会会長・日本基督教団讃美歌委員・元国立音楽大助教授
【音楽のちから、歌のちから】
みなさんは、音楽や歌を聴いたり、演奏したり歌ったり、またその振動を感じたときに、感動を覚えたり、胸
が打たれたり、楽しい気分になったりと、言葉では説明できない「何か」を感じることはありませんか?
とりわけ「歌」には‘歌詞’が伴いますから、その内容やことばに、勇気付けられたり、共感する人も多いと
思います。
また「歌うこと」によって、私たちの体内の約 60 兆にもおよぶ細胞全体に、振動が伝わります。このはたらき
が私たちに良い影響を与えることは医学的にも言われていることですし、「声を出す」ことにストレス解消の効
果があることも、よく知られています。
このように、「歌」には理屈で計ることのできない、心と身体で感じる「大きな力」が溢れているのです。
そして、一人より二人、二人より十人、十人より大勢で歌声を合わせることによって、より確実な大きな力
が生まれます。例えば、スポーツを大スタジアムで大勢のサポーターで応援したとしましょう。みんなで心をひと
つに歌えば、その湧き上がる振動がうねりとなって、大きな力となり選手たちに届きます。そのときは誰もが、
自分の歌の上手下手を気になどしておらず、ただひたすらに祈り、それが声となり、歌となっているのです。
キリスト教の礼拝でも、みんなで声を合わせて賛美歌を歌い、心をひとつにして、神さまを賛美します。
強調週間のこの3日間、22 日のティータイムの時間も含め、それらの賛美歌をできるだけ沢山みなさんと
歌って、「音楽や歌の持つ力」を共に体感したいと思います。また賛美歌を歌うことを通して、共に平和を祈
りたいとも思っています。
「歌は苦手だから、上手ではないから」……さきほども述べましたが、そんなことは関係ありません。
緊張しないで、気持ちをラクにして、思い切って声を出して歌ってみてください。その振動に身体を委ねてく
ださい。神さまを賛美するために創造された私たちです。その歌声を、その振動の全てを、神さまは必ず受け
止めてくださいます。
この 3 日間、理屈ではない「何か」を、心と身体で感じていただければ幸いです。