Seminar Kochi Research Center for Local Government <プロフィール> 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部・兼任講師、 東京大学農学部・兼任講師、 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授、 三重大学生物資源学部・兼任講師などを歴任。 NPO法人・森づくりフォーラム代表理事など。 群馬県では「第16回国民文化祭・ぐんま2001」総合プロデュー サー、「一郷一学塾」塾頭などをつとめる。 1950年、東京世田谷区生まれ。父は映画プロデューサー。 子どもの頃から魚釣りをしていた。 1968年東京都立新宿高校卒。大学には進学せず。 1968年より妻・竹内静子(労働社会学・毎日新聞記者)と暮らす。 1972年より執筆活動。その頃から群馬県の山村・上野村に長期滞 在するようになり、やがて東京との間を往復する半村民になる。現在 は、村では5畝(150坪)の畑と1ヘクタールの森のある古い農家 で暮らす。 ううう ち ち ち や や や ま ま ま た た か し たか かし し 内山 節 講師:哲 哲学 学者 者 氏 氏 ■日時 2016(平成 28)年 1 月 20 日(水)18 時~20 時 ■会場 高知共済会館 COMMUNITY SQUARE3F 大ホール「桜」 〒780-0870 高知県高知市本町 5 丁目 3-20 TEL:088-823-3211 http://www.kochi-cs.jp/ ■主催(お申込み) 公益社団法人高知県自治研究センター(高知市鷹匠町 2-5-47) http://www.kochi-jichiken.jp/ 電話&FAX088-822-6460 ※ ※入 入場 場無 無料 料で です す。 。 事前申し込みしていただいた方には、前回の内山節さんセミナーの講演録を差し上げます。 お申込みは裏面をFAXもしくはメールでお願いします。 現代社会は新たな混沌と分裂の時代を迎えている。近代的世界がつくりだしたさまざまなシステムは、 国民国家も、市民社会も、資本主義も、民主主義や近代の理念も、すべてがその問題点を顕在化させ、有 効性を失いつつある。そしてこのような時代だからこそ、これまでの価値観やシステムを維持したい人々 の結集と、これからの社会のあり方を模索する創造的な活動を推進する人々とが、新たな社会分裂を起こ しているのが今日である。 一方には経済発展、強い国家、自己責任型の個人社会という旧来の価値にしがみつく人々が生まれ、他 方では自然と人間の関係や都市と農村漁村の関係、個人とコミュニティ=共同体の関係を再創造しようと する動きが広がり、この動きは「ともに生きる社会」を可能とする「ともに生きる経済」のかたちをつく る活動を広げている。歴史の主権はどこにあるのかをめぐる、新たな対立の時代が始まっている。 内山 節(農文協刊『主権はどこにあるのか‐変革の時代と「われらが世界」の共創」より』
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