重病患者をドクターヘリで搬送

城西病院グループ
壁新聞
城西病院
8月27日朝、腰が痛いと70歳代の男性が、外来に訪れ
ました。問診の結果、一刻を争う重大な病気を抱えてい
ることが分かり、獨協医科大学にドクターヘリを要請し、
患者さんを緊急搬送。無事手術を終え、わずか5日で一
般病棟に移ることができました。
この患者さんは、27日午前10時半ごろ、「腰が痛い」
といって内科外来を受診。内科の村田智史医師が診察し
たところ、緊急に検査する必要性を感じ、受診からわず
か5分でCTの検査を行ったところ、腹部大動脈瘤切迫破
裂と診断。循環器内科の廣瀬雅裕医師に引き継ぎ、独協
医科大学へ連絡、午後零時13分に正式にドクターヘリを
要請しました。同19分、ドクターヘリ到着に備えて筑西
広域消防本部からレスキュー隊が到着。同21分、正式要
請からわずか8分でドクターヘリが到着しました。
城西病院では、患者さんの搬送準備をしたり、ヘリ着
陸に備えてヘリポート周辺の交通整理などを行うなど、
まさに病院を挙げて患者さんの搬送に当たりました。
獨協医科大学からは「すでに動脈瘤が破裂し、あと1
時間遅ければ命が危険だった」
という話でしたが、患者さん
は治療の結果、順調に快方に
向かっています。
平成25年に茨城県の防災ヘ
リで重症患者を搬送したこと
がありますが、ドクターヘリ
で搬送したのは今回が初めて
でした。
平成27年8月31日
チームプレイで患者さん全快
重病患者をドクターヘリで搬送