[土地連からのお知らせ No.462] 平成 27 年 12 月2日 7道県で農業農村整備予算の確保を要請 ~東北・北海道土地連連絡協議会が農水省、財務省、復興庁へ要請~ 東北・北海道土地改良事業団体連合会連絡協議会(会長:佐貝全健 山形 県土連会長)は、11 月 26、27 日に農林水産省、財務省及び復興庁に対し、 「農 業農村整備関係予算の確保並びに東日本大震災からの再生・復興に関する要 請」として要請活動を行いました。 今回の要請は、「新たな農業政策の実現に向けた平成 28 年度農業農村整備 関連予算の確保」、 「 TPP大筋合意に伴う十分な国内対策の実施」について、 また、東日本大震災からの再生・復興に関連し「農地・農業用施設の復旧・ 整備に必要な財源の確保と十分な予算措置」について要請しました。(添付の 要請書参照) 農林水産省では、森山裕 農林水産大臣へ要請を行い、大臣からは「農業農 村整備関連予算は 27 年当初予算から 1,000 億円の増額要求をしているが、こ のような中、全国の農業農村整備関係団体が、財務省に対して現場の実情を 伝えて頂いていることを大変心強く思っている。補正予算の話も出てきてい るが、当初予算をしっかり確保しなければこれまでと同じ繰り返しとなるの で、バランスを考えながら対応していきたい。」また、TPP対策について、 「安部総理からは現場の皆さんの不安に寄り添ってしっかりとした対策を進 【森山大臣(右から3人目)に要請書を手渡す佐貝会長(右から4人目)】 めるようにとの指示があった。TPP関連対策大綱がまとまったが、今、全 てのことを決定することは出来ないので、来年秋まで時間を掛けて議論して 対応していきたい。」とのコメントを頂きました。 復興庁では、若松謙維 復興副大臣へ要請を行い、大臣からは「復興集中期 間から復興創生期間へ移ることとなるが、28 年度はその初年度であり、しっ かり予算を確保したい。」とのコメントを頂きました。 財務省では、高村泰夫 主計官に面会し、主計官から「財政状況が厳しく、 大幅な増額は非常に難しい状況ではあるが、予算決定ギリギリまで精一杯努 力をしていきたい。」との話がありました。 【若松副大臣(右から3人目)に要請書を 手渡す佐貝会長(左から3人目)】 【高村主計官(左から4人目)への要請の様子】
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